最新更新日:2024/06/14 | |
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訪問研修「森の道標」裾野南小
6月20日(月):訪問研修「森の道標」で裾野南小学校へ伺いました。
3年生のたし算と引き算の単元でした。『くり上がりのない計算方法のなぞをとこう』と、何が謎なのかを考えていきました。問題は、298+120の足し算で、筆算を使わずに、くり上がりをしない計算方法を見つけるのです。暗算で、素早く、間違わずに、計算する工夫です。 最初に、黒板に298を模型のお金で、並べました。それをブラックボックスに入れると百円玉で3つ出てきました。子供たちは、あれーと驚きましたが、298を300と見立てるのだとわかりました。 ですから、300+120をやって、2つ余分に足したので、答えから2取って418となる過程を一人学びや全体での発表から、考えていきました。教師の準備した箱や、余分な2が風船のようにつる下がった数字板は、授業者が「どうやったら、子供たちの思考の助けになるか」を想像して作りました。子供たちの実態を知っている担任だからこその知恵と情熱をその手作り教具から強く感じました。 別の子は、300で2つ余分に足したことを足す数の120から暗算で引いておいて、 300+118=418と考えた子もいました。 298を300と仮定して計算するという考えは、これからの日常生活で大いに役立つことだと思います。算数を勉強してよかったと思える学びです。 そして、写真でもわかるように、友達の意見を熱心に聞く態度が身についている子供たちでした。 |
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