8月30日犬山市立犬山西小学校での模擬授業に参加して〜道徳編〜(松田)

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 こんにちは。3期生の松田です。

 8月30日に犬山市立犬山西小学校に行き、玉置先生の模擬授業を参観させていただきました。今回はそのときの授業をまとめました。

 道徳と算数の模擬授業が行われました。2つの模擬授業のうち、私は道徳の模擬授業について書きます。

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資料名「夏の日のこと」
〇授業の始めに本時の価値に関わる質問は必ずしも必要ではなく、いきなり資料に入っても良い。
→子どもが本時に考える価値について推測してしまうのを防ぐことができる。
→始めの質問がその後に生きていかないため必ずしも必要ではない。

〇1つの質問に対して多くの子どもに聞く。(例:主人公はどんな仕事をしている人?)
→簡単な質問を多くの子どもに聞くことで、子どもにエンジンをかける。
→時には「他の言い方でどう?」と聞くことで、同じことでも異なる表現をするようになり、言語活動を充実させることができる。

〇子どもに資料を配らない。
→資料を配ると、読み取る力のある子どもだけが発言する授業になってしまい、想像しなくなる。
→資料を配らないため、「想像することが大事、いっぱい想像すること」と想像して聞くように伝える。

〇範読は、ただ資料を読み上げるのではなく、繰り返したり簡単な質問をしたりしながら読んでいく。(例:ゴミをかぶってしまった、どんな気分?)
→子どもが離れていくことを防ぎ、物語に引き込むことができる。

〇範読の際に、キーワードとなることを板書する。
→後で振り返ることができる。

〇最初と最後の挿絵を見せ、「どんなことがあってどんな気持ちになったから最初の絵の様子から最後の絵の様子になった」ということをワークシートに書かせる。
→物語はエピソードで変わり、エピソードが起こったら主人公に何らかの気持ちが起こる。
→子どもを把握するため、ワークシートに書いている時間は子どものもとに行く。
→考えを見ていく中で、キーワードとなる言葉を声に出すことで、書けていない子どものヒントとなる。(オープンカンニング)
→「なるほど」「あなただけ書いてある」「これは聞きたいな」と価値づけながら見ていくことで、子どもを元気にする。

〇考えを発表させるときは、「丸つけられたところだけでもいいから言ってごらん」と言う。
→発言の回数を増やすことにつながる。

〇発表する列を指定し、「全く同じ意見だったら座る」と指示をする。
→座った子どもにも考えを聞くことで、「先生は座ってもあてる」と思わせることができ、自分の意見を持つことにつながる。
→人の話を聞いて同じかどうか判断できることに対して価値づけることで話を聞くようになることにつながる。

〇子どもに揺さぶりをかけ、立場をはっきりさせる。(揺さぶり質問:すがすがしいと思ったのは、おじさんがシャワーを貸してくれたからということだけか。)
→エピソードが流れてしまうのを防ぎ、子どもの心をえぐることができる。
→〇か×をワークシートに書かせることで立場をはっきりさせることができる。

〇立場を全体で聞いた後に、隣同士で交流し、その後全体で共有する。
→教師は意図的指名ができるように交流の様子を見ておく。
→隣同士での交流を全体で共有するときは、指名した子どもにできるだけ交流の様子を再現するように伝える。
→教師は中立の立場をとり、子どもの話をうなずいて聞く。
→ある子どもの考えに対し、「今の意見、なるほどと思った人?」と聞き、そう思った理由を聞いていくことで子どもの意見をつなげることができ、考えが融合してくる。
→話を聞く姿勢を価値づけることで、言われなくてもできるようになる子どもを育てることにつながる。(体を向けて聞いている、うなずきながら聞いている)

〇最後に、自分のこととして捉えられるような質問をし、発表させる。
→「キーワードでもいいから書いてごらん」と言い、全員が書けるようにする。
→発表したことに対して「この子のようなことを書いた人?」と聞き、道徳的価値を重ねていく。

〇授業の最後は、授業の感想についてエレベータートークをする。
→子どもが同じ時間話せるよう、時間を決める。
→聞く方は「相手に体を向けて相手の目を見てうなずいて聞く」ように伝える。
→教師の説話で終わるのではなく、「良い話が聞けたね」と言い、終わる。

〇物わかりの悪い教師になる。
→子どもの言いたいことをくみ取り、敢えて逆のことを聞き深める。
[子ども]思いがけないことが起こったときにすがすがしい気持ちになる
[教師]思いがけないって例えば穴に落ちたとき?←良いことが起こったときと分かっていながらも敢えて逆のことを言う。
[子ども]いい方に転んだとき

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 玉置先生は、物語を「想像する」ということを何度も繰り返されていました。子どもが想像できるように範読はただ読むのではなく、質問したり繰り返したり工夫して読むことが必要であることが分かりました。さらに、質問したり繰り返したりする箇所について、どこを取り上げたら子どもが離れていかないかよく考えることが重要であると感じました。

 犬山西小学校に行ったのは2回目ですが、先生方に「前回も来ていたよね」と声をかけていただき、覚えていただいていたことが嬉しかったです。ありがとうございました。(松田)

8月30日犬山市立犬山西小学校での模擬授業に参加して〜算数編〜(岡田)

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こんにちは。3期生の岡田です。

先日、玉置先生が犬山市立犬山西小学校にて行われた模擬授業に参加させていただきました。今回はその際に仰っていた授業技術等のポイントを記録させていただきます。

以下は、算数編です。

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〇算数「17番目の秘密」

・授業前に気持ちが持てるのはとても良いことであるため、道徳以外の教科でも気持ちを尋ねる。
 例:今これ見て何か言ったね。どうしてそう思ったの?

