給食で世界の料理を味わおう「ケニア」

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9月20日(水)給食こんだて
【ピラウ、カチュンバリ、ムチュウジワクク、カフェオレプリン、牛乳】

ケニアは、アフリカ大陸の東側にある国です。
発展した都市である首都のナイロビや大自然のサバンナ平原など、様々な地域があります。

今回の給食は、麹町小にいるケニアに住んだことのある先生にケニアで食べておいしかった料理を教えていただきました。
再現するにあたり、栄養士がケニア料理屋さんに食べに行って味を研究したこだわりメニューです。

ピラウは、日本でいう「ピラフ」のことで、肉と野菜をスパイスで炒めてごはんに炊きこみます。
給食では、スパイスを4種類使って本格的な味わいに仕上げました。

カチュンバリは、トマトを使ったケニアの代表的なサラダです。
本場では、たっぷりのトマトと赤玉ねぎを使うのですが、給食ではキャベツを混ぜて子ども達も食べやすいように工夫しています。

ムチュウジワククは、鶏肉とトマトを煮込んだシチューです。
ケニアの言葉で「ムチュウジ」は「シチュー」、「クク」は「鶏肉」という意味だそうです。

デザートはケニアの特産品であるコーヒー豆にちなんでカフェオレプリンを作りました。少し大人の味ですが、牛乳と生クリームでまろやかにしています。


給食時間には、給食委員会の子ども達がケニアに住んだことのある先生にインタビューした様子を放送で全校に流しました。

世界の食文化にみんな興味津々でした。

給食で!日本全国味めぐり〜埼玉県〜

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9月15日(金)給食こんだて
【かて飯、ゼリーフライ、五色和え、豆腐と小松菜のすまし汁】

「かてめし」は、埼玉県秩父地域に昔から伝わる料理で、混ぜ合わせるという意味の「糅(か)てる」が語源です。
昔、山が多い秩父地域では、田んぼが作れずお米があまり収穫できませんでした。そのため、季節の野菜や山菜、きのこなどを混ぜて量を増やして食べたことから、この名前がついたといわれています。
今では、お祝い事などの特別な時に食べられているそうです。

「ゼリーフライ」は、おからとジャガイモ、ねぎをよく混ぜて、油で揚げた、埼玉県行田市の名物料理です。名前の由来は、「小判型」をしていることから、「銭(ぜに)フライ」と呼ばれ、それがなまって「ゼリーフライ」となったそうです。

給食室では、35kgのジャガイモをゆでてつぶし、他の材料を混ぜて一つずつ丁寧に丸めて作りました。
特にジャガイモをつぶすのはとっても大変!
全身を使って大きなマッシャーでつぶします。


前日から「ゼリーって何だ!?」と子ども達がワクワクしている様子でした。
お昼の放送で名前の理由を知って、驚いている子が多かったです。

4年生 校外学習

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9月12日(火)に「がすてな〜に」と「虹の下水道館」に行ってきました。「がすてな〜に」では、自分たちの暮らしとガスとの関わりを体験的に学ぶことができました。子供たちの様子からエネルギーを大切に使っていこうとする意識の高まりを感じました。
 「虹の下水道館」では、下水道の役割や水環境の大切さについて学びました。毎日使用している水が多くの人の関りによって循環されていることを知り、学びが深まりました。
 保護者の皆様には、お弁当、持ち物の準備にご協力いただきありがとうございました。

重陽の節句の行事食

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令和5年9月8日(金)給食こんだて
【ご飯、菊花しゅうまい、菊花和え、呉汁、梨、牛乳】

9月9日は「重陽(ちょうよう)の節句」です。

一年に5回ある節句の中で一番縁起が良い日とされ、菊の花の香りで悪いもの祓う習慣があります。
菊は昔から不老長寿の薬とされ、重陽の節句の日には菊の花を入れたお酒やお茶が飲まれてきました。

給食では、子どもたちの健康を願って、菊の花を使った和え物を作りました。(写真の赤い丸で囲った部分が菊の花びらです。)

