最新更新日:2024/06/15
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熱中症に注意しよう。今後の行事予定は、中間テスト2は6月27・28日、個人懇談は7月9〜11日、夏季休業は20日〜です。

少年メッセージ参加作品

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 6月1日(日) 「少年メッセージ2008伊都地方発表大会」が九度山町中央公民館において開催されました。本校からは3年A組の田中愛さんと3年B組の花川直人君が参加し、すばらしい発表を行いました。
 2人の発表作品を紹介しますので、ご一読下さい。
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                   「夢」
                           3年A組 田中 愛
 私は、薬剤師になりたいと思っています。どうしてかというと、人を助ける仕事につきたいと思っているからです。
 人を助ける仕事といえば、他にもたくさんあります。医者や看護師、介護福祉士など、病院や施設に携わる職種が私の思いつく仕事でした。しかし、その中でも薬剤師になりたいと思ったのには、理由がありました。
 昔、私は弟にケガをさせてしまったことがありました。その時、弟の頭からたくさん血が出ていて、救急で病院に行き、大きなホッチキスのような針で傷を防ぎました。私は怖くて怖くて、仕方がありませんでした。弟に、痛い思いと、怖い思いをさせてしまいました。それから、私は血を見るのが怖くなりました。 
 去年、中学校からの職場体験で、前から気になっていた仕事である病院を希望しました。病院の中では、医師や看護師はもちろんですが、リハビリの先生、放射線技師、検査技士、栄養士、薬剤師など、たくさんの人が患者さんと関わり、治療をお手伝いする姿を目の前で見ることが出来ました。この時、やはり私は人を助ける仕事をしたいと本当に思いました。しかし、職場体験の3日目、ある一つの部屋に入って気持ちが変わってしまいました。それは、ICUと呼ばれる、集中治療の部屋でした。中には、見慣れない機械がたくさんあり、体にいくつかの管が付けられている人もいました。
 私は、とても緊張してしまいました。その時、看護師さんが、「点滴をするので、手伝ってくれる?」と、私に声をかけてくれました。点滴する方の腕を支えようと思った時、そのおじいちゃんの腕は、皮膚がすごく薄くなっていて、所々血が出ていました。私は、急に気分が悪くなって、倒れそうになりました。弟にケガをさせてしまったあの時のことを思い出してしまいました。
 私は、きっと直接患者さんと関わる看護師さんのような仕事には、むいてないのではないかと、考えるようになりました。その後、私はパソコンでもう一度病院の業務を調べることにしました。その中でも、薬剤師という仕事にとても心を動かされました。
 薬剤師の仕事は、薬局や病院での調剤が主だと思っていましたが、一番興味をもったのは薬品の研究開発です。
 癌という病気を治す薬は、まだ研究の途中のようです。抗癌剤という薬は、飲むと、かなりの副作用があると聞いたことがあります。私は、副作用が少なくてすみ、癌が治って、元気になれる薬を開発したいと考えています。直接患者さんと関わりのない仕事かもしれませんが、自分達が開発した薬で人を助けることが出来るとしたら、そんなうれしいことはありません。
 そしてもう一つ、薬剤師は、患者さんの病気の治療のために、新しく開発されたすぐれた薬品が病院などで広く使われるように、薬の専門知識や、副作用情報などを正しくすみやかに病院や薬局へ伝えるという大事な仕事も担っています。
 いずれにしても、私には大きすぎる夢でもあり、必ず叶えたい夢でもあります。
 今、私に出来ることは、薬剤師になるための情報をたくさん集めることと、6年制の薬学部のある大学を目指すために、まずは希望の高校に合格できるように日々努力して、勉強を頑張ることだと思っています。
 そして、命の大切さをいつも感じながら、困っている人の手助けが少しでも出来るように、心がけて生活していきたいと思います。
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                   「地球の姿」
                             3年B組 花川 直人
 地球は自然の恵みに満ちた、すばらしい星です。数えきれないほどの動物や植物が存在しています。それらの動物・植物一つひとつにしても、どれもすごい能力を持っています。
 普段、身近にいる鳥にしても、ある雑誌の記事の中でこう書かれていました。「鳥には驚くべき能力が備わっています。飛行機の設計技士が目をむくような見事な飛行をやってのけます。目印のない大海原の上空を何千キロも旅し、寸分のくるいもない正確さで目的地に着くことができる鳥もいます。」この記事の中には他にも、鳥のコミュニケーションのとり方や、鳴き声の種類など鳥の持っているすごい能力について色々な事が書かれていました。鳥一つについて調べただけでも、すごい事がいっぱいあったのに、他の植物や動物のことについて調べたら、どれだけの事が分かるのだろうかと僕は思いました。それに、地球のすばらしさに驚かされました。
 しかし現在、その地球の自然界が失われそうになっています。その原因は今問題になっている地球温暖化です。このまま地球温暖化が進んでいくと、自然界はほとんど失われてしまい、人間でさえ住むことができなくなってしまいます。しかもある資料によれば、今後20年以内になんとかしないと、手遅れになってしまうとさえ言われています。では、どうすれば地球温暖化を止め、すばらしい能力をいくつも持った自然界を残すことができるのでしょうか。
 まず地球温暖化の主な原因について調べてみることにしました。その主な原因は、人間の活動によって温室効果ガス、つまり二酸化炭素や水田などから発生するメタン、自動車や工場から排出される一酸化二窒素、エアコンなどに使われるフロンガスなどが増えているためです。特に、二酸化炭素は温室効果ガスの中で、地球温暖化に最も大きな影響を与えていて、二酸化炭素は、私たちの生活の中からも毎日出ています。今私たちが地球の温暖化を少しでも防ぐために、節水やレジ袋をもらわないようにする、物を大切にする、ゴミの分別、待機電力の削減など、一人ひとりができることがたくさんあると思います。そうした事をほんの少しでもやってほしいと僕は思います。
 地球温暖化がこのまま進むと百年後には、健康の面ではマラリヤ、デング熱、日本脳炎などの感染症を持った蚊が広まり、感染症のリスクが高まり、また食生活の面でも、大規模な干ばつや洪水によって、食物の生産が減って、世界中で食糧危機が予想され、他にも水不足などたくさんの悪影響が及ぶと環境省は述べています。もしそうなれば自然界はほぼ完全に失われてしまうと思います。
 地球温暖化は今も確かに起こっています。しかもそれは目に見えにくい形で進行しています。僕はこの作文をきっかけに地球の姿について様々なことを調べることができ、自然界のすばらしさや、それとは逆に地球温暖化という、自然界をおびやかす、恐い影響があることを知り、それが今こうしている間にも進行していっているということを考えると、大きな危機感を感じます。今現在生活している人は、温暖化が目に見えない形で進行しているため、そうした危機感をあまり感じていないかもしれません。しかし、私たちは今地球の未来を左右しかねない時代に生活しています。そうした時代にいる以上は、一人ひとりは地球の姿に目を向けて、自分が今できる最善のことをしていくべきではないかと思います。そうするなら、今以上にすばらしい自然界が見れるのではないかと僕は思います。
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学校行事
3/31 県立追募集合格発表
部活動
4/4 吹奏楽部プロムナードコンサート
ソフトボール尾田杯1日目
4/5 ソフトボール尾田杯2日目

学校評価結果

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学年だより(PDF)

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給食だより

ほけんだより

相談室だより(PDF)

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