「学校へ行けない僕と9人の先生」を読んで(金子)

 こんにちは、6期生の金子です。

 最近、コタツを購入しました!ひとり暮らしを始めて3年目が終わろうとして、あと2回冬を越すだけだ、掃除も面倒になるし、コタツはガマンガマン!と思っていましたが、寒さには負けました。(笑)足にしもやけができてしまい、真っ赤に腫れた足を見ていたら、こんなになっているのに何を渋っているんだ!?と思えてきて直ぐに購入しました!今はコタツでミカンやアイスを食べるのが小さな幸せです!!

 さて、玉置先生から、棚園正一さんが著された「学校へ行けない僕と9人の先生」を貸していただきました。

 このお話を読んで、学校ってどんなところなのだろうと考えました。私にとっては、楽しい思い出もあり、涙を流したりもした場所です。そしてそのすべてに友達、先生、家族が関わっていました。また私自身、勉強が苦手などの自分自身のことよりも、周りからの評価や関わり方についての方が悩みをもちやすいです。

 学校には多くの人が存在し、関わっています。全ての人間が同じ思いになることなど不可能です。ですが、だからこそいい意味での面白い場所なのだと思います。そして、その面白さは受け止めることから生まれ発展すると、漫画を読んで思いました。主人公が、わからないと言ったことを担任に否定される場面があります。クラスメイトに笑われる場面があります。わからないから学び合うそれが面白い、違う考えに触れるからこそ面白い、そういった事が大切にされるべき視点ではないかと思いました。私は、子どもたちの考えを、よく言ってくれた!面白い!と受け止め、そこからまたはじまる展開にこれが面白い!と感じられるようになりたいと思いました。

 このお話を読んで、高校生のときの先生が、「置かれた場所で咲きなさい」という話をされたのを思い出しました。失敗したとしても自分の価値が下がる訳では無い。その状況でどう考え、どう生きるかによって自分が決まるのだと、漫画を読んで感じたことが先生の言葉とも重なりました。振り返ってみると、後悔したことも今では大切な思い出で宝物です。それの経験があるからこそ今の自分があります。子どもたちにとって学校がそんな風に思える場所になったらいいな、と考えさせられました。

 著者である棚園先生、貸してくださった玉置先生、学校について深く考える機会をいただきありがとうございました。(金子)

※写真は林文通先生から提供いただきました(玉置)。
画像1
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30