・「2番目は先生に決めさせて!」とオーバーに言う。
また、子どもの追究心を湧かせるためにも、2番目には5を、1番目は5を外すことを徹底する。

・1つの数でも、様々な見方を耕す。
 例:「11の1だけを書く」を算数の言葉で言うならば……一の位だけを書く/十の位を書かない。

・17番目まで計算しているとき、教師は子どもたちの姿や表情をよく見る。その様子を踏まえて、その後意図的指名をする。
 例:戻って計算していたね。/「あれ?」って言ったね。

・「仮説」など、子どもにあえて難しい言葉を用いる。

・子どもが自分で気づけた発見を教師は価値づける。
 例:(「2番目が5じゃないとダメだ」)ダメな方を見つけるのも良いことだね。

・クラスで協力させ、クラスの良さに気付かせることができる。
 例:「みんなで上手いことやってね。」と言うと、子どもたち自身で分担してやり始める。

・ワークシートを作ってしまうと、2番目を0〜9の欄を並べるなど、整理しすぎてしまう。
 最初分かりにくくすることで、子どもからこうした方がいい、という考えを引き出すことができる。
 →こうして、見方・考え方を働かせる。

・なるべく子どもに発言をさせ、それを繋いでいく。
 つぶやきや発言を繋げ、時々それを教師が束ねていくことによって、良い授業に繋がる。


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 以上がこの授業を行ううえでのポイントです。

 私は今回初めてこの「17番目の秘密」に出会いました。記録を取りながら、実際に自分もやってみて、ルールが見えてくる楽しさや、先生方の発見の面白さなどを感じ、とても夢中になってしまいました。せっかく今回多くのポイントを教えていただいたので、これはやるしかありません。というより、私自身がやりたい気持ちでいっぱいです。

 このような気持ちが抱けたのも、今回のような素敵な機会をいただけたからこそだと思っております。ありがとうございました。(岡田)

8月10日真打会で学んだこと(高橋、関口、加藤)

 こんにちは、4期生の高橋です。先日、授業づくり楽会の真打会に参加させていただきました。そこでの学びを、高橋、関口、加藤の3人でまとめていきたいと思います。

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 今回、模擬授業をさせていただいて、学んだことはたくさんありますが、特に印象深く残っているのは、和田先生がおっしゃっていた「子どもの言葉をよく聴く」ということです。

 子どもが発言した内容をそのまま繰り返すというもので、教師が勝手に付け加えたり、違う言い方にしてはいけないと、模擬授業の前の作戦会議の時間にも、何度も指摘していただいたことでした。

 子どもの発言をそのまま繰り返すというのは、やってみて初めて分かったのですが、すごく難しいことでした。注意深く聴いていたつもりでも、今そんな風な言い方はしていなかったと言われてしまいました。しかも、子どもにはもう一回同じように言ってというのは通用しません。一度きりの言い方、言葉を聴き逃さないようにするために、子どもの言葉をよく聴かないといけないことが分かりました。

 それに関わって、子どもの言葉に寄り添って授業を進めていくというのも大切だと教わりました。模擬授業の後の前座会の先生方から頂いたアドバイスの中にも、「子どものつぶやきを拾って、一歩踏み込んだ質問をするとよい」というものがありました。それはまさに子どもの発言に寄り添うということだと思いました。わたしは子どもの発言を受けて広げていく対応力に不安があります。模擬授業で1番難しかったのもそこでした。この発言を広げて、自分が予想していない展開になってしまったらどうしようという気持ちから、無理やり言葉を付け足して、結論にこじつけてしまった感がありました。もっと子どもからの発言をもとに授業を深めていけるような技術を身に付けたいです。

 授業のあと、和田先生は、子どもの発言を認めたり、繋げたりしながら授業を作っていくことで、授業の内容から一緒に逸れることはあっても、自分たちはそんなこと言いたいんじゃない…と、教師と子どもの気持ちがズレて、離れてしまうことはないとおっしゃっていました。教師ばかりが説明して喋りすぎてしまう授業ではなく、子どもがたくさん話す授業を目指して行きたいです。

 今回、初めて皆さんの前で模擬授業を行うという、とても良い経験をさせていただきました。自分の中では悔しい思いの残るものとなってしまいましたが、今回、今まで学んできたことをアウトプットして、自分の課題が見つかりました。実習を目前に、とても勉強になりました。このような機会を与えてくださったこと、拙い授業を見ていただいたことに感謝したいと思います。ありがとうございました。(高橋)

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 こんにちは。関口です。今回は高橋さんの授業(対象は小学1年生)に対する和田先生のご指導ご助言について書きます。

 まず発問については聞き方一つで変わることがわかりました。「どっちが長い?」という聞き方ではどちらかが長いと児童は考えるため、2択(もしくはわからない)しかなく、長さは一緒という答えが出ないこと。「どう思う?」と聞くと長さが一緒という答えも出てくるということを学びました。意識しなければそう変わらないことなのに子どもに考えさせたい答えさせたいことが変わっていくことに驚き、やはり発問は言葉一つも大事になってくることがわかりました。

 つぎに、子どもの動作を見る力の必要性を感じました。実物を用意したり実際に比べたりする場面で誰をどう当てていくかという意図的指名は授業を進めていく上でとても大切になります。しかし、もらったらすぐ喋っちゃうため、配ってから机間指導では間に合いません。そこで子どもの動作を見る力がとても大切になり意図的指名につながります。これは見ようと意識するだけで変わってくると思うので実習で直ぐ実践していきたいです。
最後に、授業のどのタイミングでも言われていた「子どもが言ったことを生かす」ということの大切さ、やり方を学びました。日頃からゼミで子どもの発言に対し付け加えてはいけないと玉置先生から教わっています。私は自分なりの解釈を付け加える癖があるため意識していることではあるのですが、実際に「今の発言から板書するのはどこ?」「そこまで言ってないよ」「なんて言ってた?」と発言した側も忘れるほど徹底されていて聴く力と判断する力は本当にないと困るレベルだと感じました。

 また、授業を構成する上で子どもになんと言ってほしいか考え決めていくことを学んだのですが、発言を取り上げるたり深めたりする際にも言ってほしい言葉を決めておくことは大事だなと感じました。

 高橋さんの授業が本当にすごくて、こんな風にできないという不安や自分が置いていかれてる焦りを感じたとともに同じ玉置ゼミ4期生として誇りに感じました。高橋さんお疲れ様でした。(関口)


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 こんにちは!四期の加藤奨基です。今回は以前参加させていただいた真打会の、四期生の高橋さんの模擬授業からの学びを書かせていただきます!

