2月10日 教師力アップセミナー(和田裕枝先生)に参加して(松田、丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。今回私たちは2月10日の教師力アップセミナーに参加させていただきました。そこで和田裕枝先生の講演や模擬授業から学んだことを松田と丹羽で紹介します。


 私は和田先生の模擬授業を外から見ました。以前、和田先生が大学に来て講演をして下さったときに、授業を参観するときは教師が言ったこと、子どもが話したことをその言葉のまま記録していくと教えて頂きました。なのでそのように、聞こえたことをそのまま記録してみました。スピード感のある授業で、全部を書き切ることはできませんでしたが、今その記録を見返して感じたことがあります。

 1つ目は、話す一文が短いことです。和田先生は一切説明をしておらず、長い文を話しているのは子どもでした。子どもが話す時間が多いことで出力する機会が確保されていると感じました。また、問いかけも短く端的なため、子どもが何を考えるのかを迷わずにできると感じました。

 2つ目は、授業の中で「どうして?」「何で?」「何が一緒なの?」など、子どもに考えさせる問いかけをたくさんされていたことです。生徒役をしたゼミ生は頭が休まるときがないと言っていました。子どもが言ったことに対して理由を考えさせたり、同じことや違うことを比較させたりすることで頭を使うことができると感じました。

 お話を聞く中で、「最初は分からなくてもいい、45分に分かるようになればいい。」という和田先生の言葉が印象的でした。私は小学生のときに算数で何度もつまずきましたが、そのつまずきが解消されたときのことを未だに覚えています。それは問題が解けたときではなく、分からなかったことがどうしてそうなるのか、どういうことなのかということが分かり、納得できたときでした。答えを求める授業ではなく、子どもに考えさせる授業ができるようになりたいと思いました。

 模擬授業の記録をすることで後に行われた玉置先生による振り返りで、その場面と和田先生の意図や考えをリンクさせることができ、より学びにつながりました。あっという間の講演でした。ありがとうございました。(松田)



 私は和田先生の講座を聞き、印象に残ったことが数えられないほどあるのですが、その中でも特に覚えておきたいことを2つ紹介します。

 まず1つ目は学級経営は4月の2週間が勝負だということです。最初に子どもたちに教師が考えていること、守ってほしいことなどを伝えたり、授業のやり方、進め方を指導することで、子どもたちは自然と教師が言わなくてもできるようになるそうです。こうなると、子どもたちからの無駄な質問がなくなり、教師自身にゆとりが生まれます。そうなると子どもたちをよく見ることができ、授業作りも自分の足りないところが見えてきたり、子どもの表情から考えを読み取ったりといういいことづくしだということを学びました。

 2つ目は、ワクワクする授業です。今回和田先生の模擬授業において生徒役として参加させて頂きました。和田先生の授業はとってもテンポが良く質問も多いので、常に頭をフル回転させて授業を受けていました。ですが、とても集中できるので仲間の発言や意見をちゃんと聞こうと感じました。一分一秒がワクワクでこんなに考えて集中する授業はないんではないかという程子どもたちの言葉で授業が作られているのを実感しました。また、下学年の内容と上学年の算数の内容をつなげながら授業がされているので数学的な「見方・考え方」が育成されるなと思いました。(丹羽)

 今回の和田先生のセミナーからは模擬授業を通して授業づくりの大切さを改めて感じることができました。ありがとうございました。(松田、丹羽)

2月10日教師力アップセミナー(和田裕枝先生)に参加して(安部、安藤、山田)

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 こんにちは。4期生の安部、安藤、山田です。先日参加させて頂いた教師力アップセミナーで和田祐枝先生の講演と模擬授業から学んだことです。

 こんにちは。4期生の安部です。私は先日の教師力アップセミナーで和田先生のお話を初めて聞かせていただき、また、実際に模擬授業の生徒役として授業に参加させていただき、多くのことを学ばさせていただきました。

 まず、初めて和田先生の授業を見させていただいた感想として、その迫力、勢い、完璧さにただただ圧倒されました。私は実際に生徒役として授業に参加する側だったのでとても緊張しましたし、この授業を毎日受けている子どもたちはすごいなぁと思うばかりでした。

 しかし授業後の玉置先生と和田先生との対談や反省会などで模擬授業を振り返ってみると、和田先生独特の授業テクニックの裏にはとても深い意味があることがよく分かりました。和田先生のおっしゃっていた「わくわくする授業」は子どもたちの授業を受ける前の“分からない”が45分授業を受けた後の“分かった、なるほど!”という反応に変わることを指すのだということに気がつきました。私が考えていた「わくわくする授業」は、授業そのものが体験型中心の授業になっていて、クラス全員が授業に参加するからわくわくするのかなと思っていました。和田先生のいうわくわくするというのは授業内容をちゃんと理解できて初めて生まれるものなので、それをクラス全員に実感させるのはなかなか難しいと思いますが、和田先生のような授業を目指して頑張っていきたいと思います。(安部)


 こんにちは。4期生の安藤です。今回初めて和田先生の授業を生徒役として実際に受けて感じたのは「早い!!!」です。和田学級では学習規律で先生が出したものに必ず反応する、という約束があるため、授業中は常に自分の考えが言えるように頭を働かせ、何かしらのアクションを取るように必死に授業に食らいつきました。いい意味で緊張感があり、授業中いつも「今日のごはん何かな〜」なんて考えてしまう私に和田先生はそんな暇を与えてくださらず(笑)、気づけば授業が終わるまでずっと集中していました。

 これこそ卒論発表会の時、和田先生が仰っていた「子どもを暇にさせない・集中力を持続させる」授業なのかと体感しました。また、授業崩壊は授業中退屈にしている頭のいい子から始まるとききましたが、和田先生の授業では頭のいい子も退屈になることはないと確信しました。というのも、授業の振り返りの時間に和田先生は机間指導をされ、ワークシートに今日の学びを深める朱書きを入れて回られていました。私は「小数も整数と同じように考えることができる」と書いたのですが、「同じ」とはどういうことかと問われ、自分の言葉で説明する難しさを感じました。具体的に書かせることや、「自分の言葉で」理解することが深い学びに繋がっていくのだと実感しました。和田先生の線を引くポイントの的確さや学びを深める問いかけを私もできるようになりたいです。

 和田先生のような授業や学級経営ができる教師になりたいという思いと同時に程遠さも感じますが、和田先生も最初からできた訳ではないと仰っていたので、これから玉置ゼミで授業名人の技をたくさん吸収して少しでも近づけるよう努力していきます。貴重なセミナーをありがとうございました。(安藤)


 こんにちは、4期生の山田志摩です。私は先日の教師力アップセミナーで参加させていただきました。和田先生のお話を聞かせていただくのは2回目でしたが、今回もまた多くのことを学ばさせていただきました。

 今回は講演会ではなく運良く、講演会の前に和田先生に偶然お会いしてお話させていただいたことについて書きたいと思います。お話ししている中で、和田先生に、「模擬授業の生徒役はたくさん経験しておきなさいよ〜!」と言われました。わたしは、卒論発表の日に初めて生徒役をさせていただいたのですが、生徒役だと余裕がなくてメモが取れないし、緊張するし、という気持ちがあり次からなるべく周りから見学する方に回りたいなぁと思っていました。しかし、和田先生と会話する中で生徒役を率先してさせていただくことの大切さ、生徒役ができることのありがたさに気づきました。なぜ生徒役が大切であるかというと、先生になった時に、先生側に慣れることは簡単だけど、生徒に戻ること、生徒の目線で自分を評価することは難しい、だから今のうちから生徒目線で物事を見れるように訓練しておくと教師としていつまでも成長していける人になるからだと和田先生はおっしゃっていました。わたしはこのお話にとても納得して学生の間に1回でも多く生徒役をさせていただきたいと思いました。

