最新更新日:2024/06/06
本日:count up18
昨日:26
総数:78176

訪問研修「森の道標」須山中

1月19日:訪問研修「森の道標」で、須山中学校へ伺いました。

まだ前日の雪が残る中での須山中学校の訪問。ノーマルタイヤの車でなんとか無事に到着してほっと一息。玄関前にある築山(四季の里)の溶岩を眺め、校庭に転がっている火山岩を2つ3つ拾って理科室に向かいました。目の前には美しく冠雪した大きな富士の山。

今日は、1年生理科「火山の活動〜火山の噴出物」の授業です。
理科室には、電子黒板と火山礫と河原の石(堆積岩)が置かれていました。最初に授業者は生徒たちに知っている火山名を問いかけ、電子黒板で噴火の映像を見せます。「富士山」「愛鷹山」「御嶽山」「桜島」...話題性があるだけに生徒からは次々と出てきます。

映像を見ながら噴火の仕組みや火山噴出物を確認した後、授業者は生徒に「噴火した時に出てくる石(火山噴出物)と河原にある石(堆積岩)のつくりは同じかな、違うかな。」と問いかけました。

授業者は、生徒が「同じ」と答えることを予想し、石の観察を通して穴の有無などの違いに気づかせようと構想していました。しかし、生徒は当初から「違う」と答え、それを確認する形になりました。授業者は、「子供たちの日常の生活体験や、小学校での既習学習の押さえが大切ですね。」と授業後に振り返りました。

その後、火山噴出物にある穴のでき方について話し合いました。発表では、水蒸気や二酸化炭素などが急激に冷やされて放出されたあとが穴となって残ったことを、ホットケーキやハンバーグなど身近なものを例に出しながら、聞き手にわかりやすく伝えようとする生徒の姿に、日常の指導の成果がかいま見えました。

富士山と共に生活する生徒たちにとって火山学習は生きる力そのものと言えます。身近にある環境を良き教材として活用していくことで、自然災害に対しても科学的な正しい知識を持って対応していく力が育っていくのではないかと思いました。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

訪問研修「森の道標」裾野南小

1月22日:訪問研修「森の道標」で裾野南小学校へ伺いました。

小学1年生の国語「まめ」の授業です。

この単元で育てたい力は、

・順序を考えながら読むことができる。
・説明文の型に慣れることができる   です。

文と写真とを対応させながら、時間的順序に沿って豆の生育を説明しているので、一年生にとって分かりやすく適切な説明文の構成になっています。
子供たちは、「どうなると、まめは、だいじなさやから はなれるのかな。」について
先生が作ってくれた、さやに入った豆の模型を使って、説明しました。
豆博士になった子もいて、45分間集中した学びが出来ていました。
また、つぶやきにも本時の目標につながるものがいくつか出て、思考を広げることができました。

子供の学びを支える工夫として、教材文を拡大して、今、押さえたい言葉や文をどの子にもわかるようにしたり、手作り模型や帽子を準備したりしました。
充実した学びにつながる熱意あふれる授業でした。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

第3回 研修主任研修会

1月21日: 裾野市生涯学習センターにて「裾野市第3回研修主任研修会」が開催されました。

全体会では、12月に開催された静岡県学力向上連絡協議会を受けて、授業改善の視点等について、裾野市教育委員会学校教育課の芹澤指導主事から説明報告がありました。

続いて、学校教育課の伊丹指導主事から、「学びの森」を各校の研修にどのように活かしていくのかについてお話がありました。

後半は、中学校で1つのグループ、小学校は2つのグループに分かれてのグループ別分散会です。

学びの森の指導員も各グループに入り話し合いに参加しました。

(中学校グループ)主に話題になったことは、一人一公開授業や全体研修などでの事前・事後研修の持ち方や具体的な内容、年間の授業研修会の成果と課題をいかにつなげ、深めていくか等が協議されました。また研修部の構成メンバーについても各校の情報交換がされました。

