学習発表会を終えて嬉しかったことは、数え切れない。
一言で表せば「子どもたちと職員が、心を一つにして本気になってくれたこと。」
私は教育は本気になった時にこそ、大きな力を生み出すと信じているから。
本気になって欲しいから厳しいことを言うこともある。だからこそ、うまくいったときは涙が出るほど嬉しくなる。
これが学校の本当の姿だと思っている。
ステージ上の子どもたちの活躍に涙する担任がいる。その隣で、なかよし学級の担任が、ステージの子どもを祈るように見つめていた。セリフがうまく言えた瞬間、その教師からほっとした笑顔が出る。こんな教師が何人も何人も揃う学校はそんなにたくさんはないだろう。本当に本校は恵まれていると感じる。
今年の学習発表会の担当はＫ先生。初めての担当を上手くこなしてくれた。全体を動かすことは大変な仕事だが、苦労した分、教師を成長させる。子どもたちと一緒にす教師も成長していることが嬉しい。その教師が自らピアノ伴奏したイッツ アスモールワールドは心のこもった曲となった。まるで子どもたちが教師を応援しているように力強い歌になった。
前日の通し稽古に、前教育委員の竹内様が見に来てくれた。最初から最後まで、私の隣でしっかりと見てくださった。子どもたちの頑張りと教師の努力を褒めてくださった。アドバイスもいただいた。そして、各学年が歌う歌を気に入ってくれた。
「飛べない鳥は、走れる鳥・・・」なるほどね、いい曲だ、と喜んでくれた。
通し稽古の最後に、急にお願いして、子どもたちにコメントもいただいた。いつも子どもたちを認め、学校を応援してくれる。こんな地域の人がいてくれることが嬉しい。それが私たちのエネルギーとなる。ありがとうございました。

たくさんの成長があった学習発表会が終わった。
この成長を次の成長につなげたい。
旭北小 校長