最新更新日:2024/06/28
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須山小要請訪問 兼2年次研修

 6月7日(火)に須山小学校で、横浜国立大学教育人間科学部附属教育デザインセンター教授の高木展郎先生をお迎えして、研修会が行われました。
 今回は、須山幼小中連携研修として、須山幼稚園、須山中学校の先生方、市2年次研修で、市内の中学校の先生4人も研修に参加し、終日、研修しました。

 午前中は、2年生の国語を参観しました。「ほたるの一生」(本時 6/10)でした。
『ほたるは、どのように 一生を 過ごすのでしょうか』 を明らかにしていく時間でした。    
「一生」を生まれてから死ぬまでと捉えて、自分たちが目にしているほたるが、一生という括りに入るか入らないかで、話し合いが始まりました。

・「ここに、ほたるの一生って書いてあるから、大人は関係ないって言うけど、ほたるは成虫だから、一生に入ると思う」
・「これは、大人がすべてやったことです。生まれて一生だから大人のことも入ると思う。一生は、成虫と幼虫をいれて一生、成虫は大人の呼び方、生きている。だから、大人のことも入れる。」
・「聞いてください。一生っていうのは、生まれてから死ぬまで。光り始めて、卵を産むまではほたる。産むまでは、死なないですよね。まだ、こけに卵を産みつけるんですよね。」
・「成虫は大人の呼び名だから、さなぎまで子、親と子違うね。」

など、次々に意見を発表しますが、だんだんと混乱してきます。

 そこで、「先の話をしてからもう一回考えてみよう」と先生の出番がありました。
この後、卵、幼虫、1ヵ月後、7月のはじめ、8月、水の中へ、かわにな、幼虫、脱皮、繰り返す、何度も、などの言葉を使って、意見交換をしましたが、みんなが納得するまでには至りませんでした。しかし、子供たちの「このもやもやを次の時間にすっきりさせたい」との気持ちが強く伝わってきました。考えたことを、途中でわからなくなっても堂々と発表する学級の雰囲気が学びを本物にしているんだと感じました。

 午後は、高木先生の「学習指導要領改訂とこれからの授業」と題した講話を中心に研修しました。文科省のお仕事もされている中でのホットな話題も伺いました。
 講話の後半は、各教科等において資質・能力の育成を図る授業について具体的に示してくださり、大変参考になりました。

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行事予定
6/28 市教委幼稚園訪問(須山幼稚園)
6/29 千福が丘小研究協議会
裾野市教育委員会 学びの森
〒410-1102
住所:静岡県裾野市深良435
TEL:055-995-4903