「いのちびと 2015.11 45号」に拙稿掲載

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 NPO法人いのちをバトンタッチする会発行の会報「生きる幸せをみつめる いのちびと」の2015年11月号(45号)に、「命を助ける人であってほしい」と題した私の思いを掲載していただきました。

 小牧中学校長時代に取り組んだ「命を実感するプロジェクト」のことを書かせていただきました。

 年6回発行される会報には、毎回、「心に響くいのちの話」がいっぱい掲載されています。いのちに向き合う人の思い、生き方、働き方を通じて、生きる幸せを見つめることができる冊子です。ぜひ定期購読(年間6回、1500円)をお勧めします。

 申し込みは、「いのちをバトンタッチする会」まで。(玉置)
 

第2回授業深掘りセミナー定員に迫る

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 今年度から始めた「授業深掘りセミナー」は、第2回を12月5日(土)に開催します。

 このセミナーの特徴は、模擬授業のあと、レギュラー講師陣でその授業について深く切り込むことにあります。

 どのような教材研究をしてきたのか、どうしてあのような展開としたのか、あの発言をどう受け取り、どう生かそうとしたのかなど授業者に切り込み、それをもとにしっかり論議して、授業の深部に入り込みます。

 第1回参加者からは、模擬授業はもちろん、授業後の深掘りは他に類がなく、とても勉強になったという感想をたくさんいただきました。

 第2回目は、佐藤正寿先生が社会の模擬授業、神戸和敏先生が数学の模擬授業を行います。特に佐藤先生は全国各地で模擬授業をされておられますが、このセミナーらしい授業や力量分析をさせていただこうと思っています。

 セミナーは参加者にいずれかの授業の子供役をやっていただくこともあって、30名と限定させていただいています。2回目はすでに定員に達しようとしています。ご参加の方はできるだけ早めにお申し込みください。(玉置)

 ※ 授業深掘りセミナー案内

提言掲載(総合教育技術2015年11月号)

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 「総合教育技術」(小学館)の2015年11月号に私の提言が掲載されました。

 「学校の多忙を克服するために」というテーマでインタビューを受けた結果が、原稿「学校HPでの積極的な情報提供によって保護者対応の負担は軽減できる」と題して掲載されました。

 今回の記事の中に「校務支援システム導入成功の秘訣は学校・行政・システムの三位一体PDCAサイクル」と題した大阪市教育委員会学校経営管理センター課長の山本圭作さんの記事もありました。

 大阪市は以前に勤めていた小牧市の学校と同様な校務支援システムが入っており、その関係で、以前に大阪市の校長、教頭先生に講演をさせていただいたことがあります。システムを導入し、大きな成果があったとの記事にとても嬉しく思いました。(玉置)

拙稿連載「管理職選考 合格へのポイント」第5回

 日本教育新聞に連載中の「管理職選考 合格へのポイント」の第5回が、10月19日号に掲載されました。

 今回のタイトルは「実績書の作成」、サブタイトルは「書くことないは仕事をしてない証拠」です。

今回の号では、第1面インデックスで、この記事に書いた「研究発表会での教頭ブース」が取り上げられました。(玉置)
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授業を見るプロからゼミ生へ

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 教育コンサルタントの大西貞憲さんが、10月10日に開催した「第1回授業深掘りセミナー」後のゼミの様子をご覧になられました。

 そのときに感じられたことをブログに掲載(「ゼミでの学生の姿から考える」)されました。リンクを張りましたが、ここにも原文を掲載しました。今後、ゼミ生を鍛える意味において、私自身忘れないようにしたいと思います。大西貞憲さんありがとうございました。(玉置)

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授業深掘りセミナーの後の会場で、玉置ゼミが開かれました。せっかくですので、少しゼミの様子を見学させていただきました。授業と学び研究所の小西克哉所長からの就活と最近の大学生気質についての話、フェローの神戸和敏先生の模擬授業でした。

小西所長の話は、学びの本質に迫るものでした。学びは一生涯続くもので、学び続けることができる人を企業は求めている。学ぶことを楽しめることが大切である。「学力」は「楽力」に通ずる。また就職は、自分がその企業で仕事をすることを通じてどのようになりたいかを思い描けなければうまくいかない。こういった主旨の話でした。
教員志望がほとんどで、一般的な就職活動には縁のない学生たちなので、どのような反応をするのか興味がありましたが、だれもが真摯な態度で話を聞いていました。素直に学ぼうという姿勢は好感が持てました。