 玉置ゼミの一人として、講演会を聞かせていただけることや、素晴らしい先生方や仲間の模擬授業の生徒役として参加させていただけることに感謝して積極的にチャンスを掴んでいきたいなと思いました。(山田)

地元でインターンをしてきました(吉田)

 こんにちは、2期生の吉田です。今回、地元の小学校で5日間のインターンシップをさせて頂きました。大変忙しい時期に受け入れてくださり、毎日多くのことを学ぶことができました。本当に感謝しかありません。この5日間で私が感じたこと3つを記事にさせて頂きます。

 1つ目は学級の仕組み・きまりです。

 その仕組み・きまりは「先生とクラスの子供がよりよく学校生活を進める」という重要な役割を担っています。先生の考えだけ・子供の考えだけでは成り立たないのだと言えます。「○○さんはこう思っているんだけど、」といって同意を取って進めて行くこと、「これはこうするよ」年間通して伝え、それを教師自身がちゃんとやることで子供たちが変化していくのだと教えていただきました。4月は子供がわからないこともあるから、より多く話をされていたそうです。

 学級経営や学級のルールは、学校内で基準があれど、学級によって異なります。それはその目の前の子供たちと先生との関係によって変化があるからだと感じました。4月から私自身、何ができるかわかりませんが、まずは目の前の子をちゃんと見ることから始めたいと思います。

 2つ目は掲示物の重要性です。
 
 2期生の牧野さんの卒論発表でも、学級の掲示物は本当に重要だと感じました。「子供の動線を考える」「全体として学習環境に適しているか」「発達段階に適しているか(イラストの有無・文字の大きさ)」といった配慮が必要だと感じました。また、私の研修最終日が参観日ということもあり、学級の雰囲気を良くする・子供の成果を見える化しておられました。学級の掲示1つを決して侮らず、検討していく必要性があると学びました。

 3つ目は子供の心の流れをつかむことです。

 担当の先生の動きを見せていただきながら「先生が子供の心の流れを捕まえれているな」と感じました。例えば、音楽の時間、チャイムが鳴っていますが、子供たちは私語をしています。しかし、先生は叱ることなく、歌を再生します。音楽が流れだすと子供たちは歌い出しました。歌った後に「いいハーモニーになってきたね」と褒め、授業を開始しました。音楽を流すという行為によって「歌う時間だと子供は認識し、歌い終われば、授業へ臨む姿勢ができています。」先生があえて叱らないことで「歌声が出しやすい」雰囲気となっていますし、褒められることで、子供は意欲的になります。記事では1例しか挙げませんでしたが、そんな配慮が随所に感じられました。次の子供の姿を考えて学習活動を展開する・指導することが大切であると再認識させていただきました。

 私自身、地元で先生になるということは夢でした。しかし、不安もあります。そんな時に先生方にわからないことや悩みは尋ねること、子供に聞いてみるといった自身の努力で状況を変化させられるのだと学びましたそして何より私自身が「子供が好きなんだ」と思える5日間でした。

 最後に子供からもらったプレゼントの言葉を紹介して記事を閉めたいと思います。
「先生になる不安もあるかもしれないけど、私も頑張るから、先生も頑張ってね。応援してるよ。」
 子供の言葉は私の特効薬ですね。本当にありがとうございました。(吉田)

※写真はゼミで模擬授業をする吉田君です。
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卒業論文発表会に参加して(菱川、林)

今回は菱川と林で午前の卒論発表会についてと午後の和田先生の模擬授業そして公演についてまとめさせていただきます。


こんにちは三期生の菱川です。
卒論発表会の午前の部についてまとめさせていただきます。
先輩方の卒論発表会を、見て感じたことはまず準備が素晴らしいと思いました。
僕らのこの時期から準備をコツコツとしてきたのだなと感じました。僕らも準備をしていかないともう危ない時期なのだと改めて感じ本をもっと読んで行こうと思えました。
そして僕の今回の研究テーマにも活用できるのではないか?と思える発表もたくさんありました。それらの発表の中に書いてある著書も参考に読んで行き卒論を書き上げて行きたいと思えました。

次にこの時期ということです。毎年先輩方は卒論の準備そして研究と教員採用試験の勉強を両立してきています。その中で大切なのは日頃の時間の使い方だと感じました。時間の使い方を日々意識しながら勉強と卒論研究そして遊びも両立して行きたいと思います。
先輩方のかっこいい姿は本当に素晴らしくて尊敬します。ありがとうございました。(菱川)

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こんにちは、三期生の林です。
午後からは先輩方と和田先生の模擬授業、そして和田先生の講演会がありました。
二期生の方の模擬授業では、来年のゼミのことがよくわかりました。
和田先生の模擬授業では、ビデオを通して観た和田先生の授業を、実際に子ども役で受けることができました。教育実習で自分が授業をした経験があるからこその学びもたくさんありました。和田先生のように、限られた時間を有効に使いたいなと感じました。
講演会では、私たちの質問にたくさん応えていただけました。
お忙しい中ありがとうございました。(林)
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2月3日教員人材銀行登録者資質向上事業に参加して(安部・岡田・松田)

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 こんにちは。今回は2月3日に行われた教員人材銀行登録者資質向上事業に参加して得た学びを安部、岡田、松田の3人でまとめさせて頂きます。

 私は今日初めて玉置先生の講演を聞かせていただきました。まさに目から鱗が落ちるといった感覚で一時間という短い時間にもかかわらず、それ以上の多くのことをことを学ばさせていただきました。その中でも特に私の心に響いたことは、やはり先生がとても大事にしていらっしゃる「ABCDの原則」です。これは「A=当たり前のことをB=馬鹿にしないでC=ちゃんとやれる人こそD=できる人」という意味なのですが、私はこの言葉を聞いたときに自分の中学校のころを思い出しました。私の中学校では、トイレのスリッパ整頓や挨拶、給食の配膳など生活習慣にとても厳しく、当たり前のことを当たり前にやりなさい、と口酸っぱく言われていました。当時の私にはそれほどきっちり当たり前のことをやらせる意味がよく分かりませんでしたが、今日の講演を聞いてそのわけがようやく理解できました。当たり前のことを当たり前にできるようになることがどれほど大切なことか、またそれを教育現場で習慣づけさせるため、学校の先生というのはその責任が重いなぁ、と改めて感じました。
 自分が教員になったときもこのABCDの原則を子どもに伝えていきたいと思います。
 玉置先生、貴重な講演を聞かせていただいてありがとうございました。 (安部)

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 これまでのゼミで玉置先生が何度も教えて下さっていたことが沢山出てきたため、改めてこれまでの学びの一つ一つの大切さや重要さに気付くことができました。その中から二つのことについて取り上げさせて頂きたいと思います。
 まず一つ目は、「授業とは何か」というものです。それを問いかけられて、私はパッと頭に出てきませんでした。しかし、講義と授業の違いを比較されたことで、すんなり入ってきました。玉置先生の定義では、講義は一番大事なことを“先生”が言うもの、授業は一番大事なことを“子ども”が言うもの、気付くもの、だそうです。これは、まさに今私たちが敏感になっている「主体的・対話的で深い学び」に繋がるところだと感じ、忘れてはならないと思いました。一方的な教え込みの授業ではなく、子ども自身が気付き、発見していけるような“授業”を仕掛けていかなくてはならないと、改めて感じました。
 そして、もう一つは「全員を巻き込む原則」の、ノートの隅に〇か×を書かせるやり方です。これに似たやり方を、私は教育実習で使わせて頂きました。しかし、私はその時「みんな付けれたかな?」と聞いてしまっていました。今回、そのような聞き方ではなく「まだ付けてない人?」と聞くことで、誰を当てても良くなり、また、児童の意見を繋いでいくことが出来るのだと学びました。今後このような活動を取り入れる際には、意識していきたいです。
 今回は、これまでの学びをもう一度振り返り、改めて自分のものにするための機会を頂きました。ありがとうございます。振り返っただけでは意味がないので、友人に話すなり書くなりして、出力していきたいです。(岡田)

