最新更新日:2023/04/01
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日本人高校生「ふれあいの場」中国訪問、4日目!

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 4日目は成都外国語学校を訪問した。この学校は生徒数7,000人、教員数600人という超マンモス校である。歓迎式では、2年生約1,000人程が広場に集結した。国歌斉唱の後、軍服姿の生徒が、両手両足を交互に大きく縦に広げて行進すると、中国の国旗を掲げた。その後、語学学校ならではの儀式が行われた。優秀大学校に合格した生徒の名前が全生徒の前で高らかに宣言され、その中の女生徒が、前方に出ると体験談を発表した。トップは、ハーバード大学から、各地の有名校、その中には、北京大学の名前も聞こえた。中高一貫の私立の外国語学校で、将来は医者や日本語教師、ビジネスマン、ベンチャー企業等、一流の職業を目指す生徒がほとんどである。大半の生徒は寮に住み込み、7時40分に1時間目が始まると夕方まで勉強をし、寮へ帰ると3時間ほど勉強するそうである。脳を鍛えに鍛えて、超人的な語学力を身に付ける。英語、日本語、ロシア語、フランス語、スペイン語、ドイツ語などの語学力を身に付けると、そこから世界的に飛躍して、各業界に名を馳せる、といったゴールを目指している。7,000人すべての生徒が、目標に向かって、邁進するという校風があった。年間の授業料は70万円ほど、その他に雑費を加えると100万円以上になるという。先日の大学と比べると10倍の授業料である。
 授業はすべて、その言語でなされていた。英語、日本語の先生は流暢で、特に英語は早口のネイティブのようなスピードで、生徒もその流れについていっていた。日本の学生は、分からなくなったり、話す材料に詰まったりすると、沈黙してしまう。結果、繋がりが切れてしまうことがよくあるが、これらの授業にはそれが皆無である。積極的に冗談も混ぜながら、聴衆を引き付けて、場を盛り上げてくれていた。発表にも淀みがなく、授業がスムーズに運んでいた。
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