拙稿連載「管理職選考 合格へのポイント」第13回(最終回)

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 日本教育新聞に連載中の「管理職選考 合格へのポイント」は、私の担当分が最終回(第13回)となりました。その原稿が、12月21・28日号に掲載されました。

 最終回のタイトルは「積極的に学校を開く姿勢が重要」、サブタイトルは「地域、PTAには『報告』より『相談』を」です。

 原稿を提出したと思った途端、締め切り日がやってくる感じで、苦しい3か月でしたが、おかげさまでとてもよい勉強をさせていただきました。「読んでいますよ」と声をかけていただける方もあって、大いに励みになりました。ありがとうございました。(玉置)

池田修先生の「教育と笑いの会」感想

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 12月19日(土)の「第2回教育と笑いの会」では、京都橘大学の池田修先生にもご登壇いただきました。翌日、池田先生がFBに以下のように書き込みをされました。許可を得ましたので、そのまま紹介させていただきます。池田先生、アップ写真とともにありがとうございました。(玉置)

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昨日は素晴らしい1日だった。
「第二回 教育と笑いの会」にお招き頂き「『こんな時どう言い返す』ユーモア返答術」ということで時間を用意していただいた。
日頃から真面目に教育活動に勤しむ私としては、笑いということとはとても縁遠いものがあると思うのだが、今回は野口芳宏先生のご指名もあり、おかしいなあと思いながらも、参加した(^^)。

オープニングは、野口先生と玉置先生の教育漫才から。
まー、台本なしでよくあそこまでと思える内容。
日頃の訓練の賜物なんてありきたりの言葉では言い表せないが、日頃の訓練の賜物なんだろうなと思う内容。爆笑の連続なのに、教育を考えさせられる。すごい。
次は、志水先生。教育漫談。
コスプレもバッチリ。綾小路コス。さらに、ヒロシコス。
笑いがバッチリの中で教育のツボを語られる。すごい。
そして、私。
25分の持ち時間と戦いながら、『こんな時どう言い返す』の中から3本のワークを入れて行った。途中、ノートの取り方と、ジャンケンの活用の仕方の説明をする中で、拍手が起きた。
(な、なんだ?)
と見たら、野口先生が
「その通り!」
と拍手をしてくださっていた。う、嬉しい。
再び私も登壇。
野口、玉置先生といっしょに、「落語の勧め」という演目で場つなぎをする。この日のために、私は落語のルーツの『醒睡笑』が書かれた京都の誓願寺にお参りに行った。(あ、通り過ぎたんですけどf(^^;)その際、以前、東京コミュニティスクール校長の市川力さんと一緒に選定した「教職希望の学生に聞かせたい落語」の資料をもとにあれこれ。
やはり、教職教養として、落語、連句、文学的文章の読解は必須だなあと改めて思うのでありました。
次が愛知県が誇る、「校長もできる落語家」と自分でおっしゃる小林先生。
本当に、抜群の旨さ。人情噺を次回は聞きたい。
すごいなあ。私も一席ぐらいは語れるようになりたいなあ。
中入り前の締めは、プロの落語家桂雀太さん。
演目は「代書屋」
枕からもう、プロの語りを聞かせる。
やはり、「間」だよなあと思う。笑いが広がる。
ネタに入ってからは、
(ああ、枝雀だ)
と思った。私が中学生の頃にはまりまくった落語家だ。
爆笑王であった。
語りが、間が、枝雀の影があった。
後ほど聞いてみたら、枝雀の二番弟子がお師匠さんだそうで、実際に枝雀に稽古を積んでもらったことはなかったとのことだったが、私にはそれがよく見えた。

