教育実習で頑張りたいこと(中澤)

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 大学へ入学してから待ちに待ちに待ちに待っていた教育実習がもうすぐ始まろうとしている。同年齢集団による集団圧力から一時的に解放され、自分一人が何十人もの子どもを相手に正面からぶつかっていく機会であり、玉置ゼミ生ではない、心ない先輩や同年齢の人の発言に惑わされず、目を気にせず、自分の力を存分に発揮できる最高の機会である。勿論、授業技術は、玉置先生をはじめ、ゼミ関係者すべてのかたのお陰で学びとることができたのである。感謝の気持ちを抱きつつ、教育実習の目標を二点まとめていく。

1,学んだことを指導案に

 ゼミで学んだことがたくさんあるからその中で一つ二つを確実に行うという意気込みをよく見る。しかし私は、ゼミで学んだことを使わないと授業が成り立たないと考えている。私はもともとカウンセリングや学級経営については、小学生だった頃から妄想にふけるように考えてきたことだが、授業展開や発問、当て方については何も技術を知らなかった。よって、ゼミで学んだことが唯一の武器である。指導案を作成するときに、どのタイミングでどの技法を使っていくのかを想定して、積極的に活用していきたい。勿論失敗の繰り返しになるが、攻めの失敗を重ねて、技能を我が物にしていきたい。

2,過去の自分を裏切らないように

 私は、小学校の先生になりたいという思いに呼応して、教育実習生に対しても憧れがあった。なぜなら、教育実習生とは、教師になる夢を叶える一歩前のところにいる人だからである。夢を諦めないで歩み続けた人でないと教育実習生になれないと小学生の自分は思っていた。そのため、過去の自分は、「勉強もできないし不器用だし給食も食べられないけど、絶対あそこまで辿り着いて、バカで力がなくても、諦めないで努力を続ければ夢を叶える一歩手前までいけることを教えてあげるんだ!」と未来の自分にバトンを差し出していた。

 まさか自分がバトンを受けとる立場になると想像できなかった。バカでも努力を続ければ、上記したような大口を叩けるようにとは、本当に思ってもいなかった。私にとって教育実習は、大学の先生が訴えかけていただく以上に重たいものを背負っている実習なのである。過去の自分を裏切らないように、不安を抱えていた自分にエールを送れるように、実習を鬼真面目に過ごしていきたいと考えている。(中澤)

教育実習で頑張りたいこと(関口)

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 今までゼミで学んだことの中で実習で生かしたいことはたくさんありますが、多すぎても達成しきれないと思うので、これだけはというものを二つに絞りました。

 一つは、机間指導です。オープンカンニングや価値付けと何のために行うのか考えること。テンポ良く、褒めのバリエーションを増やす。何より子どもの意見を勝手に解釈しないようにすることは気をつけなければいけないと考えています。間違えた子どもに対し、どう褒めてどうやり直させるかは問題によって様々だと思うので場数を踏みたいと思っています。

 もう一つは、子どもをみるということです。これは私の中ではハイレベルな課題なのですが、「今、首傾げたね?」って子どもの発言を繋げられるのがとてもすごいと思うのでやってみたいです。また板書において、子どもに背を向けず書くようにするには練習が必要なので意識して背を向けないようやっていきたいです。

 不安ばかりの実習ですが、少し楽しみになるものですね。実りある実習期間を過ごせるよう積極的に挑戦していきたいです。(関口)

中村健一先生のブラックシリーズを読んできて(中澤)

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 こんにちは。四期生の中澤佑太です。この記事は本来、7月2日の四期生ゼミで私が発表したことを自身で振り替えることが本来やるべきことであるが、前期の間に中村健一先生のブラックシリーズを読んできたことのまとめを行いたいため、その事を記していく。

 玉置ゼミの授業で行われる発表は、玉置先生の本棚にある、様々な作者の本三冊を、三回の発表で紹介するというものである。ところが私は玉置先生に、中村健一先生を紹介していただき、ブラックシリーズを自分で買って三回とも紹介した。つまり、同じ人物の本を連続で発表をしたということになる。(私はゼミ生でいるうちに玉置先生の本棚にある本を全て読むという目標があるため、他の作者の本も読んできている。)初対面で教育の本の作者も知らない私に、中村健一先生を紹介した玉置先生、何か意図があったかは覚えていないが、まるで私のことを知っていて本を紹介したかのように、私との相性が抜群であった。初めて読む作者が中村健一先生でよかったと私は今考えている。

 ブラックシリーズとは端的にいうと、学級経営や授業について、『腹黒く』策略を練って、一年間過ごせよというメッセージ本である。例えば学級内に、子どもに合意の上で、みんなの前に叱られる役の子どもを作ったり、意図的に怒鳴る機会を設けてたりなどである。この本に書かれている中村先生が見出だしたことは、他の作者の教育本には被らない内容であり、この本にしか書いていないと考えると面白いと私は考えている。しかし、四月一ヶ月間の過ごし方など、中村先生自身が有名な教育者の本から学んだことをアレンジしたものも書かれていた。内容もさることながら、文章自体が秀逸である。私はこれまで様々な作者の教育本を読んできたが、ブラックシリーズほど読みやすいものはなかった。

 三回目の発表の際に玉置先生から、結局ブラックとはどういうことなのかという質問をいただいた。読んでいくなかで、ブラックな内容から、ベテラン教師からみると特別ブラックではないと受け取られる内容になっていったからである。この質問に対して私は、こう考えている。