さらに、主菜は、菊の花をイメージして作った、こだわりの菊花しゅうまいです。
ターメリックで黄色に色付けしたもち米を、肉だねに1つずつ手作業でつけています。

子どもたちは、珍しい菊の花に興味津々で、いつも以上に味わって食べていました。

しっかり食べてこれからも元気に過ごしてほしいと願っています。

ラジオ体操指導 1・2年生・運動委員会

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 9月7日(木)1・2年生・運動委員会の児童を対象にラジオ体操連盟の方に、指導をしていただきました。

 指導を受けた子どもたちは、真剣な目で先生方の動きを見つめ、正しいラジオ体操を身に付けようと一生懸命に頑張っていました。

 ポイントを細かく教えていただきながら、手先や足先の細かい動きに気を付けていました。練習をする度に上手になっていく姿が見られました。運動会の準備運動で、教わったことを生かしていきたいです。

給食で世界の料理を味わおう「フランス」

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令和5年9月7日(木)給食こんだて
【クロックムッシュ、ガルバンゾサラダ、ブイヤベース、牛乳】

9月8日からラグビーのワールドカップがフランスで開催されることにちなんだメニューです。
開催国の食文化を子ども達に味わってほしいと考え、給食に取り入れました。

クロックムッシュは今から約100年前にパリの劇場であるオペラ座の近くのカフェで考えられたといわれています。
手軽に食べられる食事として今もフランスで愛されている料理です。
給食では、チーズとハム、手作りしたベシャメルソースをパンではさんでオーブンで焼きました。
クロックとは日本でいう「カリッとした」という意味があるそうです。
そこで、給食室でも焼き方にこだわり、いつもよりカリッとパンを焼きました。

ブイヤベースは、フランスを代表する魚介のスープです。
ブイヤベースが生まれたマルセイユという町では、なんと法律で中に入れる魚や正しい食べ方が決まっているそうです。
今回は給食風にアレンジして作りました。

「パンがカリカリで美味しかったです!」「スープのうま味を感じました。」など、子ども達は楽しく給食を食べている様子でした。

2年 パラグアイ国際交流

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9月5日(火)大使館のみなさんが来校し、パラグアイの文化について教えてくださいました。自己紹介の後、人気のダンスの映像を見たり、スペイン語で挨拶の練習をしたりして楽しく学びました。授業の後も、「グラシアス」と友達に話す姿が見られるなど、興味をもち、振り返りカードにもたくさんの学びを記していました。パラグアイ大使館の皆様、ありがとうございました。

6年生ドローン授業

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〇令和5年9月5日
 6年生は本日ドローンの体験授業を行いました。
 ドローンがいまどのように活用されているか、使う上でのルールなどを動画をもとに学びました。そして、麹町小学校の上空までドローンを飛ばし空の様子を見ました。そのあと、子供たちはあったらいいと思うドローンを考えました。子供たちからは寒い時にアプリで呼ぶと飛んで来て温めてくれるぽかぽかドローンや、上に遊園地が載っている遊園地ドローン、生態調査ができるドローン、保護動物を保護するドローンなど、実現してほしいドローンを考えていました。
 最後の1時間はクラスごとにドローンの操縦とドローンをプログラムする学習をしました。操作の難しさやプログラムがイメージ通りにいかない難しさを感じていましたが、簡単にできないところに楽しさを感じ、熱中して取り組んでいました。
 ドローンに触れながら未来を想像している子が多く、近い将来子供たちが考えたドローンを自分たちの手で実現してほしいです。

2学期の給食が始まりました。

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令和5年9月4日(月)給食こんだて
【焼き鳥丼、じゃがいものみそ汁、つぶつぶみかん寒天、牛乳】

今日から2学期の給食が始まりました。

最初のメニューは焼き鳥丼です。
下味をつけた鶏肉をオーブンで焼いてから、釜で炒めた野菜と合わせて仕上げるという、こだわりの方法で作っています。オーブンで焼くことで肉の表面をこんがり香ばしく、中をジューシーにすることができます。