神戸先生の1時間の模擬授業は2部構成でした。後半は次回の授業深掘りセミナーで行う模擬授業を試しに行うものです。前半は、なんと落語をアニメ化したものを見せました。「時そば」です。最初はなぜ落語を見せるのかその意図がわかりませんでした。アマチュアの域を超える落語家の玉置先生のゼミの学生にしては意外なことに、あまり「時そば」を知らないようでした。
神戸先生は「時そば」を見せ終わった後に、そばがいくらだったかを問いかけました。「16文にきまってらあ」という言葉の意味がわかっているかの確認です。「二八そば」から「16文」ということに気づいている学生は少なかったようです。どうやら神戸先生は、日常に潜む数や数学的な視点に気づく感性を持ってもらいたいことを伝えるのに、「時そば」を選んだようです。
落ちの「今何刻でぇ」「四つでさぁ」というところも、よくわかっていなかったようです。江戸時代の時刻が0時を「九つ」として、半日を2時間ごとに(正確には日の出を暁六つ、日の入りを暮れ六つとして計算)、「八つ」「七つ」「六つ」「五つ」「四つ」としていたことを知らないと、「九つ」より少し早かったために「四つ」で大失敗したということがわかりません。こういったお話を楽しむためにも、数の感覚が大切です。教師として、幅広い視点を持つこと、算数・数学を教えるためには日常に潜んでいる算数・数学的なものを見つける、見つけようとする姿勢が大切なことを伝えられました。「時そば」を当たり前のように楽しんでいた私には、このような教材として利用することは思いもつきませんでした。神戸先生の教材を見つける感覚に脱帽です。

後半の模擬授業については、次回の授業深掘りセミナーでのお楽しみにして、その時の学生たちの姿から感じたことを少し述べたいと思います。
非情に素直に課題に取り組みます。しかし、ある事柄の持つ特性や属性を分析したり、そのことをもとに推論したりするといった力が今一つです。日ごろから、身の回りのことを「なぜそうなっているのだろうか?」「他にはないのだろうか?」と原因や必然性を論理的に解釈しようとすることをしていないようです。答を出せた学生も、どうやって考えたのか、論理的に筋道立てて説明することが上手くできません。たまたまであったにせよ、そこにある必然性を見つけようとする姿勢が大切なのですが、そういう習慣はついていないようです。先ほどの「時そば」で感じたことと一致します。
このことは彼らのだけの問題ではありません。多くの小学校の先生の算数の授業で感じるのがこれなのです。解き方を知っていてそれを教えるだけの授業が多いのです。「なぜそうやると解けるのか?」「他にやり方はないのか?」「その必然性は?」といった視点が授業に欠落しているのです。解き方を教えるのは塾に任せて(塾に失礼ですね)、解き方を見つける力を子どもたちにつけてほしいのです。それが、算数・数学で目指したい力です。
そのためには、先生方がきちんとその問題の本質を理解して、論理的に解き方を説明できることが必要です。その上で、直接教えるのではなく、子どもたち自身で気づけるような授業構成をすることが求められるのです。
この日の神戸先生の模擬授業からは学生たちにそのことを気づかせたいという思いがあふれていました。これは、神戸先生の算数・数学の授業に共通する思いでもあります。
ゼミ生のみなさんには、これから教壇に立つまで、立ってからもこのことをいつも自身に問い続けてほしいと思います。

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拙稿連載「管理職選考 合格へのポイント」第4回

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 日本教育新聞に連載中の「管理職選考 合格へのポイント」の第4回が、10月12日号に掲載されました。

 今回のタイトルは「あこがれにあこがれる」、サブタイトルは「自分が目指す管理職像を明確に」です。最後にオチをつけました(笑)。(玉置)

【20151020講演】甲府市総合教育研修講座

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今日(10月20日)は、山梨県甲府市教育研修所で講演をしてきました。若い教師を対象とした授業力向上の話をしてほしいという依頼を受けて、演題は「玉置流・授業力アップの秘訣」としました。

話の柱は、
1 伸びる教師の条件
2 玉置流・授業の大原則(実習付き)
3 学び合いの本質
の3本。

会場の皆さんとの距離を縮めるために、予定外のことを入れてつながりをつけながら、1時間30分の講演をしました。記憶に残していただける講演ができたつもりです。

自宅から会場まで行きは4時間。帰りは乗り換え待ち時間があったために5時間。移動中に数本の原稿をかくつもりでしたが、ほとんどは睡眠時間となってしまいました。(玉置)