 本のなかで中村先生は、自分が小心者で、とにかく学級を崩壊させたくないという思いで一秒一秒策略を練ってきたと伝えている。ブラックとは、世間の価値観で、『普通そんなことはしないという考えやそこまで徹底すると考えてしまうこと』ではないかと私は考えている。私も読んだ当初(ゼミで学ぶ前)は、腹黒いなぁという気持ちで本を読んできたが、ゼミで学んでいくうちにもう一度本を読むと、ブラックというよりは、教職にプライドを持っている人からすると、むしろそう考えるのか必然と考えるだろうなぁと本の内容を解釈するようになった。私はこのシリーズを読むことで、自分が学級経営や授業をする際に、目的に沿った策略を練れば練るほど、教師力が向上するのは勿論、仕事リズムが安定し、自身の精神も安定すると考えた。

 私自身小心者であり、目的のためなら不器用ながら必死に策を練る人である。そのため、中村先生の本は、大変参考になり、ブラックシリーズ以外の本も集めていきたいと考えている。中村先生を紹介していただいた玉置先生には、感謝しきれないという気持ちを抱いている。(中澤)

7月16日4期生ゼミ高桑さんの発表の記録(加藤諒太)

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 こんにちは!4期生の加藤諒太です。今回は7月16日の前期最後のゼミ活動での高桑さんの発表について書きたいと思います。

 今回高桑さんは菊池省三先生の「菊池省三の学級づくり方程式」という本について紹介していました。この本では子どもたちの成長に必要なことを育てるための方程式が22個書かれているそうです。菊池省三先生といえば、何度かゼミ内でも取り上げられており、今回の発表を通してさすがは菊池省三先生だなと改めて感じました。

 なかでも発表の中にあった「0.99と1.01の法則」はなるほどと思いました。子どもたちは間違いをしてしまってもしばらく経てば忘れてしまい、また同じ間違いをしてしまうことがあります。しかしこの法則を伝えることによって、細かいことの積み重ねが大きな差を生むということを「見える化」して伝えることができます。数字としてその大きさを示すことによって子どもたちにより伝わるようになり、より反省をするそうです。

 そして、二つ目にはコミュニケーション力です。声の大きさ、話の内容、話す時の態度といったものに加え「相手への思いやり」が大切だそうです。内容や声の大きさが足し算なのに対し、相手への思いやりは掛け算だそうです。

 コミュニケーション力=(内容+声+態度+α)×相手への思いやり

 相手への思いやりがなければコミュニケーション力はゼロになると聞いてなるほどと思いました。たしかに一方的なものではそれはコミュニケーションとは言い難いかもしれません。教育実習が近づくなかで私も相手への思いやりを持って子どもたちと関わっていきたいと思いました。

 私たちは間も無く教育実習を迎えます。これまでのゼミでは多くの大切なことをここまで学んできました。教育実習では十分に玉置ゼミで学んだことを生かして成長したいと思います!!(加藤諒太)

7月16日4期生ゼミ 3回目の発表を終えて(高桑)

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 こんにちは!4期生の高桑です。ここ最近、暑い日が続いていますね。私は毎朝天気予報を確認するのですが、体温を超える気温を見て愕然とする毎日です。

 さて先日、3年前期最後となるゼミが行われました。今回は3回目の発表を終えた反省を書いていきたいと思います。

 私は今回、「菊池省三の学級づくり方程式」(著書 菊池省三)という本を選びました。この本には子どもたちの成長のためにつくられた方程式が22個紹介されています。私はこの中から、さすが菊池先生だなぁと特に感じた2つを紹介しました。

 菊池先生の素晴らしさを伝えたいと強く思うばかりに、大事なことを説明し忘れて、後からこれはこういうことでいい?と質問がありました。私は当たり前のこととして捉えていたため、説明を自然に省いてしまっていたようです。準備の段階で、初めて聞く人の立場に立ってどの説明が必要か判断しておくべきだと思いました。また中澤くんと玉置先生には発問の仕方、抑揚のつけ方を教えていただきました。その後に、意識しながら実践したのですが、玉置先生のようにはうまくできなかったです。子どもを引きつける授業ができるように、練習が必要だなと思いました。

 改善すべき点はまだまだたくさんありますが、自分的には前回と比べると落ち着いて発表ができたと思っています。学んだことを自分のものにできるように努めたいと思いました。

 4月に始まった3年前期のゼミは私にとって充実した、あっという間の時間でした。何もわからない状態で始まったゼミでしたが、教育書を読み、仲間から刺激を受けて、書くことで学びを深めていくうちに、4月と比べると少しは成長できたのではないかと感じています。このような整った環境の中で学ばさせていただけていることに感謝し、1ヶ月半後に迫った教育実習に向けてさらに成長したいと思います。(高桑)

1期生・小川君から東海大会報告(玉置)

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 玉置です。1期生の小川君から、部活動指導の報告を個人的にもらいました。まったく経験がないハンドボール部を指導して、初の県大会優勝、そして東海大会出場の報告でした。教員生活を送る上で、だれにとっても大切なことが書かれていますので、許可を得て、ここで紹介します。小川君、ありがとうございました。(玉置)

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 たった今、東海大会(岐阜清流アリーナ)を終えて帰ってきました。結果は準決勝で敗れ、代表決定戦でも敗れてしまい、全国大会を逃しました。東海大会3位という結果です。

 僕が関わらさせていただいたチームは去年のベテランの先生が作り上げたチームで、なんとか華を咲かせたいと思いこの1学期間努めました。その中で学んだことを報告させていただきたいと思います。

