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最新更新日：2020/04/04 |
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5月よみきかせ 5年
５月２８日(金) よみきかせボランティアは岡村広子さん。
題材；『りゅうのめのなみだ』 (作：浜田 廣介、絵：太田 大八、出版社：ひさかたチャイルド／チャイルド本社) 昔、南の国では、山のどこかに大きな竜が隠れていると言われ、人々はその竜を恐れて、こどもをしつける時、『そら、りゅうがいたずらっこ子や悪い子をねらっている』 と言って脅かすのでした。だから、子どもたちはみんな竜を恐れるようになったのです。 ところが、一人だけ竜に話を恐れない子どもがいました。ある晩、その子どもは竜をかわいそうだと言いました。誰も竜をかわいがってくれないので、かわいそうだというのです。子どものお母さんは、そのことを不思議に思いました。 その子どもの誕生日が近づきました。誕生日のお祝いに誰を呼ぼうかとお母さんがきくと、その子は『山の竜を呼んでよ』と言います。お母さんはふざけていると思い、怒り出しました。 でも、その子どもは本気だったのです。一人で山へ向かい、竜を呼びに出かけました。そして、竜の出てきそうな谷に向かって呼びかけました。 この作品は、今回は太田大八の絵でしたが、別の出版社から作者が同じで絵がいわさきちひろのもの(偕成社)もあります。見比べてみるのもおもしろいと思います。 特に民話・昔話などは、同じ内容で作者や挿絵画家が違った作品がいくつもあるものがあります。いろいろ読み比べてみませんか？ 
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