 最も印象的だったことが高橋さんの模擬授業直前に和田先生にいただいた、「子どもの発言に教師が付け加えはできない」という指導です。これは教師によくあることで、授業を円滑に進めようとするあまり、「長さを揃えた!」→「〜〜だから揃えたんだね」などと子どもの発言に勝手に教師の意図を付け加えてしまうということです。授業をスムーズに進めるのは大切ですが、せっかく子どもが主体的に発言しているのに教師が引っ張りすぎてはいけません。教師は子どもの発言をよく聞き、「〜〜したい!」という子どもの素直な欲求から本時に関わる内容を引き出していかなければならないということを学びました。

 そのためには「本時では子どもにこの言葉を言ってもらいたい!」というのをしっかりと持つこと(これは玉置先生のおっしゃっていた授業の作り方に似ていると思いました)はもちろん、時には子どものふとしたジェスチャーにもアンテナを張って、「その指(手)はどういう意味?」など問いかけなければなりません。ただ子どもの発言を聞くのではなく子どもがどのような意図で発言したのか察知し、気がついても勝手に付け足すことなく子どもの言葉で広げていくことは簡単ではありませんが、身に付ければより良い教師にもっと近づくことができるのではないかと思います。

 たくさんの現役の先生方がおられる中で模擬授業を成功させた高橋さん、本当におつかれさまでした!夏休み楽しんでください!このようなセミナーに参加させていただき、ありがとうございました。(加藤)

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8月10日真打会での学び (安部・安藤)

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 こんにちは。4期生の安部です。今日は先日参加させていただいた、授業づくり楽会第1回真打会で学なんだことについて書きたいと思います。

 今回の真打会では、ゼミ生が一人模擬授業をすることになっており、4期生の高橋さんが授業をしてくれました。4期生の模擬授業デビューは今回が初めてだったので、本番前に何度もシミュレーションをし、その際、和田先生や玉置先生からも助言をいただきました。

 その中でも特に和田先生が強調して言われていたのが、教師が子どもの言ったことを言い換えないこと、この授業で子どもに最後、何を言わせたいのかを頭の中にしっかり入れておくこと、の2点でした。この2点が授業をする上でとても大切であり、また逆にこの2つがしっかりできていれば、子ども主体の良い授業が展開できるということだそうです。

 実際に、最初の導入から授業をシミュレーションしてみると、「今この子何て言った?」「子どもの言葉の中で大事なのはどれ?」と和田先生の口から次々アドバイスが出てきました。

 小学1年生、算数の「2つの長さを比べる」という一見単純そうな単元ですが、和田先生のアドバイス、お話を聞くと、なるほど、奥が深いなあ、と教材研究の難しさも知りました。

 本番では、私たちより断然経験豊富な先生方たちの前での模擬授業だったので、とても緊張した雰囲気でしたが、高橋さんは持ち前の笑顔と明るさを忘れず、落ち着いて授業ができていたことが本当に素晴らしかったです!

 私たちも高橋さんをアシストする中で自分だったらどうするかな、授業をするってこんなに難しいことなんだな、と本当に色々なことを学ばさせていただきました。

 実習まで残り1ヶ月を切りました。できる範囲で教材研究を進めること、前期のゼミやセミナーで学んだことをもう一度整理し、具体的にイメージすることの2点をこの夏休み徹底してやりたいと思います。

 玉置先生をはじめ、関係者の方々ありがとうございました。高橋さん、本当にお疲れ様でした。(安部)

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 こんにちは。4期生の安藤です。今回の真打会では小田先生とゼミ生の中からは高橋さんのふたりが模擬授業をしてくれました。私たち4期生の高橋さんの授業を全力でサポートするという役目の中で学んだことを書いていきます。

 授業の前にゼミ生で模擬授業の打ち合わせをした際、和田先生がたくさんのアドバイスをくださりとても勉強になりました。私がその中で一番大切だと思ったのは、「子どもの言葉の中で授業を掘り下げていくのに大切だと思う言葉をそのまま拾う」ことです。

 まず授業の最後に子供にどんなことを身につけさせたいのか、今回で言えば「長さを比べる時は端を揃える」などを考え、「揃える」に関わる言葉を引き出していきます。その際、子どもの行動をしっかり見ることも大切です。子どもが言葉にできなくても子どもの行動に意味があることが多いからです。特に低学年の子は自分の動作を言葉にすることが難しいため、教師が「今それ何してるの?」「どうして机の上に並べたの?」「その指はどんな意味?」と子どもの行動(言葉も)を拾い、掘り下げ、文章化(板書)していくというのがポイントであると分かりました。高橋さんも苦戦していましたが、子どもの言葉をそのまま拾うって案外難しいと感じました。子どもの言葉一つひとつをしっかり聞くこと、その中からポイントとなる言葉を見極めること、それを勝手に付け足さずにそのまま復唱すること、和田先生がこの練習を何回かしてくださいました。和田先生は「教師って意外と耳を良く使うでしょ〜(笑)」と仰っていて、その通りだと思いました。しっかり聞くことを心がけていきたいです。

 その後の高橋さんの発表は打合せを踏まえて子どもの言葉をそのまま拾って深めていくことを意識しているのが伝わり、また実際にやってみることの難しさも伝わってきました。それでも持ち前の笑顔と子どもの発言を受け止めていくあたたかさで最後までやりきっていて素晴らしいと思いました。

 高橋さんの模擬授業でたくさんのことを学ばせてもらいました。間近に迫っている教育実習でぜひ生かしていきたいです。高橋さんおつかれさまでした。玉置先生、和田先生はじめ関係者の方々ありがとうございました。(安藤)

8月10 日の真打会での学び(加藤)(中澤)

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 今回は8月10日の真打会での学びについて加藤と中澤が書きたいと思います。

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 こんにちは!4期生の加藤諒太です。今回は8月10日の真打会での学びについて書きたいと思います。

 今回の真打会では最初に、小田先生の授業を行いました。授業内容は「合同な四角形の書き方を考えよう」というものでした。この授業では児童にコンパスや定規などを与え、それぞれが思うように四角形を書かせていました。各自で考えることはそれだけの数の考え方が生まれるということであり、指名する順番によっては学習をより深めて行けるのではないかと感じました。特に、四角形を自分がどういう順番で書いたのかを書かせるということはより児童の学習が深まるのではないかと考えました。自分がどのように書いたのかということを改めて書き込むことで、書くまでのプロセスを理解することができ、視える化することにより、書きた方をより理解することができ三角形が隠れているということもわかりやすくなっているのではないかと思いました。小田先生、素晴らしい授業をありがとうございました!!