 ハンドボールは全く知らない素人から始まり、最初は見ていて「なんて危険な競技なんだろう」と思いました。格闘技のようなスポーツです。

 中学校の教師である以上、何部になるかはわかりません。でも何部になったとしても自分にできることはあると思えるようになりました。

 一つは、色んな人に聞いて勉強し、助けてもらうこと。練習試合や公式試合で、必ず専門の先生がいます。そこで日頃の練習ででてきた疑問を聞いたり、子どもたちに話していただいたりします。そうして子どもたちにたくさんの先生とつなげてあげることが大事だと思います。どの競技も人それぞれ考え方が違い、教え方は様々です。顧問の先生の考え方・教え方だけではなく、色んな先生に聞き、子どもたちが選択をして取り入れていったらいいと思います。

 もう一つは、「全てはつながっている」という言葉です。これは外部コーチの方から教えていただいたものです。

 例えば、よく一年生は練習準備や試合準備をします。これは後輩だからではないのです。ハンドボールの試合に出るときに試合の流れを考え、どの時間にアップをして、何時から試合なのか先のことを考えるためである。さらにそれが学校生活でも言えることで、集団行動をする上でとても大切なことだと思います。練習で暑いから疲れたからとサボれば試合の一点差の局面で走りきれなかったり、テストでケアレスミスをしてしまったりなど、全てはつながっているのです。

 部活動で教えることは生きる力や生徒指導であって、競技はなんでもいいのです。心も育てられるのものなのかなと思いました。

 これから新チームになり、ここまで学んだことを活かして自分の思いをのせて子どもたちと精一杯取り組みたいと思いました。

 長くなりましたが、とても良い経験を積むことができた1学期でした。(小川)

8月8日田原市教頭研修会及び教職員研修会での学び(中澤)

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 こんにちは!四期生の中澤佑太です。今回は田原市役所にて一日を通して学んできました。

『午前の部、学校を元気にする教頭・主幹教諭の働き方・関わり方』

 午前中は、管理職に携わっている先生方に向けられた講演会であった。学んだことは、教師とは相手に自身の人となりを伝えることで人と繋がっていくのだということである。教師は、保護者や子どもと対面したときに、相手の人となりがわかることで「あの人はああいう人だ」とつながり、また教師自身の人となりを子どもや保護者にわかってもらうことで信頼関係を形成することができるのである。

 8月7日の東海市の記事内容との重複を避けることを考えると、学んだ内容は以上である。しかし私は、今回参加して、「大学の価値観にとらわれていて、視野が狭かった」と強く思った。私は元々、大学という場所を青春とか思い出作りの場所として考えてなく、新任としてスタートダッシュが切れるように力を蓄える場所として考え、生きてきた。そのため、周りから浮いていた。周りのことを気にしないだけの度量があればよいのだが、私は周りの意見を拾ってしまう性格である。よって、自己肯定感が下がっていた。けれども、管理職の先生方の姿や玉置先生の過去の姿(映像で見ました)を見たときに、私は、大学を卒業してからが人生の本番であること・ゼミのつながりが自分を照らしてくれること・自分もいつか本を出してみたいという新たな夢を持つことなど、いかに大学、学生観というちっぽけな環境にとらわれていて、無駄に自分を見失っていたのかを素直に考えた。玉置ゼミで得た人とのつながりに感謝し、これからも走り続けていきたい。そんなことを私は考えた。

『午後の部、主体的・対話的で深い学びの実現に向けて』

 午後は、午前中とは打って変わり、比較的若い教師に向けた講演会であった。学んだことを箇条書きで記していく。

・授業原則の大原則5 発問後の教師の視線を意識せよ
→ これは、若手教師は、発問に対して、発言者しか見ない傾向があり、そうでなく、発言者が発言してるときの周りの子の様子を見るようにすることが大事という話である。意外なことにこの原則を始めて学んだ。改めて、大原則を全てまとめたものを玉置先生から四期生全員が学ぶことを私は考えた。

・指示されたことをはやく終わらせた子がいたときに、先生から新たに指示を出すのでなく、その子に何をさせるのか選択できるようにするとよいということを学んだ。

・挙手指名方式から表情動作指名方式へ
→ これは、挙手する人を指名して授業をしていくと、挙手できる血からのある子だけで授業を作り上げてしまうことになる。そうでなく、考えるときに、閃いた顔をした子や、熱心に隣の子の話を聞いていた子の様子を覚えておき、その様子を価値付けしながら意図的指名をして、クラス全員をまきこむようにしていこうという話である。実習でも活用していきたいと私は考えている。

 新たに学んだことや、大分前に学んだことで新たに學んだことは以上である。今回と、東海市のセミナーと二日間玉置先生の付き人を勝手ながらさせていただきました。この二日間はかけがえのない時間でした。玉置先生、本当に素敵な二日間でした。学ばせていただき、ありがとうございました。

8月7日 東海市教育センター これからの授業作りからの学び(中澤)

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 こんにちは。四期生の中澤佑太です。今日は東海市教員研修センターで、玉置先生の講演を聞き、学んできました。学んだことを記していきます。

 まず、学習指導要領が子どもや保護者に開かれるようになる(社会に開かれた教育課程)ということである。文部科学省によると、《学習指導要領が『学びの地図』として、教職員のみならず、子ども自身が学びの意義を自覚する手掛かりとしたり、家庭・地域・民間企業等において幅広く活用したりできるようにすることを目指す》と報じられている。ここから将来、学習指導要領を子どもに渡し、学びの手掛かりとしていくのではないかということを学んだ。私は、学習指導要領がルールブックでなく、地図となることで、授業構成に大きく影響を与えると考えている。

 次に、主体的な学びという概念が、『指示されてやる学習ではない』という言葉に置き換えられるということである。授業のなかで先生が指示ばかりしないで、子どもに選択肢を与えることが、始めの一歩として求められることを学んだ。