中入り後は、有田和正先生の最後の授業のビデオを見て、有田先生のユーモアとは何かを豪華メンバーのパネルディスカッションで語られた。
・有田先生の授業は、真剣な授業なので、ちょっとずれると笑える。by 野口
・ものすごい情報を仕入れていて、子供、先生、保護者に向けて話題を変える。緊張と緩和がうまい。一時間目と2時間目の間の休み時間に、子供のはてなのノートを毎日コピー取る。 by 志水
・緊張と緩和で笑わせる。緩和で笑わせることは、共有なのだ。by 玉置
・内容よりも、間の方が大事ではないか。by 玉置
・有田先生の間。文字に書いたらそんなに面白いものではないが、間で行ける。by 雀太
・小話を研究し、身振り手振りも研究し、授業をする有田先生。by 佐藤
・落語家は断然根暗が多い。クラスの人気者は、今お笑い界にはいない。by 雀太
・笑いは、本質的に残虐な面を持つ。その残虐性を認めるところから笑いは起きる。残虐を知っていながら、それはそれとして笑えるのが大事なんだ。 by 野口
私は、有田先生のビデオを見ながら
(あ、小さん師匠だ)
と思った。声が似ているんだなあ。声の質も間も。
ひょっとしたら、有田先生は小さん師匠をお手本にして勉強していたんだじゃないかなあと思うぐらいであった。大発見でありました(^^)。

懇親会では、雀太さんに落語のディープな話を伺ったり、私のブログのファンという方とお話できたり、そして、なんと野口先生とあれこれお話ができたりと、もう大満足の畏れ多い時間でありました。
教育と笑い。
これは実にいいテーマだと思います。第3回も開かれることになります。
また参加したいなあと強く思うのでありました。昨日は素晴らしい1日だった。

サイト紹介「小児がんを知り いのちの大切さを 学校で学ぼう」プロジェクト

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 今年度になって関わりを持たせていただいている「小児がんを知り いのちの大切さを 学校で学ぼう」プロジェクトのサイトができました。

 http://hm7.aitai.ne.jp/~inochi-b/20gakkoudemana...

 プロジェクトの思い、現在考えている授業や副教材イメージ、副教材制作メンバー等をご覧いただけます。ぜひ上記サイトをご訪問ください。(玉置)

【20151211講演】熊本市教育センター新任管理職学校づくり講座

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 12月11日(金)は、熊本市教育センターの「新任管理職学校づくり講座」にて講演をさせていただきました。昨年度に続いての講演です。有難いことです。

 「玉置流・元気な学校づくり −校長・教頭としての挑戦的な試み−」と題して1時間30分の話をさせていただきました。

 以下のような嬉しい感想がたくさん届きました。二つ紹介させていただきます。

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 玉置先生のお話はまさに「玉置流」という演題のとおりの内容で、とても満足しています。自分流・・・これこそ自信の現れでしょうが、それを裏付けるものは、企画力と行動力、そしてコミュニケーション力だと思いました。全ての真似をすることは不可能ですが、私流の学校づくりにつながるヒントをたくさんいただきました。 (校長)

 7回の研修で最高に力をもらった研修であった。教諭の仕事に素晴らしい面白さと価値があるように、学校づくりにも素晴らしい面白さと価値があることを切り開いて見せていただいた気がする。発想と行動力で変化をうねりに変えていくことは、どんなに面白いだろう、ダイナミックなことだろうと思う。日々の仕事をこなすだけの日常から少しずつ変化させていきたいと思う。 (教頭)

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 講演後は、着物に着替えて高座を務めました。「管理職に話術は必要です」「自らを語ることで保護者や地域と近づける」と話しているうちに、「食道アカラシア入院日記」に話はシフト。大きな笑いと拍手をいただき、無事、口演も終了しました。(玉置)

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「指導と評価1月号」に拙稿掲載

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 「指導と評価」に連載中の「学校づくり力」アップセミナーの第10回(2016年1月号)は、「学校発信力が高まる学校づくり」と題して執筆しました。

 小見出しは、
 「学校発信の重要性」
 「学校発信の方法(1)」
 「学校発信の方法(2)」
 「リーダーのビジョン提示が重要」
 の四つ。

 今回は、紙とデジタルの両方における発信について考えを述べました。(玉置)

「いのちの授業」後の一コマ

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 12月7日(月)に一宮市立尾西第三中学校にて、「いのちの授業」をやらせていただいたことはすでに報告しました。

 その授業直後のことです。その学級の男子生徒一人が、私のところへやってきて、「先生はどのようにお考えなのですか」と質問をしました。ビックリしました。

 その少年の発言の内容について学級全体に意見を求めたことで、私に質問したいという気持ちになったようです。

 「あなたの考えは、主人公の人生をもとにして、自分はこうありたいという気持ちを示してくれたとても良い考えだったので、あのように学級全体に聞きたくなったのだよ」と伝えました。

