最新更新日:2020/10/01 | |
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10月1日(木)本日の授業風景(2)
7年3組・国語の授業の様子です。
俳優・作家として活躍された米倉斉加年さん(故人)が、ご自身の体験をもとに著した物語『大人になれなかった弟たちに……』の学習です。太平洋戦争末期の、食糧難の時代のお話です。 主人公の【僕】には、生まれたばかりの弟【ヒロユキ】がいました。その弟のための配給のミルクを【僕】はひもじさから盗み飲みしてしまいます。やがて【ヒロユキ】は、栄養失調で幼い命を落とします…。 本日は物語の最後の部分を読み、なぜ弟の名前(ヒロユキ)や原爆が投下された地名(ヒロシマ・ナガサキ)が片仮名書きなのかを考えました。多くの人が難しく考えすぎてしまったのか、なかなか手が挙がりません。 では、身近なところから単純に考えたらどうでしょう。私たちが人の名前や地名を片仮名で表記するのは、どういうときでしょうか? それを手がかりに考えていけば、作者の意図にたどり着けるかもしれませんよ。 校長 武田幸雄 |
板橋区立板橋第三中学校
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