最新更新日:2024/06/28
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小学校 市講師・支援員研修会(須山小)1

 平成29年7月7日(金)須山小学校を会場に、「平成29年度 小学校 市講師・市支援員研修会」が開催されました。西小学校、富岡第一小学校、富岡第二小学校、千福が丘小学校、須山小学校5校の講師9人、支援員13人が参加しました。
 全体での研修は、開催校の松元校長からご挨拶をいただき、続いて、教育委員会から川波指導主事の挨拶と服務についての説明がありました。
 講師の先生方は、中山宜子市講師による6年生の書写「発展」を参観し、支援員の先生方は、高木淑枝須山小教諭による1年生の算数「ひきざん」の授業で、鈴木由佳子支援員の支援の動きや様子について参観しました。
 書写の授業では、教材の「発展」は、「かしら」と「たれ」の筆順や払いに注意して書くことと字形を整えて書くことが求められます。
 参観した先生方は、書写の授業なので、一人ひとりが半紙と向き合って、黙々と筆を運んでいる子供たちの姿を想像していました。ところが、この授業では、グループになって、気をつける所を話し合いながら、一画、一画をグループ内で、順番に書いていきました。一人が一画書く時、友達の意見や前に書いた所からどのように繋げていくのかなど、字とゆっくり向き合うことになり、どの班も思いがこもった字になりました。その後、それぞれが自分の「発展」を書き、前時に書いた作品と比較しました。子供たちだけでなく、参観していた先生方も「おーっ」と驚くほど、字の勢いや字形が整ってきました。
学び合いの場面を設定することで、より満足度の高い書写の授業を参観しました。

<参加者の感想>(一部紹介)
★グループ書きの活動をはじめて見ました。一画一画、丁寧によく見て書くこと、子供たち同士の関わり方等勉強になりました。
★友達の意見に「そうだよね」「いいね!」が聞かれたり、拍手する姿がほほえましかったです。グループ、個人、と授業の流れにめりはりがあり良かったです。
★仲間と繋がることで、できる喜びを味わう体験は、大切だと思いました。
★付かず、離れず、目を離さずで、上手に支援できるよう、日々、心がけて努力したいと改めて思いました。
★小規模校と大規模校とでは、支援の仕方も全く違いますが、担任の先生とコミュニケーションをとり、「授業に入らない子」「授業に入れない子」を学びの仲間に入れる支援をしていきたいと思います。
★改めて、困っている子への支援について考える良い機会になりました。まずは、子供理解が第一と考え、一人ひとりの子供をしっかり見つめていきたいと思いました。
★学習ができる、できないではなく、授業という舞台に乗せて上げることが大事という事を改めて学ばせていただきました。
★支援をしながらも、自分一人で考える時間や一人でやってみようという意識も持てるように関わりたいと思います。
★支援の先生と担任の先生との連携が良くとれていたので、よかったと思いました。支援を必要としている子のサインを見逃すことのないように、気配りやタイミング、支援をするしないのバランス等、常に考えていきたいと思いました。意見交換を通して、参加された支援員さんたちも同じような事を思っていることがわかり、安心しましたし、また、頑張っていこうと思いました。

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行事予定
7/31 市2・3年目教員研修会(市役所)
裾野市教育委員会 学びの森
〒410-1102
住所:静岡県裾野市深良435
TEL:055-995-4903