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 私が最も印象的であったのは、「〜のために、〜の立場で」というお話です。セブンイレブンの鈴木社長が言った従業員はお客様の「ために」ではなく、お客様の「立場で」頑張るという言葉が紹介されました。これを教師に置き換えてみると、教師は子どもの「立場」で頑張るということになるというお話でした。子どものためを考えてたくさんプリントを準備しても、子どもにとっては多すぎてどこが重要な部分なのかが分からないという事態を招くというお話を聞いて、子どものために準備をしたものや、働きかけようとしたことが、本当に子どもにとって良いものかと子どもの立場で考えることが大切であると学びました。先日、アルバイトで取り組んでいるテキストを全然進めようとしない子どもにしつこく進めるように言ってしまいました。その子は集中が切れがちですが一声かけるとまた進め始めるので、いつものように声をかけたら進め始めるのではないかと考えました。しかし、その日はいつもと違い、反抗するかのように同じページにたくさんの時間をかけており今思えば、何か集中できない理由があったのかもしれないと思い、子どもの立場になれていなかったと反省しました。子どもの立場になって働きかけることのできる教師になりたいと思いました。
 この講演では大学の講義やゼミで玉置先生から教えて頂いたことが数多く出され、一生懸命メモをする他の参加者の方々を見て、大学生のうちから大きな学びができていることに感謝をしなければならないと感じました。(松田)

「落語家から学ぶ!授業や生活で使えるコミュニケーション術」に参加して(中澤)

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みなさん、こんにちは、四期生の中澤です。2月15日に小牧市立三ツ渕小学校で、立川談慶師匠と玉置先生との二人会に参加しました。今回はその事をお話しします。

私は今回二つのことを学びました。それは、想像力と間についてです。

まず想像力について話します。一人の落語家は、多人数を相手にあくまで一方的に話をします。この時話し手は、聞き手の想像力を刺激し、話したい内容をイメージさせることで、聞き手全員が、話したい内容を伝えられるようにしています。このことを教えてもらい私は、一斉授業を行うときに、子どもの想像力を刺激することを前提に話をし、想像したことを子ども同士共有させることで、個人差のある子ども全員によって、子ども全員が学習内容を理解していく環境を将来作っていきたいと感じました。

次に間について話します。落語家も教師も、新人の頃は、間を怖れてしまい、間ができてしまうと、聞き手に考えさせたい事柄まで話してしまう。そのことにより、いくら話し手が準備してきたことを伝えても、聞き手が聴きっぱなしになり、話の内容を理解できなくなってしまう。このような話があった。私は、話し手が話したことについて考えたり、内容を理解するためにも間が必要であり、焦らないためにも間を大事にする必要があると学んだ。私はこのことを教育実習で生かしたいと感じた。

ここまでいくつかのセミナーに参加してきましたが、その度に、素敵な人達と出会い、実践的な話しを聴いていることに、驚きと感謝を感じます。自分もいつか、そのような人達に近づけるように、じっくりと学び続けたいと感じています。今回もセミナーに参加させていただき、ありがとうございました。(中澤)


卒業論文発表と模擬授業の反省(寺坂)

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こんにちは。2期生寺坂です。かなり時間があいてしまいましたが、卒論発表と模擬授業についての記事を書きたいと思います。

卒論発表は、2年かけて学んで来たことを伝えることができたのではないかと思います。「クラス会議」とアドラー心理学をもとに、主体性のある子供を育てて行きたいと思います。大西さん、斎藤さんをはじめ多くの方に有り難いコメントもいただき、四月から実践をして行きたいと思います。

模擬授業では、授業を作るときに子供を想像することの大切さを痛感しました。教師がやりたい授業をしてしまい、作っている時から子供が目の前にいませんでした。子供が学びたくなるポイントを考えて、授業をしていきたいと思います。

また、子供の言葉を変えてしまうということもしてしまいました。言っていないのに、欲しすぎて勝手に頭の中で言ったことにしていたみたいです。

反省はつきませんが、今日の反省を次やらせていただくフォーラムで出せるように準備していきます。(寺坂)

2月3日教員人材銀行登録者資質向上事業に参加して(山下、丹羽、嶋藤)

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 こんにちは、3期生の山下です。2月3日(土)に行われた教員人材銀行登録者資質向上事業に参加して学んだことを山下、丹羽、嶋藤の3人でまとめさせていただきます。

 私がこの研修を受けてマネしようと思ったことは「一時に一事の原則」です。ワーキングメモリが少ない子もいるので同時に2つも3つも指示を与えない、一回の指示で指示することは一つだけにするということです。「問題集を出して、30ページの問題5のところにある(1)から(10)までの問題を全部ノートに写してから、解き始めてください。」これは悪い例です。一時に一事の原則に従って言い直すと「教科書を出してください。30ページの問題5を見てください。(1)から(10)までの問題を全部ノートに写してください。それから解き始めてください。」のように一回の指示で1つの指示だけにすると子どもたちに伝わりやすいそうです。また、悪い例のように指示すると教師は伝わっていると思っているので言った通りにしてくれない子に対して「何度言ったらわかるんだ。」「ちゃんと聞いていないからだ。」などと子供のせいにしてしまいます。私も教育実習の際に長々と指示をしてしまい、子どもたちに伝わらなかった経験があるので一時に一事の原則を意識したいと思いました。

 今回は教師としての大切な作法というテーマでしたが人間として大切にしたいと思うことをたくさん学びました。全ての内容について『〜の原則』と分かりやすいキーワードがあったので教訓にしてこれからの生活に生かしたいと思いました。(山下)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。教育人材銀行登録者資質向上事業に参加させていただき、学んだことを2つ記したいと思います。 

 1つ目は「木は光を浴びて育つ 人は言葉を浴びて育つ」ということです。子どもというのは掛けられた言葉によって、良いようにも悪いようにもなってしまうということを学びました。教師は、子どもと長い時間接する職業であることから、子どもの良さをたくさん見つけて褒め、豊かな子に育てていきたいと思いました。

 2つ目は話し合った後の全体交流への繋げ方です。例えば、話し合いをした後「はい、じゃあ意見がある人!」と聞くのでは話し合いをした意味が無くなってしまいます。そうではなく、教師が子どもを褒めながら、「○○さんは手振りを使って話していたね、良かったからもう一度言ってくれる?」と意図的指名をすることでその子の意見に対して全員で考えを深めることができるということを学びました。

 今回は1時間という短い時間でしたが、教師になろうとする身として、教師になってから実践してみようと思うことだけでなく、すぐにでも大人として大切にしていきたいことをたくさん教えていただけました。ありがとうございました。(丹羽)

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 こんにちは。3期生の嶋藤です。2月3日(土)に教員資質向上研修に参加してきました。そこで学んだことについて記事に書きたいと思います。

