1月9日北名古屋市立天神中学校での学び(安部・中澤)

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 こんにちは。4期生の安部と中澤です。2020年、初セミナーへ行ってきました。玉置先生の講演や講演後の振り返りも含め、とても多くのことを学ばさせていただきました。

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 こんにちは。4期生の安部です。北名古屋市の天神中学校に行かせていただきました。玉置先生の講演は、何度聞いても、その都度新しい学びの発見があって、本当に勉強になります。ありがとうございます!!

 さて、今回の講演で私が注目した内容が「主体的な学びとは」ということです。
 
 主体的な学びを実現するために「子どもに選択する時間をつくる」これは先生から以前に教わり、知っていたことでした。しかし、今回の講演で、この「自己選択」が主体的な学びにどのようにつながるのかを学ぶことができました。

 自己選択は子どもが選択をするにあたり、頭をフル回転させてよく考え、意思表示をするからこそ意味があるということです。つまり、選択すること自体が主体的な学びというわけではなく、選択するためによく考える、その行動こそが主体的に学んでいる瞬間だということです。

 先生は、講演の中で、様々な例を出してくださいました。例えば、理科の授業では、教師がやることを指定するのではなく、子どもたちに、「何をどのように調べる?やってみる?」と投げかけます。すると、子どもたちは教科書や資料集、PCなどあらゆるものを見て、自分たちはどうやって学べばいいのか一生懸命考えます。子どもの中には、頭を抱えて悩んでいる様子も見られ、とても必死です。しかし、子どもに本音を聞くと、「自分たちであれもこれも考えるのは楽しい」という言葉が出てきます。子どもが主体的に学ぶってこういうことなんだなと改めて感じました。

 また、このような主体的な学びを実現するためには教師の仕掛けが必要であるともおっしゃっていました。例えば、保健体育の授業の際、「お酒が大好きで甘い物が大好きな先生が長生きするためにはどうすればよいだろうか」という課題を設定します。すると、先生のことが大好きな子どもたちは居てもたってもいられない思いで、先生が長生きするための方法を自分たちで調べ、自ら学んでいきます。これこそ主体的な学びです。

 子どもたちが教材をいかに自分たちに近い形で捉えられるか、知りたい、やりたいと興味を持たせられるかが教師による仕掛けだということです。

 今日学んだ、「主体的な学び」はすぐに実践できるわけではないと思います。しかし、先生が言われた「ハンカチ理論」の考え方のように、まずは1時間の授業の中で、1回は自己選択させる場面をつくる、これをやっていきたいと思います。

 今日も本当に多くのことを学ぶことができました。講演後、喫茶店での振り替えりも私たちにとって、かけがえのない時間です。先生やゼミ生と授業や授業外の楽しい話をするのももうなくなってしまうと思うととても寂しいです。

 玉置先生、天神中学校の先生方、素敵な学びの場をありがとうございました。(安部)

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 こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回は1月9日に北名古屋市立天神中学校で行われたセミナーについて、新たに学び得たことを書いていきたいと思います。

 今回の講演で、新たに学び得たことは、主体性をもつためには目的意識をもつことが必要ということです。これは、人間は目的に気づくことで自ら動こうという気持ちが湧き出るということです。目的意識をもたせるために、現状を振り返らせて今後の進め方を考えさせるメタ認知や、課題のなかに自ら選択する機会をいれることが大切だと私は学びました。私は主体性があることで物事や人との関わる視点が変わり、生きやすくなることにつながるため、今後の学校教育に欠かすことができないと改めて考えました。

 また、主体的に動けたことを書き出し、それを記録する習慣を子どもたちにつけさせることの大切さも学びました。私はこの話を聞いたときに、中学校で行われている一日を振り替える記録を思い出しました。しかしそのような記録は、点数で自己評価を行う作業的なものになっているため、自ら主体的に動いたことを意識し書くことで、学びのポートフォリオになることができると考えました。

 今回は本当にお忙しいなか、中学校の先生方に大変お世話になりました。学ばせていただき、ありがとうございました。(中澤)
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