 次には4期生の高橋さんの模擬授業を行いました。玉置先生や和田先生の助言をいただき、その後4期生で相談をして、模擬授業を行いました。高橋さんの授業計画は素晴らしくとても良いものだと感じました。玉置先生、和田先生の助言では「笑顔で話すということ」、「子どもが言った言葉を使うこと」という大きく二つの助言をいただきました。笑顔で話すことで子どもたちにも安心感が生まれると思います。真顔で話す先生よりも笑顔で話す先生の授業の方が確実に子どもたちは話を聞くと思います。これは心がけることによってできることであり、絶対に必要なことだと思います。そして、子どもが言った言葉ということは子どもにとってより分かりやすいことだと思います。子どもも同級生の言葉を繋ぎ、理解し学びを深めて行くことができるのではないかと考える。実際に相談の時間に4期生のメンバーで行ったところ、なかなか難しいと感じました。

 しかしこれをものにすれば、児童を繋ぐ機会がより増えるのではないかと考えました。この二つのことは将来確実に必要なことだと思います。なので教育実習から意識して行って行きたいと思いました!高橋さん、模擬授業おつかれさまでした!そして助言を与えてくださった玉置先生、和田先生ありがとうございました。

 真打会での学びは新鮮で貴重な学びだといつも感じています。このような機会を作ってくださっている玉置先生を初め多くの先生方に感謝をしてこの機械を大切にこれからも学んで行きたいと思いました!!(加藤諒太)

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 こんにちは。四期生の中澤佑太です。本日は8月10日に開かれた真打ち会で学び得たことを書きます。

 前半に、小田先生の模擬授業に参加しました。小田先生の授業では、『四角形は三角形の書き方を使って書くことができる』ということを目標に授業が展開された。先生は、分度器やコンパスで自由な方法で合同な四角形を書かせ、その書いた順番を数字で示し、ペアで交流させることで、自分が考えなかった見方・考え方を広げていくという方法をしていた。私は、この方法は大変参考になると考えた。

 また私は、授業のまとめを先生から提示するのでなく、ペアで四角形を書くにはどうしたらよいのかペアで交流させて、子どもの言葉でまとめを作っていくという活動を自分ならしていきたいと考えた。そのため、授業の最初で、「三角形の書き方を前回学んだね」と答えを明かすのでなく、いきなり活動から入り、子どもに最後に言わさせたいと考えた。小田先生、素敵な授業を見させていただき、誠にありがとうございます。

 後半に、大切な仲間である高橋さんの模擬授業についてである。学びは大きく三つである。一つ目は、模擬授業前の作戦を練る時間で和田先生から、一年生の学習思考の仕方や、子どもの発言をなぞることと子どもを言動指名で繋げることで授業のまとめの文章を構成していくように教師は授業をするようにすることなどを学ばせていただいた。実習前に、貴重な武器をまた一つ授けていただいたことに感謝の念を抱いている。

 二つ目は、四期生だけで打ち合わせをする時間では、皆が声を出しあって本番に備える活動をした際、素直な仲間の支え合いを私は強く感じた。そして、高橋さんが模擬授業をしているときに私は、予想外の子どもの発言であっても、「どうしたい」のような、子どもの考えを引き出す声かけをすることで、授業を進める武器になっていくことを学んだ。

 数々のセミナーに参加していく中で私は、真打ち会のような、教師を目指す学生と、若手教師と、ベテラン教師とが、関わりあうなかで授業力をつけていく機会というものは当たり前にあるものでなく、大変恵まれた環境にいることを強く感じています。そして、そのような機会を設けていただいている教師の方々に感謝の気持ちを持ちつつ、機会を設けてもらえた分の成果を出していかなければと私は考えている。(中澤)

7月23日特別ゼミ模擬授業からの学び(加藤奨基)

 こんにちは!四期の加藤奨基です。試験も終わって一息ついていたら、だいぶつきすぎてしまいました。今回は以前行わせていただいた算数の模擬授業と、その時の授業作りからの学びを記事にさせていただきます。

 今回の学びの中で最も大切な事は、始めに教科書から「子どもが授業の最後でどのように言ったらその授業は成功か」を考え、その言葉を引き出すのにどうするかを逆算して授業を作っていくという事です。自分が以前授業案を考える時は何となく自分がしたい授業を作るだけでしたが、このコツを教えていただいたことで授業作りの方向性を学ぶことができ、ぐっと授業を考えやすくなりました。

 またその際に玉置先生がおっしゃっていた、「子どもは帰納的に学んでいく」という内容も特に印象的でした。これは子どもは様々なことから法則性を考えながら学びを深めていく、という意味です。今回の場合では、「様々なこと」が算数の練習問題にあたります。教科書にも練習問題はいくつか載っていたのですが、難易度が高めだったことや、子どもが法則を見つけるには問題数や問題のバリエーションが少なかったことから一から問題を作ることになりました。これらのことから、頭では理解していた「教材を教えるのではなく、教材で教える」ということが具体的にどのようなことかをしっかりと学ぶことができました。

 模擬授業にあたり、事前にたくさんシミュレーションしたのですが、やはりいざ前に立つと自分が今何を言っているのか分からなくなることもありました。これは教育実習での課題にもなると思います。しかし、授業作りの流れを実際に授業を作りながら学ぶことで、授業に対する視点が増え、より多くの見方をできるようになったかと思います。今回学んだ方法や視点を生かして、実習に臨みたいと思いました。(加藤)