 そのときの笑顔は、今でもはっきり覚えています。授業直後にこのようなことがありました。(玉置)

拙稿連載「管理職選考 合格へのポイント」第12回

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 日本教育新聞に連載中の「管理職選考 合格へのポイント」の第12回が、12月14日号に掲載されました。

 今回のタイトルは「模範解答のない面接の質問」、サブタイトルは「これまでを正直に述べ、これからを語れ」です。

 特に、自分には実績がないことについて聞かれた場合の答え方を述べました。(玉置)

拙稿連載「管理職選考 合格へのポイント」第11回

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 日本教育新聞に連載中の「管理職選考 合格へのポイント」の第11回が、12月7日号に掲載されました。

 今回のタイトルは「いい学校像の文章化」、サブタイトルは「飾り物でなく血の通った言葉で表現しよう」です。

 今回は、「いい会社をつくりましょう」(塚越寛著、文屋発行)を参考図書として紹介しました。この書籍お勧めです。(玉置)

『恐るべし玉置研ゼミ生』と書いていただけました

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 愛知県教育委員会の山田貞二先生が、ゼミ生の「いのちの授業」の記録を読み、「恐るべし玉置研ゼミ生」とFBに書いていただけました。許可を得ましたので、以下で紹介させていただきます。山田先生、ありがとうございました。

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『恐るべし玉置研ゼミ生』

 毎日、閲覧させていただいている玉置研究室のHPを見ていたら、先日の「いのちの授業」のことが記事として取り上げられていました。その中で私の授業の感想も書いていただきました。

 驚きました。大学生でここまで考えて授業を見ているということが驚きです。授業全体の流れはもちろんですが、個々の生徒への対応であったり、子どもたち一人ひとりの表情、そして価値の高まりなど、普通の大学生では気がつかないところに「学び」があります。日頃の「学び」の成果であろうと思います。

 本当に嬉しくこの記事を読ませていただきました。それは授業をこうした視点で参観していてくれたことに対する感動です。
◆「私も教師になったらこの教材を使って授業をしてみたいなと思いました。」
◆「たとえ初めて会った生徒であってもその子を信じ続ける先生方の姿はぜひ見習いたいと思いました。」
◆「最後に。この「いのち」の授業はとても感動します。今回は、山田貞二先生の授業で、危うく涙が出るところでした。子供たちに感動させてあげる授業を、少しでも多くやっていきたいです。」

 嬉しい言葉ですね。「学ぶ」という姿勢を学んでいる玉置研のゼミ生たちの輝かしい将来を想像せずにはいられません。日々、ご指導されて見える玉置先生のすごさをここでも感じました。ありがとうございます。

【20151207授業】一宮市立第三中学校で「いのちの授業」

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 今年度関わっているプロジェクトに「小児がんを知り、学校で、いのちの大切さを学ぼう」があります。

 このプロジェクトは次の思いをもって進めています。

 今、約16000人の子どもたちが小児がんと闘っています。闘病中、退院後も、周りの人の正しい理解や社会のサポートが必要です。小児がんの子どもたちにとって、学校は「生きる力」となる存在です。
 学校において、「小児がんへの正しい理解」と「いのちの授業」が進むことを願い、副教材(冊子、授業指導案、授業事例DVD)を制作してお届けします。


 この授業事例DVD製作のために、第三中学校にご協力を得て「いのちの授業」をやらせていただきました。

 来年4月には、上記の副教材が配付できる予定です。このプロジェクトに関心があり授業をやってみようという方には、教材をお渡ししたいと思います。可能になりましたら、ここでお知らせしますので、楽しみにしてお待ちください。

 なお、来年2月2日にも小牧市内の中学校で、授業をやらせていただく予定になっています。(玉置)
 

「いのちの授業」参観にゼミ生参加

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 12月7日、一宮市立尾西第三中学校にて、「小児がんを知り、学校で、いのちとの大切さを学ぼう」プロジェクトの一環で、二つの授業が行われました。

 一つの授業を私が行ったこともあり、ゼミ生4名が参加しました。

 写真は、このプロジェクトリーダーの鈴木中人さんをはじめ、プロジェクトに関わっている山田貞二先生、杉本幸雄監督、第三中学校の長谷川校長先生、一宮市内校長先生、一宮市教育センターの皆さんらとゼミ生です。(玉置)