 次に、対話的な学びという概念が、単に子ども同士を話し合わせることではないということである。目標は考えを広げることである。よって、子ども同士だけでなく、自分の考えと資料に書かれている考えとを対話させて、考えの内容を積み重ねていくことが大事であるということを学んだ。

 最後に、見方・考え方についてである。これまでは、学習内容を学んでいくことが大事とされた。しかしこれからは、学習内容を学ぶ過程において、学習内容を活用するものさしを学び得ることが大事になっていくことを私は学んだ。

 以上が新しく学び得たことである。玉置先生、セミナーに参加させていただき、誠にありがとうございます。(中澤)

7月16日4期生ゼミ安藤さんの発表記録(高橋)

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 こんにちは、4期生の高橋です。先日、前期では最後となるゼミが終わりました。今回は、安藤さんの発表記録を書いていきたいと思います。

 今回、安藤さんは野中信行先生、横藤雅人先生の「必ずクラスがまとまる教師の成功術」という本から、子供の言葉遣いと、学級づくりのポイントについて発表してくれました。

 まず、「先生ノート忘れた!どうすんの?」と言われたらどう答えるかという問いから始まりました。つい、「じゃあ…」と答えてしまいがちですが、まずは「先生に対してどうすんの?ではないでしょう。」と言葉遣いをきちんと指導することが必要だということでした。上下関係や社会のルールがあることを教え、先生に対して敬語を使う練習をする指導をすることで、きちんとした言葉遣いができるようになるそうです。

 2つ目は、学級づくりについてです。これまでにも扱ってきた3・7・30の法則と、タテ糸、ヨコ糸の話でした。3・7・30の法則では改めて出会いの3日間がどれだけ大切かを知ることができました。出会いの3日間はヨコ糸を張る期間です。子どものよいところをたくさん見つけ、褒めてあげることが大切だそうです。また、この3日間のうちに自分が教師として何を大切にしていきたいかを伝えることもよいそうです。自分が大切にしたい3つのことを今から考えておきたいと思いました。

 また、次の7日間では教師と児童の上下関係をしっかりと作るためのタテ糸を張る期間です。その中の1つとして、1つ目に挙げた敬語があります。このタテ糸・ヨコ糸のお話はゼミの途中、2期生の岩田さんに玉置先生が電話をかけてくださって、生の声を聞くことができ、いかにこのタテ糸ヨコ糸を張ることが大切なのかがよく分かりました。

 安藤さんはいつも通りハキハキとした口調で発表していてとても聞きやすく、さすがだなと思いました。それだけでなく、これまでに習った丸つけ法や、ペア活動の後、ちょっとした褒め言葉を言うことなどを積極的に取り入れていていいなと思いました。

 今回の敬語を使えるように指導していくことに関しては、教育実習で直面するかもしれない場面です。そんな時は担任の先生に少し時間をもらって子どもたちにお話しすることも大切だと、玉置先生はおっしゃっていました。実習生という立場とはいえ、「先生」として学校に行くわけですから、指導が必要だと感じたら自分の気持ちを伝えることを考えていこうと思いました。安藤さん、お疲れ様でした!(高橋)

7月16日4期生ゼミ発表(安藤)

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 こんにちは。4期生の安藤優里です。もうすぐ迎える夏休みを心うきうきわくわくで待ち遠しく思っています。その前にレポートとテストに追われる大学生の宿命からは逃れられないので、早く終わらせて実習前最後の夏休みを満喫しようと思います。

 今回の発表では『必ずクラスがまとまる教師の成功術』(著 野中信行・横藤雅人)という本を紹介させて頂きました。

 この本には学級経営のノウハウが満載で何を取り上げようかかなり悩むほどでした。その中で、1.横糸・縦糸の関係づくりと、縦糸の中でも私が大切にしたいと感じる 2.言葉づかいの指導を取り上げました。

1.横糸・縦糸の関係づくり
 これは玉置先生もよく話してくださるくらい学級づくりにおいて基本となる、かつ重要なポイントです。

 教師と生徒の上下関係を基礎とし、規律やルールに基づい秩序ある学級の仕組みをつくることを縦糸張り、教師と子供ともフラットなこころの通い合いを通して確かな信頼関係を築いていくことを横糸張り、と表現しており、学級経営においては、まず横糸を常に張り、その上で時間をかけて縦糸をしっかりと張っていく、そのふたつの糸が交互に作用してこそ学級経営がうまくいくということです。確かに信頼関係がないまま教師の指示は通らないし、上下関係がなくても、教師はなめられたまま学級は崩壊の道を辿っていくと思う。しっかりとした学級づくりは教師自身のためだけでなく、子どもたちに安心感と安定感を与えることであると分かりました。

 たくさんの縦糸・横糸張りの方法の中で(どれも大切ですが)、私が教師になったら特に意識したいと思うのは、縦糸では言葉づかいの指導、横糸では子供たちを褒める、認める、励ますということです。

 子どもちちに自分の長所を自覚させ、延ばしてあげられるのは著者曰く''担任の最大の仕事''だそうです。担任だからこそできる子どもたちのよいところみつけをたくさんして、子どもたちが自分たくさん自信を持てるようになってもらいたいです。

2.言葉づかいの指導
 私が縦糸で意識したい言葉づかいの指導は、私が国語専修であるため、自分も含めて言葉を大切にしたいという思いと、敬語など子どもたちが社会に出たときに直結するものであるからしっかりと言葉を使えるようになってもらいたいという思いがあります。そのためにま子どもたちにはなぜ言葉遣いが大切なのか考えてもらい、必要性を理解してもらうことが大切だと思います。みんなにも敬語指導を例に自分が教師になったらどうやって子どもたちに敬語の必要性を説明するか考えてもらい、様々な意見がでて勉強になりました。教育実習でも指導が必要な場面がでてくるかもしれないので自分なりに説明できるように考えておきたいです。

