最新更新日:2023/04/01
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異文化の風を感じて

 去る5月24日(水)〜27(金)に、研修旅行の下見としてシンガポール、マレーシアに行ってきました。蒸し暑さには驚きましたが、シンガポールの経済の中心部は、超高層ビルが立ち並び壮観です。街は清潔で、ガムの国外からの持ち込みや、つば吐き、たばこのポイ捨て、立ち小便、ゴミの投げ捨てなどには罰金刑が科されるそうです。(外国旅行者でも、容赦なく罰せられるそうなので要注意!!)また、異国情緒あふれる、「リトルインディア」、「チャイナタウン」、「アラブストリート」も見て回り、多くの民族が当たり前のように共存共生している姿が、とても新鮮でした。食べ物も中華料理、インド料理を始め、様々なものがあり、中でも南国ならではのフルーツは格別においしかったです。
 「マレーシア」は、シンガポールとはまたちょっと違った雰囲気。こちらも良い経験になることでしょう。
 日常に追われていると、ついつい自分の生活空間だけがこの世の全てだという”錯覚”に陥りがちですが、世界には様々な民族と多様な文化があることを改めて知り、彼(彼女)らとの触れあいを通じて、同じ人間としての親近感を味わえる貴重な体験を久しぶりに味わうことができました。
 シンガポールは1965年に、「マレーシア」から半ば追放される形で分離独立したそうですが、わずか50年の間に、よくぞここまで豊かな社会を創り上げたものだと感心します。面積は四国の淡路島ほどで、人口550万人の都市国家でありながら、今や「国民1人あたりのGDP」は日本を大きく上回り世界トップクラス。多様な民族、文化を懐深く受け入れ、みんなが持つエネルギーをまとめあげることなしに、今日の発展はあり得なかったことでしょう。よほど国の舵取り(=政治)が良かったのでしょうか。日本同様、課題も多々あるそうですが、今も力強く発展し続けるこの国の歴史を改めて調べてみたくなりました。
 君たちが、高校生という若い時期に、この国に行き、何を感じるだろうか?最終日の夜、君たちの胸によぎるものは・・・・?今から楽しみです。
 『井の中の蛙、大海を知らず』という諺(ことわざ)がありますが、今回の研修旅行が、”井の中”からヒョイ!と飛び出て、“大海(世界)”を知ろうとする、大きなきっかけになってくれれば嬉しいです。それができる!という手応えを、確実に掴んできた下見でした。
 11月に備えて、どうか英語の学習を加速してください!
                     2学年 研修旅行担当



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