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教育実習で頑張りたいこと(井上)

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 こんにちは。4期生の井上です。ついに教育実習が目前に近づき、期待と不安を抱えながら、サークル活動に取り組む毎日です(笑)

 今回はこれまでゼミで学んできたことの中から自分が実習で意識したいと思うものを2つあげていきたいと思います。

 まず1つ目は机間指導です。ゼミで丸つけ法を学んだので、その技術を少しでも実践できるように挑戦するとともに、場合によってはオープンカンニングをして、授業をする上での工夫をしたりと、とにかく色んなことに挑戦してみたいです。

 2つ目は横糸を張ることを頑張りたいです。ゼミで玉置先生が縦糸と横糸の話をしてくれました。その時に実習では横糸をうまく張ることができると子供たちが授業を助けてくれると話されていました。横糸を作るには遊ぶことが一番と聞いたので、疲れていても、忙しくても遊びの時間を大切にしていきたいと思いました。

 この2つのことを意識して、授業に臨んでいきたいと思います。失敗を恐れることなく全力で楽しみながらやっていきたいです!(井上)

教育実習で頑張りたいこと(加藤諒太)

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 こんにちは!4期生の加藤諒太です。前期のテストも終わって、教育実習が近づいてきており、ドキドキとワクワクが入り混じったような感覚を感じております。一度しかない教育実習を良い経験とできるよう積極的に臨んでいきたいと思います!さて、私が教育実習で特に取り組みたいこと、授業技術は2つあります。

 一つ目は、机間指導での丸つけ法です。ゼミ活動を通して、机間指導が授業を進めるにあたって重要な役割を担うことがわかりました。また、児童・生徒を指名する際には答えを知っておくことが大切です。指名に意味を持たすためにも把握することが重要だと学びました。そのためにも机間指導では講義で学んだ丸つけ法を意識したいと思います。児童一人ひとりを褒めるということもできますし、何より、「ああ、〜なんだね!」とあえて口に出して指導を行っていくことでわからない児童もヒントを得ることができます。授業をうまく進めるためには必要な授業技術ではないかと私は考えます。なので丸つけ法が私が実習で取り組みたいことの一つです。

 二つ目は、ペアワークでの意見交流のコツ4つです。
1.交互に話す
2.最後まで聞く
3.反応しながら
4.途切れさせない
 と行った内容のものです。実習の中でペアワークやグループワークで意見交流をさせる機会はたくさんあると考えます。そのためにもこの四観点は大切だと思います。実際にこれを意識しながらペアワークを行ったところ、とても良い雰囲気の意見交流ができ、途切れずに話すことで部屋全体にも活気が見られました。話し合いをさせる授業において話し合いの活気はとても重要だと思います。活気のある授業にするための流れを作り出すことができるのではないかと私は考えました。活気のある授業をするためにもこの項目を実施したいと思います。

 また、授業技術ではありませんが児童との良い関係を作ることも意識したいと思います。そのためによく遊び、よく褒めて児童との距離を縮められるよう頑張りたいと思います。失敗はたくさんすると思いますが、失敗から学び次に生かして行けるように頑張りたいと思います。(加藤諒太)

教育実習で頑張りたいこと(高橋)

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 こんにちは。4期生の高橋です。8月も3週目に入り、あっという間に教育実習まで残り1ヶ月を切りました。自分の人生の中でも1番濃い4週間にできるよう、実習へ向けて気持ちを作っていきたいです。

 そこで今回は、教育実習で頑張りたいことを、この記事を通して宣言しておきたいと思います。

 前期のゼミでは、授業技術や子どもとの関わり方について、たくさんのことを学んできました。その中でも私が意識したいことは2つあります。

 1つ目は、全員参加の授業を作ることです。ゼミの発表の中では、何人かの人が◯×法を取り上げてくれていました。私も、◯×法を始め、子どもたちが授業に参加せざるを得なくなるような仕掛けを効果的に使いながら、全員参加の授業づくりを目指していきたいです。

 2つ目は、1時間のゴールを決めて、そのゴールから授業を組み立てていくということです。これは、ゼミで玉置先生から教わるまで知らなかったことでした。まずは教材研究で、この授業が終わった時に子どもたちが何と言ったら成功だと言えるのかを考え、そこから逆算して授業を考えていくというものです。この力をつけたい、こう言って欲しいという芯を持っておけば、指導案を書く際に授業の方針が見えやすくなりますし、内容がズレていくことはないと思います。

 私は、授業をする力がまだまだ足りません。しかし、前期に4期生のゼミで学んできたことを生かして、自分なりに精一杯頑張りながら、さらに実習で学びを深めていきたいと思います。(高橋)

教育実習で頑張りたいこと(安部)

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 こんにちは。4期生の安部です。テストが終わり、一息ついているところですが、小学校教育実習まで残り1ヶ月を切りました。この実習までの1ヶ月の夏休みを充実して過ごし、心も体も万全な状態で実習に臨みたいと考えているところです!そこで、今日は1ヶ月後の実習で自分が特に意識して頑張りたいことを2つに絞ってここに宣言したいと思います!

