10月23日第4回後期ゼミ 安部さんの模擬授業から(井上)

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 こんにちは!4期生の井上です。今回は先日のゼミでの安部さんによる模擬授業について書かせていただきます。

 6年生の国語の授業で、「きつねのおきゃくさま」を題材に授業をしてくれました。

 まず安部さんは、話し方や、聞き方が綺麗で発言しやすい雰囲気を作ることがすごく上手でした。また、鋭く端的に発問をしたり、聞き返したりしていて、子どもの考えを引き出すように授業をする姿も見習っていきたいと思いました。

 授業では、心情の変化を追っていく内容でしたが、ここで驚いたのは、最後から最初へと、心情を追っていったことです。私自身、心情を追う時、最初から最後といった流れしか考えたことがなかったため、逆流するこの試みがとても新鮮でそして、分かりやすいと感じました。何にでも使えるというわけではないと思うので、使える場面でこの逆流する考え方も授業に取り入れていきたいと思いました。

 玉置先生からは、発問の仕方について、助言をされました。「きつねが恥ずかしそうに笑って死んだのはなぜだろうか」という安部さんの発問を2つに分けてはどうかという助言でした。安部さんの発問でも答えることは出来ますが、実際自分も考えている時にぐちゃぐちゃしてきて、難しくなりました。

 そこで、安部さんの発問を、玉置先生の助言から2つの発問に分けてみると、「恥ずかしそうに」と「笑って」を分けて考えることができるようになり、頭が整理され、よりシャープに考えることができるようになると感じました。少しの工夫と言い方でこんなにも考えやすくなってしまう。やはり玉置先生はすごい...

 今回の模擬授業も沢山の学びがありました。自分の番も近づいてきているので、皆から学んだことを生かして授業を作っていきたいと思います!授業をしてくれた安部さん、お疲れ様でした!(井上)
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