じゃがいものみそ汁は、煮干しで出汁をとりました。
麹町小の給食は出汁にこだわり、和食はかつお節や昆布や煮干しなど、洋食や中華は鶏がらや豚骨を使って、給食室で一から出汁を取っています。
うま味を大切にすることで美味しさはもちろん、減塩にも繋げています。

デザートは、みかん缶のつぶつぶした食感が楽しい手作り寒天です。


久しぶりの給食をどの子も楽しそうにパクパク食べていました。
「おいしかったです!」と元気に伝えてくれる子もいました。

2学期も、給食室一同、安全・安心でおいしい給食作りに努めてまいります。

今後も学校給食へのご理解、ご協力よろしくお願い致します。

1学期の最後の給食

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令和5年7月19日(水)給食こんだて
【夏野菜カレーライス、コールスローサラダ、冷凍みかん、牛乳】

1学期最後の給食は、子どもたちが大好きなカレーライスです。

今回のカレーは、夏の太陽を浴びた栄養満点な夏野菜をたっぷり使いました。
ナス、ピーマン、かぼちゃ、とうもろこし、トマトの5種類が入っています。

地産地消の取り組みとして、ナスとかぼちゃは、東京都の畑で育てられたものを届けてもらいました。
地元の野菜を使うことで、新鮮でおいしいのはもちろん、SDGsのことを学んでいる子どもたちが、身近な給食を通して地球環境について考えるきっかけになればと考えています。
(毎月の給食で使用している東京都産の食材を2階の掲示板で紹介しています。先日の校長日記に写真が載っています。)

なすやピーマンが苦手な子も食べやすく、暑さで疲れた体がより元気になるように、いつもより少しスパイシーで濃いめの味付けに仕上げました。

子どもたちは、どの子も1学期最後の給食を味わって食べていました。


1学期の間、学校給食にご理解、ご協力ありがとうございました。
2学期の給食は、9月4日(月)より始まります。
よろしくお願いいたします。

給食で!日本全国味めぐり〜沖縄県〜

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令和5年7月18日(火)給食こんだて
【クワジューシー、ゴーヤチャンプルー、もずくのみそ汁、沖縄県産パインアップル、牛乳】

今日の献立には沖縄の方言が登場しています。
「クワジューシー」の「クワ」は「かたい」、「ジューシー」は「豚肉を使った炊き込みごはん」という意味があります。今回は給食風にアレンジしました。
また、ゴーヤチャンプルーの「チャンプルー」は「混ぜ合わせる」という意味だそうです。
ゴーヤはちょっと苦いですが、夏の暑さやジメジメによって疲れた体を回復させる栄養が豊富に含まれているため、今の時期にぴったりの野菜です。

ゴーヤを炒める前にひと工夫!
白いワタをしっかり取り除き、よく塩もみしてから水にさらすことで苦みを減らします。
さらに、たっぷりのかつお節を使ってうま味を強く仕上げることで食べやすくしました。
子どもたちが苦手な食材も少しでも食べやすいように、給食では日々、献立や調理方法を研究しています。

もずくは海藻の一種で、沖縄県では昔からよく食べられてきました。
沖縄県では、お酢をかけて食べたり、天ぷらにしたりと色々な料理で使われます。
今回は、子どもたちが食べやすいようにみそ汁にしました。

「ゴーヤが苦くなかった!」「ゴーヤチャンプルーが美味しかったよ。」と話してくれる子が多くいました。
苦手だったゴーヤを食べることができて笑顔な子どもたちに、こちらも嬉しくなりました。

給食で世界の料理を味わおう「ポルトガル」

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令和5年7月14日(金)給食こんだて
【トマトライス、パスティス・デ・バカリャウ、キャベツのレモンドレサラダ、ソッパ・デ・ペドラ、牛乳】

今年は、日本とポルトガルの交流が始まって480周年です。

今日の献立は、昨年まで麹町小学校の近くにあったポルトガル大使館の方々に教えていただき、栄養士が給食用に考えたこだわりのレシピです。

ポルトガルでは、「バカリャウ」というタラを塩づけにして干した保存食が有名です。ポルトガルを代表する食べ物となっています。
「パスティス・デ・バカリャウ」は、バカリャウを使ったコロッケのことで、細長い形をスプーンで作るのが特徴です。日本でバカリャウを買うのは難しいため、給食では生のタラで作りました。

