最新更新日:2024/05/13
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第3回「夜のカフェ」開催しました 1

 11月28日(月)に第3回夜のカフェ講座が裾野市役所にて開催され、市内の各学校の先生方や地域の方など、約20名の参加がありました。
 講師は、静東教育事務所地域支援課の先生方です。

 前半は、江本光徳先生から「はじめてのフルマラソン」のテーマでお話を伺いました。江本先生は、地域支援課に籍を置きながら県の派遣指導主事として河津町教育委員会にお勤めになっておられるそうで、河津町の紹介も織り交ぜながらお話をしてくださいました。
 走り始めたのは昨年の5月からで「決して、無理をしない」と決めて始めたそうです。どんな「コース」を走るのかも大切で、「今日はここまで行ってみよう」「今日は行ったことのない道を行ってみよう」と気ままに走り、車で通り過ぎるだけでは気づかない景色を見たりするのも楽しみのひとつになっているそうです。マラソンをしながら撮影した綺麗な景色の写真をいくつか見せてくださいました。
 また、走った距離、時間、キロ何分だったか、いつ、どんなルートだったかなどを計測・表示できるジョギング用の携帯アプリを利用し、体脂肪計で体重管理をしながらある程度の期間走り続けていたら、健康診断でも褒められるほどに体形も変化してきて、心も充実してきたそうです。そして、フルマラソンを走ったことのある教育事務所の先輩に勧められたのをきっかけに、やってみたい気持ちを家族に話したところ、ご家族の方がフルマラソンの大会に申し込んでしまい、ついに参加することになったそうです。
 ところが、昨年度までは夜遅くに帰宅してからでも走る時間を確保していたのに、今年度に入り職場が変わった4月頃から、なぜか走る意欲が低下し、フルマラソンを走りきるための練習が十分にできないまま本番を迎えてしまったそうです。そして本番では、20キロくらいまでは順調に走れたのですが、練習不足のせいか途中からか脚や腰が痛くなりペースが落ちてしまい、最終的には5時間18分で何とか完走することができたそうです。
 なぜ、走る意欲が低下したのかを自分なりに分析してみると、今年の通勤時間と、いつもジョギングしていた時間が同じくらいの時間で、これらの時間は様々なことを考える「自分と向き合う時間」だったので、通勤時間が長くなり、自分と向き合う時間が十分にとれていたため、それ以上に走る気持ちにならなかったのではないかと振り返られました。

 また「振り返りが上手な人は成長する」という言葉を紹介してくださいました。人は日々、環境が変わったり周りから刺激を受けたりして少しずつ変化しているので、同じ出来事ひとつを振り返っても、振り返る時期によって違うように感じるため、その都度その都度に振り返ることが大切とのことでした。最後に、マラソンを勧めるというよりも「自分と向き合う時間をもつこと」を参加者にお勧めしてお話を締めくくられました。


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