 私がこの研修で一番心に残っていることを紹介します。それは、セブンイレブン会長の鈴木敏文さんの言葉の「〜のために、 〜の立場で」です。これは「お客様のために」ではなく、「お客様の立場で」ということだそうですが、どういうことだろう?と少し疑問に思いました。そこで、教育で考えると、「子どものために」テスト前にプリントをたくさん配るのではなく、「子どもの立場で」考えて、重要なプリントだけ渡すということだそうです。なるほど、たしかに子どもからしたらテスト前にプリントをたくさん渡されても解けないよ、大変となってしまいます。教師が子どものためと思ってやったことが裏目に出てしまうことがあるので、子どもの立場で考えて行動することが大切だと感じました。しかし、なかなか子どもの立場に立って考えることは難しいですね、、、。これでもかというくらい、普段から子どもの立場で物事が見られるようにしていきたいと思いました。(嶋藤)

2月3日教員資質向上研修に参加して(吉田・中澤)

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 2月3日、愛知県教育会館で行われた「教員資質向上研修」に参加させていただきました。朝早い研修でしたが、多くの方がお見えになられており、「絶えず、研究と修養を行う」教員としての在り方を改めて実感させていただきました。

 今回は2期生と4期生の初のコラボ記事!「先輩とは、波長が合う。」と言ってくれた4期生の中澤と2期生の吉田で書かせていただきます。



読者の皆様、お疲れ様です。二十歳になって約半年が経ちましたが、未だに高校生と間違われる四期生の中澤です。今回は教員資質向上研修に行って来ました。
一番印象に残ったことは、授業とは一番大切なことを子どもに言わせる時間ということである。そのため教師は子どものぼんやりした答えのあとに正解を言わず、どういうことと繰り返し尋ねることが大事であることに私は納得しました。

読者の皆様、この時期は三寒四温のため、体調管理には十分気をつけてほしいです。セミナーに参加させていただき、ありがとうございます。失礼します。(中澤)



 私は2点のことについて、書こうと思います。
 1つ目は「○○ためではなく、○○立場で考える」という内容です。
 講演の際に紹介された言葉です。「ために」という言葉は「やってあげる」という上からの視点で物を捉える時に使います。逆に「立場で」という言葉は「同じ目線で推し量る」といった意味合いがあります。私もついつい「子供のために」と言いますが、自身の行う行動が「子供のため」=「子供の立場」となっているのでしょうか?

 「教師がプリントを子供に多く渡すと、子供にとって混乱する・整理できない」など教師目線で物を捉えているだけでなく、子供・保護者・地域の方・上司・同僚といった多くの方にとって「どうであるか」ということを考えていく必要があります。4月からの生活でもこのことを忘れず、生活していきたいです。

 2つ目は「教師だからこそ、作法が大切」という考えです。
 作法とは、教員に限って必要な資質だとは思いません。しかし、教員にとって作法とは、最も求められる資質の一つであると私は思いました。講演で話された「誠意はスピード」「ABCDの原則」「授業技術」など内容の根底には「相手意識」があります。教員の姿は子供の生活、学習といった環境に大きな影響を与え、良し悪しの変化をもたらします。その自覚に気付き、相手意識を踏まえた作法を身に付け、「教師理解」を深めていくことが取り組むべき課題であると再認識しました。まずは「書き順」から意識していこうと思います。(吉田)
 
 今回、参加するに辺り、ご配慮いただいた方に感謝いたします。これからも縦のつながりを大切にし、学び続けていきたいです。(中澤・吉田)

1月30日卒論発表会に参加して(山下、静谷)

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 今回は1月30日(火)に行われた卒業研究発表会について午前の部を山下、午後の部を静谷が担当して書かせていただきます。


 今回の卒業研究発表会に参加して感じたことは先輩方の並々ならぬ努力です。約1年間を通して何万字と書き進めてきた卒業論文を8分という短い時間の中に凝縮して伝えたい内容を分かりやすく伝える技術はさすがだと思いました。また、来ていただいた先生方からの鋭い質問にもしっかりと答えていて深く研究されてきたことが伺えました。聞いている際には気づかなかったのですが教科における授業づくり、デジタル教科書の活用方法や話し方など、学級経営というように聞く側が整理しやすいように発表の順番が工夫されていたことにも驚きました。私は司会をさせていただいて教室の一番前で先輩方の発表の様子を見ていたのですが、自信を持って堂々と話す姿を見て勝手に話に聞き入っていました。

 百瀬さんの発表の中で「話しすぎる」という課題を改善するための5ポイントというお話がありました。私は人前で話すことが苦手で、教育実習の際も伝わっているか不安になって何度も同じことを言ってしまったり、話すスピードがどんどん早くなってしまうという課題があったので重なる部分があると思い1つだけ紹介させていただきます。それは子供を見るということです。当たり前のように聞こえるかもしれませんが自分の話したいことばかり考えているとこの当たり前のこともできなくなってしまいます。教育実習では授業を進めることばかりで頭がいっぱいになり、子どもたちの様子が見えていないと指導していただきました。子どもが理解しているか表情などを見ながら話せば自然と早口になるのも防げるのではないかと思いました。授業は教師が一人でするものではなく、子供達と一緒に創り上げていくものだと意識して授業を行いたいと思いました。

 先輩方の卒業研究を聞いて学ぶことがたくさんありました。教育には著作権はないのでどんどんマネしていいところを取り入れていきたいと思います。先輩方、お疲れ様でした!(山下)
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 3期生の静谷です。私からは、午後の部の内容について書いていきます。
 午後の部では、2期生の江口さんと寺坂さんの模擬授業・討論を観た後、今度は和田先生の師範授業・講演という内容でした。

 まずは、2期生の模擬授業・討論について書いていきます。模擬授業を観て、私にとって授業をしていく上で、意識しないといけないことを江口さんと寺坂さんは、当たり前のようにこなしていたことが印象的でした。子どもへの価値付け、子どもの意見への追質問、子ども全員を巻き込む授業展開など、授業を作っていく上で大切なことを当たり前のようにこなしていました。このように当たり前に教師がこなしていくうちに、子どももどんどん具体的な発表になったり、みんなと学び合っていくということが定着していくのだと思いました。

 討論では、子ども役を実際にやってみての2期生の気づきがとても的確で、レベルの高い討論でした。これが自分には気づかないことを友達に気づかせてもらって、共に高め合う学び合いなのだと学びました。

 次に、和田先生の師範授業・講演について書いていきます。師範授業では、実際に子ども役をやらせてもらいましたが、嫌でも授業に参加してしまう授業でした。それは、和田先生が全員参加型の授業を常に目指していて、なおかつ子どもを巻き込んだ授業を展開していくからだと思います。授業の中で、絶対にどこかで活躍させる場を子どもに持たせ、意図的指名をする。この意図的指名をする際にも、子どもの些細な行動まで見逃さず、授業をシャープに展開していきます。こうした和田先生の授業を今度は、子ども役ではなく、参観側で観て、授業記録を正確にとり、学びたいと思いました。

 講演では、4月から「先生」になるあなたへのメッセージという内容でしたが、まだ教採を控えた私にも学べるところがたくさんありました。また、講演を聞いていて、和田先生は本当に教師という職業に誇りを持っているなと思いました。話されていて、どこにもブレず、伝えたい本心を私たちにぶつけようとしていました。これだけブレない信念を持っている教師に子どもはついていきたいと思います。和田先生のような強い信念を持っている教師になりたいと思いました。

 最後に、今回和田先生の講演を聞いて、自分なりの教師像がまた一つ増えました。和田先生、ありがとうございました。そして卒論発表をした2期生の皆さん、来年度私たち3期生が2期生の卒論発表会を越えられるよう頑張ります。ありがとうございました。(静谷)

1月30日公開ゼミ模擬授業の記録・寺坂君 (石川)

