最新更新日:2024/05/13
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第4回「夜のカフェ」開催報告 1

 12月12日(月)に裾野市役所にて、第4回夜のカフェ講座が開催され、市内各学校の先生方や、市役所職員、地域の方など、約20名の参加がありました。今回も講師は、静東教育事務所地域課の先生方です。

 前半は、村松敦視先生から「山登りしましょう!〜気軽に 日帰り 山歩き〜」のテーマでお話を伺いました。
 最初に、長田弘さんの詩集『深呼吸の必要』の中から「あのときかもしれない」という詩の一節が紹介されました。大人になると、ただ場所から場所へ移動するためだけに歩くことが多くなりますが、「歩くことの楽しさをもう一度取り戻してみませんか」と参加者に呼びかけました。山歩きの良さとして、「日常では味わえない自然を感じること」「生きていることと、ちっぽけな自分に気がつくこと」「達成感と、心地よい疲労感」の3点を挙げられました。富士山や八ヶ岳ほどの登山でなくても、裾野や沼津、富士市周辺なら、越前岳、沼津アルプス、愛鷹山などは初心者でも登りやすいのではとお勧めしてくださいました。また、山歩きをしたときの写真をたくさん見せていただきました。愛鷹山や位牌岳などから見た富士山の眺めや、様々な山頂からの景色、綺麗な花が咲いている植物などです。どれも美しい写真が多く、それらを見ているだけで癒される気持ちになりました。
 続いて、山(登山)に関するクイズが出題されました。「日本で一番低い山の標高は何m?」「都道府県別で、各県の最高峰が一番低いのは何県?」「山の日は、何月何日?」「標高が100m高くなると、気温はおよそ何度低くなるか?」「スパイが山に登りながらしていることは?(なぞなぞです。笑)」「『山笑う』は春の季語、『山滴る』は夏の季語、『山装う』は秋の季語、では、冬の季語は?」などが出題された問題の一部です。参加者の方々は皆、楽しみながらクイズに挑戦していました。
 山登りの基本として、「天気の安定した日」「準備を怠らない」「無理をしない」の3つについてお話してくださいました。登山の装備は防災にも役立つので、登山に行かなくても防災グッズとして考え、徐々に揃えていくとよいとのことです。普段から階段の上り下りは歩いたり、スクワットをしたりするなど日頃からトレーニングをすることの大切さや、最初は低い山から始めること、天候や体調が悪い場合は下山をためらわないこと、また、上手な歩き方の方法や休憩の取り方についても教えてくださいました。最後は『日本百名山』の著者である深田久弥の「百の頂に、百の喜びあり」の言葉と、山登りについての書籍や、映像化されたドラマや映画について紹介をしてお話を締めくくられました。

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