10月8日 味岡小学校で感動的な英語授業を見させていただきました!(加藤奨基)

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 こんにちは、四期の加藤奨基です。私は今、小牧市の味岡小学校で学習チューターとしてお世話になっているのですが、先日そこでとても素晴らしい授業を見させていただいたので記事にしたいと思います。以前にゼミの記事でも紹介させていただいた保坂先生の英語の授業で、プロジェクターと子ども全員に配布されたタブレット、ネイティブの先生の発音などあらゆる手段を用いて子どもの理解を深めていく、ICT英語授業の理想形のような授業でした。

 授業のメイン活動では、英語で紹介されたロシアやエジプトなど諸外国の学校文化を、無理に翻訳せず英語そのままで聞き取る(メモする)活動が行われていました。子どもたちは全体で英文を一度聞き取りした後、各自のタブレットを使って同じ英文から聞き取りをしていました。この時の子どもの様子を見てみると、一度では聞き取り切れなかった部分を、タブレットを器用に使いこなして部分的に何度も再生し自分のペースで学びを深めていました。

 また、タブレットとプロジェクターをリンクさせることにより一目でクラスの解答が分かるため、子どもたちは一人学びの時間が終わると瞬時に他の子どもの意見を共有することができていました。しかし、プロジェクターやタブレットでの聞き取りではどうしても聞き取り辛い文や単語もあります。そういった場合に、先生はネイティブの先生による発音を子どもたちに聞かせていました。ネイティブの先生は子どもたちに合わせて発音をゆっくりにしたりアクセントを付けたりしてくれるため、子どもたちの理解がとても速かったです。

 今回見せていただいた授業で学んだことは、一つの手段のみに拘るのではなくあらゆる手段を取り入れて子どもの理解を深める、ということです。子どもたちにタブレットを渡すだけで授業を行ったり、ネイティブの先生にほぼ全てを任せたりしてしまうのではなく、あらゆる手段を取り入れて子どもたちがより良く、より深く学ぶことができるように尽力しなければならないと学ばせていただきました。保坂先生、お忙しい中にも関わらずお誘いいただき、本当にありがとうございました。保坂先生の「合わせ技授業」、とても感動しました!(加藤)

※写真は私(玉置)が以前に味岡小学校へ訪問した際に撮影したものです。
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