2024年4月24日仕事日記

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 今朝は、メッセージをいただいていた方々へ近況報告から始める。

 10時10分から11時20分まで、自宅から「おかやま教育懇談会」参集の皆さんへオンライン講演。聴き手は、岡山県内の公立小・中・義務教育学校の校長。400名ほど参加とのこと。演題は「主体的・対話的で深い学びを実現するための管理職の役割」。

 これまでの知見を総動員して、校長として、このように伝えるとよい、このような視点を教職員に持たせたいなど、すぐに学校経営で生かしていただける内容を伝達方法も含めて話したつもり。術後初めての講演を無事終了。

 10期ゼミ生には、2回のゼミを終えてのコメント発信。今は知識を得る時期だと思えばいいと伝達。家を出る。

 13時ごろ、研究室着。「学校ふれあい体験」のことで実習課へ相談に行く。有り難い提案をいただき、今年度は甘えさせていただくことにする。深謝。

 14時から研究室で「教授会」参加。15時55分からの審査教授会は対面参加。16時30分から、教育学部カリキュラム(教育DX)等の検討ワーキングに参加。18時少し前まで。「子ども理解活動」と同じように、本学の今後を大きく左右する事柄で、小中高の教育を踏まえて意見出し。

 18時過ぎに大学を出る。帰宅。いつものように体が横になることを求めている。依頼を受けているオンライン学習会には不参加。ごめんなさい。

2024年4月23日仕事日記

 8時ごろ研究室着。珈琲を淹れて、気になり始めた山積み資料整理。

 10時からオンラインで「授業と学び研究所」会議参加。新卒研修の振り返りは視聴。後半の取材を基にした動画作成にあたっては、感じることがあって発言。制作者の苦労がよくわかる。この山を乗り越えたい。

 12時15分から、第1回教職教育研究部会に参加。部会長を仰せつかっているので進行役。附属小中との連携強化必要との意見に同感。

 13時10分から、3限、4限と第2回「教師論」。今回は、教師が心しておくべき名言をもとに、理想の教師への深掘り。時折、授業技術紹介。授業冒頭では、10期生が教科書販売を手伝い、大学生活充実のための話をしてくれた。感謝。

 大学へ入学したばかりのこの時期の質問に驚く。授業後、「玉置ゼミに入りたいです。どうしたら入れますか?」という質問を受けたこと。ゼミ決めは2年後だからじっくり考えたらいいなどと助言。

 16時30分から10期生ゼミ。本格ゼミの2回目。今日は 「いっしょに佇むという技法」、「個人作業の時間を見直す」の二つがテーマ。授業場面を想像しながら論議。

 帰宅。半端ない疲れ(泣)。一旦横になる。研究室HP記事は、先週の9期生ゼミのまとめを古川君が発信。要点をコンパクトにまとめている。多くの学生に役立つ内容。

2024年4月22日仕事日記

 8時少し前に研究室着。9期生ゼミ資料印刷。私書箱にあった文書を精読。

 9時から「教育課程論」。割り当て数をかなり超える100名以上の受講者。まず脳への入力と出力の違いを某実験結果をもとに捉えさせる展開からスタート。学習指導要領の定義をもとに、その背景を探らせたり、教育基本法第1条から「人格の完成」について考えさせたりと、3年生の学生には、これまでその用語は何度も耳にしてきたが、ここまで考えることはしなかったという感覚を持つように授業展開。学生が話し合う様子から、仕掛けは成功しているという手ごたえあり。

 10時40分から12時30分ごろまで、9期生ゼミ。過去問をしてから、「なぜ教師を目指すのか」を各自が発話。重点を置いて伝えた方がよい内容を助言。

 9期生荒木さん、由原さん来研。面接相談。10期生河上君、池田さん、森山さんらが来研。最新の情報伝達法について聞く。ついていけない世界(笑)。学生とのやりとりは、心安らぐ。

 「教育課程論」の「振り返り」熟読。授業をもとにして、ある学生は深く、ある学生は拡張して考えている記述多し。2時間以上かけて精読。

 16時30分から「第1回子ども理解活動」全体会。「子ども理解活動」をなぜ設定したのかという思いを伝え、選択制とはいえ、受講を強く勧める意義をしっかり話したつもり。福地先生や林先生からは、「子ども理解活動」の1年がイメージできるように説明を加えてもらい、ゼミ履修代表者を決めて終了。僕が担当するゼミ履修担当者には、「君たちの担任の気持ちになっている。よりよい『子ども理解活動』をみんなで創り上げよう」と呼びかけ。