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 皆さんこんにちは。2期生の石川です。

 1月30日の卒業論文発表会からもう1週間が経ちました。時間が流れるのは早いものですね。2期生それぞれの記事もあがっていると思います。ぜひ読んでみてください。

 さて、今回はその卒業論文発表会で行われた寺坂君の模擬授業の記録です。単元は、2年生の「かけ算(第1時)」でした。

 授業の流れは、「お弁当箱にお団子が何個か入っている」と、縦3つ横5つ?のお団子の絵を徐々に見せていき、かけ算の定義に気付かせるという流れでした。私が想像したかけ算の授業とは全く違い一つも二つも工夫があり、とても挑戦的な授業でした。

 検討会では、古川さんの「同じ」という言葉が中心となりました。まず、かけ算を教える際に「同じ」という言葉が非常に重要になってくること。次に、「同じ」という言葉を寺坂君(先生)が言ったこと。そして、どのようにすれば子供から「同じ」という言葉に気付かせ、引き出すのか。深く話し合いました。

 検討会の最後には、模擬授業を見に来てくださった大西先生と和田先生が話してくださる場面がありました。以下にまとめます。

 大西先生は、導入の工夫(お団子)について「余計な情報を入れてしまった」と話されました。本時はかけ算について初めて学ぶ授業であり、その分シンプルに、分かり易く教える必要があるそうです。そのため、先ずは「3が5つ分で3×5」「3×5は3+3+3+3+3」と定義をしっかりと押さえる。理解させる。ことが大切になるそうです。
 「初めて」子ども達に教えることはかけ算だけではありません。むしろ子ども達に教える内容のすべては初めての内容です。その際の一つの心得の様なものを教えていただきました。

 和田先生は、本時の課題について「子供は答えが分かった瞬間に思考が止まる」と話されました。本時課題は「はこの中のおだんごはいくつ?」でした。つまり、子供は「15個」と分かった瞬間に考えなくなるのです。それを改善するために「おだんごはいくつ?」と数を問うのではなく、「おだんごをどうやって数えるか?」と『方法を問う』とよいと話されました。
 課題は授業の軸となるもので、子供は課題に向かって思考を巡らせます。それだけ、課題は大切なものであり、改めて、課題は一言一句考える必要があると感じました。

 今回の模擬授業は、子供役から見ても苦しい展開になりました。子供役(主に私?)が少しひねていたためだと反省しています。小学校2年生を演じてみて、どこまで考えられるのか?どの程度で理解するのか?どこで躓きやすいのか?子供理解が足りませんでした。寺坂君には苦しい展開を強いてしまいました。申し訳ない。

 全てを終えて、挑戦的な授業で、いい刺激をもらいました。卒業論文発表会に加えての模擬授業となり、裏での相当の準備があったと思います。お疲れ様でした。検討会では、挑戦的で良い提案をしてくれたからこその深まりでした。参加してくれた方々もよい学びになったと思います。ありがとう。(石川)

卒業論文発表会について(中澤・井上)

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こんにちは、四期生の中澤と井上です。今回は、1月30日の卒論発表会について記事を書いていきます。

四期生の中澤です。二期生のみなさん、卒論発表会お疲れ様でした。
私は、発表会に参加するまで、卒論の構成やテーマに関する事柄について、はっきりと理解していませんでした。発表を聞いていく中で、学級経営は勿論、専門科目の授業など、テーマに幅があることや、論文の構成の仕方を学ぶことができました。また、発表者によって、スライドの作り方や話し方に違いがあり、二期生一人一人の教育に対する思いが伝わり、感動しました。
私は、先輩方に少しでも近づけるように二年間学び続けたいと改めて思いました。(中澤)

四期生の井上です。2期生の先輩のみなさん、先日の卒論発表会お疲れ様でした。
今回、卒論発表会を見てまだまだ漠然としていた卒論とはどのようなものなのか少し知ることができました。研究テーマは人それぞれで、どれも先輩方の熱意の込められた発表でした。自分もたくさんのセミナーに参加し、教育実習へ行く中で自分の研究のテーマとなるものを見つけ、そのことについて考えを深めていき、先輩方のような発表ができるよう努力していきたいと思います。

午後の和田裕枝先生による師範授業では、生徒役として参加させていただき、生徒からその授業のキーワードを自然と引き出すテクニック、授業の流れや、発問の仕方、いたるところに散りばめられた工夫を身をもって体験することができ、多くの発見と驚きがありました。この経験を教育実習の指導案作りや、授業に生かしていきたいと思います。
和田先生、本日はありがとうございました。(井上)

卒業論文発表会に参加して(松田・鏡味)

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 こんにちは。今回は1月30日に行われた卒論発表会での学びを松田、鏡味でまとめさせていただきます。

 私は午前に行われた2期生の先輩方の発表から得た学びを書きます。
 まず、3年の今の時期から来年の発表会に向けた準備をしていかなければならないと思いました。例えば牧野さんは昨年の2月にはヒアリング調査を行っていたり、百瀬さんは教育実習で自分の授業を録音したりしていたと話されていました。私自身に照らし合わせるともう今の時期には卒論に向けて行動していたということになり、私も本を読んでいかなければならないと感じました。
 次に、焦点をしぼり研究されていたことから、私ももっと研究したいことの中で何について知りたいのかをしぼらなければならないと感じました。例えば寺坂さんはクラス会議について、岩田さんは授業外における指導などしぼって研究をされていました。テーマをしぼることで現場に立ったときに、自分が自信を持って行うことができるものを得られるのではないかと感じました。
 先輩方は質問をされたときに「質問ありがとうございます。」と一言言ってから答えており、そういう細かい配慮がとても素敵だなと感じました。先輩方のような分かりやすくまとまった発表を私もしたいなと思いました。ありがとうございました。(松田)

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 こんにちは。4期生の鏡味です。
 今回の和田先生の講演会で印象に残っていること2つを書きたいと思います。
 1つ目は、入学、進級してからの2週間が大切な期間であるということです。この期間で学習規律を整え、生徒との信頼関係を築かなければいけないと分かりました。そのために、約束の種をまくこと、意欲を高めるために誉めてあげること、安心をあたえてあげることが大切だと分かりました。
 2つ目は、係の活動にも工夫ができることです。例えば、忘れ物をする子は連絡係、漢字を読むのが苦手な子は配達係などにすることです。こうすることで授業外の身の回りのことからも学習が取り入れられることが分かりました。

 また、今年は教育実習を控えています。和田先生がおっしゃっていた、自分から子どもとふれあいにいくこと、授業記録を正しく的確にとることを意識して実習に臨みたいと思いました。
 今回の和田先生の講演会で多くの事を学ぶことができました。素敵な講演ありがとうございました。(鏡味)

卒業論文発表会に参加して(安藤・関口)

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こんにちは。4期生の安藤です。今回の卒論発表会で学んだことを書かせていただきます。

2期生の方々の卒論発表では、教職ゼミでの研究の切り口を学びました。学級システムや教師の話し方という視点で教職を考えたり、学級掲示に着目して学級経営への効果を研究されたり、学級経営を失敗しないための手立てというテーマもとても興味深かったです。同じゼミの中でもこんなに研究テーマが多彩であることは、これから私がゼミの活動に参加する上でそれだけたくさんの視点で学ぶことができるという可能性を忘れずに、常に様々な角度から興味を持って、自ら貪欲に学んでいきたいと思ったのと、自分がゼミで特に追究してきいたいことは何かを問いながら、自分なりの視点で教職を考えていきたいと思いました。

