10月16日 第3回4期生ゼミ 秋田さんの授業記録(山田)

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 こんにちは!4期生の山田です。今日は秋田さんの模擬授業の記録を書いていきます。
今回、秋田さんは4年生の道徳の教材『「正直」五十円分』の初めの20分間の授業をしてくれました。
 
 導入では、「しょうじき」と、口パクでやってみせ、「先生はなんといってるでしょう。」とみんなに問いかけていました。秋田さんのお茶目なところを生かして、今日のテーマである“正直”を意識させつつ、自分に注目させることで集中力を高める工夫がとても素敵だなと思いました。

 先日の教師力アップセミナーで松井さんが模擬授業を見せてくださった時のように、本文を一気に読んでしまうのではなく、途中途中で発問や振り返りを挟みながら進めていく授業スタイルで行ってくれました。授業のうまい先生の技術をすぐに吸収して実践する姿が素晴らしいなと感じました。
 
 また、秋田さんは優しさや受容力も魅力の1つで、「〇〇さんがさっき言っていたように〜」などと、子ども役の発言を丁寧に受け止めて次に生かしたり、「〇〇さんが言ったこと分かった?同じことみんなにもう一度話してくれる?」などと、子どもと子どもを繋ぐ発言が自然に使えていて、真似したいなと思いました。

【みんなからの声】
○導入の工夫
○ゆさぶり発問があった
○発言の立場を明確にさせていた
 (「損するから」『誰が損するの?』「自分が損するから」『相手じゃなくて、自分が損をするってことだね』)
△左利きなので、文字の右側に立つように体を開く方が見やすい

【玉置先生からの助言】
論議する場面について
秋田さんの授業での論議
「みんななら50円を返しにいくか行かないか」

改善案
「50円多かったと正直ににいうか、たこ焼き屋は儲かっているからだまったままでもいいか、というたけしの心の葛藤」

 この物語は、前半では自分が50円少なくお釣りをもらったためお店に言いに行く場面から始まり、後半では自分がお釣りを50円多くもらうという展開になる。玉置先生は前半の場面がこの物語に描かれている意図を考えて、論議する場面を決めるとより深まると教えてくださいました。

 それぞれが授業者に対してここを真似たいな、ここを改善すればもっと上手くなれるかな、と真剣に考えながら素直に伝える姿がたくさんあってやっぱり素敵な仲間だなと毎回感じます。来週のゼミも楽しみです!(山田)
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