(小学校Aグループ)若手の実力アップを考えて、事前研と事後研でつけたい力やねらいを全員で話し合い意識の共通化が図れた等、日々の校内研修の充実に向けた情報交換が熱心に行われました。

(小学校Bグループ)前年度までの研修実践を基に、更に次年度は子どもの実態に合わせた研修を積み上げた。授業では子どもたちの考えを伝え合い意見を出し合う場を大切にしていた等の成果や、定期訪問ではなく専門的な人を気軽に招聘して助言を仰ぎたいなどの意見が挙げられました。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

訪問研修「森の道標」富岡中

1月15日(金):訪問研修「森の道標」で、富岡中学校へ伺いました。

今回は2年生社会科地理的分野「関東地方の人々の営み」の授業です。

現行の学習指導要領から、日本の諸地域学習は、それぞれの地域を7つの「考察の仕方」から一つを選択して指導内容を構成することとなりました。各校の社会科の先生方も、それぞれの地域の単元構想に悩まれているのではないかと思います。

本時の前半は「東京周辺の人口増加率と通勤・通学者数」の資料などから、東京に人口が集中する理由を考えさせることで、東京と関東地域とのつながりを見ていきます。

その後授業者は、さらに視野を広げて、東京(関東地方)と世界とのつながりを学ばせようと、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを教材化し、自作資料を用意して、「東京でオリンピック・パラリンピックが開催されると、どのように変化をするだろう」という課題を生徒に投げかけました。

生徒たちは資料から、オリンピックの経済効果の大きさや外国人観光客の増加を実感し、交通網の整備や案内標識の英語表記など、東京の街並みが大きく変貌していくことを学びましたが、東京と世界のつながりという点では課題が残りました。

しかし、生徒にとって興味・関心が高い社会的事象を教材化していく試みはとても大切なことです。できれば、自己の実践をお互いに共有しあって、よりよい実践を生み出す力にしていけるとよいですね。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

今年度最後の「夜のカフェ」参加者募集中〜♪

画像1 画像1
学びの森では、教職員の知的好奇心の探求や、日々の生活や心を豊かにできる「ちょっと一息、いい話」をシリーズでお届けする企画、「夜のカフェ講座」を開催しています。

7月に世界遺産認定された「韮山反射炉」をテーマに据えた第1回講座を皮切りに、これまでに5回の講座を終了しました。

現在、第6回講座の参加申し込みを受付中です!

★★第6回「夜のカフェ」講座★★
日時:平成28年2月1日(月) 18:15〜19:30
場所:裾野市役所 地下「多目的ホール」

今回のテーマ
◎「ホームステイのホストファミリーをしてみませんか」(大川美紀先生)
◎「生活を豊かに〜親子でできる簡単小物づくり」(秋岡智子先生)

講師は静東教育事務所地域支援課の先生方です。

飲み物片手に、「ちょっと一息、いい話」を聞きながら、日頃の忙しさを少しだけ忘れて気分転換しませんか♪

教職員に限らず、どなたでも参加できます。
みなさん、お誘いあわせてご参加ください!

申込み方法は、「学びの森だより第12号」の「参加申込書」に記入して、学びの森までFAXしてください。(FAX 055-995-4904)

学びの森だより第12号28.1.20
(↑こちらからどうぞ!)

申込み〆切りは、1月26日(火)です。(期日を過ぎても受付しますが、お早めにお申し込みください)

今回ご案内します次回の第6回講座が今年度最後の「夜のカフェ」になります。お見逃しなく!!

みなさまのご参加をお待ちしております。

学びの森だより臨時号

画像1 画像1
富士山の雪が真っ白に積もり、やっと冬らしい景色になりましたね。(富士山の写真は、今週火曜日に下和田から撮ったものです)

さて、今回は、学びの森だより臨時号を発行しましたのでお知らせします。

記事として、今週実施しました「第5回夜のカフェの開催報告」と、次回の「第6回夜のカフェのご案内」が掲載されています。

是非、ご覧くださいませ!!

