4月28日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)に参加して(岡田・松田)

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 こんにちは。今回は4月28日に行われた教師力アップセミナーで赤坂真二先生から得た学びを3期生の岡田、松田でまとめさせていただきます。


 私にとって赤坂先生は、3年生の時に本を読んで発表させて頂いた方であったり、ゼミ始めのアイスブレーキングの本を書かれた方であったりしたため、非常に興味もあり、直接お話を聞けたことが本当に嬉しかったです。

 その中で、今回特に印象に残った二つのことを取り上げたいと思います。

 まず一つ目は、知識や理論を自分の中に落とし込むことの大切さです。私たちは今、教員採用試験に向けて色んな勉強をしたり、セミナー等で多くのことを学ばせて頂いたりしています。しかし、これが全て自分の中に確立しているか、と言われたら自信がありません。学んだ気になるだけではなく、実践する、あるいはきちんと向き合い、自分の中で確立させる、そうすることで自分をバージョンアップさせることこそが大切なのだということに気付かされました。

 そして二つ目は、繋がれないことが人生のリスク、ということです。これはワードのインパクトもありますが、やはり繋がることこそ、関わることこそ大切だということを改めて感じたからです。自分自身に置き換えても、仲間がいることで分からないことがあった時、悩んだ時に一緒に考えることが出来たり、一緒に高め合うことが出来たりします。仲間がいることで、安心感を得たり、心強さを感じたりすることが出来るため、今後予測出来ない社会に出ていく子どもたちを育てるに当たっては、人間関係を積極的に評価すること、そしてお互いが助け合うこと、協力することの大切さを伝えなくてはならないと感じました。

 今回赤坂先生のお話を、私は終始聞き入ってしまいました。それは、内容が興味深いものだったということはもちろんですが、話のテンポやユーモア性など、赤坂先生のトーク術もあったと思います。私も赤坂先生のような、人を惹き付けられるような話や授業を目指さねばと感じました。貴重なお話、学びをありがとうございます。(岡田)

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 私が赤坂先生のお話の中で特に印象深かったことは、「つながれないことが人生のリスク」という言葉です。答えのない課題を解決するためには、必ず誰かと協力することが必要になります。そんなとき、誰かに協力を求めたり、協力をしてあげられる人でなければ課題を解決することはできないということにとても共感しました。また赤坂先生は、つながれる子の評価が低すぎる、もっと評価をしなければならないとおっしゃっており、私は人とつながれることは当たり前にできることではないという認識を持ち、つながれる子を評価できる教師になりたいと思いました。

 今回のセミナーで「つながること」について考え、私自身のつながりについて考えてみました。私は大学に入って4年目になりましたが、専修に始まり、サークルやゼミなどを通してたくさんのつながりを持つことができました。サークルでのつながりは、今では一緒に集団面接や討論の練習をして、他の人から良い刺激をもらえる場所になり、ゼミでのつながりは、部活動やいじめなどについて討論したり、セミナーに参加してたくさんの先生方から学びを得て、自分を高められる場所になっています。つながりがあることで、自分が成長できると考えるので、これからも1つ1つのつながりを大切にしていきたいと思います。

 このセミナーで、「つながり」を持つことの大切さを学ぶことができました。ありがとうございました。(松田)

4月28日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)に参加して (安部・竹内)

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 こんにちは。4期生の安部と竹内です。先日の教師力アップセミナーに参加して学んだことを書きたいと思います。

 講演の中で私が特に印象に残ったことは2つあります。
 
 まず、1つ目は「つながれないことは人生のリスクである」という言葉です。これはまさに、今の日本の社会と教育を象徴する言葉だと私は思いました。私が小学生当時は、勉強は自分1人でやるものであり、1人で問題解決するのが当たり前だと思っていました。ですから、学校の学習の中でも仲間と共に学んでいる、人とつながって生きているという意識はそれほどありませんでした。

 しかし、今の教育現場では、すぐに「隣の人と意見交流をしてください」「グループを作ってください」と、1時間の授業の中で一回は必ず周りの子と関わる機会が与えられます。それは、自分以外の人とつながらないと生きていけない世の中になってきているからだと私は考えます。今後、予想できない未来を生きていく子どもたちは色々な人とつながって協同的に物事を解決しないと進んでいけないのです。だからこそ新しい学習指導要領では、‘主体的で対話的な深い学び’が重要視され、子どもたちが人とつながり、協働的に学んでいくことを目指しているのだなということに気がつきました。大人である私たちもいろんな人とつながり、協同的に生きていくことを良しとする心をもう一度意識しなければならないなぁ、と感じました。

 2つ目は、学級経営がとても重要なことだということです。私は教師の資質能力として、学級経営経営力より授業力の方が必要だと勝手に思っていました。しかし、赤坂先生のお言葉からすると、学級経営力:教材力(授業実践力)=6:4だそうです。実はこの比率、私が当てずっぽで予想したものと一緒だったのですが、玉置先生はもっと学級経営力よりだと考えていました。

