最新更新日:2024/06/17 | |
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ことばの教室からの提案5 ーあいうべ体操の紹介ー
ことばの教室で取り入れている「あいうべ体操」の紹介です。
「あいうべ体操」という口の体操を聞いたことのある方もいらっしゃるかと思います。「あいうべ体操」は、福岡のみらいクリニックの今井一彰先生が考案されたお口の体操です。 口呼吸を鼻呼吸に改善していく目的で作られましたが、ことばの教室でも、お口をたくさん動かすことができるように、また、舌作りをするために、練習に取り入れることがあります。口をよく動かす、舌の動きを良くすることは、発音を良くするためにとても大切です。 下の画像は、「太田市ことばとこころを育てる親の会」(通級指導教室の親の会)の会報「ほほえみ」(平成31年2月発行)に掲載された記事です。参考にしてください。 「あいうべ体操」はいつでもどこでも簡単に取り組めるお口の体操です。お試しください。 ことばの教室からの提案4ースリーヒントゲームの紹介ー
ことばの教室で時々行っている「スリーヒントゲーム」の紹介です。
・かるたと同じように遊びます。 ・絵カードは12種類の動物が各4枚ずつ、合計48枚あります。 ・1種類4枚の絵は、同じ動物でも動作や服の色、持ち物などが違っています。 ・読み札にある3つのヒントをよく聞いて、当てはまる絵カードを取り合います。 あそびながら、注意力(3つのヒントを聞き漏らさないようにする力)や観察力(わずかな絵の違いに気づく力)を養うゲームです。 最初は、12種類全部ではなく、2種類くらいから始めても良いと思います。慣れてきたら、12種類全部を使ったり、自分でヒントを考えたりもできます。 ことばの教室からの提案3 ー「か行」や「が行」が言えないときー
今日は発音の話題です。
ことばの教室には、いろいろな相談をお寄せいただいていますが、「『かきくけこ』や『がぎぐげご』が言えない」というご相談をいただくことがあります。そんなとき、私たちことばの教室の担当は、おうちでできることとして、<ガラガラうがい>をお勧めしています。 試しに、「か」を数回言ってみましょう。すると、舌の奥の方が持ち上がるのが感じられると思います。この舌の奥の動きが、<ガラガラうがい>の時の舌の動きと同じなのです。もし、お子さんがか行やが行が上手く言えないときには、発音を直させるのではなく、<ガラガラうがい>をたくさんさせてみて下さい。風邪の予防にもなりますね。 ことばの教室からの提案2 ー音読が苦手だったらー(続き)
ー続きー
3 スラッシュ(/)を入れる 1番目の写真と2番目の写真はどちらも2年生の国語の上の教科書に載っている物語文です。どこが違うかというと、1番目の「きつねの おきゃくさま」は文の途中に1文字分の空白がある分かち書きがされています。ところが、2番目の「わにのおじいさんのたからもの」では、その分かち書きがなくなっています。 「きつねのおきゃくさま」では分かち書きがされていることで、「むかし」は一つのことばであり、そこまでを続けて読めばいいことが分かります。 「わにのおじいさんのたからもの」のように分かち書きがされていない文では、3番目の写真のように、ことばの区切りごとにスラッシュ(/)を入れてみて下さい。 文を読むことは、国語に限らず、どの教科でも必要なことです。算数や理科、社会などの教科書でも、「読みにくそうだな」ということがありましたら、お試し下さい。 ことばの教室からの提案2 ー音読が苦手だったらー
小学校に入学すると音読の宿題が毎日のように出ますね。すらすら読めるようにと、ご家庭でも音読練習をたくさんさせていただいているかと思います。文章の内容を理解するために、スムーズに音読ができると良いですね。