 1限教育課程論の振り返りから出欠席をチェックして大学を出る。帰宅。今日も無事1日が終わったと思っているうちに、例によって記憶なし。何時間、横になっていただろう。気づいてメールチェック、明日の準備を深夜過ぎにする。

 研究室HP記事は、先週の10期生ゼミの学びを岡田君が発信。「わからないことを訊けるようにする」という項目の深掘りの記録。

2024年4月21日仕事日記

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 来月は、宮城県20年目研修を校種別に分けて、オンラインで2回講演させていただく。そのプレゼンづくり。宮城県総合教育センターHPで、求められている資質能力を確認して、それをもとに展開を考える。

 11時15分ごろ家を出て、岐阜県恵那市明智町へ向かう。12時30分ごろ、いきいき邑楽舎到着。今日は第6回いきいき寄席。出演は、林家たけ平師匠と漫才・笑組さん。襲名披露にも同席させていただいた師匠と久しぶりの再会。美味しい昼食をとりながら、皆さんで談笑。

 14時開演。顔付け役として、僕が挨拶。今日も一笑いしていただけた。

 落語「死ぬなら今」、漫才+南京玉すだれ、落語「鹿政談」で、お客さまは大爆笑の連続。全てのくすぐりで笑っていただけたと言ってもいい、とっても良いお客様と、楽屋談。

 16時過ぎに会場を出る。瑞浪IC前の「川上屋」でケーキ購入して、帰宅。

 20時から21時30分までオンラインで、「コンピテンシーベースでの授業づくり〜情報活用能力の育成〜講座」に参加。体力的に無理かな?と思いつつ、安彦広文先生の「コンピテンシーベースでの授業とは?〜情報活用能力とは何かを考える〜」を聞いたり、ブレイクアウトルームで話し合ったりしているうちに、90分間があったという間に過ぎた。僕は「情報活用能力は言葉にこだわらせるべき」と提案。この時間帯に90分間参加できたことが嬉しい自分。

 明日の講義資料を大学システムにアップして準備完了。

2024年4月20日仕事日記

 午前中は体調回復を願って、のんびりと。愛犬散歩後もかつての心臓の感じではない(笑)ことで安心。

 12時30分ごろ家を出て、なごのキャンパスへ向かう。13時30分から16時30分まで、本年度第1回ネタ開発研究会に参加。この研究会は、僕が代表理事をしている「未来を拓く学校づくり研究会」の事業の一つ。今年度は僕のほか、若手と中堅7名、合わせて8名が集って学び合う。

 今回も報告されたすべてのネタが、面白く刺激的な内容。僕は教師を育てる立場から「このようなネタを思いつく教師を育てるにはどうしたらよいだろうか」と自問自答。ちなみに僕は昨日の飛び込み授業を報告。16時30分まで研究会を行って解散。17時ちょっと過ぎに帰宅。

 何かイベントがあると、その後、体はクタクタ。すぐに横になる。体が欲しているからしかたがない。

 研究室HP記事は、4月16日10期生ゼミ報告アップ。河上君が発信。要点を外さずコンパクトに発信。

2024年4月19日仕事日記

 美濃市での講演プレゼンを再検討。配布資料として整理後、室長へ送信。以前に作成しておいた亀山市での講演プレゼンも再検討。配布資料として整理後、担当へ送信。岐阜県から依頼の中堅教員研修講演プレゼンも、昨年内容に加除修正して完成。指定ドライブに保存。ふと気づいて10期生ドライブも作成。

 12時30分ごろ、一宮市立瀬部小学校へ到着。当初は、午前授業も参観して助言する予定だったが、体調を考えて、午後の飛び込み授業だけをお引受けすることに変更。

 教務主任と飛び込み授業する学級担任と最終打ち合わせ。新たに資料作成も依頼。子どもたちの様子を聞き、授業最終準備をする。

 13時35分から14時20分まで、5年生算数体積の授業。新年度始まって間もない授業。見ていただく先生方に参考にしていただきたいと願って、意図的に強調したのは、教科書を上手く活用することと、子どもたちにできる限り発話させることのよさ。