 まず、1つ目は、今までのゼミで何度も出てきた、子どもをよく褒めるということです。授業中でも、休み時間の何気ない会話の中でも一人一人の子どもを認め、褒めてやることがとても大切なことだということをこれまでのゼミやセミナーで学んきました。子どもは認められたい欲がとても強いので、少しでも褒めてもらったり、認められると本当に嬉しそうな満足げな表情を浮かべます。

 私の実習の配当学年は6年生なので、最初のうちはなかなか受け入れてもらえず、こちらが褒めてもいい反応が返ってこないかもしれませんが、粘り強く褒め続け、子どもが私を認め、受け入れてくれるようになるまで頑張りたいと思います。また、玉置先生の授業テクニックの技として、全員の子どもが主体的に学ぶことができるように、マルバツ方や二択から選ぶクイズ形式など全員が必ず参加できる機会を授業のどこかで必ず入れて、それを行った後にすぐに全体を褒める、そして意見が言えそうな子に意図的指名をし、全体に広め、さらに深めていくという授業の展開の仕方を学びました。

 これを実践するためにもまずは子どもを褒める言葉を発することからです。玉置先生の授業の見本を思い出して、少しオーバーかなと思うくらいのイメージで褒め言葉をどんどん発信していきたいです。

 2つ目は教材研究をするときに、最後に子どもに何を言わせたいのかをはっきりさせるということです。指導案を考えるとき、どうしても教科書に書かれているまとめに目が行ってしまい、この授業で子どもが達成すべきこと、獲得するべき能力が曖昧になってしまいます。

 しかし、それでは授業が成功したとは言えません。自然に子どもたちの口から答えが出てくるように、教科書に書かれたことを自分の言葉で説明できるぐらいまで教師が仕向ける必要があります。実習は初めて出会う子どもたちの前で授業をするので、最初の指導案を考える段階で、どんな言葉が子どもから出てくるかも予想できず、とても難しいかと思いますが、子どもたちの分かった!なるほど!という嬉しそうな表情が見られるを目指して頑張りたいと思います。(安部)

教育実習で頑張りたいこと(竹内優輝)

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 こんにちは。4期生の竹内です。いよいよ、教育実習まで残り1ヶ月を切り、今までは先輩方が行っていた教育実習を今度は自分が行かせていただくということで、少し楽しみな気持ちと不安な気持ちでいっぱいです。さて、今回はそんな教育実習に向けて、前期の玉置ゼミを通して学んだ授業技術の中で、これは意識したいというものを2つ述べたいと思います。

 1つ目は褒めるタネをまく、ということです。

 これは前期のゼミの中で大事にされてきたワードで、褒められて嫌な気分になる子供は居ないと思います。褒める際も子供たちには何がどういう理由でよかったのか、という価値付けをしっかりと伝えることも大切なので、心がけたいと思います。

 2つ目は丸つけ法です。

 丸つけ法は授業のリズムテンポを作ったり、子供たちの実態把握をするうえで、必要な授業技術だと思います。その中でオープンカンニングをしたり、子供の行動に価値付けをして褒めたり、丸つけ法を通して丸をつける以外の授業技術も必要になるので頑張りたいです。

 実際に現場に立つということは今まで教室の後ろでしか無く、今回の教育実習では初めて授業をするということで、不安が募るばかりですが、玉置ゼミでの学びを通して体験できること活かせることを積極的に使っていきたいと思います。失敗を恐れずに、失敗しても次に活かすぞ、という強い心意気を持って教育実習を頑張りたいです。(竹内)

教育実習で頑張りたいこと(安藤優里)

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 こんにちは。4期生の安藤優里です。今回はゼミで学んだ授業技術の中で私が教育実習で特に実践したいと思う1.丸つけ法と2.褒めるの2点について書きたいと思います。

 まず1.の丸つけ法について。丸つけ法はゼミの中でも何人か練習しましたし、私も発表時に取り入れてみましたが、正直難しいと感じました。慣れていないというのが一番大きいと思うので、実習で少しでもうまくできるようになりたいです。

 2.の褒めることにも繋がってきますが、子どもが自分の答えに自信が持てるように、また、自分の考えを持って、書くことができたことに対して認めてあげられるように、丸つけの際には「褒める」ことが大切であると学びました。その褒め方が「すごいね」「いいね」のワンパターンになりがちなので、褒め言葉のバリエーションを増やすとともに、その子の良さを見つけられる目を養いたいです。また必要に応じて、丸をつけて回りながら、書けた子のキーワードを読み上げて、まだ書けていない子のヒントにする「オープン管理」も実践していきたいです。

 次に2.の褒めるについて。授業の中では褒めるタイミングがたくさんあります。子どもが意見を発表した時、ノートに答えを書いた後、話し合いの後…など。その時に「よく考えたね」「○と×にいい感じに分かれたね」とか「違う捉え方があっていいね」と子どもを評価することで、子どもの意欲を向上させるだけでなく、授業にメリハリがでて、「締める」ことができると学びました。私は授業を進めなくちゃ、と早まってしまうので、子どもをよく見て褒めるタイミングを逃さないようにしたいです。

 教育実習が迫ってきて、緊張や不安もありますが、ゼミで学んだことに自信をもって実習に臨みたいと思います。(安藤)

教育実習で頑張りたいこと(加藤奨基)

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 こんにちは!四期の加藤奨基です。僕が教育実習で頑張りたいこと二つは、価値付けて褒めることと、授業作りです。

 価値付けて褒めてあげることでただ単に褒めるよりも子どもとの距離感もぐっと縮まるのではないかと思います。しかし、この価値付け方や価値付けた言葉のかけ方がとても難しいので、教育実習での頑張りどころだと思っています。

 授業作りは、以前行わせていただいた模擬授業作りで学んだ作り方をもう一度実践したいということです。この模擬授業は「子どもが最後にどのように言ったら授業は成功か」から逆算していく授業の作り方や指名の方法・タイミング、つなぎ方など今まで学んだことがたくさん詰まった模擬授業でした。しかし、初めての模擬授業ということもあり、全てを出し切れませんでした。なので教育実習での授業作りを通して少しづつでも今まで学んだことを生かしていきたいと思います。(加藤)

教育実習で頑張りたいこと(山田)

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 わたしが前期のゼミで学んだ指導のポイントの中で、「教育実習でこれだけは絶対に実践するぞ!」という2つを書きたいと思います。

 1つ目は、高橋さんが発表してくれた「口の悪い子への切り返し」です。わたし達は教育実習生とはいえ、教室に一足入れば、わたし達と子ども達の関係性は教師と児童・生徒になります。わたしは、普段から、人より少し怒るという感情に疎いような気がしていて、さらに上下関係がゆるい部活やサークルに今まで所属して来たので、高橋さんが出してくれたタメ口の例も、ゼミで学んでいなかったらスルーしたり許してしまってりしていたかもしれないと思います。