ところで、この音読が苦手なお子さんも、中にはいることでしょう。そうすると、読書もあまり好きではなかったり、内容を楽しめなかったりしてしまいます。そこで、本日は音読がやりやすくなる方法を提案したいと思います。 1 読みがなをふる 読めない漢字には、読みがなをふってみましょう。何と読む漢字なのか、迷ったり戸惑ったりするとスムーズに読めなくなってしまいます。読めない漢字は鉛筆で読みがなをふり、読めるようになったら消してしまいます。 2 紙をあてる 写真1のように、読みたい行の隣りに紙や定規などをあてる方法です。これで、どこを読んだら良いか、分かりやすくなります。 ー続くー ことばの教室からの提案1 ーしりとりのすすめー
お子さんについて、「ことばの数が少ない」「ことばを知らない」・・・などとお困りのことはありませんか?お困りではなくても、たくさんのことばを身につけていけるといいですね。その方法はいろいろ考えられますが、ここでは「しりとり」について書きたいと思います。
「しりとり」は、何の道具も準備も要らないので、今すぐにでも始められます。例えば、どこかに家族で出かけるときの車の中などが最適ですね。しりとりをするときは、自分の頭の中の引き出しからことばを探し出しますが、他の人のことばも聞くことになります。そうすることで、お子さんのことばの幅が広がっていきます。年代によって、使っていることばは異なっていることがあるので、いろいろな年齢の方が参加するとそれだけ様々なことばに触れることになります。おじいさんやおばあさんなども巻き込むと、それだけ年代に幅ができるので、より多様なことばを身につける機会になるかと思います。 しりとりをやるとき、きっとお子さんは自分のことばの引き出しを開けて、精一杯ことばを探していることと思います。ご家族でやるときには、お子さんにとって、少し難しいことばで、しりとりをつないでみてください。きっとお子さんのことばの引き出しが豊かになっていくと思います。 ことばの教室からの提案 ーはじめにー
藪塚本町南小学校ことばの教室も、開設から3年目を迎え、これまでにことばの指導や相談を通じて、たくさんの児童の皆さんや保護者の皆様と有意義な時間を過ごさせていただきました。
3年目を機に、ことばの教室に通っているお子さんや保護者の方だけでなく、藪塚本町南小学校の多くの保護者の皆様に、ことばを育てることを中心に、ご家庭での取り組みについて提案させていただこうと思います。 学校のホームページと一緒にことばの教室のページも見ていただき、子育てに役立てていただけたら幸いです。 藪塚本町南小学校 ことばの教室
ことばの教室
太田市立藪塚本町南小学校 ことばの教室は、太田市内で5番目のことばの教室として、平成30年(2018年)4月に開設しました。 ことばの教室では、下記のようなお子さんを対象に「通級による指導」を行っています。 ☆対象のお子さんについて 藪塚本町小学校、藪塚本町南小学校の通常学級に在籍しているお子さんを対象としています。 ○発音が気になるお子さん 例えば、 ・「ライオン」→「ダイオン」 ・「サカナ」→「シャカナ」や「チャカナ」 などと発音してしまうお子さん ・「キリギリス」などを言うときに口やあごがずれたり、息漏れ音に なったりしているお子さん ○話し方のリズムが気になるお子さん 例えば、 ・ことばが「あ・あ・あのね」「あーのね」「・・・あのね」などのよ うに、音を繰り返したり、伸ばしたり、詰まったりするお子さん ☆指導内容について ○一人一人に応じた個別指導やグループ指導を行っています。 ○保護者の方には必要に応じて、教育相談を行います。 ☆指導時間について ○原則、1週間に1単位時間、ことばの教室に通って指導を受けます。 ☆相談の申し込みについて ○ことばの教室に直接電話で申し込んでください。また、担任の先生を 通して申し込んでください。 ○ことばの教室の担当者が学校訪問を行って、通級をお勧めすることも あります。 ☆連絡先 太田市立藪塚本町南小学校 ことばの教室 電話&FAX 0277−32−5184 電話受付時間 平日9時〜17時 |
太田市立藪塚本町南小学校
〒379-2304 住所:群馬県太田市大原町2201番地1 TEL:0277-78-6088 FAX:0277-78-6377 |