第5回教師力アップセミナー(野口芳宏先生セミナー)にお手伝い

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 平成27年10月12日(月・祝)、第5回教師力アップセミナー(野口芳宏先生セミナー)にお手伝い参加。今回のゼミ生はご覧の4名。セミナー後の懇親会にも全員参加。

「指導と評価11 月号」に拙稿掲載

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 「指導と評価」に連載中の「学校づくり力」アップセミナーの第8回目(2015年11月号)は、「特別活動指導力が高まる学校づくり」と題して執筆しました。

 小見出しは、
 「特別活動の目標」
 「『特別活動の本質』を子供たちに伝える」
 「学年体制で子供を育てる」
 「心地よい遊びを生み出したい」
 の四つ。

 今回は、自身が特別活動主任であったころから振り返り、特別活動の指導力が高まる学校づくりのあり方について述べました。どこかで手に取って読んでいただければ幸いです。(玉置)

拙稿連載「管理職選考 合格へのポイント」第3回

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 日本教育新聞に連載中の「管理職選考 合格へのポイント」の第3回が、10月5日号に掲載されました。

 今回のタイトルは「教育情報の入手」、サブタイトルは「マスコミ報道だけでなく文科省のメルマガ活用しよう」です。(玉置)

パネルディスカッションが記事で紹介

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 9月6日、新宿で開催された「自立学習学会201」での5パネルディスカッションの概要がある雑誌に掲載されました。ここをクリックしていただくと読むことができます。

【20151003講演】呉市立志塾にて講演&口演

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 10月3日(土)は、広島県呉市教育委員会主催による「立志塾」にて、講演と口演をさせていただきました。

 講演では「玉置流・笑みがあふれる元気な学校づくり」と題して、私が大切にしている人生訓の紹介から始め、様々な学校改革の実際について話をさせていただきました。

 こうして私にお声をかけていただいたのは、昨年、日本教育新聞に掲載された「管理職を楽しむ」という記事がきっかけです。その中で、落語を教育に生かしているという紹介がありました。担当の方から「落語もお願いします」というリクエストをいただきましたので、15分間の高座を務めました。

 土曜日開催ですので、まさに話を聞いてみようという方の集まりとのこと。200名ほどの参加者があり、皆さん、熱心に話を聞いていただき、しっかり笑ってもいただけました。ありがたいことです。(玉置)

【20151001講演】三重県栄養教諭・学校栄養職員研修会

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 本日(10月1日)は、三重県栄養教諭・学校栄養職員研修会にて講演をしてきました。
 依頼をふまえての演題は、「栄養教諭・学校栄養職員のための玉置流・授業の作り方」。

 前半1時間は、授業とは何かに始まり、授業を成功させるための様々な授業技術を紹介。前半はエレベータートークで終了。

 後半1時間は、ある県のガイドブックに掲載されていた食育授業指導案をもとに、授業の作り方を6つのステップに分けて講義。考えるべきことを指示して、個人思考、グループ討議、発表という流れ。後半最後には、授業がゴールに達したかどうかを判断するためのある方法を提案。見事、演じていただいた方があって、盛り上がって終了。

 三重県各地から90名ほどの参加とのこと。「今回はいつもの研修より参加者が多いです」という言葉は嬉しくもあり、プレッシャーもしっかり感じる言葉でした。いつものことですが、良い勉強をさせていただきました。(玉置)

【20150930講演】あま教師塾

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 本日(9月30日)は、あま教師塾にて講演をしました。ありがたいことに4年連続で機会を与えていただきました。

 今回は、「教材研究の楽しさを体感しよう (算数・数学教材を通して)」と題しての1時間30分。

 前半は、大学での講義の話やアクティブ・ラーニングの話。評価の話もチラリ。

 後半は、算数教材と数学教材を使って、教材を研究するとは具体的にどういうことなのかを話し、教材を研究することによって子供のつぶやきを拾ったり、つぶやきから授業を深めたり広げたりできることを体験していただきました。

 18時からの研修会にも関わらず、また算数・数学ネタを話題の中心としましたので、ご自身の校種や専門には直結しないことが多くあったと思いますが、熱心に取り組み応答していただける参加者にこちらも学ぶことができました。(玉置)
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