10月9日後期ゼミ第二回3分間スピーチ(中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤です。今回はゼミで行った3分間スピーチの発表内容と講評を書きます。

 場面は、小学校6年生を対象に、避難訓練を終えた後に学級で担任として話すというものです。

 避難訓練になるといつも思い出すことがある。今は2019年9月11日だよね。先生にも小6の頃があってそれが今から10年前の2009年9月。その頃先生には、ある親友がいた。

 その親友は、相手がどんな人か知りたいという気持ちが強く、そのため皆とよく話し、皆から好かれていた。先生もその子とよくゲームをしたりして遊んでいた。ところが2010年3月に、その子はお家の都合で引っ越してしまった。

 引っ越した県は福島県。先生は当然寂しい思いをしたが、ありがたいことに携帯を持っていたため、中学校へ進学したあとも、電話で「福島ってどんなところ?学校はどんな感じ?部活は?」と話す日々を過ごしていた。そうしているうちに日付は3月11日を迎えた。

 この日名古屋ではそこまで大きくはないが長く揺れる地震が起きた。その後テレビをみたら福島県で津波と地震で建物が倒壊している様子を見た。先生はまさかと思い、その親友に電話をした。何回もコールをしても、つながらない。ようやくかかったときは、その親友の母親が出た。親友のの名前を呼んだときに、母親は号泣した。怖くなり電話を先生の母に変わってもらった。その後親友が死んだということがわかった。私は全身が震え恐怖が身に染みた。ついこの間電話をしていた命が簡単になくなることを、人が簡単に死ぬことを、自然は人の命を簡単に壊すことを。

 その後私は、避難訓練になると、強制的に真面目にするようになった。この話をしたからと言って、皆に避難訓練を真面目にやれとは言わない。ただ、地震が起きたときに、何をするべきか、注意することは何か、考えることは何かを考えながら避難訓練に参加してほしい。皆には生きていてほしい。

 講評は、人前で話すときに体を無意識とはいえ揺らさず、腕を組まないようにすること。また、棒読みになっていたため、落語をするように話しをするとよいというアドバイスを頂きました。腕を組むという行為は、相手も自分も拒絶するという心理効果があるということを学びました。

 私は、人前で相手の目を見て話しきることを考えてました。結果話しきることはできたが、『硬い』ということが反省点であり、今の私なら反省点を治すという行為ができるため、柔らかくなることを意識していきたいです。

 スピーチの内容は実話です。お読みいただきありがとうございました。(中澤)
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