 しかし、よく考えてみたらそれは大変なことだと思いました。なぜなら学級経営は実際に現場に出てから学んでいくことの方が断然多いからです。学級崩壊にならないように、学級がうまく回るようにとテクニックや術を学ぶことは今からでもできますが、実際に子どもたちを目の前にしないと、その問題も解決策もなかなか感覚としてつかめるものではありません。ですから、現場に行って一年目、必ず悩み、苦労するのが学級経営ではないか、と思います。しかし、学級経営なくして授業は成り立たないし、一人一人の学び、成長も得られないので、今の段階ではとりあえず、学級経営は教師にとって大事な資質なのだ、ということを心に留めておきたいと思います。(安部)


 こんにちは。4期生の竹内です。今回は4月28日の教師力アップセミナーに参加して学んだことを書かせていただきます。

 今回のセミナーは上越教育大学大学院教授の赤坂先生の講話だったのですが、実は今ゼミの発表でもこの赤坂先生の本を読んでおり、実際にお会いできるということで大変良い機会になりました。

 今回の講話を聞いて感じたことは新学習指導要領やこれからの教育のキーワードは「協同的問題解決能力」ということでした。今までの内容中心教育では、知識・技能を身につければそれを活用する力が付き、社会に貢献する力がつくだろうと思われていました。しかし実際に学習というのはそう簡単には転移しない。これからの社会というのはAIの発達により過去の経験では対応できないものであり、正解が見いだせものがほとんどであると予想される。それらの問題に一人で立ち向かうのは負荷が大きすぎるので、他者と力を合わせてそういった状況の中で最適解を見出す力がこれからの社会には求められる。そういったことからこれからの教育では「協同的問題解決力」が必要であると赤坂先生は仰られていました。

 また学級経営のことも話されており、新学習指導要領では中高の規定にも学級経営を取り入れ、さらに授業は教材4割・学級経営6割で決まると聞き、学級経営の大切さを感じさせられました。しかし、アクティブラーニングにも落とし穴があり、学年が上がるにつれて協同的な学習に対する内発的動機づけが低下するという研究結果も出ていることを知り、どんな方法にもメリットとデメリットがあるのだと思いました。

 初めて教師力アップセミナーに参加をしたのですが、講話を聞くのは楽しくさらに勉強になるので次のセミナーが待ち遠しいです。玉置ゼミに入ってこのような機会が増え学ぶことが多いですがまずは9月にある教育実習に向けて使える知識を増やしていきたいと思います。(竹内)


 今回のセミナーもとても多くのことを学ばさせていただき、とても良い経験になりました。ありがとうございました。

「スペシャリスト直伝!成功する自治的集団を育てる学級づくりの極意」を読んで(松田)

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 こんにちは。3期生の松田です。今週の土曜日のセミナーで講演をして下さる赤坂真二先生の「スペシャリスト直伝!成功する自治的集団を育てる学級づくりの極意」を読んでの学びをまとめます。1期生、2期生の先輩方がされていた「セミナーの前に講演される先生の著書を読む」という取り組みを私もしてみようと思い、玉置先生に本を貸していただきました。

 この本を読み、特に印象に残ったことが2つあります。

  1つ目は、「協同的集団を作る」ことです。「協働」とは、力を合わせて仕事をすること、そして赤坂先生が用いている「協同」とは、心と力を合わせて助け合って仕事をすることです。本には、子どもの中には力を発揮することのできない子が必ずおり、子どもが平等に授業や活動に参加できるようにするという考えは、みんなが同じレベルにあるという前提があるため、人並みにできないということに対して心理的なストレスを感じてしまう子がいるとありました。そこで、個別学習ではなく、力を発揮できない子に力のある子が支援し、協力できる協同的集団を作ることで、友達のおかげで分かった、また、仲間を支援できた達成感が生まれ、集団を高めていけるということを学びました。

 また、「わからない」という子は、純粋に分からなくてやる気が低下するのではなく、周りと比べてできないという感情が自尊感情の低下につながり、やる気の低下につながるため、そこをサポートできる子がいることでやる気の低下を防げることを学びました。

 2つ目は「自立=たった1人でやること」ではないということです。本には、課題解決の力ではなく、困ったときに近くの人に助けをお願いしたり、困っている人を見かけたら「お手伝いしましょうか」と手助けしたりできる力の方が大事であるとありました。私は今まで自立とは、1人で生きていく力であると考えていましたが、それだけでなく、協力することも自立であるということを学びました。このことから、1人になったときに、協力してあげることのできる力を子どもに付けさせることが自立のために大切であると学びました。

 そしてこの協同的集団を作ること、協力してあげることのできる力を子どもに付けるために、私は教師が子どもに「人に貢献する満足感」を与えることが必要であると思いました。その子がした行為が嬉しかった、気持ちが明るくなったと伝えることで、自分がした行為は人を喜ばせるものであったということを認識することになり、協力できる力を付けることにつながるのではないかと思いました。

 採用試験に向けての勉強での中で「協働」「自立」などという言葉を何度も目にしますが、ただ言葉を覚えるのではなく、その言葉の意味について知ることで、より理解を図れると感じました。土曜日のセミナーでも多くの学びを得たいと思います。(松田)

