最新更新日:2023/04/01 | |
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チャレンジ屋 中間報告会
令和2年12月10日(木)に中間報告会を実施します。
本校では本年度より、第2学年の「総合的な探究の時間」において「チャレンジ屋」という学習プログラムを行っております。このプログラムでは、生徒各自が“世の中の課題”を発見し、解決に向けたアイデアを考え、実行し、検証し、発表するという一連の探究活動を各自のプロジェクトとして学習しています。 このプログラムであり福岡市立の高校として福岡市の予測困難な未来を担い、逞しく社会を創造していく子どもたちにとって、有意義な学習であると位置づけております。 生徒たちは普段の生活やニュース等から、様々な問題を見つけ、問題解決に向けて各自のプロジェクトに取り組んでいます。 中間報告会では、外部の講師の方に高校生のプロジェクトを聞いていただき、率直な感想やアドバイスをいただきたく機会としています。高校生にとっては、親、教師以外の大人と対話すること自体が大きな学びになると考えています。 中間報告会の様子を後日掲載します。 チャレンジ屋で木の葉モール様とコラボレーションしました!コロナ対策も徹底しながら、たくさんの方に協力いただき、身近な食品ロスについて調査することができました。 今回このようなイベントに参加させていただいた木の葉モール様、また、調査にご協力いただいた方々、本当にありがとうございました。 プレゼンテーションスキル講座今回は「プレゼンテーション・スキル講座」でした。 プレゼンテーションのスキルは、仕事では社内の会議、報告会、お客様との打ち合わせ、営業、業績の発信、転職・就職、大学の授業、入試といった様々な場面で必要な力です。意識すべきポイントを知っておくこと、その上で経験を積むことで上達します。 「アイデア屋」では1月の最終報告会をプレゼン大会形式で行います。各チームで練り直した企画をプレゼンにまとめ、クライアント様に発表します。プレゼンは本番も緊張しますが、実は準備もかなり大変なもの。生徒の皆さん、頑張ってください。 1学年「アイデア屋」中間報告会9月23日に「アイデア屋」の中間報告会がありました。 生徒たちは、アイデアを企画書にまとめ、クライアント様に報告しました。今回は「中間」なので、クライアント様から様々な改善の要望を頂きました。 今までの学校生活の中で、「発表会」は経験したことがあっても、「打ち合わせ会議」の経験はない生徒がほとんどです。今までとは違う雰囲気の中、社会人の方とテーブルを囲んで自分の企画を説明申し上げ、ご質問にお答えし、更にご要望をいただく。「先生と生徒」の関係ではなく、「売り手と買い手」ビジネスパートナーとしての関係に緊張感が漂っていました。しっかりと自分のアイデアを売り込むことができた人や、緊張して思うように話せなかった人もいたようです。こういった大事な場面で自分の力を発揮するために、今の自分 に足りないモノを感じることが出来たのではないでしょうか。クライアント様のプロの目で企画の不備を指摘いただいたり、お褒め頂いたりしました。今後は、企画をブラッシュアップさせていき、プレゼンにまとめます。1月に最終報告会としてプレゼン大会です。生徒の皆さん、頑張りましょう! 今回このような貴重な学びの場を実現できたのも、クライアント様のおかげです。クライアント役を引き受けて下さった皆様、誠にありがとうございました。引き続 きよろしくお願い致します。 2年生 総合的な探究の時間 活動の様子現在、生徒たちはアフリカの国々に文房具を送りたいというプロジェクトを考えており、そのプロジェクトについてNGO 福岡ネットワーク様にアドバイスをもらいました。 今後プロジェクトを成功させるためにどのようなことを考えていく必要があるのかなどを教えていただきました。 今日のミーティングを受けて生徒たちがプロジェクトの内容をどのように改善し、どのような国際協力を行ってくれるか楽しみです。 【NGO 福岡ネットワーク】 https://ngofukuoka.net/ 1年生 総合的な探究の時間 活動の様子
1年生のアイデア屋の学習で、西日本新聞社の方とオンラインでの学習会を行いました。
最初に海外の中国支社に勤務されている方から、海外での取材のやり方や最近の現地の様子などを伝えていただきました。日本にいては感じることができないお話をしていただきました。 そのあと、西日本新聞社の担当の方から「どうして事件の発生を早く知ることができるのですか」など、生徒が事前に準備していた質問に答えていただきました。 今回の学習は、生徒にとって今後の探究学習を進めていく上で大変貴重な機会となりました。 西日本新聞社のみなさまありがとうございました。 小論文コンクール結果発表
第1回 福岡西陵高校「総合的な探究の時間」小論文コンクールの結果発表を行いました。生徒たちは結果発表の掲示板を見ながら、称賛や喜びの声をあげていました。