ポルトガルでポピュラーなお米料理である「トマトライス」と一緒に食べることが多いと聞き、取り入れました。

ソッパ・デ・ペドラは「石のスープ」という意味です。
具だくさんのスープで、名前の由来はポルトガルに伝わる民話がもとになっています。旅人がスープを作るために鍋で石を煮ながら「〇〇があれば、もっとおいしくなるのに・・」と話すのを聞いた村人達が、次々に材料をなべに入れて、最後にみんなでおいしいスープを食べたという話だそうです。

昔ポルトガルの人が上陸した種子島にある西之表市の給食センターでは、480周年を記念して給食でポルトガル料理を作ったそうです。その際、なんと本校の給食レシピを参考にトマトライスとソッパ・デ・ペドラを作ってくださいました。

ポルトガルに縁のある土地の小学生達と同じ料理を味わうという体験に子供たちはとても楽しそうに給食を食べていました。

今が旬!とうもろこしを味わおう

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令和5年7月10日(月)給食こんだて
【麻婆豆腐丼、蒸しとうもろこし、小松菜スープ、牛乳】

今日の給食に使ったとうもろこしは、2年生が1時間目に皮むきをしてくれました。
麹町小学校全員の給食になるからと、丁寧に優しくむいていました。

皮むきが終わったとうもろこしは、給食室でよく洗い、素材の味を楽しめるように蒸して提供しました。

パワーポイントを使って、2年生が皮むきをしている様子や給食室で調理している様子を全校へ紹介しました。
頑張って皮むきをしてくれた2年生に感謝して、みんなで味わって食べました。

7月の給食だよりでは、電子レンジで調理する簡単な蒸しとうもろこしの作り方を紹介しています。
ぜひご家庭でも旬のとうもろこしを使って皮むき体験をしてみてください。

3,4年生 セーフティ教室(eネットキャラバン)

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 10日(月)5時間目に、セーフティ教室を行いました。今回はインターネット安全教室として、便利なインターネットを正しく安全に使う方法を学びました。
 スマートフォンやタブレット、ゲーム機など、インターネットを使って楽しむことが多くなっている今、みんなが気持ちよく過ごすために必要なことは何かを、講師の方の話を聞きながら考えることができました。「情報が正しいか確かめる」「個人の情報を大切にする」「家の人との約束を守る」など、学んだことをいかしていきたいと思います。そして、何よりも大切なのは、友達、他者への思いやりです。インターネットを通す、通さないに関係なく、相手が気持ちよいと感じる言葉を使っていきたいと思います。
 ご参観いただきました保護者のみなさま、ありがとうございました。

2年生 とうもろこしの皮むき

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7月10日(月)2年生はとうもろこしの皮むきをしました。給食に使う旬の食材を扱うことで、食に関心をもち、食べてみようという意欲を高めることをねらいとしています。栄養士の下野先生からとうもろこしについての説明やむき方について話を伺った後、体験をしました。子供たちは「むく時が気持ちがいい。」「毛がふさふさしている。」など呟きながら夢中になって取り組んでいました。給食の「蒸しとうもろこし」は、自分たちでむいたこともあり、「甘い」「おいしい」と喜んで食べていました。これからも色々な食材に関心をもってほしいと思います。

七夕の行事食【その2】ちらし寿司を彩る天の川

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7月6日(木)給食こんだて
【七夕ちらし寿司、そうめん汁、星空あんみつポンチ、牛乳】

7月7日は七夕です。
七夕は節句の一つで、日本以外にも中国やベトナムなどにもあります。
日本では、短冊に願い事を書いて笹に飾りますが、これは江戸時代から始まった日本独特の風習だそうです。

また、七夕にはそうめんを食べる習慣があります。
今回はかまぼことオクラの星を入れた汁物にしました。
昔から七夕の日にそうめんを食べると病気にならないと言われており、今から1000年以上前から食べられているそうです。
昔は「さくべい」というお菓子だったそうです。

給食室では、子どもたちの健康を願い、心こめてスペシャルメニューを作りました。


子どもたちは「天の川すごい!」「おいしかったです。」と星いっぱいのスペシャルメニューを笑顔で楽しんでいました。

七夕の行事食【その1】お星様いっぱいメニュー!

