8月27日東海市立平洲小学校とあま市教師力パワーアップ講座からの学び(竹内・中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤と竹内です。今回は、題名に関する内容の記事を書いていきたいと思います。

 こんにちは。4期生の竹内です。私は先日、東海市立平洲小学校・あま市教師力パワーアップ講座での玉置先生による講演会に参加させていただきました。二つの講演の主な内容は来年度から実施される次期学習指導要領の「主体的・対話的で深い学び」の実現についてでした。今回はその中から主体的・対話的な学習について書きます。

 主体的な学習とは、誰かに指示されてする学習ではない、と玉置先生はおっしゃられていました。しかし、だからと言って教師が児童に「主体的になりなさい」と言って主体的にはなりません。玉置先生は主体的な学習を実現するためには、授業の中で1回は自己選択の機会を設けることが大切だとおっしゃられていました。

 例えば、社会の課題をどのように調べるかを子どもたちに問い、ネット、本、新聞など様々挙げさせるなどです。来年から授業を行う身として、児童の自己選択の場を大切にして授業計画をしていきたいです。

 対話的な学習とは自分一人で完結する学習ではありません。学習指導要領の中にも他者との協働や、先哲の考えなどから自己の考えを広げ深めると記載されています。そのためにホワイトボードミーティングを設けたり、しつもんの技カードなど使ったりし、互いが聴き合う関係を作っていくことが大切です。そういった仲間の意見を聴き合う環境の中でこそ、子どもたちは対話の良さを実感し、対話を通して考えを広げ深めようとする姿勢が見えてくるのだと思いました。

 今回の内容は今までの講演でも聞いたことがあるのですが、全てを完璧に覚えているわけではないので4月から現場に出るまでに抑えておきたいです。東海市立平洲小学校・あま市教師塾の先生方、玉置先生ありがとうございました。(竹内)

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 こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回は、8月27日に東海市立平洲小学校と美和公民館で行われたセミナーで、新たに学び得たことを書いていきたいと思います。

 それは、コンピテンシーの三つのカテゴリーについてです。今後学校では、コンピテンツ(知識注入)ではなく、コンピテンシー(能力開発)が求められるようになります。その際教師は何を重視すればよいのかをまとめられていました。一つ目は、道具(資料や学習道具)を相互的に活用すること(ただ使うのでなく、目的を達成するという意識のもと使う)です。二つ目は、異質な集団での交流です。これは、他人と良い関係を作る、協力する、争いを処理する、解決する力をつけることを目的とします。三つ目は、自律的に活動をすることです。これは、大きな展望の中で活動をし、人生設計をする能力をつけることを目的とします。私は、他者と繋がる考え方、心を養うことで、他者を怖れなくなり、人生に怖れるものがなくなるということを知ることが、学校教育に求められると考えました。

 また関連して、依存できず孤立する、依存できて自立できるという言葉をいただきました。これは、子ども達がわからないことに直面したときに、わからないことを他者に伝え、他者に解決を求めることができる子は、主体的に物事を解決しようとする自立した人になることができるということです。私は、繋がれないことへのリスクをこれからの子ども達に伝えていくことが大事になると考えました。

 玉置先生のセミナーに参加し続けて約一年半が過ぎました。その間に玉置先生の言葉が、最初は知識として、徐々に自分の価値観に変わり、人間として良くなっていくのを感じられるようになりました。東海市立平洲小学校の先生方、美和公民館セミナーに参加された先生方、そして玉置先生、ありがとうございました。(中澤)
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