最新更新日:2024/06/28
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昼カフェ第3弾「ビブリオバトル〜たにちゅう in 裾野」

8月9日:昼カフェとしては初めて市外の先生を講師に迎え、さらに市立鈴木図書館と初連携する形で行われた企画です。講師は、AI(人工知能)第一線の研究者であり、ビブリオバトル(知的書評合戦)の発案者でもある、立命館大学情報理工学部教授 谷口忠大先生です。
 参加者は、各校の図書館担当の先生方を始め、市内小中学校から23名、他に、県内各地の公立図書館員(袋井市や焼津市、森町など)、そして裾野高校からも高校生の参加があり、合計36名となりました。
 前半は谷口先生から、ビブリオバトルとは何か、どのように実践していったら良いかについての講演がありました。「ビブリオバトルは『人を通して本を知る。本を通して人を知る』のキャッチフレーズで親しまれる本の紹介ゲームです。4つのビブリオバトル公式ルールさえ守れば、誰でも簡単に楽しめます。興味をもったら、とりあえずやってみましょう!」ということで、後半は、36名が4人ずつ9班に分かれて、ワークショップ形式のビブリオバトルを体験しました。
 ほとんどの参加者が初体験でしたが、始まってみればどのグループも初対面同士とは思えないほどの大盛り上がり。「5分も本の紹介ができるかなぁ。」「プレゼン自信ないなぁ。」などの事前の不安も吹っ飛び、あっという間にチャンプ本決定まで進みました。
 事後のアンケートでは、「今回のビブリオバトルは面白かったですか?」の問いに、「面白かった」33人、「少し面白かった」3人。「またビブリオバトルに参加したいですか?」の問いに、「参加したい」と答えた人が34人でした。この楽しさを子どもたちに教えてあげて欲しいな、と学びの森では期待しています。実践されたら、また教えてくださいね。

<参加者の感想から>
◆本と関わるための導入としてもビブリオバトルを学校に取り入れていきたい。
◆ビブリオバトルの仕組みがよくわかりました。参加者の方々とのコミュニケーションが取れて、どのような場でも活用できると感じました。
◆自分が普段読まないジャンルの本を知ることができてよい経験でした。新しい視野が広がります。ビブリオバトルが自己紹介になることを実感しました。
◆正しいやり方をキチンと聞いて自分が経験することが大切だと思いました。難しいことを考えず、谷口先生がコミュニケーションを重要視していることがわかりました。読まなくてもいろいろな本が知れる楽しさを感じました。今日は素敵な時間をありがとうございました。
◆たくさんの本にふれ、本への興味が深まりました。あまり読書をしていないので、少し緊張していましたが、どんなジャンルでもいいということで楽しめました。ありがとうございました。
◆今回のようにワークショップ形式だと人数も少なく気軽に参加できるものだと感じました。「人を通して本を知る。本を通して人を知る」というフレーズがとても良いと感じました。もともとビブリオバトルはプレゼンかと思っていましたが、そうではないとわかりました。
◆とてもいいコミュニケーションツールだと思います。とても面白く、為になりました。ありがとうございました。
◆初めてやってみました。あっという間に時間がすぎて楽しかったです。人と人とのコミュニケーションをとる、とても有効なものだと感じました。谷口先生のお話が聴けて良かったです。
◆初めて参加してみましたが、楽しかったです。元祖というか、ご本人にお話をうかがえたことがとても貴重な体験でした。参加するにあたり、本を選び読むことにややハードルがありましたが忙しい中、久しぶりに本に向き合うきっかけにもなり読書を楽しめました。自分は手に取ることがない本を紹介してもらって、それが面白かったです。実際に経験することが実践につながります。ありがとうございました。

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