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今日の給食は、七夕にちなんで、星をたくさん入れたスペシャルメニューです。

ちらし寿司を飾るにんじんの星は、朝から調理員さん達が160個以上型抜きしてくれました。
2人体制で丁寧に、炒り卵とさやいんげんを使ってバットの中に「天の川」を描いていきます。

完成したバットは次の記事をご覧ください!

デザートは、夜空をイメージした水ようかんを手作りし、あんみつ風に仕上げました。
白い星は米粉で作られたマカロニで、団子のようなモチモチした食感が特徴です。

そうめん汁を飾る星は、星の形のかまぼことオクラです。
オクラは形が崩れないように、切る厚さを工夫しています。

4年生 水道キャラバン

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7月6日に水道キャラバンの出前授業がありました。
水道局の方をお招きして、映像や実験を交えながら水道のしくみについて学習しました。
児童は、「蛇口をひねって当たり前のように水が出てくるけれど、それまでに長い道のりがあることに驚きました。」「安全な水を飲めるようにするために様々な工夫がされていることを知りました。」などの感想をもち、それぞれが学びを深めていました。ご家庭でも、ぜひ話題にしてもらえたらと思います。

「半夏生」の行事食

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令和5年7月3日(月)給食こんだて
【たこ飯、塩肉じゃが、かぼちゃとお揚げのみそ汁、牛乳】

半夏生(はんげしょう)とは、夏至から数えて11日目から5日間のことです。
今年は7月2日から6日にあたります。
この期間までに田植えを終えないと、お米のできが悪くなるとされ、今のように天気予報の無い時代に農作業の節目となる重要な日でした。

昔から半夏生の時に食べられてきたのが「タコ」です。
「タコの足の吸盤が吸いつくように植えた稲が地面にしっかり根づき、お米がたくさん収穫できますように」との願いがこめられています。

給食では、うま味たっぷりのたこ飯を作りました。
量が多いので、あらかじめ具を煮てからごはんと混ぜ合わせます。
(右端の写真は約320人分のたこ飯です。)

半夏生の名前の由来は諸説ありますので、その中の一つを紹介します。
「半夏(はんげ)」と呼ばれる植物が生える時期という意味で「半夏生(はんげしょう)」となったそうです。

給食時間、これからお米の学習をする5年生の教室で、行事食についてお話しました。
給食を通して日本の伝統的な文化に触れる機会を増やせたらと考えています。

「夏越の祓」の行事食

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令和5年6月29日(木)給食こんだて
【いわしのかば焼き丼、豆腐と小松菜のすまし汁、水無月、牛乳】

6月30日は「夏越(なごし)の祓(はらえ)」です。

6月の最後の日に行われる「夏越の祓」は、半年分のケガレを祓うことで、残りの半年間を健康で過ごし、悪いことが起きないようにと願う行事です。

神社では、ケガレをおとす「茅の輪くぐり」が行われます。
茅の輪を決められた順にくぐると、7月からの半年間を健康に過ごすことができるそうです。

「水無月(みなづき)」は、京都の夏越の祓に欠かせない伝統的なお菓子です。
ういろうのようなモチモチの生地にあずきをのせて蒸して作ります。
あずきには、古来より悪いものを近づかせない力があるとされてきました。
また、三角の形は、暑さを吹き飛ばす削りたての氷を意味しています。

給食室では、子どもたちの健康を願って、生地から水無月を手作りしました。

給食時間、給食についてお話しにいくつかのクラスに行きました。
先日町探検に行った2年生の教室では、地域の神社で茅の輪くぐりを体験させていただいたことを子どもたちが笑顔で話してくれました。
自分の体験と行事が結びついて嬉しそうな様子に、日本の伝統的な行事をこれからも給食を通して伝えていきたいと思いました。
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