 ゼミ発表の最後に野中先生の本を読むことができて良かったと思います。ぜひいつか野中先生にお会いしたいです。

 これで最後の発表となりましたが、自分だけでは学びきれないたくさんのことをこのゼミで学ばせてもらいました。ゼミのみんなのおかげです。そして3冊の素敵な本に出会わせてくださった玉置先生、ありがとうございました。これからも教育書を読んだりセミナーにたくさん参加したりして学び続けていきたいです。(安藤)

7月16日 四期生ゼミ 関口さんの発表記録(中澤)

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 こんにちは!8月7日・8日・10日と記事を書いてきて、これで四本目になる、四期生の中澤佑太です。さて、もう遠い昔のことでございますが、7月16日の四期生ゼミ活動の時の関口さんの発表について、記録に残していきたい。

 発表の内容は大きく二つである。

 一つ目は、縦書きと横書きの板書についてである。縦書きの板書は、文章に流れに沿って、場面や心情をたどることに特化された板書である。一方横書きの板書は、課題、結果、考察と思考の流れを表すことや、グラフや表を書き加えることに特化された板書である。道徳の授業は、道徳的価値に合わせて授業を構成していくため、二つの板書の仕方を使い分けていきたい。

 二つ目は、発問カードの有無についてである。発表では、提示されたメリットを元にデメリットを考えていくという活動を行った。私は、発問カードはあくまで授業構成の手段であり、使い手である教師との相性があるものであると考えている。よって、実習のような授業経験を積む機会に発問カードが自分に合うのかを考えることが大事であると私は考えた。発表記録は以上である。(中澤)

7月16日4期生ゼミ発表について(関口)

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 こんにちは。苦手な水泳に今さら向き合う関口です。今回は、板書について学んだことを発表しました。学んだ本は『道徳教育-授業を変える「板書の工夫」-』という雑誌です。

 発表では、板書の役割をこちらが2つに絞りました。最初の文字と文字数だけ提示し、考えて出してもらいました。2つの役割は「知識伝達」と「思考支援」で、どちらが道徳科ではメインになるのかについてもプリントに書いてもらい、手を挙げてもらいました。
他教科での板書は、教科書の書字方向に基本的には合わせます。

 しかし思考支援がメインとなる道徳科では縦書きのみならず横書きの板書も成り立ちます。それぞれの特性を理解して、より有効活用できるよう特性をまとめました。とても短くまとめると縦書き板書は順序立てて追いやすく、横書きの板書は思考を促しやすいです。道徳科と言っても学習スタイルによって深めたい部分は違うと思うので、それぞれ合う板書を使っていきたいです。

 もう一つは道徳科に限らず、発問カードの有無についてです。前回短冊カードについて加藤奨基君が深めてくれたのですが、今回は発問に絞りました。

 私は初め発問カードはない方がいいと思っていました。なぜなら、子どもと一緒に作る授業でなくなってしまうと考えていたからです。同様に4期生のみんなにも発問カードのデメリットを出してもらいました。その時、机間指導で書いてある意見そのものを価値づけていく練習を行いました。「型にはまる」「子どもの写す時間が確保できない」「子どもが写している間結局何もできない」「準備が大変」などたくさんのデメリットが出て来ました。しかしそれでも実習では発問カードを活用したいと考えています。その理由は以下のメリットがあるからです。
1.時間短縮できる
2.子どもから目を離すことなく提示できる
3.見やすい板書になる
4.発問カードの配置を考えることで授業全体の構想を立てやすい
5.発問が曖昧にならない
6.ねらいからずれない

 授業したことのない私にとって心に余裕を生むという点でも発問カードは必要だと考えています。

 今回の発表では話し合いより説明が多くなってしまい、つまらなかったかなと思ったのですが、みんな真剣に聴いてくれて嬉しかったです。机間指導でも意識していたことはでき、発問や話し方がシャープだと言ってもらえたので満足です。しかし、価値付けが事前に考えてきた以上できなかったので、残念です。実習ではさらに意識していきたいです。(関口)

7月9日4期生ゼミ発表加藤奨基くんの記録(安藤)

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 こんにちは。4期生の安藤優里です。

 最近猛暑が続いており大変ですね。私は自転車で通学しているのですが、暑すぎて学校に着いたらまずアイスを食べ、学校の帰り道でもアイスを食べ…アイスを食べて暑さをしのいでおります。全然痩せられません。(笑)

 さて、今回は『道徳授業考え、議論する道徳に変える発問&板書の鉄則45』(著 加藤 信行)という本で発表してくれた加藤奨基くんから学んだことを書いていきたいと思います。

◎黒板を子どもたちに明け渡す
 最初に加藤くんは「短冊カード」の有効性をみんなに問いかけました。
短冊カードが板書において有効だと思う人は◯に、思わない人は×に手を挙げたところ、意見は半々くらいに分かれました。ここでの授業技術として、「お〜○と×がいい感じに分かれたね」「意見が違うってことはいい話し合いが出来そうだね」など、子どもたちがちゃんと意見を持てたことを評価し、意見が違ってもいいことを認め、これから話し合いをしていこうという雰囲気にもっていくために「束ねる」ことが大切であると玉置先生が教えてくださいました。

 私個人的には、この後の流れも難しいなあと感じるのですが、まず、◯の人を当てる、評価する、◯で同じ意見の人?ときき、違う意見の人がいたら当てる、そして次は×の意見をきいていく…というように子どもたち全員参加で、意見を橋渡ししていくことがポイントであると分かりました。最初は難しいと思いますが、もうすぐ控えている実習で使えるようになりたいです。)

