10月9日4期生ゼミ模擬授業を終えて(安藤)

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 こんにちは。4期生の安藤優里です。今日は後期ゼミで模擬授業をして学んだことを書かせていただきます!

 今回は5年生の「算数の三角形の面積」を題材として扱いました。

 まず、最後のゴールは、子どもたちが「どんな三角形も、四角形面積の半分になる」と言えることでしたが、玉置先生のご指導を受けて、この授業ではその言葉は出てこないことに気づきました。

 今回の大きな反省点は前時までの既習事項(四角形の面積)をうまく用いることができなかったこと、そして子どもをうまく揺さぶることができず、求め方(式)を考える方向に流れてしまったことのふたつです。

 まず、「四角形の面積の半分で直角三角形を求めた」という前時の復習を導入でしたのですが、その図形を板書から外してしまいました。それを板書に貼ったままで「じゃあ今日の三角形(鋭角三角形)はどうかな?」と問いかけないと、前時との繋がりがなくなってしまい、1から考えることになってしまうのがもったいなかったです。算数・数学は既習事項を元に考える、ということを忘れないように気をつけたいです。

 そして、そこから「この前は四角形の半分で求められたけど、今日の三角形は無理だよね?」「半分にならないよね〜」と子どもたちをうまく揺さぶることで、四角形を用いて考えることができ、子どもから「形を変えたら半分になるかもしれない」「切ったり折ったりしたらなるかも」というやり方まで引き出すことができるのだと分かりました。何でも教師が教えたり、考える方向を決めたりするのは良くないと実感した授業でした。

 ちょうど、私は卒業論文で「発問」について研究しているので、「子どもを揺さぶる発問」についても研究し、玉置先生のように、揺さぶりがうまい教師になりたいという目標ができました。

 今回私は、算数を教えることに不安があったため、あえて玉置先生の専門教科である算数に挑戦してみたのですが、玉置先生の唸るくらい的確なご指導を受けることができて、算数の授業って難しいけれど面白いなあ、やりがいがあるなあ、と感じることができました。またみんなの授業を見て刺激を受けたり、セミナーに参加したりして授業力を高めていきたいです。(安藤)
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