最新更新日:2024/06/28
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訪問研修「森の道標」裾野西小

 12月9日に裾野西小学校へ訪問し、6年生の道徳の授業を参観しました。資料「泣いた赤鬼」を使って、友情・信頼について考えました。

 この資料は低学年の時、使っていますが、その時より情景を詳しくしたものでした。T1が青鬼・村人・きこりを、T2が赤鬼・ナレーターになって演じました。それから子供たちがそれぞれ赤鬼、青鬼になり話し合いに入りました。青鬼の作戦が成功した後、赤鬼が青鬼の家を訪れます。青鬼が手紙を残してどこかへ行ってしまった最後の場面「手紙を読んだ赤鬼は、岩の戸に両手をあてて、顔を押しつけて涙を流して泣きました」から半年たって、赤鬼と青鬼は会いました。会ったら、相手に何と言いますか?の発問で、自由で開放的な雰囲気の中で赤鬼と青鬼の気持ちをたっぷりと出しました。「どこ行ってたんだよ」「何で行っちゃったの?」「心配してたよ」「どこ行ってたんだよって泣く」「村の人にずっと嘘つきながら暮らしていると気持ち悪い」「俺みたいなのに会うと人間に嫌われちゃうよ」などの気持ちが出てくると子供たちの雰囲気が変わってきました。みんなが出した気持ちを〈心配〉〈感謝〉〈信頼〉〈後悔〉〈やさしさ〉などの言葉でくくりました。まとめの段階では『友達とこうなったら、自分はどうなっちゃうのかなって思った』と自分に置き換えて考えている姿がありました。思春期前後の子供たちにとって、的を得た道徳の授業でした。

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