第5回 教育と笑いの会

「教育と笑いの会」が、いよいよ北海道開催となりました。
 平成28年8月、北海道で講演をさせていただいたところ、「北海道でも、もっともっと笑える会があればいいなあと思います」という感想がありました。これを耳にしたら、「教育と笑いの会」会長として黙っているわけにはいきません。さっそく名誉会長の野口芳宏先生に相談したところ、「いずれ全国各地でやろうと思っていたよ。そのような声があれば、ぜひやろうじゃないか」という即断で、「教育と笑いの会」の北海道開催が決定しました。
 この会は、野口先生の「最近の教育界は、何か怖気づいているようで、あまりにも元気がない。教育とリンクした面白い会をやろうじゃないか。笑うとパワーが出るよ。この困難な時代を生き抜くには、笑いのエネルギーが必要だよ」という提案から始まったものです。過去、名古屋で3回、東京で1回開催し、どの回も大好評を得てきました。
 北海道開催では、野口芳宏先生、桂雀太さん(平成28年度NHK新人落語大賞受賞)をはじめ、地元の芸達者な教育者の皆様に落語や漫才で登場していただきます。
 そのほかプログラムでお示しした通り多彩なアプローチで、みなさんと「教育と笑い」 について考え、教育界を元気にしたいと思います。どうぞお越しください。

●期 日
平成29年2月26日(日)
●時 間
13時00分〜16時20分 (受付開始 12時30分)
●場 所
会場が変更になりました。すでにお申し込みの方には、追ってご案内をお送りいたします。(2016.12.22更新)
ヲタル座ウイングベイ小樽 5番街3階
※JR小樽築港駅直結
※快速電車(JR函館本線下り)で小樽駅より6分、札幌駅より25分
●参加費
3,000円
※同日午前開催の「授業深掘りセミナー」 (参加費2,000円)とのセット券5,000円(昼食付)もあります。
●定 員
80名  ※定員になり次第締め切らせていただきます。
●主 催
教育と笑いの会 / 授業と学び研究所
●後 援
北海道教育委員会 / 小樽市教育委員会
●協 賛
EDUCOM
●申込み
下記申込ページから、お申込みください。(2月10日締切)

申込ページ

パンフレット(PDF)

  1. 申込受付後、2週間を目途にヤマト運輸のクロネコDM便にて「入場券」「払込票」を発送します。お申込から3週間を過ぎてもお手元に届かない場合は、事務局までご連絡ください。
  2. 入場券到着後、同封の払込票にて代金をお支払いください(8日以内のお支払いをお願いしております)。払込票は指定のコンビニエンスストア、ゆうちょ銀行または郵便局でお支払いいただけます。
  3. 払込票の受領証をもって、領収書に替えさせていただきます。別途領収書が必要な方は、当日受領証を受付にお持ちください。

※代金お支払い後のキャンセルは承っておりません。日程等十分ご確認の上お申し込みください。

●内容

第1部

会長挨拶

玉置崇(教育と笑いの会会長、岐阜聖徳学園大学教育学部教授)
玉置崇

教育漫談

野口芳宏(教育と笑いの会名誉会長、植草学園大学名誉教授)
野口芳宏

教育漫才

小樽今いくよくるよ&マーシー(森万喜子・小山内仁・八幡睦実)
小樽今いくよくるよ&マーシー

お笑い切り返し講座

池田修(京都橘大学人間発達学部 児童教育学科教授)
池田修

第2部

落語の楽しみ方

愛狂亭三楽(玉置崇・岐阜聖徳学園大学教育学部教授)
愛狂亭三楽

落語

月の輪熊八(村田政孝・元道教委教育指導監、元道立高等学校校長)
月の輪熊八

放笑局

浮世亭狂楽(高木亨・釧路市教育委員会学校教育部長)
浮世亭狂楽

プロの落語を楽しむ

桂雀太(上方落語家・桂雀三郎門下、平成28年度NHK新人落語大賞受賞)
桂雀太

第3部

パネルディスカッション「笑いを教育に生かす」

■司会
玉置 崇

■パネリスト
野口芳宏、大西貞憲(教育コンサルタント)、池田修、桂雀太、村田政孝、高木亨
玉置崇

玉置 崇

お問合せ

授業と学び研究所事務局
メール:jimukyoku@ritl.jp


笑顔 落語のお勧め

■茂木健一郎「脳を活かす伝え方、聞き方」(PHP新書)p73

もし会話上手になりたいのであれば、寄席や落語会に行くことをお勧めします。最低、10回は通ってください。10回行くだけでも、話し方はずいぶんと上達するはずです。落語を録音したものなども市販されていますし、ユーチューブなどを使えばネット上でも観ることができますが、私としては是非、生の落語を聴いていただきたい。

■池上彰「伝える力」(PHP新書)p193

話し方を学ぶには、落語は最高の教材になります。演芸場に足を運ぶのもよいでしょうし、CDやテープを繰り返し聞くのもよいでしょう。
 一流の落語家は、とりわけ間のとり方が見事です。一瞬止めて、間合いをとったかと思うと、また立て板に水を流すごとく話を続けます。