和田先生の講演会では、教師はクリエイティブな仕事であること、生涯子どもと関わっていける喜びや、つらいこともあるかもしれないがそれ以上のパワーを子どもからもらえる素敵な仕事であるという言葉が特に印象的でした。そう仰る和田先生は確かに子どもの姿を思い描かれていて、生き生きとされていました。授業づくりも子どもの姿を描いて、その姿を見るためにはどうしたらいいのか、逆算していく、と和田先生が仰るのも、常に子どもに寄り添っていて、和田先生の素晴らしい授業は子どもたちを学校で笑顔にしたい、という願いがあってこそだということが分かりました。いい授業をしなくては、と思うあまり教師本位の授業をしていまいがちなことは本当に気をつけたいと思いました。教職のやりがいや感動、子どもたちへの愛という教職を目指す原点に立ち返ることを忘れない教師になりたいと強く思いました。
学びの多い充実した1日になりました。この機会をくださった先生方や先輩方、本当にありがとうございました。(安藤)



こんにちは。4期生の関口です。ゼミの活動に初めての参加となった卒論発表会と和田先生講演会について書きたいと思います。

卒論発表会では、このゼミに入ることができてよかったなと強く感じました。10名の先輩方の発表はとても興味深いもので、実際に教育実習で実践できそうなものや、これからセミナー等に参加する際注目したいところがありました。何より、自ら本当に学びたいものを研究されているのを強く感じ、たくさんの学ぶ機会の中で私もその姿に近づいていけたらと思っています。

和田先生講演会では、自分が教師になりたいと思った原点に立ち返りました。大学2年生になり、教師の現状を知る講義や機会が多くあり、夢や理想は立派な教師にならなければという義務感に変わってしまった気がします。しかし、和田先生の講演会の中で、楽しみという気持ちが生まれました。作業として提出していた指導案も「この子がここでこう反応するだろうと考えながら書いている」と楽しそうに話す和田先生を見て、早く実習に行って子どもの様子を見て書きたいと思いました。貴重な生々しいお話も活かしていきたいです。

とても濃い充実した一日を過ごさせていただき、先生方先輩方に感謝しております。本当にありがとうございました。(関口)

2月5日 大口町立大口北小学校の現場教育に参加して(丹羽・嶋藤・松田)

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 こんにちは。2月5日に行われた大口北小学校の現場教育に参加して得た学びを丹羽、嶋藤、松田の3人でまとめさせて頂きます。


 今回は玉置先生流の「特別の教科 道徳」授業から2つ特に印象に残ったことを紹介させていただきます。

 まず、1つ目は「読み物資料」ではエピソードの前と後の写真などを子どもたちに見せて、朗読を聞かせるということです。主人公の前後での様子や気持ちをあらかじめ提示しておくことで、きっかけになる出来事が子どもたち自身ではっきりわかるようになるということを学びました。確かに、ただ物語を聞くだけでは印象に残りづらく、資料の言葉から気持ちを考えてしまう子どもが出てきてしまうと考えられるので、図や写真をうまく提示することは効果的だと感じました。

 2つ目は、ゆさぶり発問を入れて深めるということです。これは、子どもは良いことを言おうとして綺麗事をいうこともあるので、本当にそう思っているのか、教師が多少の分からず屋になって子どもたちを揺さぶることで子どもたちが何を思ったか、考えたかの核心に迫ることができるということを学びました。

 今回の玉置先生の講演から、模擬授業だけでなく、道徳の特徴や課題など押さえておきたいことをたくさん学ぶことができました。ありがとうございました。(丹羽)

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 いきなりですが、道徳授業は私にとって難しいという印象があります。教育実習の時、一番難しかったのが道徳でした。どうやって授業をしていくことが良いのかよく分かっていないからだと思います。ワークシートを用意したほうがいいのか、読み物資料を子どもたちに渡したほうがいいのか、そういうところもよく分かっていませんでした。道徳はそれぞれ先生によってやり方が異なるかもしれませんが、今回講義に参加し、玉置先生流の道徳授業のつくりかたを聞き、今後道徳授業をするときに参考にしていきたいと思ったところを書いていきたいと思います。

 まず、ワークシートです。ワークシートは質問が書いてあったり、絵が描かれていたりするものをイメージすると思いますが、玉置先生は「ワークシートは凝らない。毎回同じものでよい。」とおっしゃっていました。名前を書く欄と、番号1.2.3とふって、横に線を引いておいて文を書けるようにしておけば良いということだそうです。質問をはじめから書いてある道徳の授業に違和感を覚えていた私にとって、なるほど、そういう解決策があるなと感じました。ワークシートを作ることで、子どもへの評価がつけやすいのでワークシートは必要だと感じました。

 次に、ゆさぶりです。道徳は最終的にたどり着いてほしいところが決まっていて、そこにたどり着いてしまったら、教師もそうだね、と言ってしまいがちですが、そこで一旦ゆさぶりをかけるような発問をすることでより深く考えることができるというものです。私自身、答えが出てしまったら、そうだね、と言ってしまいがちです。そんなことをしていては、深く考えることができず、子どもたちがうわべだけで感じているという状況になってしまうの思います。教師の役割は、いかに良いタイミングでゆさぶりをかけるかだと感じました。子どもたちの気持ちが1つになろうとしているときに、「え?」と思わせるようなゆさぶりをかけていきたいと思いました。以上、2点のことを今後道徳の授業を行うときに気をつけたいと思いました。(嶋藤)

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 前半は道徳教育についてのお話を聞き、後半は玉置先生が飛び込み授業で行った道徳の授業を見ました。

 前半の中で道徳の評価についてのお話がありました。道徳の評価では「あなたは人に親切にできるようになりましたね。」ではなく、「あなたは人に親切にすることが大切だと気付きましたね。」と評価するということを話されていました。道徳の授業について、国語との区別をするということをよく聞きますが、評価にも区別をはっきりつけなければならないということを学びました。できるようになった行動を評価するのではなく、大切であると気付いたことを評価しなくてはならないということを学びました。

 後半の中では使用する資料をいかに子どもが想像できるかというお話がありました。その想像力を膨らませるために、玉置先生は範読の途中に「さあ想像してね。」「さあどうなったと思う?」など言葉を補っていました。さらに、声に強弱をつけることで臨場感が増していることを感じ、こういった教師の範読や資料の挿絵などが子どもの想像に大きく関係していることを学びました。範読中に補う言葉は多すぎても少なすぎても想像しにくいものになってしまうと思うので、どのような補い方が良いのかを考えることが必要であると感じました。玉置先生、ありがとうございました。(松田)

2月5日 大口町立大口北小学校の現職教育に参加して(菱川、岡田、早川)

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 今回は3期生の菱川、岡田、早川で先日行われた大口北小学校でのセミナーについての学びを書かせていただきます。


 こんにちは。3期生の菱川です。今日は大口北小学校で行われた道徳の授業の作り方の公演に参加させていただきました。

 まずペア学習についてペア学習は長々とするものでなく短くさせる。そしてなによりも価値付けを大事にして行くべきと学びました。そして教師はその価値付けから意図的指名に移り授業を進めていくのか良いらしいです。

 次に特別な教科と言われる所以について大きく2つあります。まずは数学や国語、社会を教える人にある免許が必要ないことです。僕はこれから先もっと道徳が子供達に必要である世の中になると感じています。そんな中で僕は完璧に道徳を教えることができるのか不安です。子供たちは頭が良いです。授業の流れを何回かやるうちにわかってしまって今日玉置先生がおっしゃっていた形式的な答えを言ってしまうかもしれません。道徳の一つのやり方を今回は学びました。これ以外にも自分なりの子供の想像力を掻き立てるような授業の工夫をどんどんと見つけて行くのが教師としてと課題と今日感じました。

 もう一つに評価の仕方が記述であるということ。僕はひとりひとりを記述で書くのはすごく大変だとすごく思っていたのですが子供の言葉に付け足してどんなところが成長したのか書く方法を知り、初めは僕もそれでやっていこうと思いました。
 