拙稿連載「管理職選考 合格へのポイント」第10回

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 日本教育新聞に連載中の「管理職選考 合格へのポイント」の第10回目が、11月23日号に掲載されました。

 今回のタイトルは「管理職手当の時給は120円」、サブタイトルは「校長には、お金で買えない魅力たくさん」です。

 今回は、大学の講義中に話題とした管理職手当の時給計算の話題から始め、最後は「校長は自らの考えで学校を創ることができるのです。とてもやりがいがあるのです」で締めくくった。(玉置)

第2回授業深掘りセミナーに協力・参加

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 「第2回授業深掘りセミナー」(12月5日)にゼミ生+準ゼミ生が参加しました。学びの記録は別記事で発信します。

 今回の模擬授業者のお二人(佐藤正寿先生、神戸和敏先生)と記念撮影です。

 ※ 山口君、顔がしっかり写っていなくてごめんなさい。別記事で一人写真を紹介します。

拙稿連載「管理職選考 合格へのポイント」第9回

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 日本教育新聞に連載中の「管理職選考 合格へのポイント」の第9回目が、11月16日号に掲載されました。

 今回のタイトルは「合格できない4タイプ」、サブタイトルは「良い人演じ、決断できず、教育界の動向疎い」です。最後には、こういう方は管理職にほど遠い人だとも書いてしまいました。(玉置)

【20151201講演】稲沢市小中学校管理職研修会

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 12月1日午後5時30分より、稲沢市小中学校管理職研修会にて講演をさせていただきました。

 「学校を元気にする管理職の姿勢と方策 −玉置流学校活性化術公開ー」と題して、1時間45分間、話をさせていただきました。

 時間がたっぷりありましたので、具体例を多く紹介し、何をねらいとして取り組んだのか、その思いを語りました。

 遅い時間からの研修会でしたが、校長・教頭先生は熱心に話を聞いていただき、笑いのツボではしっかり笑ってもいただけました。ありがとうございました。(玉置)

【20151130講演】津島市立南小学校現職教育

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 11月30日(月)、津島市立南小学校の現職教育で講師を務めてきました。

 以前に訪問したときに、授業検討会を活性化するための方法を聞かれましたので、「3+1方式」をお伝えしてきました。その後、何度か試されたとのことで楽しみに出かけました。

 道徳授業を参観、講演の中で話題にするとよい場面を撮影、校長室でさっそくプレゼンづくり、そして先生方の研究協議を見させていただきました。ゼミ生も一緒に加えていただき、写真のようにグループを組んで、良かった点3つ、改善点1つを出し合い、協議していただきました。

 私からは、協議会の価値づけ、今日の授業から皆さんで共有化しておきたいこと、今後のために、という流れで話をさせていただきました。

 何より嬉しかったのは、前回の助言を受けて実際に取り組んでいただいていたことです。有難いことです。(玉置)

津島市立南小学校研究授業参観

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 11月30日午後、津島市立南小学校の現職教育で講師を務めてきました。

 ゼミ生2名が参加し、研究授業観察と協議会(3+1方式)にも参加させていただきました。
 
 ゼミ生は、大学の先輩教師と直接話すことができたことも、大きな学びになったようです。(玉置)
 

岡崎市立形埜小学校通信に掲載される

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 11月20日に岡崎市立形埜小学校で、飛び込み授業と授業を見ての講話をさせていただきました。

 その時の記録が、学校通信で発行されました。

 形埜小学校長である北村先生と私とのこれまでの出会いが詳しく書かれています。ぜひご一読ください。ここをクリックすると、pdfが開きます。

【20151128講演】熊本市教師塾「きらり」

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 本日(11月28日土)、熊本市教育センター主催教師塾「きらり」で講演をしてきました。

 演題を「授業力を高める様々な方策」として、私の経験をもとに、自ら仲間と学ぶ自主勉強会の立ち上げのこと、教育活動の根底においていること、様々な授業技術、効果的な授業検討法などを話しました。

 講演後は参加者の皆さんとの座談会です。いくつかの質問をいただき、考えるところを経験談を入れながら伝えました。

 参加者は休日にも関わらず、時間をやりくりして学びに来た方ばかりです。講演と座談会で3時間を超えましたが、熱心な皆さんにこちらもつい力が入りました。(玉置)
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