4月28日教師力アップセミナー(赤坂真二先生)に参加して(岡本、丹羽)

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 こんにちは。3期生の丹羽亜由美です。4月28日に行われた教師力アップセミナーから学んだことや感じたことを岡本と丹羽で記します。

 私は今回カメラ係をさせていただきました。カメラ係として写真を撮っていて感じたこと、最も印象に残っている言葉の2つについて紹介させて下さい。

 カメラ係をして感じたことは、参加されていた方の表情から笑いが溢れていたことです。カメラに収められた写真はどれも笑いがあり、赤坂先生の話のテンポやスライドに表示されるセンスのある写真、参加されていた方々はどなたも初対面と感じさせないくらいにこやかに隣の方とコミュニケーションを取っている様子がたくさん撮れました。また、赤坂先生自身が楽しそうに話している様子が伝わってきて、人の心に響く話をするためにはまずは自分自身が楽しまなくてはならないのだと実感させられました。

 次に最も印象に残っている言葉は「意味づけ」の大切さです。教師が子どもにどんな力をつけさせたいのか、教師がどんな力を持っているのかを明確にすることが大切であり、赤坂先生の言葉を使わせていただくと、「フリーライダー」を増やさないよう1つ1つの学習に教師が粘り強く意味づけることが必要なのだと学びました。

 今回はカメラ係をさせていただき、セミナー全体の様子を感じながらの参加であったからこそ、セミナーの温かさや赤坂先生の人を惹きつける魅力を感じることができました。ありがとうございました。(丹羽)


 こんにちは。準ゼミ生の岡本です。4月28日に行われた平成30年度教師力アップセミナー第1回、赤坂真二先生による『指導力のある教師が知っていること・やっていること〜「学級経営の充実」のために〜』の講演会に参加させていただきました。以前から赤坂先生の本を読ませていただいており、ぜひお会いして直接お話を聞きたいと思っていたため、とても楽しみにしていた講演会でした。

 当日は赤坂先生のトークのテンポに驚き、セミナー中は参加された方々の笑顔にあふれ、温かい場となりました。

 今回のテーマは、学習指導要領の改訂により注目されているアクティブ・ラーニングについてでした。その中でも特に私が驚いたことについて書かせていただきます。

 まず、アクティブ・ラーニングの重要性が叫ばれているいま、「アクティブ・ラーニングを行うための授業改善」に目が行きがちであるが、アクティブ・ラーニングを行う本当の目的は「アクティブラーナーとなる子どもたちを育成すること」であるということです。私自身、教員採用試験に向けて勉強している際に、アクティブ・ラーニングについて考えるとつい、どのように授業を行うことかという方法ばかりに目が行きがちになっていました。しかしアクティブ・ラーニングを行う目的をはき違えてしまうと、正に「形骸化した授業」になってしまい子どもたちもアクティブ・ラーニング疲れを起こしてしまうことがよく分かりました。

 そして本来のアクティブ・ラーニングの目的を実現するためには、個別学習の確保と学習の振り返り、教師の意味づけが必要であるということを学びました。今までの私にとってアクティブ・ラーニングとは「集団活動を多く取り入れる授業」というイメージでした。しかしアクティブ・ラーニングを行う際に大切なのが、まずは個人で活動する時間を確保し、やったふりをしている人を作らないことであるというお話はまさに目から鱗でした。そして、学習の成果を最後に振り返り、教師が活動の意味づけを各授業ごとに丁寧に行い続けることこそが子どもたちの学習につながっていくことを知りました。

 今回は特別に玉置ゼミに準ゼミ生として参加させていただきましたが、新しい学びが多くとても充実した1日となりました。ありがとうございました。(岡本)

4期生ゼミ第3回(4月23日)秋田さんの発表のまとめ(鏡味)

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 こんにちは。4期生の鏡味です。今回は秋田さんのゼミの記録を書きたいと思います。

『子どもをみる24の発想』(家元芳郎著)

1.子どものレベルに下りてみる
 教師がまず子どものレベルに下りて、子どもの気持ちを理解します。次に教師の考えるレベル、目指すレベルに子どもを上げていくことが大切です。いきなり、教師の気持ちを押し付けては、子ども達のやる気を損ないます。そこで、教師自身も一度子どもの立場になって考え、判断し、指導していくことが大切だと分かりました。

2.子どもの価値観に立ってみる
 子どもの価値観に立ってみる一番いい方法は、「よく話を聞く」ことだそうです。ただ、話を聞くのではなく、反論せず、質問をしながら聞き取っていきます。聞きながら、子どもの気持ち、価値観を整理していくことで子どもが何を考えているのか理解できるのです。また、教師が「これからどうしたらいいと思う?」などと子どもの自発性を引き出す指導も大切であると分かりました。

 子どものレベルに下りてみるの発表では、まず秋田さんが自分のトワイライトでの体験談を話していました。その次に自分の小学校、中学校の良い先生を考えてもらっていました。誰でも答えられる簡単な発問を導入としていて、とてもいいなと思いました。その後にグループで話し合い、生徒全員で話し合いを共有でき考えを深めることができました。

 板書では短く同じ意見には◎をつけ、なるべく生徒の方を見ることを気をつけながら授業ができていました。

 玉置先生の授業評価で、秋田さんは点より丸を多く話すことができていることを褒められていました。私も「〜で、〜で、」と繋ぐのではなく短文で話そうと思いました。また、「やっぱ」ではなく、「やっぱり」など言葉遣いに気をつけようと思いました。
秋田さん授業お疲れ様でした!(鏡味)

第3回(4月23日)4期生ゼミはじめての模擬授業を終えて(秋田)

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 こんにちは!4期生の秋田です!

