最新更新日:2024/05/15
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新入生の皆さん、まだ慣れていない道です。登下校は十分気を付けて。今後の行事予定。5月15日中間テスト1発表、22・23日中間テスト1です。

第4回「子育て井戸端会議」が開催される

 『世界に一つだけの花を咲かせるために、今は土壌の土いじりをしている時期である。でも、子育てにはいろいろと悩みが生じる。』
 そんな「子育ての悩み、自分の考え、相談」を井戸端的に誰かに聞いてもらう、話をして気持ちをすっきりさせる『子育て井戸端会議』も今回で最終回となりました。
 本年度開かれた4回の会議では活発な意見交流がなされ、子育てをする勇気が与えられた会であった気がします。
 最後に、毎回資料を提供して下さった森井さんと夜遅くにもかかわらず、熱心に出席してくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
 
 【第4回 子育て井戸端会議議事録(感想)】
       「家庭こそ子どもの気の休まるところ」なんですね!
        〜子どもと一緒に育っていく喜びを実感の声も〜
                           1年生保護者 森井 昌男
 2月15日(金)第4回子育て井戸端会議が行われ、入学試験の谷間の忙しい時期にもかかわらず、約十数名の参加者が集まりました。小会議室が一杯になり白熱しました。
 「親が親である時、子どもはキラリと輝く」をテーマに、今期の最後だけに子育ての悩み・苦労・喜びなど多くの体験談や意見が出され、和やかに行われました。
 最初に議事提案者から基調報告がありました。「新しい子ども論と今日の親学」についてと「保護者の眼から見える高野口中学校像」についての報告もありました。コンビニの前、駅の階段で平気で座る子ども、電車の中でも化粧できる・携帯電話で大声で話す『公共性の感覚』がなくなった『子どものオレオレ化現象』と子どもには親という壁が必要とする『守破離の親学』についての説明を対比して報告がありました。
 子育て・学校生活・親子関係についての多くの悩みや意見、喜びが出されました。特に時期的なこともあり、進路についての悩みも多く出されました。
 「何々があるからあそこの高校へは行かない」から積極的に「あそこの高校に行きたい」という視点を持って欲しいのだが…、「どうせやっても」という消極的な意見が子どもから返ってくる…、という悩みも出されました。子育ての喜びの意見も出されました。
 「子どもに親として育てられている。子どもと子育てをしている。」「思春期の子供をもって一人で悩んでいたが、ここで皆さんの話を聞いて新鮮な思いで大変参考になっています。」と、育児の進行形で頑張っているお母さん方の意見が多く出されました。
 「しばらく病気で学校を休んだら、学校へ行く気をなくして不登校になった」「昨日まで話していた友達から急に無視され学校へ行く気力を子どもがなくした」などといった不登校や心の問題などを乗り越え、元気に子育てをされている体験談に、参加者全員が心から拍手を送りました。
 子育てならではの独特ないろいろな悩みも出されましたが、「自分の子どもの頃はどうだったのだろうか」と振り返ったり、子どもとコミュニケーションを取るように頑張られている姿に大変励まされました。
 家で子どもが親に気を遣っていると、子どもの心の逃げ場がないのではないか。『家庭こそが子どもが気を許せる場所』という意見には、私もなるほどと納得しました。子育てが今や親の義務から分担になってきた今日、子育てを話せる仲間の拡がりは大切になってきています。
 『世界に一つの私だけの花』を咲かすには土壌を耕さないと咲きません。子育て井戸端会議はそんな土壌の土イジリを井戸端という雑談の中で、一年間みんなで行ってきたと思います。
 一人では悩まない、子育てはみんな同じではないというように「元気な子育て」ができるように、来年度も多くの皆さんが参加していただければと切におもいます。
 みなさん一年間ご苦労さまでした。
 

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第3回「子育て井戸端会議」の感想

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 第3回「子育て井戸端会議」の感想


       「反抗期をほっておいたらアカン!」と盛んな討議!
        〜第3回子育て井戸端会議から発信されたもの〜
                          高野口中学校 PTA
                          1年生保護者 森井昌男

 11月29日(木)第3回子育て井戸端会議が行われ、約十数名の参加者が集まりました。
 【ね!私って変わった?しつこく言われるとウザイんですけど?!】をテーマに熱心な討議と意見交換が行われました。とりわけ《思春期と反抗期へのかかわり方について》は多くの体験談や意見が出されました。
 あらためて『反抗期と向き合う難しさ』について考えさせられました。
 まず議事提案者から議題の提案説明と資料報告がありました。今の子どものおかれている深刻な情況と成長期におけるとらえ方についての報告でした。そして【反抗期に反抗することは、これまでの子育てが間違っていなかったという証明です。反抗期にはいつか出口があります。】という命題が報告者から提起されました。
 その提起に対して多くの意見が出されました。「反抗する言葉の一つひとつに子どもの〔理解してほしい〕という深い意味がこめられているのではないか?」との問いかけも出されました。「子どもの思いを受け止めてそれを乗り越える力をつける親子のかかわり方は、30人いれば30通りあるように難しい」「反抗期をそのままにしておいたり、安易に叱ったりしてはいけない」と試行錯誤させている意見もありました。言葉を選んで子どもと向き合っている慎重派タイプから「子どもとケーキを一緒に作り、心と対話をはずましている」という積極派タイプの方まで、まさに幅広い意見が出されました。
 「毎日勉強を頑張れよ!」と言っていたが、ある日視点を変えて、「もう遅いから、勉強をそれぐらいにして早く休みよ!」と声かけすると、それに励まされ、子どもが自主的に深夜まで勉強していた」という体験談が出されました。
 「声かけ一つで違うのかなあ」「子どもと真剣に向かい合うことで心に寄りかかれるのかなあ」という感想も出されました。
 「子どもに言えても相手の親にちゅうちょします」「自分が言ったことでその子が傷つかないか心配」「うかつに他人の子どもに注意ができない」など地域と子どもについても積極的な意見が出されました。環境づくりも必要と実感しました。
 中学生像として出された意見が私は印象的でした。「中学生は成長が速いが中身は未熟という未熟な早熟」この時期は大人への特有の反抗期。「ここ数年根本的には子どもは健全的に成長しているが、ネジレた中学生像が伝わっている」そのため「地域が子どもと関わりにくい社会に変化してきている」のではないだろうか?との素朴な疑問に納得してしまいます。
 草木が光を浴びて育つように【子どもは言葉を浴びて育ち】ます。
 子どもと真剣に向かい合うことをこの井戸端会議は毎回発信しています。次回は2月頃。1年間のまとめもかねて《いわゆる「問題」行動にどう接していくのか》にも総括的にふれて〈元気な子育て〉をする井戸端会議に皆さんの参加とご意見で創っていけたらと思っています。
是非ご参加を!

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