最新更新日:2024/05/31 | |
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科学部(2月3日)
2月3日科学部を行い、先週金曜日にお酢に殻付き生卵をつけてあったものの結果を観察しました。
◎お酢に漬けた瞬間の反応 卵の殻の表面から細かい気泡が発生した。 ◎お酢に漬けた卵の殻は、かき混ぜると溶けて水でよくすすぐと、スケルトン卵ができた。 写真2枚目のように、お酢に漬けた卵の状態とは大きく異なり、スケルトン卵ができ、水につけておくと、ピンポン球のようなポヨンポヨンの状態です。指で押してみるとゴムのように弾力がありました。また、光に当ててみると、中の黄身がしっかりと透けて見えました。 また、大きな違いは大きさです!元の卵よりひとまわり大きくなっていました。 ******どうしてこのような結果になったのか?********** お酢にはカルシウムをとかす力があります。 たまごの殻は「炭酸カルシウム」というものでできているので、お酢につけると殻が溶けます。このとき発生した気体は、二酸化炭素です。 ちなみに、化学反応式であらわすと、 CaCO3 + 2CH3COOH → Ca(CH3COO)2 + CO2 + H2O 炭酸カルシウム お酢 二酸化炭素 水 ※卵の殻の主成分は、炭酸カルシウム(CaCO3) ※酢(CH3COOH) また、殻が溶けてもなぜ卵が割れなかったかというと、卵の殻の内側には薄い膜があって、これはお酢にはとけずに残ったからです。 この膜は、ゆでたまごの殻をむくときに、薄い白い皮がくっついていることがありますが、その皮と同じものです。 また、なぜ卵がひとまわり大きくなったかというと、お酢がこの薄い膜を通過して卵の中に入ってくるので、卵はもとの大きさよりも少し大きくなったようです。 |
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