最新更新日:2024/05/13
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学校支援地域本部事業(向田小 もみまき)

 5月19日に向田小学校で、5年生の子どもたちが米作り活動として「もみまき」を行いました。青少年健全育成会・民生児童委員の方々8名の協力を得て実施されました。
 土を入れて準備した箱の中に、子どもたちが、自分の手でもみをまきました。もみが重ならないように、そして均一にまくのは、とても難しい作業ですが、地域の方の丁寧な指導のおかげで、少しずつコツを得て作業を進めることができました。
 もみをまいた後には、水をかけ、消毒をし、最後に土をかけました。土をかけるときには、薄く均一に土をかけるために、専用の道具を使いました。難しい作業も、道具を使うことで上手にできることを、体験から学ぶことができました。
 この日にまいた種もみは、発芽させるためにシートでおおい保温をし、苗になるまで育て、6月上旬頃に田植えをする予定とのことです。

 これらの活動は、学校・家庭・地域が一体となって、社会全体で子どもを育む学校支援地域本部事業の一環として行われており、裾野市内の各学校でも様々な取り組みが実施されています。学校と地域のパイプ役として、学校の要望に応え地域の方々に声をかけたり、ボランティアを集めたりしてくださるスクールコーディネーターさんの支援も忘れてはいけません。たくさんの地域の方に支えられているおかげで、このような本物の体験ができていることに感謝したいですね。

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学校支援地域本部事業 第1回運営委員会

 5月10日に裾野市生涯学習センターにて、「裾野市学校支援地域本部事業 第1回運営委員会」が開催され、スクールコーディネーターのみなさんと、幼稚園・小学校・中学校それぞれの担当者が参加しました。

 参加者の自己紹介後に、教育委員会学校教育課の事務局から、本事業についての趣旨や運営、本年度の取り組みについて説明がありました。昨年度までは、本部を設置し、地域との連携をすること(拡大)が主になっていました。そこで今年度は、「地域と学校の連携を、学校の特色をいかしたテーマ(分野)を決めて推進する。」、「実行委員会を、参画を目指した地域とのよい話し合いの場とする。」の2点を意識して、充実を図っていくとの説明もありました。

 会議の後半では、数人ずつのグループワーク形式で情報交換を行いました。各自が記入した課題(ピンクの付箋)をもとに、解決策(青い付箋)をグループごと整理しながら話し合いを深めました。
 最後に、各グループから発表を行いました。「人材確保」の課題では、コーディネーターが変わったときに、前任者の人材をそのままいかせるのかどうかといった問題も挙げられました。「スクールコーディネーターの認知」の課題では、子どもや保護者、地域の方にいかに知ってもらえるかについて、学校だよりで紹介や、入学式などの行事への招待や事業の説明の場を設定するなど、各本部での事例の報告もありました。また、さらに事業を充実させるために、「まずは何でもいいので相談してみる」、「定期的に学校とコーディネーターが打ち合わせの時間をもつ」、「PTAの会合への参加」など、本部ごとに実践している工夫も紹介もされました。グループ内の話題だけでなく、他のグループの話題も共通理解でき、有意義な情報交換の時間となりました。
 子どもたちと地域の大人が多くの関わりをもつことで、学習効果の向上や多様な体験機会の増加、コミュニケーション能力の向上等、子どもたちの学びが深まったり、豊かな感性が芽生えたりする活動を今年度も実施していきます。

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スクールコーディネーター連絡協議会

去る4月下旬に、裾野市生涯学習センターにて「裾野市学校支援地域本部事業 第1回スクールコーディネーター連絡協議会」が開催されました。

裾野市学校支援地域本部事業は、学校・保護者・地域が一体となった「地域との協働による学校づくり」を進めるために、幼稚園・小学校・中学校に「スクールコーディネーター」を配置し、学校支援ボランティアのより一層の活動の推進を図るという趣旨で実施されています。

一昨年度までは、地域や学校区単位ごとに徐々に実施されてきましたが、昨年度からは裾野市内の全ての地域で実施されています。

スクールコーディネーターは、各学校(地域)が選出し、裾野市教育委員会から委嘱をされ、学校支援ボランティアの推進・運営をより効果的に行い、その教育力を最大限に生かすことを目的に配置されています。学校のニーズに応じた地域の人材や施設等の発掘、協力依頼、調整、打ち合わせ等が主な活動内容になっています。

日頃から学校のために活動なさっているスクールコーディネーターさんですが、黒子的な活動が多く、その役割について紹介される機会はあまり多くないようです。学びの森では、スクールコーディネーターの活動の情報をホームページで紹介していく予定です。

今回の第1回連絡協議会では、最初に新しいスクールコーディネーターの方へ教育長から委嘱状が交付されました。教育長挨拶、各コーディネーターの自己紹介に続いて、教育委員会担当指導主事から、学校支援地域本部事業の趣旨やコーディネーターの役割等について説明がありました。会議の後半は、それぞれのコーディネーターの方々から昨年度までの本事業を実施してみての各学校の状況や感想などが述べられ、情報交換が行われました。その中で、学校からの要請だけでなく、地域にこんな人材がいるが学校の教育活動の中で活用できないかとスクールコーディネーターさんから学校側に提案し、実現した例なども紹介されました。こうした双方向での取り組みが広がっていることも、本事業の確かな積み重ねと感じました。

(最後の写真は、今年度のスクールコーディネーターのみなさんの集合写真です)

1年間よろしくお願いいたします。

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