 授業依頼を受けた教科書ページには、複合型立体の体積を3人の子どもが異なる考え方で求めている。これをすべて子どもたちから出させるのは難しいと判断。そこで次の指示。「この教室に他にこの3人の友だちがいてね、このような考え方をしているんだ(図だけ提示)。どういう考え方なのかを3人の仲間で話し合ってごらん」。これが本日の主発問。

 発話のよさを伝えるために、何度も何度も、3人で話し合う場面を指示。

 特に、図形をつぎたして直方体の体積を求め、余分なところを引く考え方を引き出すところは、相当な時間をかけた。というのは、説明が出来そうだという挙手が9名もあり、全員前に出てきて説明して!と指示。順次、考え方を聞いているうちに、子どもにとっては的確に表現するのはなかなか難しい考え方だと実感。それぞれの言葉が揺れて、なかなか定まらない。また、それをよく聞いていて、指摘する子どももいて(これも嬉しい)、とても大切な場面で、時間がないからといって割愛することはできず。かなりの時間がかかってしまった。

 自分の体力を考えると、45分間立っていられないと思っていたが、子どもからのエネルギーは、自分の体力低下を忘れさせてくれた。無理することはなく、自分としては、現時点でのベスト(笑)と言っていいほど、子どもの発話を大切にした授業ができた。もちろん、授業としては改善点を始め、後悔や悔しいと思うことは多い。

 しばし休憩をして、先生方に、上記の思いを伝えさせていただいた。45分間ほど。さすがにこの場面では疲れを感じて、途中から座っての話。今週から「学びの天気」の活用をされている学校で、このこともしっかり価値づけをさせていただいたつもり。継続すると、必ず一人一人の子どもたちが成長し、変容するはず。このことは、他校の実践で確信。

 16時過ぎに学校を出て帰宅。教え子の小児科医から連絡あり。小児科学会・不登校部会の会場からのメールで、「心の天気」が取り上げられているとのこと。こんな嬉しいことはない!

 瀬部小HPには、さっそく僕の訪問記事あり。以下に写真引用。後日、授業映像も届けていただけるとのこと。改めて振り返りたい。

 18時から歯医者。歯茎の改善があるとのこと。ほっとする。外食。帰宅して、いつものように記憶なし状態。
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2024年4月18日仕事日記

 今週月曜日は父葬儀、火曜日は午前にお寺参り、午後は講義3コマ、水曜日は5限を除いてほぼ終日稼働、やはり疲れている。できるだけ休養する日と決める。

 とはいえ、午前中は父病院支払い、銀行で葬儀の様々な支払いと相談。午後はしばらく横になる。眼科に行き、定期健診。異常なし。

 夕方から明日午後、飛び込み授業をする一宮市立瀬部小学校での授業解説プレゼンづくり。調子が良いので、5月9日美濃市での先生方への講演プレゼンづくりまで完了。

2024年4月17日仕事日記

 7時ごろ、研究室着。さっそく生徒指導論と9期生ゼミの資料印刷。「教師論」の振り返り読み。

 9時から看護学部生徒指導論。今日は、文科省資料をもとに「生徒指導と学習指導」の共通点と相違点の深掘りから。学校現場をできるだけ想定してもらうために、子どもが養護教諭のあなたに「こう言ったらどうとらえる?」などのやりとり。授業をしながら思い出す学校現場での養護教諭の実際。

 10時40分から9期生ゼミ。今日は過去問での学び。11時45分ごろに終えて、外食へ出かける。四方山話をしながら教採への励まし。12時50分ごろ解散。研究室に戻り、振り返り読み。

 14時30分、美濃市教育長さんらが来研。5月9日の美濃市の先生方への講演内容について打ち合わせ。15時15分、愛知県教育委員会義務教育課の石原先生来研。専門部会長を仰せつかった義務教育問題研究協議会の内容について相談。

 9期生の久保君来研。面接での悩みを聞き助言。小学校教育実習事前指導はお任せをして大学を出る。

 1年生教師論の受講生190名ほどの振り返りを読了。僕宛へのメッセージもいくつかあって元気がでる。例えば、「こんなに面白くて自らしっかり聞いて、全部吸収したいと思える授業は久々でした。先生のお話は、自分で調べたりしてもわからない、知ることができない応用的なことであったり、現実的なことであったり、様々な経験をしていないとわからない、そんなお話をたくさん聞けて、すごくウキウキしました。「教師論」と聞いて、もっと難しいものかと勝手に思っていたけど、大学入学してからの中で、この授業が一番楽しかったし、より一層、教師になりたいという思いが強くなる授業でした。」というもの(原文ママ)。教える側を奮い立たせてくれるありがたい感想。

