心の天気と「なんでもない日」(遠藤)

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 こんにちは!5期生の遠藤です。今回は、2月中旬から参加させて頂いている、「心の天気」の研究について書きたいと思います。ちなみに私は現在、晴れの日が一番多く、次に雨の日が多い状態です。

 私にとって晴れの日は、「なんでもない日」「普通の日」というイメージでした。その為、晴れが続く事に特に喜びもなく、当たり前のように感じていました。

 しかし2月のある日、楽しみにしていたサークルの大きな行事が新型コロナウイルスの関係で取りやめになってしまい、私は初めて雨をつけました。その日はちょうど練習日で、久しぶりにサークルの皆と再会し、心はまさに晴れ模様だったのですが、その一件で一気に雨に変わってしまいました。翌日には面接練習が無くなり、更にその翌日にはインターンが中止になりました。

 目標がなくなって、私の心の天気は連日雨ばかりでした。そうして雨が続くようになって初めて、当たり前のように感じていた晴れの日々のありがたさに気付いたのです。忙しくも充実していたこと、晴れだと自信を持って言えた日常だったこと。2月の心の天気を振り返っていて、そんな当たり前の日常が続いていた尊さを感じました。

 一日一度、自分の一日を振り返ることが出来るのはとても良い事だと、日々実感しています。しかも、日記のように色々書くのではなく、天気の選択肢の中から一つ選んで自分の気持ちを表すので、とても楽でやりやすいです。難しい作業もいらずさっと出来るので、ズボラな私でも続けられています笑
 
 これからも「なんでもない日」のありがたさを噛み締めて、正直な自分の心の天気と向き合っていきます。

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 余談ですが、最近一番印象的だった天気は集団面接練習の日です。上手く話せるか不安で、いっぱいだったので、心の天気は曇りにして出かけました。しかし、面接官役の先生に沢山ご指導頂いて、やるべきことがはっきりとわかる内に、徐々に気持ちが晴れやかになっていきました。その日家に帰ってきた時には、「今の自分は晴れだ。」と言えるくらい気持ちがスッキリしていました。

 自分の気持ちは家を出る前と出た後でこんなにも変わったのだから、朝の会と帰りの会に心の天気を導入したら、子ども達の心はどんな風に変化しているのでしょう。是非現場で見てみたい、子ども達にも、気持ちの変化を是非感じて貰いたい!と強く思った一日でした。

 日々沢山の発見、学びがあります。素晴らしい実証実験に参加させて頂けて幸せです。株式会社EDUCOMの皆さん、本当にありがとうございます。 (遠藤)
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