寒かった冬も終わり、園庭の桜のつぼみもふくらみ始めたこの良き日に、巣立ちゆく松原市立松原幼稚園、第70回卒園児のみなさん、「ご卒園おめでとうございます」。
ご来賓の方々やご家族の皆様とともに、一堂に会しての卒園式を、心待ちにされていたところ、新型コロナウイルス感染拡大防止の対応に伴い、とても残念な気持ちと、寂しい思いではありますが、これまで成長を見守ってこられた皆様に、心から「お祝い」を申し上げます。

さて、みなさんが松原幼稚園に入園してから今日までに、たくさんの思い出ができました。泣いたり、笑ったり、園庭をかけまわったり、先生のお話をきいたり、そして、心も体も大きく成長しました。うさぎ組さんにやさしくしたり、行事のお手伝いもしてくれました。
なわとび・鉄棒・一輪車・竹馬・習字・英語など、できることもたくさん増えました。助け合って、高めあってきた、みなさんのぬくもりとチーム力は感動の毎日でした。これからも、自分のこと、みんなのことを大切に、自信を持って、たくさんのことにチャレンジし、笑顔の輝く毎日であることを応援しています。

保護者の皆さま、お子さまのご卒園、おめでとうございます。教育活動・PTA活動・送り迎え・お弁当作り、さまざまに温かいご支援とご協力をいただきましたことに、感謝申し上げます。喜ばれたり、悩まれたりしたことも多くあったことと思いますが、一つひとつの経験を積んで、子ども達は成長してきました。みなさまが注がれた愛情は、子ども達にとっての「宝物」です。
松原中学校の卒業式では、「素直で純粋なちびっ子たちの一生懸命さに圧倒されながらも心癒された「保育実習」。小さかったあの頃を思い出し、周りの人たちに大事にここまで育ててもらったことに感謝することができました。」というメッセージもありました。
それでは、みなさん。先生たちも、中学生たちも、ずっとずっと見守っています。心を込めて、「ご卒園おめでとうございます」。