8月8日「 子どもも教師も笑顔あふれる授業」方策での学び(中澤・長谷川)

 こんにちは。四期生の中澤佑太です。今回は8月8日に木曽川庁舎で行われたセミナーについて学び得たことを記事にしていきたいと思います。

 今回のセミナーでは、玉置先生が模擬授業を四つ行いました。そのなかで私は、道徳の授業について新たに学びを深めました。

 道徳の授業では、ゆさぶることが大事であり、そのために、

1,導入はほとんどなく、いきなり物語に入ること
2,はじめにエピソード前と後を知らせて、朗読を聞かせること
3,どんなエピソードがあってどういう気持ちになって変わったのかを主発問とすること

 以上がテクニックとして考えられることを私は学びました。私は、エピソードの前後を知らせて朗読に繋げることで、物語の読解が目標ではなく、考えていくべき内容を子どもたちに知らせることになり、授業がずれた方向に向かっていくことをふせぐことになると私は考えました。

 また、物語を一回読んだだけでその物語を理解できるはずがないため、朗読の合間に補助質問をはさむこと、その質問内容には、主人公の心情を問うことをしないことも、実践していくうえで大切になると感じました。

 今まで模擬授業を参観するときは、全体の流れを意識して見ることができないでいたため、それを理解できるようになったことで、少なくとも去年の自分よりは成長していると感じています。 今回も素敵なセミナーに参加させていただき、ありがとうございました。(中澤)

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 こんにちは!5期生の長谷川です。8月8日に木曽川庁舎で行われたセミナーで学び得たことをまとめます。

 今回は、玉置先生に子どもも教師も笑顔あふれる授業の方策というテーマで、4つの模擬授業をして頂きました。セミナーを通して、子どもたちに入力ばかりをさせる授業ではなく、出力を多くさせる授業をすることが大切だと学びました。出力とは、書くことや、発言、話し合う活動をすることです。

 しかし、この活動を授業内で行うためには、子どもたちが安心して発言や、話し合いができる雰囲気でなければなりません。まずは、教師が授業の初めで、当たり前のことでも聞いてみたり、子どもたちの、どんな発言に対しても、受容したりして、何を言ってもいいんだよ、という雰囲気や、環境づくりを心がけることが大切だと学びました。

 また、その際は、子どもの発言を言い換えることなく、発言通りに返すことも、ポイントです。これは、前期のゼミでも学び得たことで、覚えていたので、少しずつ学びが定着してきたなと、感じることができました!

 そして、環境づくりができた後は、子どもたちの話し合いが活性化されます。その際、まず教師は、すぐに机間指導へ入ることなく、全体を見渡します。その後、話し合いに参加できていない子に対し、教師は子どもと子ども同士を繋ぐ役割をします。そうすることで、より子ども同士の出力活動を行うことができるようになります。(これも、前期ゼミで学び得たことです!)教師は常に授業の中で何をしたら良いのか、考えてから行動することが大切だと、改めて感じました。

 最後に出力が最大限に行われる活動がありました。それは、エレベータートークです。別名:30秒トーク。これは、その授業内で学んだことを、ノート等何も見ず、相手に話すという活動です。私も実際に、このセミナーで学び得たことを30秒という短い時間の中で、相手に分かりやすく端的に伝えられるか、挑戦してみました。

 ところが、思ったよりも、自分が学んだこと、考えたことなどを上手く相手に伝えられず、悔しい気持ちと不甲斐なさを感じました。しかし、この出力をすることで、頭をフルに活動させ、内容を整理をすることができ、話す力や、相手に伝える力を身につけることができると感じました。そして、本当に何も見ずに話すことができることだけが、胸にストンと落ちていることだ、ということを知りました。このエレベータートークは、初めて学び得たことです。

 また、これは、授業に限らず、様々な場面で取り入れることができそうなので、今後も活用したいと思います。どの模擬授業も出力が多く、沢山の授業テクニックが施されていました。私も1つずつ、授業テクニックを身につけて、実践したいと思います。貴重な時間をありがとうございました。(長谷川)
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