 内容に戻ると、短冊カードが有効であるという○の意見としては、「板書の時間短縮に繋がる」「板書が整理される」などがでた一方、×の意見としては「子どもの意見がそのまま反映されない」「教師の答えの押し付けになりやふい」「子どもが受け身の授業になる」という意見がでました。

 板書は短冊カードは使いどころを見極めて適切なところでのみ使用し、子どもが書き込めるスペースを作るなどして子ども参加型の授業を作っていくのが良いということを学びました。板書においてもなぜ短冊カードを用いるのか、どういう意図で書くのか、という教師の意図が問われるということを認識しました。

◎教師は「知ったかぶり」をしない
 授業では教師も時に教えてもらうつもりで子どもの意見に耳を傾け、分からないことは知ったかぶりをしないで、子どもと同じスタンスで授業に臨むことが大切だといいます。これは授業技術としても、玉置先生が仰っている「物分かりの悪い教師になれ」という、、あえて子どもに「先生違うよ!」と突っ込ませるスキを作り、子どもが受け身にならないようにするテクニックにも繋がります。

 こちらも教師が知ったかぶりをすることの是非を問いかけられましたが、○×でそれぞれ意見が分かれ、その後の束ね方がポイントでした。特に、同じ○でもなぜ◯だと思うのかという理由が違う意見があるので、「同じだけどちょっと違う人?」と尋ねるようにして、○で意見をくくらないようにしたいです。そして最後に「違う捉え方があっていいね」と束ねることを忘れないようにしたいと思います。

 今回加藤くんの発表では子どもの意見を束ねる、ということを学びました。ぜひ模擬授業に生かしていけるよう、意識付けしていきたいです。加藤くん発表おつかれさまでした。(安藤)


7月9日4期生ゼミ発表(加藤奨基)

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 こんにちは!実習を恐れに恐れている四期の加藤奨基です。恐れすぎて今回も実習で役立ちそうな情報を二つあげさせていただきました。学んだ本は、「加藤宣行の道徳授業考え、議論する道徳に変える発問&板書の鉄則45」という本です。黒板のような緑のカバーと一つ一つの鉄則が見開きになっているのが特徴で、とても読みやすかったのでお勧めです。

 発表では、
1.短冊カードの使い方に注意!
2.「知ったかぶり」をしない
の二点を発表させていただき、1.では短冊カードのメリット・デメリットを考えること、2.では「教師のしったかぶり」という言葉について考えることから進めました。ただ、1.の時に短冊カードが何かを上手く伝えることができず手間取ったので、実物を用意すればよりスムーズに進めることができたかと思います。百聞は一見にしかず、ですね。

 また、玉置先生もよく使われる「〇×法」にも挑戦しましたが、かなり失敗しました。〇×法の合間で価値付けていくのがとても難しいなと感じました。次に行うときは、少しスピードを落としてしっかりと手順を踏みながら行いたいと思います。

 ミスが重なり発表がグダグダになってしまったのでこの場を借りてまとめさせていただくと、
1.:短冊カードは板書が見やすくなったりなどメリットはたくさんあるが使い過ぎは子どもが授業から離れてしまう原因になってしまう。
2.:事前知識の詰め込みすぎで子どもの声が聞こえなくなってしまうことに注意!
ということをお伝えしたかったです。

 最後の発表でしたが、なんとも悔しい結果になってしまいました。しかし、23日の特別ゼミで、今までみんなで学んだ授業技術を生かして行う模擬授業をさせていただけることになったので、今はそれに向けて前向きに取り組んでいこうと思います。(加藤)

7月9日4期生ゼミ 井上くんの発表の記録(高桑)

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 こんにちは。4期生の高桑です。今回は、井上くんのゼミでの発表について書きたいと思います。

『算数学び合い授業スタートブック』(著者 宮本博規)

1.ちょっとした仕掛けで子どもの知的好奇心をくすぐる

 3つの植物のイラストが描かれたプリントが配られ、茎の長さを定規以外の身の回りのものを使って比べました。1番長い茎だと思うものを選ぶときに2つの意見に分かれ、周りの人と比べたときに2種類のプリントが用意されていたことに気づきました。これを知った子どもたちは大きく反応した後、教師の「どっちのプリントの茎のが長いか」という発問に、子どもたちは「どっちだろう?」と自ら疑問を持つことができます。このような仕掛けのある導入によって、知的好奇心を高めた状態で授業に入ることができます。

2.こどもの考えのつなぎ方

 取り上げた子どもの考え方に対して、受信者であるそのほかの子どもたちをどのように関わらせるのか。学びあいの授業をつくるためにはこの「つなぎ」は大変重要になっていきます。

 子ども側のつなぎ方には子どもたちの聞く力を育てることと、8つのつなぐ力を育てることがあります。⑴復唱する力⑵言い換える力⑶質問する力⑷付け加える力⑸意見する力⑹気づく力⑺想像する力⑻応援する力

 意見を聞くときに「アだと思う人はグー、イの人はチョキ、ウの人はパーを出してください」と指示していました。仕掛けによって意見が2つに分かれることを見据えた上での指示で、一斉に出すことで意見が分かれたことがはっきりと目で見える化されていました。これが子どもたちの「なんでだろう?」という好奇心のきっかけとなっていたのではないかと思いました。

 最後に玉置先生から、立って交流したときの収集のつけ方について、「5秒のうちに席に戻って」とカウントダウンするなど少し声かけを変えるだけで子どもたちの動きが変わってくることを教えていただきました。また口癖は中学生が真似をし始めるので、直した方がよいとのことでした。井上くん、おつかれさまでした。(高桑)

7月9日4期生ゼミの発表を終えて(井上)

