書籍紹介

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 平成27年3月に発刊した書籍「主任から校長まで 学校を元気にするチームリーダーの仕事術」です。

 職員の心を動かすとっておきのフレーズ、仕事が驚くほどうまく片づく時間のやりくり、職員室の雰囲気づくり…など、スーパー校長が明かすとっておきの仕事術。学年主任から教務主任・研究主任、教頭・校長まで、学校の中核を担うチームリーダー必読の1冊。

 このように紹介していただいています。なお、この書籍は、明治図書教育ZINEの「学校を元気にするチームリーダーの仕事術」の連載がもとになっています。(玉置)

ゼミ生からの授業観

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 写真のゼミ生から研究テーマの相談メールをはじめ、様々な学びメールが相次いでいます。

 その中に、「ある講義で『社会科は暗記教科だった』と答えた学生がほとんどでびっくりしました」というのがありました。

 「びっくりしました」という我がゼミ生の感覚は、ゼミを預かる者として一安心しましたが、つい5年前まで中学生だった学生のほとんどが上記のように答えたというわけですから、授業改革が叫ばれ続けている理由もわかるということです。

 「アクティブ・ラーニング」という言葉が流行り始めていますが、その定義を確かめれば、何をいまさらという感じもします。

 もっとも当研究所は、現状を嘆く組織ではありませんので、フェロー同士で十分に考え、具体的提案ができたらとも思っています。(玉置)
 

1人1台の情報端末に隠れて

文部科学省は、「教育の情報化ビジョン」で1人1台の情報端末について記述している。
総務省のフューチャースクールの実施校を見学に行ったとき、こっそりコンピュータ室を覗きに行った。1人1台の情報端末導入に隠れて、従来のコンピュータ室の活用がどうなっていくのか知りたかった。

自分が入っていた委員会で、「これからのコンピュータ室」と題して、いろいろなアイデアを出し合った。

その結果、ある程度フレキシブルなスタイルで、図書室との関連を考慮したメディアセンター化も考えていく必要があると思われた。どこからでも、自由に情報収集ができる学校づくり(図書室・コンピュータ室の位置も重要=各教室の中心になるといいが)を考えていきたいものである。
コンピュータ室のレイアウトも模型を使って考えた。

1人1台の情報端末の活用を考えるとともに、コンピュータ室の姿も考えていくことを忘れてはならない。

<授業と学び研究所 フェロー 神戸和敏>

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私に5分間もかかったら

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 写真の雑誌が発刊されていたころ。
 つまり、パソコンとインターネットで授業が変わると言われていたころ。

 「数学発見型ソフトウェア」と称して、数学授業で活用できるソフトウェアを何本も作っていました。新しいものができるとすぐに先輩や同僚に見せていました。そのときに先輩が発した言葉が忘れられません。

 「玉置さんよ、僕に説明するのに5分間もかかっていたら、このソフトウェアを生徒に使わせるのに、何分かかると思うの?」

 先輩は授業ソフトウェア開発において、けっして忘れてはならないことを言われたのだと思っています。(玉置)

 
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