このコンクールは6月に実施したもので、次の目的で行っています。 ○ 現在・将来を生き抜く社会への問題意識をもつ。 ○ 問題意識と自分の考える解決案をアウトプットして思考を整理する。 本校2年生の全員が「あなたが関心のある社会問題とその解決について論じよ。」という課題で小論文を執筆し、学校長をはじめとした校内選考委員会で選考しました。 最優秀賞と学校長賞を受賞した小論文を紹介します。 ≪最優秀賞≫ 『不登校問題とその解決策』 2年 宗近 優菜 私は不登校の増加という問題について考えた。不登校はさほど大きな問題と思われないかもしれないが、学校は社会へ出るための大切な場所と時間なので、学校に登校しないと社会へ出たときに大変な思いをする。当事者の子ども達にとっては、人生においてその後を困難にする大きな問題である。 今の不登校の現状を調べてみると、小学校から中学校へ学年が上がるにつれて不登校生徒が増えており、中学生は27人に1人という割合である。この数はクラスに約2名の不登校生徒がいるということである。さらに調べてみると不登校生徒の数が前年度から上昇していることが分かった。不登校の原因として家庭内不和、友人関係、学業不振が多く挙げられている。友人関係、学業不振という学校の中で悩みに直面する生徒の姿も浮き彫りになっており、教師が適切に対応することで防げる不登校も少なくないはずだ。 一度不登校に陥った生徒を強引に学校に引き戻そうとすれば、生徒を窮地に追い込みかねない。そこで家でも授業を聞くことができる「オンライン授業」を使うのはどうかと私は考えた。強引に学校に登校させるのではなく、家でスマートフォンやタブレット端末を使って授業を受けられるようにする。そうすることで、家で安心して授業を受けることができ、他の生徒と勉強で大きな差がつくことがなくなる。だがこの方法をとると、学校に行くことが面倒くさいと思っている生徒がこの方法を悪用して、より不登校生徒が増えるかもしれない。そこで、家庭状況をリサーチ、カウンセリングを受ける等の手続きを行い、学校に登校することが難しいと考えられる生徒のみオンライン授業にする。そうすることでこのオンライン授業の方法も悪用できなくなる。 以上のように不登校問題の1つの解決策として、不登校に陥っている生徒を無理に学校に登校させるのではなく、家で安心して授業受けることができる「オンライン授業」を取り入れると良いと私は考える。だが、この方法をとることができるのは、しっかりとした調査を行って学校に登校することが困難だと判断した生徒対象にするべきだ。 ≪学校長賞≫ 『プラスチック問題について』 2年 井手 一花 私が関心を持っている社会問題は、プラスチック問題である。特に、ビニール袋について関心を持っている。 プラスチックがなぜ問題なのかと言うと、プラスチックは海洋生物、人体に悪影響を引き起こすだけではなく、ゴミの回収や漁業への悪影響、船舶の事故など経済の損失までも起こしてしまうためだ。プラスチックは驚くほど丈夫で、ほとんどすべてのプラスチックは生物によって分解されない。一部は劣化して微細化し、目には見えなくなってしまうが、プラスチックであることに変わりは無い。熱酸化や光分解によって非常にゆっくりと分解されていったとしても、数百年から数千年は分解しないのだ。また、再生可能な資源から作るバイオマスプラスチックは、化石燃料を消費せずに済むというメリットがあるが、主に製造されているバイオマスプラスチックは、石油由来のプラスチックと同じく合成のポリマーであり、海の中で石油由来のプラスチックよりも早く分解されるということは無いため、プラスチック削減にはならない。 そこで今、世の中では多様なプラスチック削減の動きが起きている。例えば、エコバッグのデザイン性、性能が良くなり使いやすいエコバックが増えていることや、ビニール袋よりも紙袋の使用が進められていること、世界最大の家具販売店IKEAがプラ製品の販売を2020年までに取りやめること、キットカットの外袋が紙になったこと、ナチュラルローソンがレジ袋に小説を印刷して捨てたくなくなるようなデザインにすることなど、企業ごとのプラスチック削減の取り組みも盛んになっている。 上述のようなプラスチック削減のための取り組みが行われている中、私は新しいプラスチック削減方法として、「ふろしき政策」を提案する。この政策は、日本のほとんどのレジ袋を廃止し、格安にした風呂敷をレジ袋の代わりに買って商品を包んで持ち帰るというものだ。こうすることで、環境に良いことはもちろん、グローバルな社会で大勢の外国人が来日する中、日本の文化もアピールができて一石二鳥だと考えた。レジ袋を買うよりお金がかかることや、少し持ち運びにくいというデメリットから、マイバックを持っていく意識が出てくることもこの政策のメリットになるのではないだろうか。 第45期生総探「アイデア屋」の課題提示会が行われました1年間かけて取り組む課題を出してくださったクライアント様との初対面の場です。 まずは自己紹介を行い、クライアント様から課題の詳細をお伺いし、質疑応答で様々なことを質問しました。 新しく高校生になったばかりの1年生たちのたくさんの質問や疑問に丁寧に応対して下さいました。 たくさんのお話を聞くことができて、子どもたちもこれから何をするべきかが見えてきたようでした。 貴重なお時間を割いて子どもたちのために来てくださったクライアント様のためにも、あっと思わせるいいアイデアをいっぱい出せるように頑張ります! 2年生の総合的な探究の時間の活動が始まりました!2年生の総合的な探究の時間の新たな活動が始まりました。 昨年度は『アイデア屋』として企業や行政などのクライアント様からの依頼に対して、答えのない課題にチャレンジし、最適な答えを提案する活動に取り組みました。 今年度は「誰かからの課題」ではなく、自分たちで課題を見つけ、その課題に対する最適解を考えます。 日常の困ったことや、もっと便利になるといいなと思うこと、コロナに負けずみんなで楽しく取り組める行事を行うにはどうしたらいいかなど、みんながより良い生活を過ごすことができるようになるための課題を自分たちで見つけて設定し、最終プレゼンまでにアイデアを練っていきます。 今回は登校後初めての総合的な探究の時間でした。密を避けるため全体では集まらず、各クラスでオンラインを活用しながら今後の説明と、1年間一緒に取り組むグループの発表が行われました。 今年度はどんな面白いアイデアが出てくるか、プレゼンが楽しみです。 |
福岡市立福岡西陵高等学校
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