最新更新日:2024/05/30
本日:count up10
昨日:18
総数:77967

訪問研修「森の道標」裾野西中

12月22日:訪問研修「森の道標」で裾野西中学校へ伺いました。

今日の授業は、一年生の数学「平面図形」で、基本の作図についての学習です。
最初に、本時の目標「正確な角度を書いてみましょう」を生徒に提示します。
 そして、「30度、45度、60度、90度の角を描いてみよう」となげかけます。
 小学校では三角定規や分度器を使いましたが、中学校ではコンパスと定規のみを使って図を描きます。授業者は、コンパスと定規の役割を押さえます。
 生徒はまず60度の角を正三角形を作図することで描き、次に90度の角の求め方を考えていきます。
ある生徒が黒板に垂線を描きました。すると別の生徒から「なぜ(そのやり方で)90度になるのか」という質問が出ました。授業者はその問いを取り上げて全体になげかけます。主発問です。仲間から出た問いなので追究しようというエネルギーが生まれます。
 しかし、考えるとっかかりがなかなか見つかりません。授業者は、自分で作図してみることや他の線(円の半径となる補助線)を引いてみることを促しますが、どの班もなかなか気づきません。正三角形の作図のところで、「コンパスで移動した長さは、円の半径だから(三辺の)長さが等しい」ということを、しっかり確認しておく必要がありました。
「子どもの躓きを予想し、そこに対して手だてを打つ」。言うは易しですが行うは難しです。子どもたちの発想は実に自由で奇抜です。思わぬ躓きや想定外が多々あります。私たちはそこから学び、次の授業に生かしていくことが大切です。
それにしても疑問に思っていることをどんどん声にしていく生徒たち。その雰囲気をつくり出しているのも授業者であり、学級担任であるのでしょう。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

訪問研修「森の道標」裾野東中

12月11日(金):訪問研修「森の道標」で、裾野東中学校へ伺いました。

今回は2年生、英語の少人数授業(19名)です。
授業の内容は、英語で「将来の夢を語ろう」というスピーチ活動です。これは、英語を自分の言葉として活用しようとする生徒を育てるねらいがあります。
生徒たちは、前時までにスピーチ原稿を作成し、本時はいよいよみんなの前で発表です。
まず先生が、聞き手を意識し、英語らしいリズムでスピーチする手本を示し、生徒は具体的な観点に基づいて、友達のスピーチを相互評価していきました。
窓の外は風雨が吹き荒れていましたが、教室の中は緊張しながらも熱く自分の夢を語る生徒の発表が続きました。

(生徒の発表から)
I’d like to take about my dream. I want to be a nurse.
When I went to work experience, I’m happy.
I want to save some people. To go to high school, I will study hard.
I will study medicine there. Thank you for listening.

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

訪問研修「森の道標」裾野西小

 12月9日に裾野西小学校へ訪問し、6年生の道徳の授業を参観しました。資料「泣いた赤鬼」を使って、友情・信頼について考えました。

 この資料は低学年の時、使っていますが、その時より情景を詳しくしたものでした。T1が青鬼・村人・きこりを、T2が赤鬼・ナレーターになって演じました。それから子供たちがそれぞれ赤鬼、青鬼になり話し合いに入りました。青鬼の作戦が成功した後、赤鬼が青鬼の家を訪れます。青鬼が手紙を残してどこかへ行ってしまった最後の場面「手紙を読んだ赤鬼は、岩の戸に両手をあてて、顔を押しつけて涙を流して泣きました」から半年たって、赤鬼と青鬼は会いました。会ったら、相手に何と言いますか?の発問で、自由で開放的な雰囲気の中で赤鬼と青鬼の気持ちをたっぷりと出しました。「どこ行ってたんだよ」「何で行っちゃったの?」「心配してたよ」「どこ行ってたんだよって泣く」「村の人にずっと嘘つきながら暮らしていると気持ち悪い」「俺みたいなのに会うと人間に嫌われちゃうよ」などの気持ちが出てくると子供たちの雰囲気が変わってきました。みんなが出した気持ちを〈心配〉〈感謝〉〈信頼〉〈後悔〉〈やさしさ〉などの言葉でくくりました。まとめの段階では『友達とこうなったら、自分はどうなっちゃうのかなって思った』と自分に置き換えて考えている姿がありました。思春期前後の子供たちにとって、的を得た道徳の授業でした。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

訪問研修「森の道標」裾野西中

12月3日:訪問研修「森の道標」で裾野西中学校に伺いました。

1年生の社会科歴史的分野「武士の生活」の授業です。
今回はビジュアル資料を活用し、有名な一遍聖絵「武士の館」の絵から、気づいたことを発表していきます。櫓や塀、堀などの造りや、馬、鷹、犬などの動物の存在から、武士の日常の生活を、「一所懸命」や「いざ鎌倉」などの言葉と絡めて理解していきました。
 その後、武士の法律として初めて制定された「御成敗式目」の背景を、班の仲間と追求していきました。資料の読み取りに苦戦しつつ史料から根拠を探し、自分たちの言葉で説明することができました。先生も生徒も最初は緊張していましたが、後半はのびのびと意見を交流していました。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

訪問研修「森の道標」裾野西小

12月1日:訪問研修「森の道標」で、裾野西小学校に伺いました。

6年算数「比例と反比例」の2時間目でした。前時に1円玉を並べ、その枚数と並べた直径の長さの関係を実験を通して調べました。
本時はその実験を基に、算数レポートを作りました。算数科の目標の中の<算数的活動・表現する能力>というキーワードを実践に結びつけている授業でした。

レポートを作成することで、子供が前時までの学習過程を振り返ることができ、人に伝えることを意識したレポート作りによって、効果的な言語活動ともなる授業でした。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

学びの森だより

学びの森支援員だより

裾野市教育委員会 学びの森
〒410-1102
住所:静岡県裾野市深良435
TEL:055-995-4903