 帰宅。相当な疲れを感じて、そのまま横になる。体調が戻るには、やはり時間がかかると自分に言い聞かせ。

2024年4月16日仕事日記

 9時お寺参り。葬儀の処理や今後の法要日程などを弟と決める。終了後、大学へ向かう。

 11時ごろ研究室に到着。古川君が面接回答について相談のため来研。助言が効いたようで、なりより。

 12時15分から4月22日5限の第1回「子ども理解活動」説明会の打ち合わせ。福地先生と林先生に僕の案を聞いていただき、助言をもらう。様々なことを想定すると、詰めておくべきことがたくさんあることに気づく。それぞれですぐに動いていただけるので有難い。

 3限と4限は「教師論」。ともにほぼ90名という受講生。手術後の体で本調子ではないことを伝えて、時として座って授業をさせてもらうことも話す。実際に90分の授業を二コマやってみると、こんなに体力がいるものなのだと実感。もちろん、授業の中での笑いは外せない(笑)。

 嬉しいことは、ある1年生の学生が「先生のオープンキャンパスでの授業を受けて、ここに決めました」と、わざわざ言いに来てくれたこと。元気が出る。

 5限は、10期生ゼミ。今日から書籍をもとにして授業&学級づくりの追究ゼミ。河上君と岡田君がいわば授業者。提案がいいので、濃厚なゼミになった。今日だけでもかなりの学びがあったはず。詳細は二人の記事で。

 研究室HPは、9期生ゼミ報告。長期欠席と不登校について言及。古賀君が内容をコンパクトにまとめてくれた。

 術後、本格的な授業をしてみて、まだまだだと全身で自覚。明日の5限の「小学校教育実習事前指導」の担当を外してもらう。しばらくは、皆さんに迷惑をかける状態。ごめんなさい。

2024年4月13日〜15日仕事日記

 お伝えを迷いましたが、三日間も仕事日記発信がないと、よけい心配をかけると思いましたので、お知らせします。

 父親ですが、13日早朝から危篤となり、14日深夜に他界しました。15日告別式となりましたので、仕事日記は16日に再開させてください。僕の術後、胸部中央の切開部を見て「無理をするな」と言ってくれたのが、僕への父の最後の言葉となりました。思い出は尽きません。

2024年4月12日仕事日記

 いつもと同じ朝。どうしても気になる胸部の痛み。我慢、我慢。

 10時30分から、EDUCOM新卒研修のまとめ発表会をオンライン視聴。今年度はまったく研修に参加できなかったので、3グループの発表が新鮮。どのグループも「つながり」がキーワード。重要な視点!

 4月22日に開催する「第1回子ども理解活動」説明会。その内容について検討しながらプレゼン作成。なかなか進まず(泣)。

 13時からオンラインで「第1回教職教育センター運営委員会」に参加。今年度もある立場をいただく。この立場での重要な役割として、本学教育フォーラムの企画・運営等がある。今年度の講演者は、合田哲雄さんで、期日は6月2日(日)午後、オンライン開催で準備中。例年のようにご期待ください。

 M市指導主事から夏の研修内容についての相談電話あり。前指導主事との相談をもとに、ほぼ内容を決める。

 18時からEDUCOMのKさん、Hさんとオンライン相談。始めに、4月から四日市市でスクールライフノート(心の天気・学びの天気)が本格稼働開始したこと、さっそく学校HPに実践紹介をしている学校があることなどを教えていただく。こちらも嬉しい限り。メインは、僕がある小学校で、振り返りの重要性を講演した後に、EDUCOMさんにスクールライフノートの実践事例を紹介してもらうのだが、その内容について相談。良い事例紹介がしてもらえそうだ!!!

