10月9日第2回ゼミ模擬授業の反省(関口)

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 こんにちは!漫画ONE PIECEの最新刊をゲットした、4期生の関口です!

 今回は後期2回目のゼミで行った模擬授業の反省を書きます!私は、向山洋一先生の実践記録をもとに、『ごんぎつね』の第6場面を模擬授業させていただきました。

 まず反省点については、大きく3つあります。

 1つ目は、テンポが作れなかったことです。冒頭はすぐに終わらせるつもりでしたが、一人ひとりの声を聞こうとして時間をかけすぎました。緩急をもっとつけ、集中させる場面が必要でした。

 2つ目は、活動がなかったことです。本来子どもに立たせて音読させるところを時間がないからと私は範読しました。しかし、向山先生は座ったままと立たせるのは子どもの態度がすごく違ってくると本でも述べられています。立たせるのは1人残らず授業をせざるを得なくするためであるのに、そこまで考えが回っていませんでした。

 3つ目は、はっきりと評定しなかったことです。私はおうむ返しだけは気をつけようと心がけていましたが、「零点」などの評定もはっきりしませんでした。評定があるからこそ明確になりはっきりした答えにたどり着きますし、クラスでどよめきが起こるのだろうと感じました。

 また、1番行いたかった意見の対立までもっていけなかったのも悔しいです。ここでのポイントは、論争させるときは、対立する意見を2つに絞ることでした。子ども同士の話し合いで間違った意見が潰され、全員納得して正解にたどり着けたらそれは本当に理想だなと思います。

 そして、授業を行って改めてこの発問のすごさに気づきました。向山先生の発問は子どもの発言から繋がっていくものです。文章には書いていないのに、子どもが思い込んでしまっている箇所を明確につき、文章を読み取らせていきます。

 私はもし出なかったらどうしようかヒヤヒヤしていましたが、玉置ゼミのメンバーはしっかり次の発問へ続く考えを出してくれました。圧倒的に授業準備が足りず、向山先生の実践に頼りきりでしたが、読み手の思い込みを正しく文章に戻せたと思っています。

 子どもの思考を理解し、文章を正しく分析できなければいい発問は考えられないのだと本を読んでいても授業をしても思います。私はその2つのどちらにも自信がありません。だからこそ優れた先生方の実践記録から学んだり、模擬授業やボランティアの機会を大切にしたりしていこうと強く思いました!貴重な学びをありがとうございました!(関口)
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