総合教育技術2020年6月号掲載「心の天気で心の変化を見える化」(玉置)

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 小学館月刊誌「総合教育技術2020年6月号」では、「個別最適化」で子どもを伸ばす!という特集が組まれました。

 その中で、「『心の天気』で心の変化を『見える化』し、サインを見逃さず個に応じた生徒指導を」と題した私へのインタビュー記事が掲載されました。

 以下にそのごく一部を掲載します。全文はここをクリックしていただくと読んでいただけます。ぜひご一読ください。

声がけのきっかけになる

 個別最適化学習を進めるには、まずは個を知らなくては始まらないと思うのです。いくら個別最適化で子どもの習熟度に合わせた問題に取り組ませても、その子の気持ちが学習に向いていなければ、効果は期待できないでしょう。やはり、一人一人の心の状態を捉え、必要に応じて心理的な支援や生徒指導をしながら、学習の助言をしていく必要があります。

 そんなときに役立つのが「心の天気」システムです。操作はとても簡単で、子どもたちはタブレットで、「晴れ」「曇り」「雨」「雷」の4つの天気の中から、そのときの気持ちに最も近いマークを選んでタッチする、たったこれだけです。非常にシンプルですが、これにより子どもたち一人一人の気持ちが「見える化」され、毎日続けることで教員は子どもの心の変化を見取ることができます。子どもからのサインに気づきやすくなり、声掛けのきっかけになるのです。つまり、「心の天気」システムはICTを使った子どもとのコミュニケーション・ツールのひとつだと考えていただくといいと思います。

 「心の天気」は株式会社EDUCOM(エデュコム)が開発したシステムですが、実は私が出したアイディアが基になっています。(続きは、ここをクリックしてお読みください)
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