 4月9日(火)の10期生第1回ゼミの記録第2弾。松野さんが詳しく発信してくれた。1回目からの充実したゼミとなったという記録。

2024年4月11日仕事日記

 ほぼいつもの時刻に目覚め。今朝もつい胸をさすっている。「日にち薬」と言い聞かせ。

 リーディングDX事業に参加している自治体の各校リーダーへの講演依頼を受けていて、そのための事前打ち合わせを9時30分からオンラインで行う。40分間ほど。生々しい(笑)実態を聞いたが、「それは貴自治体だけではありません」と励まし、「僕の講演をお聞きになった方々が各校に持ち帰って、何かしら動いていただけるように話します」と相談。終了後、さっそくプレゼンを作り、データを送信。

 行きつけの病院へ。入院先からすでに電話が入っていることもあって、正式な文書を持参しての医師への報告もスムーズ。処方されている薬がなくなったら、行きつけの病院で診察・処方をしていただける段取りまでできた。すべては入院先の有難い指示。

 新年度になり、昨年度の担当者と変わりました!という報告メールが続く。新たな依頼もあり。様々なことをしっかり考えて返答。

 17時30分から、飛び込み授業の依頼を受けている学校の教務主任とオンライン相談。当初は午前中の授業参観の依頼も受けていたが、午後からのみにしてもらう。算数授業で、飛び込み授業内容も教科書ページで指定があり、そこをやってみることにする。振り返りから入り、振り返りで終わること、特にスクールライフノートの「学びの天気」を活用すること、教科書に示されている多様な考え方を子どもたちに提示して考えることから開始することなどを教科書を見ながら決める。

 9期生にグループチャットで質問。回答に対して、さらに追質問。オンラインでも対面と同様なやりとりができつつある。

 研究室HP記事は4月9日第1回10期生ゼミ記録の1本を池田さんがアップ。どうして「どうですか?いいです!」の教室文化が広がって、ある地域では定着しているのかを言及したことは重要。

2024年4月10日仕事日記

 7時30分ごろ研究室着。9期生ゼミで取組む資料印刷。前期授業の累積振り返りシート印刷。研究室でしばし休憩。

 9時から看護学部「生徒指導論」授業。養護教諭になろうという学生なので少人数。授業を進めるにあたって、必ず発言や話し合いを求めること、その理由などを伝えて、授業開始。一人一人が1コマ授業でもかなり発言。最後は好評「保健室ロールプレイ」で締めくくる。

 10時40分から9期生ゼミ。手術の内容や術後のことを伝え、まだ無理ができない状況だと伝える。今日の意見交流テーマは、年間「長期欠席者数」の多さ。不登校は30万人だが、それ以外の長期欠席者を含めると、なんと46万人。包括的支援が必要との記事をもとに、具体的にどうしたらよいかを話し合う。

 教育における生成AI活用のあるプロジェクトの助言者となり、オンライン会議に30分ほど参加。5月に依頼を受けている一人一台端末活用に関してのプレゼンを考える。

 病院へ向かう。15時30分から術後1か月の検査・診察を受ける。2時間ほどかかる。結果を聞き、ほっとする。

 帰宅。NHKスペシャル「Last Days 〜坂本龍一 最期の日々」を視聴。坂本さんがスマホに残した日記の数々の記録は、僕に痛烈に迫ってきた。そう、その通りという心境。

 「キャリア教育に活きる! 仕事ファイル 第8期 【全5巻】」(小峰書店編集部 編著)が発刊されたことを研究室HP記事へ。図書室での人気本とのこと。関わらせていただいていることに深謝。

2024年4月9日仕事日記

 午前中は、昨日のオンライン相談を受けて作成したプレゼンを再検討。整理する中で、これを見てもらうと、求める授業イメージがわくはずと思う多くの動画に気づき、厳選してプレゼン再構成。学校へ配布資料として送信完了。

 中学校数学授業のネタ原稿を今日も数本書く。愛犬散歩。昼食をとって家を出る。

 12時頃、研究室着。時々、胸の痛みを感じながらも、思うように動くことができているのが嬉しい。今日も何人かの方から心配する声をかけていただく。有り難い。

 14時ごろ、愛知県教育委員会あいちの学び推進課のK先生来研。今年度も教育振興基本計画の進捗について評価委員を務めさせていただくので、それに関連した話題をあれこれ。特に計画策定時で、僕が重点をおいたICT活用について感じていることを伝えたり、資料を提示したりして懇談。あらためてk先生とのこれまでのつながりも知って感激。

 講義の資料配付において、教育DXを進める意味で、ユニパを活用しようとあれこれ仕様を見る。これなら学生にもプラスになると考えられる方法を思いつく。ゼミ生に聞いて決定することにする。

 16時30分から18時まで、10期生初ゼミ。購入した書籍を渡し、前期ゼミの内容提示。今日だけは僕が話題提供。グループチャットで意見交流をした授業技術「どうですか?いいです!」について深く話し合う。詳細は、いずれゼミ報告があるので、楽しみにお待ちください。

