7月15日5期生・ 木下さんからの学び(生田)

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 こんにちは5期生の生田朋也です!今回は木下さんの模擬授業「泣いた赤鬼」から学んだことを書いて行こうと思います。

 「泣いた赤鬼」といえば小学生の時、多くの人が授業でやったのではないかなとおもいます。赤鬼くんがなかなか友達ができなく、悩んでいた所、青鬼くんが赤鬼くんのためにみんなの敵役となり、それを赤鬼くんが止まることによりみんなから信頼を得て友達ができます。しかしみんなの敵役となってしまった青鬼くんは1人ぼっちになってしまったというお話です。

 この話から赤鬼くんの気持ち、青鬼くんの気持ちそれぞれを考え、青鬼くんの行動は正しかったのか考えることができます。赤鬼くんは「友達ができてよかった」「ひとりじゃなくなった」や「青鬼くんに申し訳ないことをさせてしまった」「自分だけ幸せになってしまった」といったプラスの気持ちやマイナスの気持ちを読み取らせることができます。

 青鬼くんの手紙を書いた時の気持ちは、大学生の意見から「赤鬼くんは人と仲良くやってほしい」「赤鬼くんはいい鬼だから幸せになってほしい」といった赤鬼くんを想ってとった行動だという意見が出ました。このような内容から、赤鬼、青鬼それぞれの立場について考え、友達を思って行動する、どのような気持ちで友達と接すればより良い関係を築けるのかということの大切さを学ぶことができます。自分もそのようなことを児童に学ばせれるように赤鬼青鬼それぞれの立場を考えさせ、色々な考えがあるこの話だからこそ交流でしっかり深めたいです。

 授業技術としては木下さんの質問して予想外の答えが返ってきた場面がありました。そのような場合の対応の仕方として、その出た予想外の答えから共通の内容をピックアップし「ここ被ってるね!」などと声をらかけてまずは肯定してあげることが大切だということを学びました。

 そうすれば児童の意見も尊重できますし、流れも切らさずにすみます。
そして2つ目、浮いた話、説得力のない話をしないです。これは例えば先生は授業に遅刻してくるのに、児童に遅刻を怒るのは説得力がありませんよね。日頃の教師の行動は見られています。そして最後、アンケートは話に説得力がでて、多少盛って話すとより児童が興味を持って内容を信じてくれることが期待できます。

 難しい内容でしたが回が増すにつれて堂々とした姿になっていた木下さんは教育実習でもしっかりやっていけるのではないかなと思いました。ありがとうございました。(生田)
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