 しかし、高橋さんから、「アイメッセージ」を使うということを学びました。アイメッセージで教師自身の素直な気持ちを伝えつつ、その前に「あなたの事は好きだけど…」などその子を尊重する言葉を入れることで、人格の尊重と部分否定で対応するということを知ったので、ぜひ、ここぞという時にきちんと指導できる人でありたいなと思いました。

 2つ目は、前期のゼミの中で、色々な観点から多くの人が発表してくれた「発問」にこだわることです。明確で適切な発問は、子どもの興味ややる気を引き出させ、「主体的・対話的で深い学び」を生みます。実習の中で何度も指導案を書かせていただく機会があると思いますが、1つ1つ丁寧に、とことん発問にこだわって作成したいです。

 教育実習を3週間後に控えて、不安と期待が入り混ざった気持ちではありますが、ゼミでの学びを最大限に生かして、実りある教育実習にしたいと思います。(山田)

教育実習で頑張りたいこと(鏡味)

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 こんにちは!4期生の鏡味です。テストも終わり、夏休みに入りました。今年は9月から実習を控え、何かとドキドキソワソワする夏休みを過ごしています…(笑)

 3年生の前期でのゼミでの学びを踏まえ、実習で頑張りたいことを2点述べたいと思います。

 1点目は、子ども達とただの仲良し先生にならないことです。私としても、子ども達全員と仲良くなりたいという気持ちはたくさんあります。しかし、仲良しだけの先生では舐められたり、実際自分が授業をするときに言うことを聞いてくれなかったりしてしまいます。よって、遊ぶ時は思いっきり遊んだり楽しんだりする、子どもが悪いことをしていたらきちんと注意をするなどメリハリのある実習生になりたいです。

 2点目は、自分の授業の中で一回は意図的指名をすることです。子どもの反応やつぶやきから意図的に指名をして、授業を繋ぐ方法です。また、意図的指名をすることで、子ども達に緊張感を持たせながら授業を行うことができることもゼミでは学びました。この意図的指名は子ども達の表情やつぶやきを意識していないとできないことです。難しいですが失敗してもいいので一度はやってみたいと思います。

 ゼミでは他にもたくさんの授業技術を学びました。インプットするだけで、アウトプットができていないので、頭の中では分かっていてもいざ、やるとなると多分できないと思います。しかし、学んだ授業技術をなるべく実習で使い、少しでも自分のものにできるようにしたいです。そのために、実習までの期間にゼミのノートを見返すなどして復習しておこうと思います。(鏡味)

教育実習で頑張りたいこと(高桑)

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 こんにちは!4期生の高桑です。記事を書くたびに実習までのカウントダウンをしていましたが、とうとう1ヶ月をきり、実習目前となりました。不安なことはたくさんありますが自分に自信を持って、また実習先の先生たちに教わりながら、次の2点を特に頑張りたいと思っています。

1.授業での話し方
 私は前回のゼミ発表で指摘され、発問や説明など、しっかり伝えておきたいことを話すときでも話し方が単調になってしまうということに気がつきました。ボーッとしている子どもでも教師がスピードや声色、間の取り方を工夫することで、自然と耳を傾けるようになると教わったので、意識して授業がすすめられるようにしたいです。

2.具体的に褒めて、価値づけをする
 「褒める」ことの必要性は、取り上げられるたびに感じています。しかしいつかのゼミで褒め言葉を並べようとして、数個しか出なかったことがありました。実習中にその子どもにあった褒め言葉が瞬時に伝えられるように語彙を増やす努力をしておきたいです。またただ褒めるだけでなく、周りの子に気づかせるという意味でも、具体的にこの行動がよかったよとしっかり価値づけしていきたいと思いました。

 少しでも多くのことを吸収して玉置先生やゼミの仲間に成長した姿を見せられるように、1日1日を大切にしていきたいです。(高桑)

教育実習で頑張りたいこと(中澤)

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 大学へ入学してから待ちに待ちに待ちに待っていた教育実習がもうすぐ始まろうとしている。同年齢集団による集団圧力から一時的に解放され、自分一人が何十人もの子どもを相手に正面からぶつかっていく機会であり、玉置ゼミ生ではない、心ない先輩や同年齢の人の発言に惑わされず、目を気にせず、自分の力を存分に発揮できる最高の機会である。勿論、授業技術は、玉置先生をはじめ、ゼミ関係者すべてのかたのお陰で学びとることができたのである。感謝の気持ちを抱きつつ、教育実習の目標を二点まとめていく。

1,学んだことを指導案に

 ゼミで学んだことがたくさんあるからその中で一つ二つを確実に行うという意気込みをよく見る。しかし私は、ゼミで学んだことを使わないと授業が成り立たないと考えている。私はもともとカウンセリングや学級経営については、小学生だった頃から妄想にふけるように考えてきたことだが、授業展開や発問、当て方については何も技術を知らなかった。よって、ゼミで学んだことが唯一の武器である。指導案を作成するときに、どのタイミングでどの技法を使っていくのかを想定して、積極的に活用していきたい。勿論失敗の繰り返しになるが、攻めの失敗を重ねて、技能を我が物にしていきたい。

2,過去の自分を裏切らないように

 私は、小学校の先生になりたいという思いに呼応して、教育実習生に対しても憧れがあった。なぜなら、教育実習生とは、教師になる夢を叶える一歩前のところにいる人だからである。夢を諦めないで歩み続けた人でないと教育実習生になれないと小学生の自分は思っていた。そのため、過去の自分は、「勉強もできないし不器用だし給食も食べられないけど、絶対あそこまで辿り着いて、バカで力がなくても、諦めないで努力を続ければ夢を叶える一歩手前までいけることを教えてあげるんだ!」と未来の自分にバトンを差し出していた。

 まさか自分がバトンを受けとる立場になると想像できなかった。バカでも努力を続ければ、上記したような大口を叩けるようにとは、本当に思ってもいなかった。私にとって教育実習は、大学の先生が訴えかけていただく以上に重たいものを背負っている実習なのである。過去の自分を裏切らないように、不安を抱えていた自分にエールを送れるように、実習を鬼真面目に過ごしていきたいと考えている。(中澤)