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 こんにちは!4期生の井上です。先日、最後となる3回目の発表を終えました。

 2回目までは発問の仕方や、指示の仕方を取り上げて発表してきましたが、今回は教育実習も間近に控えているため、今までとはガラリと変えて授業づくりについて取り上げることにしました。

 今回は他の人の発表で導入について取り上げられていたため、導入を少し工夫してみようと思い発表に臨みました。しかし結果は散々なものになりました...。なぜうまくいかなかったのか考えると大きな問題が見つかりました。それは導入に入る時の「説明があまりにも少なかったこと」です。説明が足りなかったために、全員が今から何をやればいいのかわからない状態を作ってしまいました。

 説明が足りないことは小学校低学年を実習期間に担当する僕にとって特に致命的なことでした。低学年の児童たちには大学生に説明するよりもさらに噛み砕いて分かりやすく説明する必要があります。そうでないと児童は今から何をするのか理解することが難しいと思います。実習まであと1ヶ月と少ししかありませんが、説明の仕方を学び少しでも実習に生かせるようにしていきたいと感じました。

 次に今回の発表で自分の口癖を発見することができました。これはとても大きな収穫だと思います。僕の口癖は「ちょっと」でした。説明する度にちょっと〜と言ってしまっていました。口癖は子供が真似すると玉置先生に聞きました。たしかに自分も真似していた記憶があります...笑

 口癖を直し、より分かりやすく、より聞きやすくするために意識しながら話をしていきたいと思いました。

 この3回の発表で自分の弱点や課題を多く発見することができました。本当にいい経験になりました。そしてこの恵まれた環境に感謝します。この経験を生かし9月からの実習に臨んでいきたいと思います!(井上)

7月22日(日)自問活動情報交換会に参加して(静谷)

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 先日、名古屋市教員採用1次試験を受けてきました。筆記の面に心残りがありますが、最後に行われた口述試験では練習の成果を出すことができ、充実した時間であったと思います。「終わりよければすべて良し」という言葉がありますが、今はそのような気持ちです(笑)

 そんななか、教員採用1次試験の次の日に行われた「自問活動情報交換会」という会に友人に誘われたので参加させていただきました。内容としましては、午前中に講師である岡本美穂先生の「教師人生を変えることができる!板書の技術」・「すごい!楽しい!ノート指導」という2本立てでした。午後は、自問活動についての情報交換という内容でした。

 今回は、ここから学んだことを二つ記事にしたいと思います。

 一つ目の学んだことは、板書のポイントです。岡本先生は、以下の三つを板書において大切にされていました。

・スッキリさせる
・子どもの意見
・箇条書き

 「スッキリさせる」とは、黒板に情報が多いと子どもも混乱してしまいます。そのために言いたいことをスッキリさせるとおっしゃっていました。また、色の統一感も持たせるとよりスッキリした板書ができるとおっしゃっていました。

 「子どもの意見」とは、教師が子どもの意見を大切にしすぎて、全てを板書してしまうがそうではなく、板書をスッキリさせるため、めあてを達成するために、その子どもの意見を考えて位置付けていくかが大切であるということです。

 「箇条書き」とは、板書は箇条書きで書いていくということです。ただ、教師が勝手に子どもの意見を箇条書きにするのではなく、他の子どもが箇条書きにするよう呼びかけます。こうすることにより、他の子どもも友達の意見をより聞くようになるし、まとめる力も付きます。

 以前、和田先生のセミナーで子どもが子どもの意見を評価し、繋いでいくとおっしゃっていましたが、岡本先生のこのテクニックも子どもを繋いでいく授業であると感じました。やはり、授業は子どもがつくるものでないと子どもにとってもつまらないです。そのために、子ども同士を繋いでいく教師の腕は大切であるなと感じました。

 二つ目の学んだことは、振り返りのポイントです。岡本先生は、振り返りをする際、二つのことを主にやっているそうです。

 一つ目は、妹や弟に「今日の授業どんなことしたの?」と聞かれたら答えれるように振り返りを書くことを子どもに意識をさせているそうです。

 二つ目は、「題名日記」です。この授業に題名を付けるならどんな題名を付けるかという振り返り活動です。子どもにとっても授業という体験的なことのため、書きやすいです。この活動は、よく時間がないときに使われているそうです。

 私自身、教育実習でも授業の最後には、振り返りの時間を必ず設けていましたが、ただ単に「今日の授業の振り返りを書こうか」としか声かけをしていませんでした。高学年に対しては、この声かけでも通用するかもしれませんが、中学年や書くことが苦手な子どもにとってはとても辛い時間になってしまいます。次に授業をする際では、是非とも取り入れてみたい振り返り活動です。

 今回、初めてゼミ以外のセミナーに参加させていただきましたが、話を聞いていると、ほとんどの方が教師力アップセミナーに参加したことがある先生方ばかりで、ここでも玉置先生の顔の広さを実感させられました(笑) どのセミナーも本当に学びが多いため、これからも都合が合えば、どんどん参加したいと感じました。(静谷)

7月9日4期生ゼミでの発表を終えて(鏡味)

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 こんにちは。4期生の鏡味です。前期がもう少しで終わり、ゼミでの発表もこれが最後になってしまいました。ゼミでは多くのことを学ぶことができ、また刺激し合える仲間もいて毎回のゼミが本当に充実していたなと改めて思いました。今回は私の最後のゼミでの発表について書きたいと思います。

 今回、私が発表した本は、『新任3年目までに身につけたい「超」教師術』(著 中嶋郁雄)です。新任3年目までに身につけたい学級術や授業術など多くの教師術が書かれていました。発表では、学級経営を中心に発表をしました。