 今日は今まで何度か道徳の授業についてのセミナーに参加させていただいてやっと実習で行った僕の道徳の授業でダメだったところがわかりました。今日は本当に有意義なセミナーになりました。道徳の授業についてこれからも勉強をしていきたいです。(菱川)

 
 先日、大口町立大口北小学校にて行われた道徳の授業の作り方についての講演を聞かせて頂きました。実際に教育実習での道徳で苦しい思いをしてしまった私にとっては、自分のどこがいけなかったのか、どうするべきだったのかを振り返る良いきっかけとなりました。その中で、私が上手く出来なかったところとして二つ取り上げたいと思います。

 まず一つ目は導入についてです。玉置先生は初めにイラストを見せ、「何をやってる?」と尋ねました。その時挙手制ではなく、ポンポンと指名していくやり方を取り入れており、初めのリズムを作ってみえました。私は価値項目に沿った問いを全体に投げかけ、挙手制というやり方を用いていたのですが、やはり初めに勢いはあまり付けられませんでした。初めのリズム作りは大切だとその時感じたため、私もこのようなやり方を参考にしたいと思いました。

 二つ目は、エレベータートークについてです。最後のまとめとして、その時間で自分が感じたこと、今後大事にしたいことをペアで30秒ずつ話す、というものです。子どもは教師のまとめてほしいことを話してくれるため、教師の説話よりもずっと良く、それで終わると良いとのことでした。私は最後時間が無く、ぱっと教師の説話をして終わってしまいました。これは教師の説話の中でも本当にいけないまとめ方だったと思います。今後はエレベータートーク等を用い、まとめまで丁寧にやりきりたいと思います。

 今回道徳での自分の失敗を振り返りながら、どうするべきだったのかを学べる時間となりました。ありがとうございます。難しいイメージのある道徳、苦戦しがちな道徳ではありますが、上手くポイントを押さえながら、技を用いながら、授業を作っていきたいです。(岡田)


 こんにちは。3期生の早川です。今回は大口北小学校での「これからの道徳授業のつくり方〜考え議論する道徳へ〜」との題目の講演に参加させていただきました。その中で感じたこと、学んだことを述べていきます。今回の記事では敢えて内容ではなく玉置先生に着目して書きたいと思います。

 最近、私の中では割と多くのセミナーに参加しているのですが、その中で1つ気付いたことがあります。

 一つ目は、どんな講演会でも必ず導入に該当する部分が講演会の中に存在しているということです。どのような講演でも玉置先生はいきなり本質を語り始めることはなく、触りの部分(前置き)を必ず挟み、会場内が聞き入った状態を作ってから本題に入っています。このような様子を見て、話す相手が子どもでも大人でも、ただひたすらに核心をついた内容を伝え続けるものだと、講演会自体の効果は薄れてしまうのかなと感じました。必ず、聞ける姿勢を作ってからというのは、講演会も授業でも同じなのかと私の中で解釈しました。

 また、先生の講演会では必ず聴講者同士で考えを共有させる場面があります。人それぞれ考えが違って、それを共有することこそが授業なんだと暗に意味されているような気がしました。(実際そうなのかはわかりませんが(笑))

 自分の中で視点を少し変えるだけで、見えてくるものも違うもんだなと実感した講演会でした。(実際のこれからの道徳についての内容については、他の人の記事で・・・)(早川)

2月5日 大口町立大口北小学校の現職教育に参加して(中澤・加藤・吉田)

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2月5日に大口町立大口北小学校にて行われた現職教育に参加させていただきました。設備が整った校舎の中で多くの子供たちが「こんにちは」と挨拶をしてくれる温かい環境で今回も多くのことを学ばせていただきました。本記事は4期生の中澤、加藤奨基と2期生の吉田が書かせていただきます。



こんにちは!四期生の中澤です。今回は、大口北小学校で道徳の授業作りを学ばせていただきました。

道徳の授業を国語の授業のように考えてしまうことに対して、私も共感を得た。

 そのため、物語を結末までただ読み、そこから発問をしていくのでなく、子どもが物語に参加するように呼び掛けながら物語を読むことが大事であることを学んだ。

 他に、子どもに揺さぶりをかけることで子ども達自身に道徳的確信を気づかせることが大事であることを学んだ。教師が結論を言うのでなく、子どもが結論を言うように誘導することを肝に命じたい。

 今回は教育実習前に道徳の授業の実践的なことを学ぶことができた。私も、担任の先生の言うことをよく聞きつつ、学び得たことを参考にして、授業をしていきたいと思います。今回も、セミナーに参加させていただき、ありがとうございます。(中澤)



 4期生の加藤奨基です。「しょうた」でも「りょうき」でもありません、「しょうき」です。今回は大口北小学校にて、初めて玉置先生の講演に参加させていただきました!

 講演では、これから教科化していく道徳について、また、実際の玉置先生の授業の様子を見ながら授業のコツや効果的な方法などを学びました。多くの新しい発見や学びがある中、特に子どもの行動を価値付けして意図的に指名する事、子どもの発言したそうな表情をつかむという事は授業の雰囲気作りという面からもとても大切だと思いました。

 実際の授業の様子では、資料を渡さず教師がストーリーを読みつつ子どもに展開を予想させるというのが印象深かったです。子どもたちは聞くことに徹する事で自ら展開を予想し、物語にのめり込んでいました。資料の扱い方一つで、短い道徳の資料にこんなにも子どもたちが熱心になるなんて!と、とても勉強になりました。

 こういった授業のコツを聞くと、授業してみたい!ってなりますね。玉置先生、お忙しい中ありがとうございました!(加藤)



 今回は2つの点について書かせていただきます。

 1つ目は子供の思考を逆算していくような授業展開です。玉置先生の授業案・授業技術には「子供」という存在が常にあります。「当り前」と思うかもしれませんが、それが本当に難しいのです。
「授業開始時にいろんな表現をさせる→子供を言語豊かにすることで多くの子が理解した状態が生み出す」
「範読時に感情を込める・間をとる・子供とのやり取り→子供を物語に引き付け、範読終了と共に子供の物語へのイメージを完成させる」
 このように授業技術と子供の姿と結び付けています。そして、それらを授業終了の子供の姿から逆算して意図的に組み立てること子供の思考として筋の通った授業展開になるのだと改めて考えることができました。自分でも実践してみようと思います。

 2つ目は「玉置流を学んできて」思ったことです。今まで私は玉置流道徳を講演会や授業等で学んできました。私の道徳への考えは講演の度に『揺さぶられ』ます。そして、学生なりに『深まって』きたと思います。

 始めは玉置先生の行われている実践を見て、憧れていました。しかし、今はそれだけではありません。今は玉置流道徳を通して玉置先生の視点・考え方・心を学ぶことがどれだけ大切かを感じながら学んでいます。学校現場で「いつでも玉置流」というのは難しいかもしれません。それでも「教材のどこが考えるべきポイントなのか」「子供の立場では、どう思うのか」「どんな子供の姿を教師として思い描くのか」などの考えはどんな授業でも大切になり、その心を学ぶことで昨日よりよい授業が生み出せるきっかけになると私は信じています。今後も「玉置流」の根底にある心を学び生かし、目の前にいる子供に真剣に向かっていく準備をしていきたいと思います。

 記事を書かせていただくのも、少なくなってきました。4月にどんな学校・どんな子に会えるか楽しみにしながら、1日1日を大切にしていこうと思います。本当にありがとうございました。(吉田)

『聞ける』教師に。(石川)