 毎回のゼミでの、わくわくや発見があり、本当に良い先生と仲間たちに恵まれているなあとつくづく思います!

 さてこの間、3回目のゼミがありました。そこで、私は家本芳郎さんの「子どもをみる24の発想」という本について発表しました。今回は、その発表での反省を書かせていただきます。

 大学に入ってから、初めての一人での模擬授業でもあり、とてもとても緊張しました。
今回の1番の反省点は、自分が伝えたかったことを伝えきれなかったことです。こういう順序でこんなことを話して、、、と発表の内容を自分の中では練ったつもりでいましたが、実際にやってみると、予定通りにはなかなかいかず、考えていた言葉がでてこなかったり、違う言いまわしになったりしまって、発表しながら頭の中が混乱してしまいました。そして、1番伝えたかったこともうまく伝えられず、後悔が残る発表となってしまいました。

 思うように発表できなかった原因として、自分の中で理解していたつもりでも、それをうまく頭の中で整理できていなかったことがあげられると思います。頭の中で整理がつくように、同じことを違う言い方で話せるようにしなければならないと感じました。

 また、玉置先生から「やっぱりをやっぱと言っている」「子どもたちに作業させたら、教師は指示をしない」「話す時には、てん(、)よりまる(。)を多くする」というご指摘をいただきました。

 普段あまり意識しない正しくない日本語を子どもの前で使わないように、実習前の今から友達との会話でも意識するようにしたいです。これらの反省を生かして、第一回目より第二回、第二回より第三回と、授業を意識したよりよい発表ができるように、練習を重ねていきたいです。(秋田)

4期生ゼミ第3回(4月23日)井上さんの発表まとめ(竹内)

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 こんにちは。4期生の竹内です。今回は井上君の発表について書きます。

 本の題名は根本正雄さんの『わかる・できる「根本体育」の基礎・基本 第9巻』です。

 この本の中で井上君が取り上げたのは拡散的発問と集中的発問についてと、発問の法則についてでした。
 
○「拡散的発問と集中的発問」
 拡散的発問とは子供の考えをたくさん出したい時に使う発問で、集中的発問とは子供の考えをしぼりこみたい時に使う発問です。拡散的発問をして子供の考えをたくさん出した後に、集中的発問をすることによって思考を限定し、子供たちの考えがもやもやしたまま授業を終わらずに深まりのある授業が展開されていきます。

○「発問の法則」
 いい発問を作るには3つの法則があります。
 1つ目は知覚語で問うこと。知覚語とは五感を使った言葉のことです。発問をするときに目や耳など具体的に言うことで思考を限定することができます。つまりこれは集中的発問です。
 2つ目は選択させる言葉で問うこと。「どこに」「誰に」に問うことで「この人か」と考えることを焦点化し、選択することができるようになります。
 3つ目は発見させる言語で問うこと。「どうしたらいいだろうか」や「どうして〜だろうか」といった発問で子供たちの考えを広げることができます。つまりこれは拡散的発問です。

 先日の加藤諒太君も良い発問についての発表をしており、良い授業作りにおいて良い発問というのは必要不可欠なものだとあらためて認識をしました。玉置先生は授業の最後に有田和正先生の授業では「バスの運転手さんはどこを見ているか」という発問を出して授業を終わりするとおっしゃっていて、子供たちの「はてな?」で授業を終わりにすることによって次の授業までに子供たちはバスの運転手さんを見るようになり、工夫した発問をすることで子供たちが自ら学ぶということができるのだと思いました。

 僕も9月から教育実習がありますが、発問を工夫した授業作りをしていきたいと思える発表でした。井上君お疲れさまでした!(竹内)

第3回(4月23日)4期生ゼミ 初めての模擬授業を終えて(井上)

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 こんにちは!4期生の井上です。今回は僕が模擬授業をした感想を書いていきたいと思います。

 今回は自分が描いていたように話を進めることができず、パニックになってしまい、多くの課題が残るゼミでの初めての発表になってしまいました...。とても悔しいです...。

 家に帰ってから、自分の発表を振り返り、反省点と課題を整理しました。今回の自分の授業は僕が決めたレールを生徒に走らせようとしていた点が1番ダメだったと感じました。生徒に合わせて、進めることができず、思ってもなかったことになった時に、パニックになってしまいました。そのため、授業ではどうなるか分からないと考えておくことが、心の余裕になり落ち着いて授業ができるのではないかと考えました。また、伝えたいことも最小限に絞って、的確に話していくこともしていきたいです。