 揃って夕食に出かける。楽しくて、痛みを忘れて食事と四方山話。帰宅して、横になったら深夜までそのまま。やはり疲れが大きい。とはいえ、この調子ならなんとか通常勤務ができそうという思い。
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2024年4月8日仕事日記

 いつもの時間に目覚めて、パンと珈琲で朝食。今日も胸の痛みは少し弱まっていると感じられるのが嬉しい。

 中学校数学授業ネタ1年生原稿書きを続ける。今日もよいネタがいくつか浮かぶ。

 17時30分から、今度訪問する学校の教務主任、研究主任とオンライン打ち合わせ。届いた研究方針で、いくつかの疑問があり、その確認をしながら、僕に期待されていることを確かめる。送付された文書にミスがあり、納得もできたが、とはいえ、この研究方針では、校内の皆さんはどう動いて良いかがわからない(研究主任もある程度自覚あり)と思い、当日は僕が得ている様々な取組を紹介することに決める。終了後、さっそくプレゼン作成開始。スクールライフノート活用もしてもらうことにして、educomへサポートも依頼。

 明治図書総合ランキング100位以内に拙編著が4冊、101位から300位以内に6冊あり。多くの方が年度末で購入していただいた模様。深謝。

 明日の午後は、久しぶりに大学へ向かうつもり。来客対応と10期生ゼミをいよいよ開始。その資料準備。
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2024年4月7日仕事日記

 いつものように目覚める。いつのまにか胸に手を当てている自分。このちょっとした痛みがなくなれば、と願いながらも、これは無理するな!という有難い警告だと自覚する。

 中学校数学ネタ原稿書きを数本。数社の教科書比較をしていると、アイデアが浮かんでくる。こんな課題もあるぞ!これはいけるぞ!と気分は高揚。やはり考えることは面白い。

 13時30分に喫茶店で、大学同期のMさんとSさんと会う。僕の病状を随分と心配していただき、会うことができればと声をかけていただけた。もしもあの時、最悪の事態となれば、こうして顔を見せることもできなかったわけで、今日も神様に感謝。こうした時の会話は、お互いに今後の在り方や生き方について。最近はFBなどでも、その類の記事に注目することが多い。写真は、他の同期に僕の状況を知らせるために撮ってくれた写真。我ながら元気そうだ(笑)。

 ずっとわからずで、すっきりしなかったメインPCの容量が一気に減ったこと。ようやく判明。こんなところに一時データが保存されているのだと驚き。とはいえ、これを削除していいという確信がなく、まずは少しずつゴミ箱へ。今のところ異常なし。よし(笑)。

 9期生の第三弾投稿が、これまで以上にいい!気温と同じように、力が急上昇中。10期生にも第1回目のゼミを意識しての課題出し。
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2024年4月6日仕事日記

 今の体調であれば、来週から始まる講義などの仕事ができると思っているが、この仕事日記を読み、「焦ってはいけませんよ」「絶対に無理はしないで」といった助言がいくつか届いている。有り難いの一言に尽きる。もちろん無理をしようという気持ちはない。大手術後、1か月も経っていないことや、10日予定の再診結果を大切にして、これ以上、皆さんに心配や迷惑をかけることがないように日々を送っていきたい。薬は指示通り飲み、日々の血圧や体重測定、意図的な運動、切開部の消毒を忘れず、食事も気にしながら過ごしている。「倒れたときの状況によっては、こうして家庭で過ごせなかったかもしれないね」と、口にすることもあり。徐々に回復している自分を過信しないようにして、日々を大切にしていきたい。

 午前中は前期講義の準備。よりわかりやすく記したシラバスと振り返り用シートが完成。振り返りのデジタル化について随分と考えたが、記載内容に赤線を引いたり、一言加えたりするのには、まだアナログの方がやりやすい状況。教育DXを考えれば、推進者の一人として今一歩踏み出したいけれど、うむ、というのが今の心境。

