最新更新日:2019/08/30
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12/25 クリスマスのお話

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昨日、クリスマス・イブの朝刊「中日春秋」に載っていたちょっと心がほっこりするお話です。

(以下引用)
<クリスマス・イブ。ひとりの青年がせまい部屋の中にいた−>。星新一さんの『ある夜の物語』の書き出しである
▼青年は裕福ではない。友人さえいない。その部屋をどういうわけかサンタクロースが訪ねてくる。なんでも願いがかなえられる人物に、今年はこの青年が選ばれたという
▼家、家具、会社での昇進、友人…。迷いに迷ったが、気が変わる。自分より気の毒な人がきっといる。たとえば、近くに住んでいる病気の女の子。青年は願いを辞退して、女の子の家にサンタクロースを向かわせる
▼女の子は喜ぶが、願いごとがかなう権利が誰かから譲られたものだと教えられ、「あたしよりもっと気の毒な人がいるはずよ」。この先に住んでいる寂しい金貸しのおじさんのところへ行ってあげてと譲る。そして、やはり、その金貸しも譲られたことを聞いて、願い事を辞退する…
▼結末は伏せておく。が、願いなどかなわずとも物語の全員が幸せな気分になる。譲ったほうは気の毒な誰かが喜ぶことがうれしい。譲られたほうは、誰かが自分のことを気にしてくれた事実がうれしい。人への想(おも)いが贈り物となって巡り巡っていく
▼きらびやかな聖夜が苦手という人は少なくない。孤独を感じる人もいる。けれど、いつもより人に優しくなれて誰かのことを思いやることができる日だとすれば、その日はまんざら悪くない。
(引用終わり)

「誰かのことを思いやる」そんな優しさが増えたら、いい世の中になると思うのです。



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