 この失敗をいかして、次の発表では落ち着いて、発表できるようにしていきたいと思います!(井上)

4月27日第6回3期生ゼミ記録(嶋藤)

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 こんにちは。3期生の嶋藤です。今回は、4月27日に行われた第6回3期生ゼミについて書いていきます。

 今回は、事前にそれぞれが作ってきた卒業論文の「はじめに」の文章をみんなで読み合いました。
・改行をしていない
・接続詞の使い方
・一文が長い
・最初と最後のつながり 一貫性がない
などのご指摘をそれぞれ玉置先生からいただきました。
論作文にもつながってくることなので、今回指摘されたようなことをまず注意して文章を書いていこうと思いました。

 そして、「日々文章を書くこと」の大切さを改めて感じさせられました。先輩方はたくさん記事を書いていらっしゃったのに、私たち3期生は記事を書くペースが遅いです。私も含めですが、せっかく「書くことによって学ぶ」というこのような素敵な書く場所が与えられているのに、利用しないのは本当にもったいないと感じました。文章力を身に付けるためにも、私はこれからたくさんの記事をアップしていこうと思います。みんなの先頭を切って書いて学んでいきます。(嶋藤)

4月23日第5回3期生ゼミ記録(静谷)

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 こんにちは。3期生の静谷です。今回は、4月23日に行われた第5回3期生ゼミについて書いていきます。

 まずはじめに、前回のゼミで答えが出ないまま終わってしまった「クラブ活動は、しなくてはいけないのか?」という疑問について話し合いました。小学校のクラブ活動は、適切な授業時数を充てるものとするが、それに対して中学校のクラブ活動は、学級活動の時間に充ててもよいそうです。疑問に思ったことは野放しにせず、調べるとともに、アウトプットする大切さを改めて感じました。

 後半は、卒業論文についてそれぞれの課題意識を明確にしていきました。卒業論文の大まかな流れをそれぞれが話し、一貫した内容かどうかを玉置先生にチェックしてもらいました。次のゼミまでに卒業論文の「はじめに」という部分を文章化してくるという課題もでました。とうとう、卒業論文にも本格的に取り組まないといけないと感じました。

 教採と卒業論文の並行は、大変かもしれませんが、良い教師になるため、みんなと高め合っていきたいと思います。(静谷)

4期生ゼミ第3回(4月23日)加藤奨基さんの発表まとめ(関口)

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 こんにちは。4期生の関口です。今回は、加藤奨基君の発表について書きます。

題名:『二瓶弘之の国語授業の作り方』
著者:二瓶弘之さん

 まず、加藤君がこの本を読み、気になった点は以下の2つです。

1.音読を躊躇する集団では、学びは成立しない。
 音読とは、学校において話すことの第一歩であるとも考えられます。そのような音読でさえためらい、手を挙げないような学級ではダメだという意味です。

2.説明文で何を学ぶのか
 二瓶さんは三つの「言葉の力」を身につけるためと考えられているそうです。
一つ目は「筆者が伝えたいことを正確に受け取る力」、二つ目は「伝えたい事の『伝え方』に意見を持つ力」、三つ目は「『伝えたい事』に対して意見を持つ力」これらが説明文を学ぶ究極の目的としています。

 次は、発表の仕方について書きます。今回は発問を二つ出していました。どちらも加藤君の中で持っていきたい方向があり、どんどん当てて行く当て方や板書しなかった意味もそこからきてるのかなと思いました。一番いいなと思ったのが、発表するときのコツやペアワークのコツをやる直前で教えてくれたことです。コツを知ると試したいと思うし、なぜそのコツが必要なのか考えることで必要な力が身につくのではないかと思いました。机間指導においては、ペアワークのコツの一つである意見がなくなったら「もう一度言う」の必要性があまり感じられず、みんなが意見を言わなくなってた時に、「もう一度言うことでさっきよりシャープに話せるよ」と声かけをするとみんなが納得してもう一度言い始めました。いや〜上手いなあと思いました。

 最後に、玉置先生から褒められていた点として、「○○さんが言ったように〜」と出た意見をそのまま使ってまとめに持っていったり、意見に言葉を付け加えないのがいいと言われていました。実際に私の意見もそうやって言われたため、嬉しかったです。私は次回発表があるため、玉置先生のポイントやいいなあと思った点を意識していきたいです。(関口)

4期生ゼミ第3回(4月23日)発表を終えて(加藤奨基)

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 こんにちは、4期の加藤奨基です。先日、玉置ゼミで初めての発表を終えました。今回の発表では、「やってみたかった事をやってみる」ということを一つの目標として発表に臨みました。

 具体的には、以下の3つです。
・玉置先生がよくされる、連続指名
・玉置先生がよく言われる、〜のコツ
・二瓶先生の本から学んだ、ペア対話の手順

 特に、2つ目の「〜のコツ」には思い入れがあります。以前セミナーで玉置先生の模擬授業の生徒役で出させていただいた時、玉置先生は
「これが算数のコツだぞ」
とおっしゃっていました。意味的には「算数的な考え方」と同じだったのですが、「コツ」と言われるとなんだか得した気分でとても嬉しく思えたのです。なので自分が模擬授業をする時には真っ先に使ってみようと思っていたところの発表だったのです。

 こんなように、申し訳なくなるくらい丸パクリです(笑)でもどうしてもやってみたかったのです!!