 午後は、ある学校から送られてきた研究計画を見て、今だからこそ助言できると思い、疑問をまとめたシートを作って送信。学校訪問時での助言では手遅れだと判断しての返信。

 中学校1年生数学ネタ原稿書きをいくつか。数学授業の具体化を考えるのは、僕にとっては、とても充実した時間。

 楽しみな番組が始まった。プロジェクト✕!初回は、スカイツリー建設。番組を観た方はわかると思うが、やはりコミュニケーションが大切なんだと、何度か声が出る。

 9期生には新たな問いを発信。どのような考えが投稿されるか、指導者として楽しみ。

2024年4月5日仕事日記

 6時ごろ目覚め。R喫茶店でモーニング。朝から出かけようと思う気持ちになってきた自分が嬉しい。

 来週から講義が始まる。90分間の講義をしたときの体調は不安だが、これまで以上に学生が思考し、話し合い、発言する機会を多くして展開すればいいと考え、そろそろ準備を始めようかと思っている。繰り返すが、このような気持ちになった自分が嬉しい。

 引き続き、胸部中央切開の痛みがあること、骨がしっかりつながるまでには3か月かかると言われていることもあって、今までのリュック利用は正直心配。ネットでキャスター付きの鞄を購入。これを使っていると、どこかへ旅行でも?と言われそうな鞄(笑)。

 ディラーに出向き、冬タイヤから夏タイヤへ交換。いつもやりとりしているHさんが、僕を見て、「どうされたんですか!」と痩せた様子に驚いた質問あり。体重は戻りつつあるんだけど、やはりそうか!と自覚。

 今日は終日使って、「子ども理解活動」の全体2回目講義の内容を検討して、資料作り。ネットで参考資料を見付けたが、そのまま提示したのでは学生には通じない。どう資料を使おうかと考えることに時間をかけて、方針を決めてから一気に作成。随分先のことだけど、とりあえず、他の担当二人に送信。「対面で検討しましょう」と付記。

 光家鶴太先輩が、3月24日に開催された「第15回 元先生たちの落語会 復活寄席」のパンフレットやオリジナル煎餅などを送っていただいた。もともとは高座出演ではなく、顔だけは見せようと思っていたのだけど、トンデモナイ事態になったので、もちろん出かけるのも辞退。鶴太YouTubeチャンネルには、すでに高座動画も流れていて、鶴太、駄楽、細鶴先輩の今回の高座も楽しませていただいた。三人のエネルギーに脱帽。大学卒業後、40数年経ってもこうしたつながりをいただいていることに感謝しかない。落研同期や後輩の支えがあっての復活寄席継続だが、なりより鶴太先輩の高座にかける精神が素晴らしい。大学落研で出会ったときから衰えず。今は、地域で「らくごのおじさん」として大活躍。凄い先輩。
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2024年4月4日仕事日記

 毎朝、胸部の痛みが少なくなってきているような感じ。今日も仕事率を高くして、あれこれ取り組む。

 9時30分からは高知県教育センターとzoomで打ち合わせ。中堅教諭等研修の内容について、センターの考え方を聞きながら、僕からある程度の提案。ほぼ内容を決める。

 砺波市での講演プレゼン資料や、おかやま教育懇談会での提供資料も完成。大学オープンキャンパスの登壇者リストを担当課へ送信。

 今日も何件か心配をいただくメールや電話を受信。感謝するばかり。メインPCの空き容量が一気に減ってしまった。その要因探しにかなりの時間をかけたがわからず(泣)。

2024年4月3日仕事日記

 6時ごろ目覚め。珈琲とパンで朝食。徐々だが、入院前の生活に戻りつつある。少し歩いただけで、心臓がどうもおかしいと感じたことがあったことを今にして思い出す。雨の中、愛犬散歩をしても、心臓の違和感はなし。

 徐々に仕事率を高めている。今日は「子ども理解」に関する資料集め。全体講義に役立つ資料を見付ける。また、「自立した子どもを育てる」ためのプレゼンづくりをボチボチと。

 研究室を訪問するので、研修内容の相談をしたいという依頼メールが数件あり。可能ならばオンラインで行いましょうと返答。

 父親への面会に出かける。今日は胸部切開部を見せる。驚く父親。はっきり聞き取れた「無理をするな」という言葉。入院中の96歳の父にこれ以上心配をかけてはいけない。

 今日も、通算何時間横になっていただろうか。体が欲するようにするのが一番と考えて、そのようにする。

 9期・10期ゼミ生とのグループチャットでのやりとりが順調。二人のゼミ長に感想を聞く。知的に面白いとの見解。同感。

 ここのところ案内していないが、ゼミ生は2月にいろいろなところで学んできている。赤坂真二先生、一宮市立西成東小学校、小牧市立味岡小学校一宮市立瀬部小学校、春日井市立藤山台中学校での学び記事が合わせて、20本ほど。数本でも読んでやっていただけると有難い。
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