最新更新日:2023/04/01 | |
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3月11日 国語科の荒木先生が「西陵生の感性の豊かさ」についてまとめられました。
国語科の荒木先生が授業での感想の中に「西陵生の感性の豊かさ」に驚かれまとめられたものです。
中原中也『サーカス』感想(1年生) 「情景を浮かべたら、そのまま詩にしたような感じ」「色や、夜を彷彿とさせる表現」「擬音語から感じるブランコの不思議な浮遊感が印象的」「『ゆあーん、ゆよーん、ゆやゆよん』のなかに、悲しみやさびしさが入っている」「題名は『サーカス』だけど、詩の内容はあまりサーカスという感じがしない」「戦争は赤だと思うけど、どうして茶色?」 夏目漱石『こころ』感想(二年生) 「主人公の『私』は最悪!でも仕方ない」「私とお嬢さんの婚約を知ったあともKが以前と変わらない態度だったことのスゴさ」「昔も今も『恋』ってあまり変わらない気がする。『恋愛』は難しい。今でも先生と同じような人はいる」「読んでいくうちにKの考えていることと『私』の考えていることが似てくるようだった」「つらいけど、どうすることもできないことってあるんだ」「今まで読んできた小説とは少し違う」「今の小説より現実性がある」「『良心』という言葉が何度も出てくるのに、けっきょく『私』は良心に従えなかった」「ずるい考えや嫉妬心や悩み、自分への不信感がむしろ人間らしかった」「なんで『私』まで自殺しなければならなかったのか?お嬢さんを守るのが先生の役目では?」 |
福岡市立福岡西陵高等学校
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