 しかし、どんなに真似をしても伝えたい事は半分くらいしか伝えられず、よりシャープに、的確に発問や進行をしていくべきだと思いました。今回の発表で学んだ事を活かして、次回の発表や教育実習に臨みたいです。発表を聞いてくださった玉置先生、4期のみなさん、ありがとうございました。


 最後に、記録係の関口さんが「板書しなかった意味」と書いてくれましたが、発表に必死になってしまい、板書をすっかり忘れていたとは口が裂けても言えません(笑)(加藤)

4月20日第4回3期生ゼミ記録(山下)

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こんにちは。3期生の山下です。
4月20日に行われた第4回目のゼミについて書きたいと思います。

今回は部活動について話し合いました。
・部活のいい思い出
・全員参加の部活についてどう思うか。
・経験のない部活の指導を任されたらどうするか。
・部活動は週何日くらいが適当だと思うか。
・部活の意味、よさ
・クラブ活動と部活動の違い
などについて意見を出し合いました。

また、その中で働き方改革が話題になり部活の適当な活動時間が週2日以上の休養が必要で、平日は2時間以内、休日でも3時間程度ということを知り、自分たちの時よりもずいぶん短くなっているなと感じました。

クラブ活動については特別活動の一つで、小学校では必ず年間35時間のうち数時間は実施しなければなりませんが、中学校では必要があれば学級活動に充てることができるということでした。

小さな疑問も放置せず、みんなで調べたり話し合ったりして確かな知識が身に付けることができるいい時間を過ごせています。密度の濃いゼミが週に2度あるためついていくのに大変ですが、教員になるための努力を続けたいと思います。(山下)

4期生ゼミ 高橋さんの発表の記録(井上)

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 こんにちは。4期生の井上です。今回のゼミでは、安倍さん、山田さん、高橋さんが模擬授業風に本の発表をしてくれました。僕は高橋さんの発表を記録したいと思います。

●「子どもが変わる接し方」(著者 田中博史)
1.「褒めるための仕組み」をつくる
褒めると言う行為は、実は教師先行。
教師が褒める仕掛けをして、子供に褒められる行動をさせる。

例を挙げると、給食当番を4人でやらせる。
4人で給食当番をするのは無理、絶対に人が足りない。そういった状況を教師から作る。足りないということは子供にも分かる。
すると、誰かがそれに気づき、手伝い始める。それを全体で「〜さんが手伝ってくれました」と褒めることで、次から当番を手伝ってくれる子が必ず出てくる。

といったように、この例では「給食当番を4人にする」ということが「褒めるための仕組み」だったのです。子供たちは引かれたレールの上を走らされていたのです。

2.指導することがまずあって、その材料として事実を探す
これは
事件が起きた→〇〇を指導しよう
ではなく、
〇〇を指導しよう→〇〇を指導する上で材料になるのはこの日々の生活の問題だ
といったように、あらかじめ指導することがあり、それを日々の生活の中から探して、指導するというもの。
児童、生徒がよく叱られる、指導される時期がある。それは運動会や、林間学校、学習発表会など、大きな行事がある時。

実はこの時、先生方は問題が起こったから、指導したのではなく、問題が起こるのを予想していて、これを指導しようと決めて、指導していたのかもしれない。

<感想>
 高橋さんの発表を聞き、僕はある言葉を思い出しました。発表の後、玉置先生も仰っていましたが、それは「褒める種を蒔く」ということです。褒める種を蒔くとは、つまり褒めることができるよう、そう子どもが褒めれる動きをするようにあらかじめそういった場面を作っておくことです。

 そうすることで、褒めることがない、褒めれる機会が少ないということがなくなるのです。教師から褒めれる場面を作ってしまうのです。これも大きな1つのテクニックだと僕は思います。子どもは褒められることで成長すると僕は考えています。そして、全体で褒めることで、子供たちも褒められようと行動します。そうすると、学級経営や、学級づくりがうまくいくきっかけになるのではないかと思いました。高橋さん、お疲れ様でした!(井上)


第2回(4月16日)4期生ゼミ初めての模擬授業を終えて(高橋)

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 こんにちは、4期生の高橋です。4月16日、人生で初めての模擬授業を行いました。初めてやってみて、授業をするってこんなに難しいんだと痛感しました。

 反省点は…と考えてみると書ききれないくらいたくさん浮かぶのですが、1番の反省点は玉置先生からも教えていただいたのですが、聞き手に伝えられるほど、自分の中で理解しきれていなかったことです。このことから、自分が100%理解していると思っていることでも、それを第三者に自分の言葉で伝えようとしても、その100%そのままを伝えきれる訳じゃないんだということが分かりました。だから、決して100%とは言えない理解のまま挑んでしまった今回の発表で、みんなに伝えられたのは半分もなかったのではないかと思います。それでも、わたしの発表に一生懸命、目と耳を傾けてくれた4期生のみんなには感謝しかありません。本当にありがとうございました。

