出前授業の中身の一端です。

一瞬にして広がり、一瞬にして畳めるミウラ折り
　　　　あみだくじの秘密を学ぶ
　１月２２日（金）、伊都高等学校の数学科の木地茂典先生、山本祐史先生に西部中学校に来ていただき、１年生２クラスで授業をしていただきました。
１年A組では、木地先生の指導のもとミウラ折りに挑戦しました。対角線部分をもって、さっと左右に引っ張れば一瞬にして広がり、畳むのも瞬く間という折り方です。三浦先生の名前をとってミウラ折りと名づけてられています。電波天文衛星「はるか」の大型宇宙アンテナなどに使われています。悪戦苦闘、四苦八苦しながら折りあげましたが、一瞬にして広がり、瞬く間に畳めたことに「おおう」「すごい」の歓声があちこちからあがりました。不思議さと面白さに触れた一瞬でした。
１年B組では、山本先生からあみだくじの秘密について学習しました。一本横線を入れるだけで全ての組み合わせが変化し、悪戦苦闘の連続でしたが、最後には間違いなくできるようになりました。できたときの表情は、満足感に満ちあふれていました。横線の数についても理解したようでした。あみだくじの秘密を垣間見ました。あみだくじ博士の誕生となりました。
　苦労してわかったときの喜び、感動を味わった出前授業でした。また、全学年の出前授業を通して、数学の面白さ・不思議さを生徒だけでなく教師も学ばせていただきました。ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。