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 皆さんこんにちは。2期生の石川です。大学も長い長い春休みに入りましたね。皆さんはどのようにお過ごしでしょうか?私の周りでは、国内・国外問わず旅行の話をよく耳にします。私はまだどこにも行っていませんが…。どなたかお土産待っています!(笑)

 さて、そんな中、2月3日に大学で行われた「OBOG報告会」に参加してきました。「OBOG報告会」とは、昨年卒業された先輩方(8名)を招いてお話を聞く会のことです。8名の先輩方の中には、玉置ゼミ1期生の松井さんもいらっしゃいました。「教員1年目の苦しみ・苦労」「それをどう乗り越えたか」や「大学時代をどう過ごしていたか」など、約3時間たっぷり話して頂きました。簡単にですが、ここにまとめます。

 話を聞いて、共通していたのは『聞く』ことでした。

 学校現場では、「学級経営について聞く」・「授業について聞く」・「成績について聞く」・「困ったら聞く」など、聞く場面がたくさんあります。1人で考えると時間も体力も足りないような事も、聞くことですぐに解決の糸口が見つかるそうです。「聞かぬは一生の恥」と話されている先輩もいました。
 また、その『聞く』背景には、周囲の先生方の温かさが見えました。やはり、最初は聞こうと思っても「迷惑かな」「邪魔になるかな」と思い、渋ってしまうことがあるそうです。しかし、周囲の先生方が心配してくれたり、快く相談に乗ってくれたりと、聞くことへの抵抗がなくなり、必然と抱え込むことが無くなってきたそうです。

 私は『聞く』ことの大切さを先輩方の話を聞いて改めて強く感じました。
その他にも、来年から教壇に立つ身として、今何をするとよいのか?何をすれば来年度に活きるのかなど、たくさんのことを教えていただきました。(早速実行に移したものもあります!)また、先輩のいきいきと話す姿から、その充実ぶりがうかがえ、今から来年度が楽しみです。

 企画してくださった就職課の皆さん、貴重なお話を聞かせて下さった先輩方、ありがとうございました。(石川)

 ※写真は松井さんとツーショットをとるタイミングを逃したため、ネームプレートとの1枚です。

卒業論文発表会に参加して(高桑・秋田)

こんにちは。4期生の高桑と秋田です。今回は、1月30日に行われた卒論発表会、和田先生による師範授業及び講演会で学んだことを書かせていただきます。


私は講演会からの参加で、1時間という他の人と比べると短い時間だったのですが、多くのことを吸収できた貴重な機会でした。

その中で特に印象に残ったのは、真面目な子が損をしないような学級経営についてのお話です。児童の成長を考えた上で、教師として、テストの点数は高いが宿題をやってこない子よりも、テストの点数は低いが宿題をしっかりとやってくるような頑張っている子に寄り添って認めてあげることが大事であると教えてもらいました。子供たちの能力は様々であり、目に見えるテストの点数に左右されがちであるが、このような学級経営のためには教師にしか見つけてあげられないことを見つける観察力が必要であると自分なりに学びを深めることができました。

また和田先生は、教師とは「クリエイティブな仕事」で、辛いことがあっても子供たちからパワーをもらい元気になれる、卒業しても生徒との関係がいつまでも続く、素敵な仕事だから辞めたいと思ったことは一度もないとおっしゃっていました。私は今回初めて和田先生にお会いしたのですが、いきいきと自分の経験談をお話しされている姿が印象的だった和田先生のように、私も自信を持って自分のやり方を貫いていけるような教師になりたいと強く感じました。

今回の学びを次に繋げられるよう、玉置ゼミという素晴らしい環境に感謝しながら日々努力をしていきたいと思います。(高桑)


こんにちは。4期生の秋田です。今回、卒論発表会と、和田先生の模擬授業に参加させていただきました。

初めて2期生、3期生の方や先生方のお話を聞いて、目から鱗が落ちるとはこのことかと思いました。模擬授業に関しての評価について、先生方だけでなく、2期生、3期生の先輩方ひとりひとりが自分の考えをちゃんともっていて、何よりひとりひとりが反応が良いことがとても驚いて、とても暖かいゼミであると改めて感じました。

そして、和田先生の模擬授業は本当に感銘を受けました。とてもテンポが良く、ひとつひとつの和田先生の発言、目線、行動、板書にちゃんとねらいがあって、子どもたちをいい意味で操っているようで、本当にすごいの一言でした。特に私が印象に残ったのが、概念を子どもたちに違う言葉で発言させるということです。前の人とは違う言葉で、自分の言葉で話すことでより理解もしやすくなるし、ほかの児童は友達の意見を自分の意見と一番近いものを探せて、理解しやすくなります。子どもたちにとっても楽しくかつ印象に残りやすい授業の工夫がたくさんみられてとても勉強になりました。

これから、まだまだたくさん学級経営や授業づくりについて玉置先生のゼミで学んでいけると思うとわくわくがとまりません。このわくわくを大切にして、日々いろいろなことを様々な角度から学んで、今年の教育実習など今後に生かしていきたいと思います。(秋田)
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卒業論文発表会に参加して(加藤・山田)

こんにちは、四期生の加藤(諒)と山田です。今回は1月30日に行われた玉置ゼミ卒論発表会について書かせていただきたいと思います。


二期生の先輩方、卒論発表会お疲れ様でした。卒論発表会当日はテストがあり、途中参加という形になってしまいましたが、和田先生の模擬授業と講演に参加させていただいたのでそのことについて書きたいと思います。

まず、模擬授業で私が感じたことは、答えてほしいことを児童から上手く引き出すということです。今回は児童役を学生が行っていましたが、その答えを回答せざるを得ないといった状況になっていたと感じました。

また、授業のテンポが良く20分ほどでかけ算への意識づけができていました。このような授業をするためには教材研究が大切なのであり、児童の性格や苦手意識などといった児童理解も非常に大切なものだと学ぶことができました。

そして、その後のお話では学級経営についてのお話が印象に残りました。算数が苦手な子を牛乳係にして数への意識をつけるなど、日常的な学級経営の中でも児童を成長させることができるのであり、学級経営の大切さを学ぶことができました。自分の想像以上に学級経営が及ぼす影響は大きく、児童生徒との日常を大切にすることが大事なのだと思いました。

今回途中参加という形で参加となってしまいましたがとても勉強になりました。このような機会を与えていただけることに感謝して教師としても人間としてもこのゼミを通して成長していきたいと思いました。(加藤諒太)


わたしは、和田先生の授業を実際に受けてみて感じたことについて書きたいと思います。わたしが和田先生の授業を20分間受けてみてまず最初に思ったことは「頭つかったな〜!」でした。小学校時代2年生のかけ算の授業なんだから楽勝だ、和田先生の技を見てたくさん盗むぞと思っていたのに、大学2年生のわたしが授業中ずっと頭を使って考えていたのです。

その秘密は大西先生と玉置先生の対談で少しずつ見えてきました。たくさんある工夫の中でも特に取り上げたいと思ったのは、一人の答えで満足せずに、何人にも自分の言葉で答えさせる和田先生の工夫です。授業で「わかりましたか?」といって次に進むのはありがちな進め方ですが、それでは「はい」と答えることしか出来ず、理解出来ていない生徒が必ずいる、ここで、「わからない」と言える子は授業についていけてる子とおっしゃっていて、なるほどなと感心しました。前のこと違うことを言わなければならないから、話を聞いていなければならないし、頭も使っていなければならない、さらに語彙力も伸ばすことができる、というようき全てが上手く噛み合って繋がっていて、すごいの一言でした。

実際に生徒役として参加することは初めてでしたが、とても貴重で素晴らしい体験なのだと身をもって知ることができました。来年は教育実習があるので、次は生徒役として学んだことを生かして先生として実践したいです。(山田志摩)

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