 他にも反省点はたくさんあるのですが、今回はこの大きな反省点を踏まえて、もう一度同じ本を読み直してみたいと思います。そして、今度は120%内容を理解できるように自分なりに深めようと思います。

 次に発表するときは、今回より少しでも成長できているように、1回1回のゼミの時間を大切にしながら、仲間から刺激をもらって頑張っていきたいです。(高橋)

4期生ゼミ第2回(4月16日)安倍さんの発表まとめ(秋田)

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 こんにちは!4期生の秋田です!

 この間、4期生第2回ゼミがありました。毎回、仲間の模擬授業が新鮮で、学ぶことも、改めて考えさせられることも多く、わくわくしています。私は今回、安倍さんの模擬授業について書かせていただきます。

「はじめに子どもありき・教育実践の基本」著書:平野朝久さん

◯学ぶものの論理と学んだ者の論理
安倍さんは、子どもがものごとを理解するまでの道筋をグラフで提示しながら、誰かに何かを教えるときには、学ぶ者と学んだ者とでは課題解決にむけての経路が大きく異なることに注意する必要があることを話してくれました。また、子どもは学ぶのがゼロからのスタートであるので、教師は自分の知識の最短距離で子どもたちに指導するのではなく、子どもの思考に寄り添っていけるように心がけることが必要ではないかと話してくれました。

◯子どもと共につくる授業
「知識が豊富な先生かそんなに知識が豊富な先生どっちが良いか?」
この発問に対して、以下の意見がでました。
・知識豊富
→話が広がる、授業が深まる
・そんなに豊富でなくて良い
→親近感がもてる、教師が固定概念で一方的に話してしまう

 教師は、探求者でなければならず、子どもたちとともに授業をつくり、教師自身も子どもと一緒に考え成長していく必要があると安倍さんは話してくれました。

 これに対し、玉置先生は、「教師は自分が話したことを全てが全員に伝わると思うな。先生はおいしいところを我慢して、そこを子どもたちに発言させる、“ものわかりの悪い教師”になれ」ということを話してくださいました。

 子どもに寄り添い、子どもと共に授業をつくり、“ものわかりの悪い教師”になって子どもたちに「わかった!おもしろい!たのしい!」があふれる、そんな授業ができるようになりたいと思いました。(秋田)

4月16日第2回4期生ゼミ 12分間の発表を終えて(安部)

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 こんにちは。4期生の安部です。先日、第2回のゼミにおいてドキドキの12分間の発表を終えました。

 私は平野朝久さんの本を読んで特に関心したことを2点に絞って発表させていただきました。たった12分間の発表なのにいざ準備をするとなると何をしたらよいかよく分からなくて、本は2回通り読んで読破したつもりでいたし、レポートも試行錯誤を繰り返し作ったのですが、授業風にそれを伝えようとするとどこか自信がなくて、前日からドキドキが止まりませんでした。

 実際に発表をしてみて、やはり前に立つと予想以上に緊張し、気持ちが高ぶってしまい、うまく言葉が出てこなくて、伝えたかったことの4割ぐらいしか伝えられなかったような気がします。今回の発表の反省点としては、

○ 話す要点が自分の頭の中でしっかり整理できていなかったこと
○ 自分が話すことに精一杯になってしまい、聞き手を意識できていなかったこと

が挙げられると思います。今回の自分の反省を踏まえ、また他のゼミ生の発表の良いところをこれからたくさん吸収して次の発表に生かしていきたいと思います。

 最後に、今回もとても勉強になるお話をしていただいた玉置先生、私の拙い発表を真剣に聞き、考えくれたゼミ生のみなさんに心から感謝をしたいと思います。ありがとうございました。(安部)

4期ゼミ!山田さんの発表記録(加藤 奨基)

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 こんにちは!4期生第二回目のゼミとなります。僕は山田さんの記録係をさせていただきました。

 みなさん、締め切りがまだまだ先だからとついついやるべき事を先延ばしにしてしまう事ってありませんか、ありますよね。山田さんの発表はこういった「先延ばし症候群」を軸に、どのように子どもへ関わるかについての発表でした。僕もよく先延ばしにしているので、この記事だけでも早めにあげたいと思います。


【本の題名】「いちばんやさしい教える技術」
【著者】向後 千春さん
【発表】
○「先延ばし症候群」には質問を
Q.「先延ばし症候群の小学生には、どのように声かけしてやるべき事をさせますか。」
この質問には、大まかに以下の2種類の意見に別れました。
・子どもに寄り添った声かけ
・子どもに静かに圧をかける声かけ
山田さんの学びでは、「先延ばし症候群の子どもには疑問形を用いて間接的に目標へ目を向けさせる」という事が効果的であると分かりました。