学びの森だより第12号28.1.20
(↑↑ここから取り出せます)

第5回夜のカフェ 参加者感想紹介〜♪

1月18日に開催された第5回「夜のカフェ」講座の参加者のみなさんから感想をいただきました。その中からいくつかを紹介いたします。

************************************************
★今日は、健康な心と身体づくりに希望を持って帰れそうです。お茶を飲みながら楽しく学べる場、素敵です。
★30分があっという間にすぎてしまうくらい引き込まれるお話でした。とても勉強になりました。ありがとうございました。
★改めて、身体の健康と精神の健康を考えることができました。井上靖さんの言葉は心にグサッと突き刺さりました。
★20代から30代頃が自分のピークかなと思ったことがあるが、決してそうではない。40代には40代、50代には50代の夢と希望があり、ピークを意識してはいけない、と思いながらお話を聞きました。体力も気力も充実させていかなければと思いました。
★希望については、ちょっとしたことでも全てを投げやりに投げ出してしまうような言葉など、生徒と接する中で日々感じていたことがあります。次回は是非、レジリエンスを高める指導法を教えていただきたいです。
**************************************************

「健全なる精神は、健全なる身体に宿る」という言葉があります。身体と心、両方ともに健康であることが人生にとって大切であると振り返ることができましたね。

感想を寄せていただいた参加者の皆さん、ありがとうございました。

第5回夜のカフェ 開催報告〜♪ 2

続いて後半は、「希望について〜希望を持つ効果」をテーマに、鈴木二三哉先生からお話を伺いました。

ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』や、ギリシャ神話の「パンドラの箱」など「希望」について触れられているお話を伺いました。

また、「希望」は必ずしも叶うものではないので、実現しなかった場合に絶望してしまうことがあります。しかしその時に、レジリエンス(逆境力、精神的回復力)の強い人は、ストレスや逆境に強く、失敗や挫折を跳ね除けて、粘り強く生き抜いていくことができるとのことです。
レジリエンスを高める要因として、感情のコントロール力、自尊感情、自己効力感、楽観性、人間関係力が挙げられ、その中で特に「自尊感情」についてお話がありました。

最後に紹介していただいた井上靖の「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」という言葉は参加者の心の中に残ったことでしょう。

身体の健康と、心の健康...。心身ともに健康であることが大切だと感じることができた今回の「夜のカフェ」でした。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

第5回夜のカフェ 開催報告〜♪ 1

1月18日(月):第5回「夜のカフェ講座」を裾野市役所地下の多目的ホールにて開催しました。

今回も、静東教育事務所の地域支援課の先生方を講師に招いています。

前半の渡邉康男先生からは「私の健康づくり」のテーマでお話がありました。

身体的体力のピークは男性が17歳、女性が14歳で、それ以降は低下していく傾向ですが、静岡県の「健康寿命」は全国的には高い位置にあるそうです。
最近よく耳にする「ロコモティブシンドローム」にならないよう、ロコモ度チェックの方法をいくつか紹介していただきました。大股で2歩歩いた長さが身長×1.3を下回ったり、椅子に浅く腰掛けた状態から、片足で立ち上がることができなかったりする場合は、ロコモになる心配があるとの話を聞き、参加者のみなさんは、実際に自分が片足で立てるかどうかをその場で試してみる場面もありました。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

訪問研修「森の道標」裾野西中

1月14日(木):訪問研修「森の道標」で、裾野西中学校へ伺いました。

今回は、学びの森の小沢指導員が中学校1年の社会の授業を行いました。
授業の内容は、「室町時代の産業の発達と正長の土一揆」です。

最初に、平安時代は貴族の時代、鎌倉時代は武士の時代と言われるが、それでは「室町時代は何の時代と言われているのだろうか」と生徒たちに最初に問いかけました。

当時の産業の様子が描かれているパネルや、実際に使用されていた当時の本物の貨幣(永楽通宝など)を見せて生徒たちの興味関心を引き出します。
日本で初めて起こった土一揆と言われている「正長の土一揆は、一体、誰が、何のために、誰に対して、何を行ったものなのか」を、資料集から読み取ります。
生徒たちはグループ別になり、それぞれが真剣に資料集をじっくりと読み込んでいきました。

室町時代は○○の時代...。 
授業の終了する頃には、生徒たちの心の中に、その答えはきっと浮かんできたことでしょう。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

第5回夜のカフェ 参加者募集中です!