教育実習で頑張りたいこと(関口)

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 今までゼミで学んだことの中で実習で生かしたいことはたくさんありますが、多すぎても達成しきれないと思うので、これだけはというものを二つに絞りました。

 一つは、机間指導です。オープンカンニングや価値付けと何のために行うのか考えること。テンポ良く、褒めのバリエーションを増やす。何より子どもの意見を勝手に解釈しないようにすることは気をつけなければいけないと考えています。間違えた子どもに対し、どう褒めてどうやり直させるかは問題によって様々だと思うので場数を踏みたいと思っています。

 もう一つは、子どもをみるということです。これは私の中ではハイレベルな課題なのですが、「今、首傾げたね?」って子どもの発言を繋げられるのがとてもすごいと思うのでやってみたいです。また板書において、子どもに背を向けず書くようにするには練習が必要なので意識して背を向けないようやっていきたいです。

 不安ばかりの実習ですが、少し楽しみになるものですね。実りある実習期間を過ごせるよう積極的に挑戦していきたいです。(関口)

中村健一先生のブラックシリーズを読んできて(中澤)

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 こんにちは。四期生の中澤佑太です。この記事は本来、7月2日の四期生ゼミで私が発表したことを自身で振り替えることが本来やるべきことであるが、前期の間に中村健一先生のブラックシリーズを読んできたことのまとめを行いたいため、その事を記していく。

 玉置ゼミの授業で行われる発表は、玉置先生の本棚にある、様々な作者の本三冊を、三回の発表で紹介するというものである。ところが私は玉置先生に、中村健一先生を紹介していただき、ブラックシリーズを自分で買って三回とも紹介した。つまり、同じ人物の本を連続で発表をしたということになる。(私はゼミ生でいるうちに玉置先生の本棚にある本を全て読むという目標があるため、他の作者の本も読んできている。)初対面で教育の本の作者も知らない私に、中村健一先生を紹介した玉置先生、何か意図があったかは覚えていないが、まるで私のことを知っていて本を紹介したかのように、私との相性が抜群であった。初めて読む作者が中村健一先生でよかったと私は今考えている。

 ブラックシリーズとは端的にいうと、学級経営や授業について、『腹黒く』策略を練って、一年間過ごせよというメッセージ本である。例えば学級内に、子どもに合意の上で、みんなの前に叱られる役の子どもを作ったり、意図的に怒鳴る機会を設けてたりなどである。この本に書かれている中村先生が見出だしたことは、他の作者の教育本には被らない内容であり、この本にしか書いていないと考えると面白いと私は考えている。しかし、四月一ヶ月間の過ごし方など、中村先生自身が有名な教育者の本から学んだことをアレンジしたものも書かれていた。内容もさることながら、文章自体が秀逸である。私はこれまで様々な作者の教育本を読んできたが、ブラックシリーズほど読みやすいものはなかった。

 三回目の発表の際に玉置先生から、結局ブラックとはどういうことなのかという質問をいただいた。読んでいくなかで、ブラックな内容から、ベテラン教師からみると特別ブラックではないと受け取られる内容になっていったからである。この質問に対して私は、こう考えている。

 本のなかで中村先生は、自分が小心者で、とにかく学級を崩壊させたくないという思いで一秒一秒策略を練ってきたと伝えている。ブラックとは、世間の価値観で、『普通そんなことはしないという考えやそこまで徹底すると考えてしまうこと』ではないかと私は考えている。私も読んだ当初(ゼミで学ぶ前)は、腹黒いなぁという気持ちで本を読んできたが、ゼミで学んでいくうちにもう一度本を読むと、ブラックというよりは、教職にプライドを持っている人からすると、むしろそう考えるのか必然と考えるだろうなぁと本の内容を解釈するようになった。私はこのシリーズを読むことで、自分が学級経営や授業をする際に、目的に沿った策略を練れば練るほど、教師力が向上するのは勿論、仕事リズムが安定し、自身の精神も安定すると考えた。

 私自身小心者であり、目的のためなら不器用ながら必死に策を練る人である。そのため、中村先生の本は、大変参考になり、ブラックシリーズ以外の本も集めていきたいと考えている。中村先生を紹介していただいた玉置先生には、感謝しきれないという気持ちを抱いている。(中澤)

7月16日4期生ゼミ高桑さんの発表の記録(加藤諒太)

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 こんにちは!4期生の加藤諒太です。今回は7月16日の前期最後のゼミ活動での高桑さんの発表について書きたいと思います。

 今回高桑さんは菊池省三先生の「菊池省三の学級づくり方程式」という本について紹介していました。この本では子どもたちの成長に必要なことを育てるための方程式が22個書かれているそうです。菊池省三先生といえば、何度かゼミ内でも取り上げられており、今回の発表を通してさすがは菊池省三先生だなと改めて感じました。

 なかでも発表の中にあった「0.99と1.01の法則」はなるほどと思いました。子どもたちは間違いをしてしまってもしばらく経てば忘れてしまい、また同じ間違いをしてしまうことがあります。しかしこの法則を伝えることによって、細かいことの積み重ねが大きな差を生むということを「見える化」して伝えることができます。数字としてその大きさを示すことによって子どもたちにより伝わるようになり、より反省をするそうです。

 そして、二つ目にはコミュニケーション力です。声の大きさ、話の内容、話す時の態度といったものに加え「相手への思いやり」が大切だそうです。内容や声の大きさが足し算なのに対し、相手への思いやりは掛け算だそうです。

 コミュニケーション力=(内容+声+態度+α)×相手への思いやり

 相手への思いやりがなければコミュニケーション力はゼロになると聞いてなるほどと思いました。たしかに一方的なものではそれはコミュニケーションとは言い難いかもしれません。教育実習が近づくなかで私も相手への思いやりを持って子どもたちと関わっていきたいと思いました。

 私たちは間も無く教育実習を迎えます。これまでのゼミでは多くの大切なことをここまで学んできました。教育実習では十分に玉置ゼミで学んだことを生かして成長したいと思います!!(加藤諒太)

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