○お説教は最も効果のない教え方
やるべき事がやれない子どもを頭ごなしに叱る事や、なぜやらないといけないのかを正面から話す「お説教」は、子どもの反発心が生まれやすいため効果が薄いので、やるべき事をやったらこんなメリットがある!」と、対話の中で子ども自身に気づかせる事が大切であると分かりました。

【玉置先生から】
○板書について
〈導入や展開部などで子どもから意見を引き出した時、黒板に出た意見を書く。その意見をこれからの展開で使うのなら時間をかけて板書し、使わないのならメモ程度にする。〉


 山田さんの発表では、子どもの気づきを大切にしているように思います。確かに人に言われた事よりも自分で気が付いた事の方が心に残ります。子どもに指導する時は子ども自身で気づけるように指導したいと思います。また意見を板書する時、無意識に思いのほか細かく書いてしまっている事があると思います。 特に導入での興味を持たせる質問など、展開で使わないものは簡単に板書する事を心がけたいです。(加藤)

4月16日第2回4期生ゼミ 初めての模擬授業(山田)

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 こんにちは!4期生の山田志摩です。先週ゼミが始動してまだたった2回目のゼミだというのに何年目?というくらいのアットホーム感に驚いています(笑)ゼミ長の中澤くんも、最初は色々模索して悩んでいるようで心配していましたが、今ではとっても生き生きとしていて、いい味を出してくれています。

 さて、4月16日は第2回目のゼミでした。今回も3人が模擬授業の形で本の紹介をしました。今回、わたしも模擬授業をさせていただきました。大学に入って初めての模擬授業で、さらに前回の第1回目のみんなが上手すぎて、どきどきそわそわでした。

 緊張の中教卓の上に立って、まず最初に飛び込んで来たのが玉置先生と4期生のみんなの顔でした。その瞬間になんだか肩の力が抜けて、落ち着いて授業することができました。将来、教師として教卓に立った時もきっと同じで、クラスの児童・生徒との人間関係が良好で温かい雰囲気があれば、授業をする自分ももちろん、子どもたちも落ち着いて活発に発言できるのだなぁと身をもって実感した出来事でした。

 今回のわたしの反省点は3つです。
 1つ目は、時間内に2つの内容を話しきれなかったこと。2つ目はこれからの内容にあまり関係してこない意見なのに時間をとって全部板書してしまったこと。3つ目はみんなの方を見ながら上手く板書できなかったことです。授業内容をもっと練ったり、板書計画も少し考えることで次回改善したいなと思います。脱!先延ばし症候群です!(山田)

第1回4期生のゼミ(安藤さんの発表記録) (安部)

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 新学期も始まり、私たち3年生にとっては学生生活の山場となる、教育実習のある学年になりました。実習校の決定やオリエンテーションなどでバタバタしている中、いよいよ玉置ゼミ4期生も本格的に始まりました。

 第1回のゼミでは、私たち13人の中の3人がそれぞれ本を読んで12分の発表をし、さらにそのあとみんなで深めていく検討会を行いました。
私は3人の中でもトップバッターとして発表してくれた安藤さんの記録係として、この記事にその内容を残しておきたいと思います。

〈本の題名〉「白石範考の国語授業の作り方」
〈作者〉白石範考
〈発表〉
1,かかわり合いを大切にした言語活動
「自分が先生だったらどのように子どもの発言を拾いますか。」
・うなづきなど子どもの表情を見て指名
・Aくんの意見に対してBくんはどう考えるか
・どうして分かったのか、理由を聞く
・同じような意見でもほかの子どもに言わせる
・教師は特に何も言わない
2,学級づくりなくして国語の授業はない
「つぶやきやすい学級とは?」
・先生が1人1人の子どもをよく見ている。発言や日記など、色々な場面を通して
・規律やルールが習慣づいている
・先生が子どもの意見を否定しない
・先生が子どもの話をよく聞く

〈玉置先生の総評〉
 聞いている人の意見を決して否定せず、うなづきやなるほど!いう言葉によっていったん受け止める安藤さんの姿勢はとても素晴らしい。「なるほど」は“魔法の言葉”である。子どもの意見でもとりあえず受け入れることが大事。覚えておくように!!!
 板書に関して、出た意見を黒板に書いていく際に全ての意見を書く必要はない。同じならそれが分かるように印をつけておけばよく、全てを書かず、残しておきたいキーワードだけ拾って書いておけばいい。
 聞いている人に考える時間を与えるとき、与える時間をはっきり指示する。2、3分などという曖昧な表現はよくない。


 記録に関してはこのような感じです。初めてのゼミで、発表者1人目だった安藤さんでしたが、落ち着いて発表してくれて、聞いているこちらが多くのことを学ぶことができるくらいとても素晴らしいプレゼンでした。本当にお疲れ様でした。玉置先生も今日は4限までフルで授業をした後のゼミにもかかわらず、まだ何も分からない私たちゼミ生にとても熱心に向き合ってくださってありがとうございました。とても有意義な時間を過ごすことができました。私もこれから発表があるので今日学んだことを生かし、他のゼミ生の学びが少しでも広がるように頑張りたいと思います!(安部)


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