画像1 画像1
学びの森では、「ちょっと一息、いい話」をシリーズでお届けする企画、「夜のカフェ講座」を開催しています。


現在、第5回「夜のカフェ」講座の参加申し込みを受付中です!

★★第5回「夜のカフェ」講座★★
日時:平成28年1月18日(月) 18:15〜19:30
場所:裾野市役所 地下「多目的ホール」

今回のテーマ
◎「希望」について〜希望を持つ効果(鈴木二三哉先生)
◎「私の健康づくり」(渡邉康男先生)

講師は静東教育事務所地域支援課の先生方です。

日頃の忙しさを少しだけ忘れ、「ちょっと一息、いい話」を聞きながらコーヒー片手に気分転換しませんか♪

教職員に限らず、どなたでも参加できます。
みなさん、お誘いあわせてご参加ください!

申込み方法は、「学びの森だより第11号」2ページ目の「参加申込書」に記入して、学びの森までFAXしてください。(FAX 055-995-4904)

申込み〆切りは、1月13日(水)です。(期日を過ぎても受付します)
お申込みをお待ちしております。

学びの森だより第11号28.1.6
(↑ここから取り出せます)

学びの森だより1月号

冬休みも終わり、各学校には子どもたちの元気な声が響いているかと思います。

学びの森だより1月号を作成しました。
是非、ご一読くださいませ。

学びの森だより第11号28.1.6
支援員だより第7号28.1.6
↑クリックすると開きます


TOPページ右側の配布文書からは、過去のバックナンバーもご覧いただけますよ

絵画の展示

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

学びの森の室内に、絵画が展示されていますが、これは、裾野市立図書館の絵画教室の方たちの絵を借用して展示させていただいているものです。

昨年の10月から展示していましたが、今回、新しい絵画に更新しました。
2〜3ヶ月ごとに更新していく予定です。

近くにお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ♪

画像1 画像1

訪問研修「森の道標」裾野西中

12月22日:訪問研修「森の道標」で裾野西中学校へ伺いました。

今日の授業は、一年生の数学「平面図形」で、基本の作図についての学習です。
最初に、本時の目標「正確な角度を書いてみましょう」を生徒に提示します。
 そして、「30度、45度、60度、90度の角を描いてみよう」となげかけます。
 小学校では三角定規や分度器を使いましたが、中学校ではコンパスと定規のみを使って図を描きます。授業者は、コンパスと定規の役割を押さえます。
 生徒はまず60度の角を正三角形を作図することで描き、次に90度の角の求め方を考えていきます。
ある生徒が黒板に垂線を描きました。すると別の生徒から「なぜ(そのやり方で)90度になるのか」という質問が出ました。授業者はその問いを取り上げて全体になげかけます。主発問です。仲間から出た問いなので追究しようというエネルギーが生まれます。
 しかし、考えるとっかかりがなかなか見つかりません。授業者は、自分で作図してみることや他の線(円の半径となる補助線)を引いてみることを促しますが、どの班もなかなか気づきません。正三角形の作図のところで、「コンパスで移動した長さは、円の半径だから(三辺の)長さが等しい」ということを、しっかり確認しておく必要がありました。
「子どもの躓きを予想し、そこに対して手だてを打つ」。言うは易しですが行うは難しです。子どもたちの発想は実に自由で奇抜です。思わぬ躓きや想定外が多々あります。私たちはそこから学び、次の授業に生かしていくことが大切です。
それにしても疑問に思っていることをどんどん声にしていく生徒たち。その雰囲気をつくり出しているのも授業者であり、学級担任であるのでしょう。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