 まず、最初に「みんなが新任1年目だとして、どんな関係を生徒と築きたい?」と聞きました。まずは30秒ほど考えてもらいました。その後に挙手をしてもらい、考えたことを発言してもらいました。その後に、本の中で中嶋先生が言っていた考えを踏まえて、新任の先生がどういう風に子どもと関わっていくことが良いのかを説明しました。中嶋先生は若い教師こそ子どもと距離を取ることが良いと言っていました。

 その後に、どうしたら上手に子どもと距離が取れるかをみんなに聞きました。そして、個人、グループで考えてもらいました。そして全体で交流して、本で先生の考えを述べて発表を終えました。

 今回の発表では私の言い方が悪かったのと、発問の内容が少しわかりにくかったのもあり、生徒側の人が考えるのを難しくさせてしまったと思いました。生徒側から私の発問に対して質問が来てしまったので、もっと分かりやすく伝えればよかったと後悔しました。発問が分からないと生徒達は考えることができません。また、大学生から発問に対しての質問が来てしまったら、小学生に対して授業をするときはもっと注意をしなければいけないと思いました。発問の内容についてもう一度見直そうと思いました。

 玉置先生から「板書が速くていいね」と褒めてもらえたので、実習でも意識して頑張ろうと思いました。

 実習まで残り後1ヶ月と少しとなりました。今までのゼミでは自分の発表や仲間の発表からたくさんの授業技術を学びました。それを自分のものにできるようになるのには時間がかかるかもしれません。しかし、復習をして研究授業の時に生かせるように頑張ります!(鏡味)

7月9日 4期生ゼミの発表を終えて(秋田)

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 こんにちは!4期生の秋田です!ついに、次のゼミが前期では最後となりました。本当に、3年生になってから時が経つのをとても早く感じます。後期のゼミもワクワクします。

 さて、先日ゼミでわたしは、森川正樹先生の「できる先生が実はやっている 学級づくり77の習慣」という本を紹介させていただきました。

 今回、わたしは、「言葉」を狭めるということ、「話したい」「話せない」子の活躍のさせ方という2点について話しました。

 今回の発表で3回目ということもあり、1回目の発表に比べたら前に立って話すことに、少しは慣れましたが、まだまだ反省点ばかりです。あまり、うまい言い回しができなかったり、言葉がつまってしまったり、うまく伝えれていないのが改善点であるなと感じます。

 そして、プリントの文章をそのまま読んでしまうのも直さなければいけないと思いました。相手にわかってもらおうと思ったら、まず、視線をあげて目と目を合わせるようにしなければならないと思いました。

 また、玉置先生ご指導のもと、「話したい!」「話せない子」の活躍のさせ方を実践してみました。「話したい!」子にあてて、発問に対しての答えが、こちらが求めるものであっても、「じゃあ次は...」と次に行ってしまうのではなく、「この意見で本当にいい?違う意見の人は?」ときき、一度立ち止まり、だれも置いてきぼりにしないことが大切だとわかりました。実際にやると、どうしても積極的に発言する子、理解が早い子に合わせてしまうなと思いました。ちゃんと話せない子、理解するのに時間がかかってしまう子にも目を向け、さまざまな策略をして、"だれも置いてかない授業"をしていきたいです。

 前期のゼミでの自分の発表の反省点、みんなの紹介で学んだことを生かして、後期のゼミも玉置先生ご指導のもと、4期生の仲間と共に頑張っていきたいと思います。(秋田)

7月2日4期生ゼミ中澤くんの発表の記録(秋田)

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 こんにちは!4期生の秋田です!この間、4期生のみんなで、コストコパーティーをしたり、花火をしたりとどんどん仲が深まっていて、毎回のゼミが本当に楽しみです!

 さて、今回は先日の中澤くんのゼミでの発表を紹介したいと思います。中澤くんは、今回も中村健一先生の「策略ブラック学級開き 規律と秩序を仕上げる漆黒の三日間」という本について紹介してくれました。

 今回紹介してくれたのは、「0.1.3.7.30の法則」というものです。この法則は、黄金の三日間という言葉を踏まえて作られた学級開きの法則です。

 0は、3月末から新年度の始業式前日までの時間です。この時間で、子どもに当たり前に行動してほしいルールをつくり策略を練ります。

 次に1とは、始業式の日です。この日に子どもを虜にするような振る舞いと、子どもの名前を呼んでほめることが大切だそうです。

 そして、3とは、黄金の三日間のことだそうです。黄金の三日間では、子どもが落ち着いている時間なので、子どもをほめ、ルールづくりをし信頼関係を築くことが重要です。

 さらに、7とは、新年度が始まって一週間のことです。子どもが学校で過ごす一日の中で、学級に必要な一日のルールをすべて決めるそうです。

 最後に、30とは、四月という一か月のことだそうです。この時間で、決めたルールをを繰り返し指導し、徹底し当たり前にさせることが大切です。
この30日間を全力で頑張れば、この後はかなり楽ができるそうです。

 今回の中澤くんの発表を聞いて、学級開きで教師は、何をしたらいいのかがわかってとても参考になりました。今のうちから、自分はどんな学級を目標とするのか、目指したいのかを考えておきたいなと思いました。

 中澤くんの発表は、とても指示が明確で、「ここは前を見て!黒板を見て!今はプリントを見よう!」などと、視線を集めるのが上手いなと思いました。また、「いいね〜!」「さすがだね〜」「先生うれしいな〜」などと、とてもほめるのが多くて、一言と短い言葉でも子どもたちは喜ぶし、やる気につながってさすがだなと思いました。次回も中澤くんの発表を楽しみにしています!お疲れ様でした!!!(秋田)

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