最新更新日:2023/04/01
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4月より新ホームページに移行します。新ホームページのリンクは記事中に掲載しています

日本人高校生「ふれあいの場」中国訪問、5日目!

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 3月22日は、北京日本文化センターを訪問。センター内で、二人の講師から体験談を伺った。「たとえ姿形は違っても人としての本質は変わらない。そのことを共有することによって、お互いの心の交流は深まる。世界を旅しよう。」というような内容だった。訪中事業の総括では、訪中以前の中国の先入観と実際の感想を、ポジティブ、ネガティブの両面から述べ合う意見発表がなされた。
 その後、天安門へと移動した。大きな壁画が掲げてある、あの有名な天安門広場。広い、広い、とにかく広い。60万人は収容できる広場だそうだ。そして王宮であった故宮へと向かう。西大后の映画で知られる故宮である。展望台からは、故宮が鳥瞰できた。 
 満州では現在も鉄道(満州鉄道)は利用され、軍の施設なども記念館となっているそうである。また、当時、日本から持ってきた米が栽培され、今でも作られているそうだ。戦争体験をした日本人観光客がよく訪れると、刘さんは言っていた。
 

日本人高校生「ふれあいの場」中国訪問、4日目!

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 4日目は成都外国語学校を訪問した。この学校は生徒数7,000人、教員数600人という超マンモス校である。歓迎式では、2年生約1,000人程が広場に集結した。国歌斉唱の後、軍服姿の生徒が、両手両足を交互に大きく縦に広げて行進すると、中国の国旗を掲げた。その後、語学学校ならではの儀式が行われた。優秀大学校に合格した生徒の名前が全生徒の前で高らかに宣言され、その中の女生徒が、前方に出ると体験談を発表した。トップは、ハーバード大学から、各地の有名校、その中には、北京大学の名前も聞こえた。中高一貫の私立の外国語学校で、将来は医者や日本語教師、ビジネスマン、ベンチャー企業等、一流の職業を目指す生徒がほとんどである。大半の生徒は寮に住み込み、7時40分に1時間目が始まると夕方まで勉強をし、寮へ帰ると3時間ほど勉強するそうである。脳を鍛えに鍛えて、超人的な語学力を身に付ける。英語、日本語、ロシア語、フランス語、スペイン語、ドイツ語などの語学力を身に付けると、そこから世界的に飛躍して、各業界に名を馳せる、といったゴールを目指している。7,000人すべての生徒が、目標に向かって、邁進するという校風があった。年間の授業料は70万円ほど、その他に雑費を加えると100万円以上になるという。先日の大学と比べると10倍の授業料である。
 授業はすべて、その言語でなされていた。英語、日本語の先生は流暢で、特に英語は早口のネイティブのようなスピードで、生徒もその流れについていっていた。日本の学生は、分からなくなったり、話す材料に詰まったりすると、沈黙してしまう。結果、繋がりが切れてしまうことがよくあるが、これらの授業にはそれが皆無である。積極的に冗談も混ぜながら、聴衆を引き付けて、場を盛り上げてくれていた。発表にも淀みがなく、授業がスムーズに運んでいた。

日本人高校生「ふれあいの場」中国訪問、3日目!

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 3月19日(月)は、電子科技大学に到着。生徒はホームステイ先の生徒と対面し、「成都ふれあいの場」大学交流イベントに参加した。日本のよき文化を紹介するイベントや、白雪姫を日本風にアレンジした創作劇などが行われた。その後、生徒は一日だけのホームステイを体験。成都散策(茶館、武侯祠、武侯祠博物館、錦里)では、中国4千年の歴史の奥深さを感じた。諸葛孔明(中国、三国時代の蜀漢の宰相)、劉備、李白、王義之など、世界史の教科書で習ったことを思い出した。それらの原点とも言うべき地を訪れられたことは幸運だった。食事は、火鍋ほど辛くはなく、心行くまで楽しむことができた。食事の途中、武勇舞踊、女性の舞、面容早業変化ともいうべき、驚愕する舞台を拝見することもできた。

日本人高校生「ふれあいの場」中国訪問、2日目!

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 3月18日は、「成都ふれあいの場」大学生交流イベント準備手伝いを行った。大学構内はバスに乗車して回るほど、広大な敷地であった。図書館はハリーポッターに出てきそうな巨大な建造物で、内部は静かで、自習室、コンピューター等の設備も完備し、学生たちは学習に集中していた。大学構内には川も流れていた。こんな大学はさぞかし高額だろうと思っていたが、年間6000元位(約11万円)だそうだ。日本の10分の1以下である。
 その後、成都大熊猫繁育研究基地(パンダ基地)訪問に出かけた。ここには、パンダがたくさんいる。中には、生後数か月の赤ちゃんパンダもいた。パンダはとてもかわいかった。パンダは肉食の熊だから、獰猛な性格を内在していることを聞く。
 その後、バスで成都市街を移動した。成都は人口約1,407万人の大都会である。巨大なスカイスクレーパーが並列している中、その裏には古いアパート群が、潜んでいた。高級車が横行する道路には、昔の日本にもあったような三輪車で、ビニール製のホロ幕で覆われた人力車ならぬ人力タクシーが、大型バスや高級自家用車に遠慮するかのように、道路の端を客を乗せて走っていた。石を削って何かを作る石屋もたくさん見かけた。パンダ基地の周辺では、タライモのようなイモを削って商売にしている人もいた。また、耳かき業なる商売が成立していた。懐中電灯で耳の穴を照らし掃除を行う商売である。子供もタロイモ売りやヒヨコの人形売りなどに従事していた。一方で、大豪邸に住み警備員さえいるお金持ちの家庭もあった。この日の夕方は火鍋料理を食べた。辛くてたまらなかった。

日本人高校生「ふれあいの場」中国訪問、1日目!

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 出発前日、市役所へ行き、福岡市の景観地、食事、文化などを案内する中国語の翻訳付きのパンフレットを手に入れた。これらは後日、大いに役に立った。そして近くの書店へ行き、日本的なマスコット人形(博多人形)、コースター(風景画、相撲、美人画)、3000円くらいのこけし付きボールペンを購入した。
 3月17日、羽田空港には国際交流基金日中交流センターの斉木さんが待機されていた。途中、東京駅に集合組の生徒、先生たちと合流し、バスで成田空港近くのホテルへ向かった。生徒10名、教師7名、スタッフ5名、総勢22名となった。ホテルで自己紹介をした。17:15発、成都23:00着の便に乗り込み、5時間余りの飛行時間だった。現地に到着し、ガイドの李さんと合流した。
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行事予定
4/17 4月行事
福岡市立福岡西陵高等学校
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