6月24日 五期生ゼミ発表から学び得たこと(北神)

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 こんにちは!五期生の北神です。6月24日に『全員を開く子どもにする教室の作り方』をもとに発表をしました。 今回の授業は、ワーク中心にしました。教師が一方的に説明する授業ではなくて、子ども達が活動を通して学ぶ授業にしたいと思ったからです。今日はその発表から学び得たことを書きます。

 まず、指示を明確にすることです。今回の活動は、私が事前に描いた絵を一人の子が説明し、他の子がその子の指示を聞いて、私の絵とそっくりに描くというものでした。話し手は、聞き手が分かるように詳しく話そうとします。聞き手は、積極的に質問して話し手の意図を汲み取ろうと真剣に聞きます。だから、この活動は、子どもが意識しないうちに、聞く力も話す力も身につけることができるのです。

 しかし、私は、私が描いた絵とそっくりに描くように指示することを忘れていました。話し手が説明し始めた時に、何もしていない子もいました。これでは、ねらいを達成できないなと思いました。小学生だったらもっと戸惑っていたと思います。それに、今は何をする時間なのかしっかりと示すことは、子どもたちがだらけない授業にも繋がると思います。次授業をする時には意識したいです。

 もう一つは、私の授業はずっとトーンが一定だということです。これは、教育実習までに特に意識しなければならないと思いました。抑揚をつけないと、子ども達は飽きてしまうと思います。授業を始める時、子ども達に授業の核となることを伝える時、子ども達を褒める時など、トーンを変えられる場所はたくさんあります。もっと自分の感情を出せるような授業をしたいなと思いました。

 多賀先生のこの本を読んで、聞ける子ども達の学級は上手くいくということがよく分かりました。聞く力よりも話す力を重視しがちですが、国語の時間に聞く力を身につけさせる授業も行うことも大事です。だから、ぜひ多賀先生が提案していらっしゃるオムニバス形式の授業を取り入れたいと思いました。(北神)
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