訪問研修「森の道標」裾野東中

12月11日(金):訪問研修「森の道標」で、裾野東中学校へ伺いました。

今回は2年生、英語の少人数授業(19名)です。
授業の内容は、英語で「将来の夢を語ろう」というスピーチ活動です。これは、英語を自分の言葉として活用しようとする生徒を育てるねらいがあります。
生徒たちは、前時までにスピーチ原稿を作成し、本時はいよいよみんなの前で発表です。
まず先生が、聞き手を意識し、英語らしいリズムでスピーチする手本を示し、生徒は具体的な観点に基づいて、友達のスピーチを相互評価していきました。
窓の外は風雨が吹き荒れていましたが、教室の中は緊張しながらも熱く自分の夢を語る生徒の発表が続きました。

(生徒の発表から)
I’d like to take about my dream. I want to be a nurse.
When I went to work experience, I’m happy.
I want to save some people. To go to high school, I will study hard.
I will study medicine there. Thank you for listening.

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

訪問研修「森の道標」裾野西小

 12月9日に裾野西小学校へ訪問し、6年生の道徳の授業を参観しました。資料「泣いた赤鬼」を使って、友情・信頼について考えました。

 この資料は低学年の時、使っていますが、その時より情景を詳しくしたものでした。T1が青鬼・村人・きこりを、T2が赤鬼・ナレーターになって演じました。それから子供たちがそれぞれ赤鬼、青鬼になり話し合いに入りました。青鬼の作戦が成功した後、赤鬼が青鬼の家を訪れます。青鬼が手紙を残してどこかへ行ってしまった最後の場面「手紙を読んだ赤鬼は、岩の戸に両手をあてて、顔を押しつけて涙を流して泣きました」から半年たって、赤鬼と青鬼は会いました。会ったら、相手に何と言いますか?の発問で、自由で開放的な雰囲気の中で赤鬼と青鬼の気持ちをたっぷりと出しました。「どこ行ってたんだよ」「何で行っちゃったの?」「心配してたよ」「どこ行ってたんだよって泣く」「村の人にずっと嘘つきながら暮らしていると気持ち悪い」「俺みたいなのに会うと人間に嫌われちゃうよ」などの気持ちが出てくると子供たちの雰囲気が変わってきました。みんなが出した気持ちを〈心配〉〈感謝〉〈信頼〉〈後悔〉〈やさしさ〉などの言葉でくくりました。まとめの段階では『友達とこうなったら、自分はどうなっちゃうのかなって思った』と自分に置き換えて考えている姿がありました。思春期前後の子供たちにとって、的を得た道徳の授業でした。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

第4回「夜のカフェ」参加者からの感想のご紹介♪

画像1 画像1
今週月曜日に開催された第4回「夜のカフェ」講座の参加者の方々から感想をいただきました。

その中からいくつか紹介いたします。
**************************

★すてきな音楽、楽しいアートで、とてもゆったりとした気持ちになれました。忙しさに埋もれ遊び心を忘れがちですが、身の回りに目を向け、子どもたち・家族・周囲の人たちと楽しめたら...と思いました。
★あっという間の60分間、おしゃれな時間でした。心のゆとりが大切だなぁと、いつも夜カフェに参加すると感じます。
★岡山先生の、優しくおしゃれなキーボードの音色にいやされながら、どこか懐かしい「ふるさとの歌」を口ずさむことができ、幸せな気持ちになりました。佐藤先生の遊び心いっぱいの3Dラテartやカップアートも家で作って楽しみたいと思います。
★音楽とアートは人の心をほっこりとさせる大切な分野だと思います。お二人ともユーモアと豊かな感性を振りまいていただきありがとうございました。言葉を大切にする日本の歌と、どんな所や物にもアートが隠されているおもしろさを味わわせていただきました。
★温かい飲み物とお菓子、先生方の楽しいお話に、とても楽しくほっとした気分になりました。皆さんと声を合わせて歌うひととき、街のカフェetcの話題...とても良い気分転換になりました。

