【写真・上】来賓祝辞(PTA代表・川上様)
【写真・中】新入生代表挨拶
【写真・下】歓迎の歌『夢は大空を駈ける』
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【高く、広く、大きな夢を持て。】
新中学生おめでとう。 今日、君はどんな中学校に立っているのだろうか。 板橋第三中学校。 そこが君の出発点だ。
君は今、自分の3年後の姿を想像できるかい? それはできやしない。 誰だって皆そうだったんだ。 君が、どこの、どんな小学校の出身であれ、今日の出発点では、皆が平等に立っていることを覚えておいてほしい。
君たちは皆、素晴らしい何かを獲得できる可能性を持っている。それがこの学校の、板橋第三中学校の、自由で豊かな可能性なんだ。
ひとつアドバイスしておこう。 今、何かを獲得し、現役で汗を流している先輩たちは、百人が百通りのやり方で道を見つけ、歩いているんだ。
ただその人たちには、ひとつの共通点があるんだ。 それは日々見上げている山が、乗り出している海原が、他の人より高く、広く、誰より大きい夢を抱いているということだ。
中学生のくせに大きなことを口にして……、そんなことを言う連中は放っておけばいい。 笑われてもいい。 失敗してもいい。 失敗の中にこそ輝くものはある。
最後に、君の夢はどんな色ですか。 君の夢は皆を幸福にできますか。 自分だけがイイなんて夢は卑しいんだ。
明治の時代、若き一人の男が言った。
「やってみなはれ」
そう、まずやってみよう。 その瞬間、夢は夢でなく、君の道となるだろう。
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ともに「東京で一番」を目指す新しい仲間を迎えるにあたり、私はあえて「祝福」の気持ち以上に、「激励」と「期待」の気持ちを強く込めて、式辞を述べました。 だから、この言葉だけは、3年間忘れないでいてください。
【笑われてもいい。 失敗してもいい。 失敗の中にこそ、輝くものはある】
【『やってみなはれ』 そう、まずやってみよう。 その瞬間、夢は夢でなく、君の道となるだろう】
平成30年4月9日
板橋区立板橋第三中学校長 武田幸雄