**************************************************

ゆったりとした気持ちで癒される素敵なひとときだった様子が伺えますね。
感想を寄せていただいた参加者の皆さん、ありがとうございました。


「夜のカフェ」講座は1月以降も続きますよ♪


次回は、平成28年1月18日(月)18:15〜裾野市役所「多目的ホール」です。
テーマは「『希望』」について〜希望を持つ効果〜」と「私の健康づくり」の二本立てです。

申し込み方法は、1月上旬発行の「学びの森だより」でご案内する予定ですので、もう少しお待ちくださいね。

第4回「夜のカフェ」講座開催 2

続いて後半は、佐藤弘明先生から「まちカフェの楽しみ方」と題してお話を伺いました。

南フランスのマルセイユにコーヒーが伝わったことから始まり、「カフェ」は17〜18世紀のフランスで広まり、パリでは芸術家が集まり文学や芸術などに関して議論をかわす「文学サロン」が流行したそうです。現在でもフランス人にとっては正に生活の一部になっているとのことです。

「手軽にできるラテアート」のお話では、佐藤先生とご家族が作成した「3Dラテアート」の写真の紹介後に、参加者の代表の方が実際に「3Dラテアート」に挑戦をしてくれました。ふわふわミルクを使って上手に作成して、参加者から拍手が起こりました。

白い紙コップの表面に、自由に絵やデザインを記入していく「カップアート」のお話では、参加者全員に紙コップとペンが配られ、参加者はお話を聞きながら思い思いにカップアートを楽しみました。最後の「まちがアート?まちもアート?」のお話は、感性を働かせながら身の回りの風景や物に目を向けて街を歩いてみると、いろいろな風景がちょっとしたおもしろいものに見えてくるかもいう様々な写真を紹介してくれました。今まで何気なく見ていた様々な風景が、遊び心いっぱいの楽しい風景に見えてきて会場は参加者の自然な笑い声で包まれていました。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

第4回「夜のカフェ」講座開催 1

12月7日(月)に、裾野市役所地下多目的ホールにて、第4回夜のカフェ講座が開催されました。

今回も静東教育事務所地域支援課の先生2名を講師に迎え、市内の学校関係者のみならず、一般市民の方も含めて25名以上の方々が参加しました。

岡山宗稔先生からは、「歌い継ごう〜日本の歌・ふるさとの歌」のテーマでした。 

岡山先生の伴奏で、「ふじの山」「小さい秋みつけた」「もみじ」「切手のないおくりもの」「上を向いて歩こう」「ふるさと」等の歌を参加者全員で歌いました。

どの歌も、文部省唱歌として古くから歌い継がれている歌や、昭和の時代に流行し現在は音楽の教科書に掲載されている歌など、日本人の心の琴線に触れる懐かしい歌が多かったです。岡山先生手作りのマラカスを参加者が使い、リズムを刻みながら歌う場面もありました。

幼いときから当たり前のように知っている歌も、今回、改めてその歌詞や歌の情景を深く思い浮かべながら口ずさんでみると、これらの歌に使われている日本語の美しさや日本的な豊かな情景をしみじみと感じることができました。とても素敵な時間で、心が洗われるような穏やかで清々しい気持ちになることができ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

訪問研修「森の道標」裾野西中

12月3日:訪問研修「森の道標」で裾野西中学校に伺いました。

1年生の社会科歴史的分野「武士の生活」の授業です。
今回はビジュアル資料を活用し、有名な一遍聖絵「武士の館」の絵から、気づいたことを発表していきます。櫓や塀、堀などの造りや、馬、鷹、犬などの動物の存在から、武士の日常の生活を、「一所懸命」や「いざ鎌倉」などの言葉と絡めて理解していきました。
 その後、武士の法律として初めて制定された「御成敗式目」の背景を、班の仲間と追求していきました。資料の読み取りに苦戦しつつ史料から根拠を探し、自分たちの言葉で説明することができました。先生も生徒も最初は緊張していましたが、後半はのびのびと意見を交流していました。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

学びの森だより

学びの森支援員だより

裾野市教育委員会 学びの森
〒410-1102
住所:静岡県裾野市深良435
TEL:055-995-4903